約 5,427,670 件
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2546.html
第一幕 物語の舞台 十六世紀のパレルモ。繁華街。前方にダニエリが経営する居酒屋。大騒動。兵士の一群は繁華街やタバコ屋を破壊している。彼らは看板を引きはがし、家具や瓶を壊してまわる。 民衆は彼らに飛びかかり、破壊をやめさせようとして殴り合いになる。 合唱 おい、何のつもりだ! ばかなことはやめないか、権利の侵害だぞ! こてんぱんにやっつけろ。 めちゃくちゃに殴ってやれ! ルツィオ、アンジェロー、アントニオが笑いながら居酒屋から飛び出してくる。 ルツィオ、アントニオ、アンジェロー (笑いながら) ハハハハ! これじゃコメディだ! ルツィオ グラスをひったくられたぜ。 アントニオ おれはやつらを殴ってやった。 アンジェロー こりゃ悪魔の仕業だな。地獄だ! ルツィオ 誰がこんなならず者連中を派遣したんだ? どっちを向いても瓦礫ばかりじゃないか! ブリゲラと数人の兵士たちがダニエリとポンシオ、それにドレーラを居酒屋からしょっぴいてくる。 合唱 おい、見ろ。捕まったようだ! ポンシオ あっち行け、悪党! ダニエリ 放せ! ドレーラ 何の罪を犯したっていうのよ! ルツィオ ちょっと! おかしくて死にそうだよ! ダニエリ 骨という骨をへし折ってやるぞ! ブリゲラ そら、前へ進め。まったくだらしない連中だな。 おまえらのせいで一苦労ってもんだ! ドレーラ 放しなさいよ! あたし、一歩も歩かないわ。 ああ、聖母様、何という恥辱でしょう! ブリゲラ その聖母様とやらも、おれについてこさせるんだ! 合唱 放せ! 彼らが何をした? ドレーラ ああ、ルツィオ、助けて! あたしの味方をして! あんたは永遠の誠を誓ってくれたじゃない? あたし、誰よりもあんたが好きだったわ。 婚約はもう破棄してあげるから、 この図々しい連中から解放してちょうだい。 それから平手打ちも食わしてやって! ルツィオ 何だって! それは助かる! どうも結婚する気になれないしね。 (ブリゲラに) ねえ、きみ。頼むから彼女を放してやってくれよ。 ブリゲラ 冗談じゃない!さあ、歩け、歩け! 素直におれについて来い! ルツィオ きみたちが正しいことをする者なら、放してくれるはずだ! ブリゲラ この生意気小僧を捕まえろ! ルツィオ 無頼漢ども、近づくな! (民衆に) まったく何てありさまだ! 皆団結して、やつらを街に追い払おう! 合唱 図々しいやつらにはたくさんだ! アントニオ いったい誰の命令でここに来た? ルツィオ 何の命令だ? ちゃんと答えろ! ドレーラ、ポンシオ、ダニエリ 何だって我々を逮捕する? 合唱 なぜここで暴れまわるんだ、 いったいどうしてだ? ルツィオ 何の命令だ? はっきり言え! 全員 さっさと答えろ、何の命令でこんなことをする? ブリゲラ (大判の羊皮紙を取り出す) 黙れ! ここに命令がある! (セリフで) いやいや、どうかお許しを。旦那、ほんとにすんませんでしたな。おれとしたことが、先に言っておかなかったとはね! 思い出さしてくれて感謝しますぜ。 (歌う) 鼓手、静粛の合図に太鼓をたたけ。 皆の衆、よく聞きたまえ! 鼓手は四方からドラムを鳴らす。 全員 静かに! 今度は何をやらかす気だ? フリードリヒの新たな愚行を拝聴だ! ブリゲラ (法令を読み上げる) 「我々は、急速に広がりつつある忌まわしき軽薄性と不品行に貶められ、信仰に欠けた堕落した街を復興すべく、もっと清らかな、神の御心にかなった生活習慣を導入する。それとともに浮ついた心根の者を罰し、根絶やしにすることで、これ以上みだらな行いが拡散することを予防する方針。 総督としての権力を行使してここに命じる。カーニヴァルは贅沢かつ下品な祭ゆえ廃止。違反は死罪をもって禁じられる。さらにあらゆる飲食店ならびに繁華街は利用禁止かつ撤廃する。さらに飲酒と恋愛の違反者は死刑に処す。国王の総督としての名のもとに、フリードリヒ。」 全員 (笑って) ハハハハ!こりゃまた愉快な! ルツィオ これが何のことかは知ってるさ! フリードリヒ代理国王、万々歳ってところだな! 全員 善良なキリスト様、栄えあれ! ブリゲラ やれやれ、何たる厚かましさだ! ドレーラ 事件はコメディに早変わりね! ルツィオ 何とおっしゃったっけ、恋もだめ、ワインもだめ、 そしてカーニヴァルも禁止だときた! 全員 (ブリゲラを除く) ドイツの馬鹿者,そら、笑ってやろう。 これ以外答えとして見つかるものがない。 やつをかの雪国の家に追い返せ。 そこで禁欲的な生活をすればいいさ。 ブリゲラ いまに気が狂うぞ。おれはもう我慢ならん! よくもこんな破廉恥なことができるもんだ! この混雑を抜けだしたら、 おれはもう自分自身をなくしちまってるに違いねえ! クラウディオが数人の兵士たちに護送されてくる。 アントニオ 誰が捕まったんだ? おい、見ろ! ルツィオ 何だって? クラウディオじゃないか!捕まったのか! クラウディオ そうさ、捕まった! そんなに悪いことをしたわけじゃないのに。 聞いてくれるなら、きみたちもわかってくれるだろう、 なぜ法に触れてしまったのかをね。 ルツィオ 話してくれ、いったい何があったんだい? クラウディオ ああ、ひどいことに、僕を死刑にするって。 ルツィオ 死刑? 全員 死刑! 何と、人殺しでもしたのか? ルツィオ 反逆でもしたのか? 全員 反逆か? クラウディオ ちがうよ! ただ…恋をしただけだ。 ルツィオ 恋をしただけだって? それで? クラウディオ きみはあのばかなフリードリヒの新しい法律を知らないの? ルツィオ ばかばかしい! あんなのお笑いだよ! クラウディオ 死刑は明日だよ! 笑いたきゃ笑ったらいいさ。 全員 明日! ああ、神様! ただ恋をしただけで! あんまりだ! あまりにばかげている! クラウディオ ドレーラじゃないか。どうして? ここで会うとは! どうしてここにいるんだい? ドレーラ ああ、クラウディオ様、あなたも苦境に陥っておいでですが、 でも、わたくしめも同じように困っております。 あなた様の妹、イザベラ様が、 見習いとして修道院にお入りになってから、 わたくしは妹さんのメイドを退き、 あの居酒屋で働いておりましたが、 今日、わたくしもほかの者たちと一緒に 捕まって連れ去られるところですの。 クラウディオ きみはよく尽くしてくれたのに、ああ、何てことだろう。 きみを助けるよ、僕を助けてくれる者がいればの話だけど。 ルツィオ いったいきみに何の罪があるんだい? あの総督が正気だとは とても信じられない! アントニオ、アンジェロー、合唱 ああ、とにかく自由にしてやりたい! クラウディオ きみたちはフリードリヒの力を知らないんだ! ルツィオ あの間抜けならよく知っているさ。 肉は冷たくて、やつのかたくなな心には 温かい血など一滴たりとも通ってないんだ。 まあ、国王はやつの忠誠をご存じだし、 やつの厳しい、強情な考えもご存じだ。 それで僕たちの上にやつを置かれたんだよ。 クラウディオ 彼は紳士だよ! ルツィオ 馬鹿者さ! やつだって僕たちの情熱には圧倒されるだろうから 思いっきりやつをやり込めてやろうよ。 そうしたらやつは僕らの激情に恐れおののくさ。 クラウディオ 彼は恐れたりしないよ! でも、たった一つだけ 僕が助かる道は残されているー 聞いてくれ、ルツィオ!ー あの静かな場所を知っているだろう、 エリーザベト修道院だよ。 僕の誠実な妹はあそこにいて、 さびしく祈りを捧げているんだ。 僕の友よ、彼女のところに急いで行ってくれ。 彼女に、僕を救うように言ってくれ。 妹の願いにならあの冷酷な男の強固な精神も 和らぐだろう。 彼女に言ってくれ、たとえ罪人だとしても、 僕の犯した罪は良いことでしかない、と。 彼女が僕を赦してくれるように説得してくれ。 そうすれば僕は彼女の勇気にすべてを賭けることができる! 全員 どこからこんな騒ぎが降って湧いたのだろう、 何と腹立たしい! 怒りと絶望で煮えくり返りそうだ! たった一人の馬鹿者の考えが 喜びも自由も奪おうとしている! ルツィオ きみの妹のもとへ、急いで行くよ。 彼女がきみに救いをもたらすように計らおう。 もし、彼女の願いがやつの心に届かなかったとしても、 僕がきみを助けよう。 僕自身できっときみを救う! 友よ、彼女のもとに急ぐよ! クラウディオ 彼女だけが頼みなんだ! 友よ、彼女のもとに急いでくれ。 僕を救うことができるのは彼女だけだ! あの子は賢いし、 忠誠心できっと僕を助けてくれるだろう。 彼女だけが僕を救える! 友よ、急いで行ってくれ。 あの子の忠誠心だけが僕を救いへ導くんだ! ブリゲラ こいつらをどうやって街までしょっぴいていくかな。 この連中はどうも信用ならんからな。 おまえらのらくら者のせいで、こっちは神経がずたずただ! ああ、もうここをとっくに出ていたらよかったんだがなあ! 皆は大騒動の中、次第に散っていく。ブリゲラと兵士たちは群衆の間をかき分けながら囚人たちをしょっぴいて行く。 エリーザベト修道院内部にある中庭。 片側に修道院の庭が、 もう一方には教会が見える。中央には門がある。 修道女たち (舞台の裏から) 憐みの母よ、喜びを! 母よ! イザベラとマリアーナが庭に出てくる。 マリアーナ、イザベラ 神々しい平和、天の静けさが 私たちに授けられ、微笑みかける! 世間の苦しみ、長らく涙したものから 心は逃れ、愛しつつ一つとなる! イザベラ あなたの秘かな心の傷が 早く癒えますように。 苦しみは隠さずに打ち明けてしまったほうが ずっと気持ちが楽になるわよ。 私たちは小さい時から仲がよかったじゃないの。 それにしても、会うのは三年ぶりね。 お互いつらい運命に遭ったんだわ。 私は母も父も亡くしてしまった。 ここに来たのは気を落ち着けるためなのよ。 そうしたら偶然にも悩み苦しむあなたに出会ったの。 でもあなたは黙ったまま。私のことを、 悲しみを分かち合える姉妹だとは思っていないの? マリアーナ そんなこと言わないで。私にとっては あなた自身が慰めであって、愛なんですもの。 それにしても、愛がこれほどの痛みを もたらすなんて。 私が心から愛した不実な男が 人生の喜びをぜんぶ打ち砕いたのよ。 ああ、私たちの愛はすでに司祭によって 静かな契りを結んでいたの。 でもあの人はーシチリアに来たばかりの時は 貧しくて、地位もなかったのだけれど、 王の寵愛を受けて昇進し、 彼は名誉欲にばかり燃えるようになった。 あげくには愛の静かな幸せをばかにするようになって、 そして、妻の私を、やがて捨てて行ったのよ。 イザベラ (かんかんになって) まあ、恥知らずな! その男はいったい誰よ? マリアーナ いま総督をしている男。フリードリヒよ。 イザベラ あの男なら知っているわ。ひどい男よ。 偽善者だわ。ああ、女として恥よ、 私たちがやわな涙だけしか持っていなくて、 あんな男たちに復讐できないなんて! マリアーナ 泣かせてちょうだいな。私の慰めなんですもの。 修道院で新たな居場所を見出したわ。 悪しき友の代わりに姉妹を、 天は与えてくださった。-幸せだわ。 神々しい平和、天の静けさが 私たちに授けられ、微笑みかける! 世間の苦しみ、長らく涙したものから 心は逃れ、愛しつつ一つとなる! イザベラ あんな汚れた世界、喜んで逃げるわよ、 私にはあの世界を破滅させる力はないんですもの。 私たちが忌々しいしがらみに縛られる世界では 誰もあの厚かましい男に逆らえないわ。 あんな悪党に処罰が下らないで、 哀れな女性を苦しめることが許される世界なんて! あの男はあなたの苦しみに無関心なのね。 あなたは泣きはらしているっていうのに! (門の呼び鈴が鳴る) 誰か来たわ。-門番の修道女じゃなさそうね。 あなたは行って。-私が開けるわ。 (マリアーナは離れる。イザベラは彼女を見送るが、もう一度駆け寄り、抱きしめる) あなたほどかわいそうな人はいないわ! (マリアーナは出て行く。イザベラが門を開けると、ルツィオが入ってくる。イザベラはヴェールで顔を隠す。) 男の方だわ。-お待ちになって。私は行かなくては。 門番をよこしますから。 ルツィオ その必要はありません、お嬢さん。 僕はあの、お話ししなくてはならないのですが…いや、 見習い修道女の方とはどうしたらお会いできるでしょうか、 イザベラという若い方なのですが。 イザベラ イザベラをお探しですの? だったら私がそうですわ。あなたはどなたですか? 私に会いにいらしたとおっしゃいますけれど。 ルツィオ ああ、ちょうどよかった!-僕はルツィオです。 あなたのお兄さま、クラウディオの友人です。 イザベラ ルツィオ? 聞いたことがあるわ。 軽はずみでばかなことばかりしているんですってね。 ルツィオ いまはそんな話をしている場合じゃありません。 イザベラ、お兄さまを救ってください! イザベラ 兄を? いったい何があったの? ルツィオ 聞いてください! お兄さまはユーリアを愛して情熱的に… イザベラ まあ、あきれた! 兄は彼女の名誉を傷つけたの? ルツィオ ちがいます! お兄さまは後悔して、この過ちを 結婚で正す意志があるのです。 でも…あなたはフリードリヒの愚かさが生み出した 新しい法律をご存じないのですか? ほんのわずかな過ちを犯しただけで 死刑にされるのですよ。 イザベラ 死刑ですって! ルツィオ そうです。イザベラ、クラウディオは死ぬのですよ。 あなたが自らフリードリヒのもとに急ぎ、 一人の妹として必死に願い、 涙を彼に向かって注がないかぎり! あの鋼のような心をあなたが溶かしてください! イザベラ まあ、あの恥知らず! 極悪人! 神さま、あの男を破滅させる力をお与えください! (彼女は感情的になってヴェールを取る。) ルツィオ ああ、天よ、何と美しい! イザベラ 行きますわ。もう一度世間に足を踏み入れましょう。 ルツィオ なぜ一度だけなのですか? 世間に戻りましょう。 あなたはあまりに美しく、あまりにも心が温かい! イザベラ 何を言うの。修道院は出ないわよ。 ルツィオ もう出ない、ですって?-でも、今は、 今は、とにかくお兄さまを救う目的がある! イザベラ 兄を救う! そうよ! 兄の尊い命は 私にかかっている。 兄を救わなくては。 彼は私を信頼しているんですもの! 偽善者と一戦交えようと、 私は激しく燃えているわ。 あの男を勇敢に打ち負かせるように、 神は正義と力を与えてくださる! ルツィオ 強く心を動かされる! 優しい天の花嫁。 誰だって夢中にならずにはいられない、 彼女の目の奥を見れば! この熱い情熱を どうしたら抑えられるだろう。 僕はこの人に畏敬の念を 抱かずにはいられない。 ああ、イザベラ、急ぎましょう、 そして二度とここには来ないのです! イザベラ 何が言いたいの? ルツィオ ああ、聞いてください。 世間はあなたがいてこそ価値があるのです! あなたは僕の愛を軽蔑し、 僕のまなざしを愚かだと片づけるおつもりですか? イザベラ まあ、向こう見ずね! ルツィオ 世間に帰ってきてください! 僕がそのきっかけに なれたら! 僕の妻になってください! (ひざまずく。) イザベラ ばかね、ちゃんと立ちなさい! 気は確か? よくもこんなところで求婚なんて! 立ちなさいったら! さもなきゃついて行かないわよ! 厚かましいことをしたらだめ! 絶対だめよ、絶対! これ以上何も言わないでちょうだい! ルツィオ ああ、いや、イザベラ! ああ、イザベラ! 僕はあなたにひざを屈します。 恐れるものなどありません。でも、とにかく急がなくては。 神よ、間に合うように! イザベラ 兄を、そうよ、解放しなくては。 手を貸してちょうだい! ルツィオ もちろん! あなたのためなら何でも! イザベラ 兄の尊い命は 私にかかっている。 兄を救わなくては。 彼は私を信頼しているんですもの! 偽善者と一戦交えようと、 私は激しく燃えているわ。 あの男を勇敢に打ち負かせるように、 神は正義と力を与えてくださる! ルツィオ 強く心を動かされる! 優しい天の花嫁。 誰だって夢中にならずにはいられない、 彼女の目の奥を見れば! この熱い情熱を どうしたら抑えられるだろう。 僕はこの人に畏敬の念を 抱かずにはいられない。 (二人は急いで退場。) 傍聴席と回廊のある法廷。ブリゲラは隊長として兵士たちの先頭に立っている。 ブリゲラ ずいぶん遅いな! 正当な理由があるなら納得できるし、 誰だって待てるってもんだが! 昼になるな、暑くなってくるぞ。 じっと待って何の足しになる? なりゃあしねえ! ああ、おれにも裁くことができるならー 裁けたらいいよな!- 何を尋問すりゃいいのかわかっていたら! そう、尋問を進められたら! ちゃんと自分の任務に満足してられたらいいんだが。 満足してだ!ー だが、このままじゃちっとも給料も上がらん。 少しもだ! たしかにおれは善人だが、一度一人きりの時に 悪者をやってみたって悪くはない。 すごい悪者にな! まだ総督はおいでにならないぞ! 何をやってるんだ? やつの代わりに総督になってみたいもんだ。 あいつは一人で総督を気どってる最中なんだろうしな! (兵士たちに) おい、おまえたち、囚人たちを連れて来い! だが、一人はあとにするんだぞ! (彼はもったいぶった態度で腰を下ろす。) おれの最も輝かしい瞬間のはじまりだ! (ポンシオが連れて来られる。) もっと近くに来たまえ! ポンシオ もう十分すぎるほど近くにいます。 本当は遠くに行ってしまいたいのですが! ブリゲラ 名を名乗れ! ポンシオ はい…信じてください、神かけて申し上げます… ポンシオ・ピラートと申します。 ブリゲラ ポンシオ・ピラト? 恐ろしい! キリスト様を死に追いやったやつにここで出くわすとは! ポンシオ とんでもない、人違いですよ! 両親がそう名づけてしまったのです。 どうか名簿には書かないでおいてください。 名前のせいでいつも嫌われるので、 できればこの件は白紙に…。 ブリゲラ 白紙だと? おまえみたいな だらしない酒飲みの仲人をか? おまえには重罪の嫌疑があるのだぞ。 おまえは一夜だけの結婚を取り持った! ポンシオ ああ、それは違いますよ。たった一時間で、 一晩ほど長くはありません。 ブリゲラ たった一時間だと! ポンシオ、おまえ、口が滑ったな。 いずれにせよ、おまえは仲人としての罪がある! おまえからすべての身分を剥奪し、 追放とする! ポンシオ 追放! 身分を剥奪されて! どうか刑を軽くしてください。 なぜそんな不名誉を私に? そんなことをなさってはいけませんよ! ブリゲラ 追放だ! 追放だ! ポンシオ 追放! どうしてもですか? 理解に苦しみますよ! ブリゲラ (番人に) こいつに分からせてやれ! 放り出せ! ポンシオ あの、お聞きを! ブリゲラ 静かにしろ! 一言も言うな! 出て行け! 出て行け! 退場だ! 退場だ! ポンシオ 追放されて身分を剥奪されるなぞ、 とても耐えられません! ポンシオは外に放り出される。 ブリゲラ まったく、いやな職務だ。 だが、フリードリヒに褒められるためには我慢しなきゃならん。 (ドレーラが連れて来られる。) ああ、おまえか! ここへ。 もっとこっちに、もっと近くに来い! ドレーラ 仰せのとおりにまいりましたわ。 ブリゲラ 恋とカーニヴァル、および飲酒は 永遠に禁止されたにもかかわらず… ドレーラ (笑う。) ハハハハ! ブリゲラ おまえは厚かましくも この禁令に背き… ドレーラ (笑う。) ハハハハ! ブリゲラ おまえはあの居酒屋で 男たちに酒を勧めた。 ドレーラ (笑う。) ハハハハ! ハハハハ! ブリゲラ ちくしょう! 何だって笑うんだ? ドレーラ あなた様! ブリゲラ (驚いて跳び退く。) おい、おれをどうしようってんだ! ドレーラ (コケットに) そんなにかっかなさらないで。申し上げますわ。 ブリゲラ この小さないたずらっぽい目を見てると、 完全にいかれちまう。 ここは落ち着かなきゃならん。 自分がどうなってるのか分からねえ! ドレーラ あたしの一瞥だけで、 おばかさんったら、のぼせちゃったみたいね。 ここで肝心なのは、 あたしまでいかれないようにすることよ! ブリゲラ ああ、あの禁令を破っちまいそうだ! 落ち着け、ブリゲラ! さもなきゃ死刑だぞ! ドレーラ ブリゲラさん、どうか続けてくださいな。 固唾を飲んで拝聴しますわ。 ブリゲラ 行儀の悪いお嬢さんだな。言いたまえ、 罪の意識はないのかね? ドレーラ まあ、ひどい言い方ね! ブリゲラ 何より聞きたいのは、 おまえが後悔して規律を守る意志があるかどうかなんだが。 ドレーラ あんた、心の中であたしに いやらしい感情を寄せているんではなくて? あんたって偽善者の馬鹿者よ。おまけに粗野だわ! そんな論調で裁くつもり? ブリゲラ 法廷でのマナーがなっとらん! ドレーラ 何がいけないのよ? ブリゲラ おれは自分がわからなくなってきた! ドレーラ 猿みたいな顔だけど、かわいいわ! すっかり恋しちゃったみたいね。 裁判官は務まらなくなってしまったわ。 彼の中で何かが変わり始めている。 もう裁判のことなんて考えられないみたい! ブリゲラ すっかり恋しちまったぞ。 裁判官としての務めなんぞ彼方へ消えた。 こんないたずらっ子を見りゃあ、 裁判のことなんか考えちゃいられねえ! ブリゲラは優しい態度で彼女に近づく。 負けたよ。 裁判はもうやめにしよう。 ドレーラ 無罪だってことが お分かりになりましたの? ブリゲラ おまえは心のきれいな子だ。 キリストの名にかけて保証するぜ。 ドレーラ 嬉しいですわ! ブリゲラ まったく善良だなあ! ドレーラ それで? ブリゲラ おれには勇気が欠けてるんだよ。 ドレーラ 何の勇気? ブリゲラ おれはまったくばかだ! ドレーラ どうしてそんなことを? ブリゲラ ああ、いや、何としなやかでぽちゃっとしてるんだろう! ドレーラ だから何よ! ブリゲラ もう我慢できない! ドレーラ あっちに行ってよ、厚かましい悪者ね! ブリゲラ ドレーラ! ドレーラ 尋問の続きをなさい! ブリゲラ 聞いておくれよ。 ドレーラ もういや! アントニオ、ポンシオ、アンジェロー、ダニエリ、合唱 (中央の大きな扉の外から。だんだんと激しく、 騒がしくなり) 開けろ、開けろ! 何をぐずぐずしている? 何をやってるのか知らんが、 とにかくこれ以上待たせるな! 永遠に続けるつもりか? さっさと開けろ。さもないと扉をぶち壊すぞ! ドレーラ 面白くなってきたわ! 彼は何をするつもりかしら? あの人の何てばつが悪そうなこと! どうしていいか分からないらしいわ。 一方では罪の意識に苛まれ、 他方ではあたしへの恋心に引きずられそうなのよ! ブリゲラ ぜんぶおしまいだ! おれは何をはじめようってんだろう? 戸惑ったまんまか? いったいどうすりゃいいんだ? こっちでは恋の悩み、あっちでは罪になる! おまけに戸口じゃ、ならず者が騒いでるし! ブリゲラはこの場面で、面白おかしい裁判を繰り広げたが、いまや椅子やテーブルを駆使してドアを塞ごうとしながら兵士たちを持ち場につかせ、自らも素知らぬ顔をしようとする。外からは激しくたたいたり蹴ったりする音が聞こえたあげく扉が押し開けられ、群衆がなだれ込んでくる。 アントニオ、ポンシオ、アンジェロー、ダニエリ、民衆と拘束された人々 何がどうなっている? 本物の裁判官を 連れて来い! ブリゲラ やあ、こりゃうるさい! すごい騒ぎだ! ドレーラ ああ、心配だわ! あの人、変なことしなきゃいいけど! フリードリヒが数人の官吏を連れて登場。 フリードリヒ 規律を守れ! 何とひどい騒ぎだ! ブリゲラ、何があったのだ? ブリゲラ どうかお許しを。あの、旦那の負担を軽くしようと 私が裁判をやろうとしたんですが、皆お気に召さないようで…。 フリードリヒ おまえの任務だけを果たせ。二度とこのようなことを するのではない! 静粛に! 規律を守るのだ! 全員 静かによく気をつけよう。 さもないと悲劇が起こる! フリードリヒ 裁判を始める。誰も邪魔しないように! 若い貴族の一群が進み出て、先頭に立つアントニオがフリードリヒに嘆願書を差し出す。 アントニオ 私は民衆から あなたにこの嘆願書を提出するように頼まれました。 どうかお願いします、 せめてカーニヴァルだけはお許しください。 パレルモは喜びなしには生きていけません! 全員 皆で声を合わせてお願い申し上げます。 どうぞ、ほんの少し楽しむことをお許しください! どうかお願いします、 せめてカーニヴァルだけはお許しください。 パレルモは喜びなしには生きていけません! フリードリヒ (乱暴に嘆願書を引き裂く。) これが私の返事だ! 堕落した者ども! そなたらは 快楽に溺れ、 欲望の塊になっているのだ。 喜びや娯楽ばかりがはびこり、 陶酔や官能が人生だと思い誤っている! 私は国王の寵愛によってここへ連れられてきてから そのような生活には吐き気を覚えるようになった。 私は自分の嫌悪感を国王にお話しし、 あのお方もまったくその通りだと深く共感された。 いま陛下はナポリへと急がれているが、 私に代理を任せられ、 そなたらをより良くするよう、言いつけられたのだ! 私が発布した法律を知っているであろう。 皆があれを心して守るよう、私は厳しく見張っているぞ。 そなたらの情熱を阻止し、 不毛の風がそなたらに送り込んだ 淫らな炎を冷ましてやろうと考えている。 そなたらを清めてから国王に地位をお返ししたいのだ! 全員 何ともったいぶっていることか! 悪魔が取りついているに違いない! フリードリヒ では尋問を始める。囚人を連れてきたまえ! クラウディオが連れて来られる。フリードリヒは厳しいまなざしで彼をじろじろ見る。 フリードリヒ おまえはクラウディオだな。一目でわかったぞ。 淫らで恥知らずにも 質素な生活を嘲笑したやつだ! クラウディオ 青春を少しでもご存じだったら こんなわずかな過ちをお咎めにはならないでしょうに! フリードリヒ おお、何たる堕落か! そのような軽率さこそ 自他ともに軽蔑しているものだ! 法律を曲げるつもりなどない! クラウディオ どうか私の愛にご理解を…。 フリードリヒ 黙れ! おまえとユーリアは死刑だ! 全員 死刑! 神よ、あまりに残酷な運命! ブリゲラ 死刑だとは! あんまりひどすぎらあ! イザベラがルツィオとともに現れ、道をかき分けて前に出る。 イザベラ まず私の話をお聞きください! 私は彼の妹です! ドレーラ、アントニオ、ポンシオ、アンジェロー、ダニエリ、ブリゲラ あの方の妹! どうかお聞きを! ルツィオ ここに妹さんがおいでです! どうかお聞きを! クラウディオ 僕を救えるのはきみだけだよ! ルツィオ 彼女はきみを救う女神だ! イザベラ 忠実な妹としてできるかぎりのことをして、 あなたが助かるようにするわ!ー お願いです、お話ししたいことがあるので、 人払いをお願いします。 フリードリヒ 女の嘆願など役にたつとは思えないが、 まあ、聞こう。だが、皆ここにいるように! イザベラ どうか人払いを。私は一対一で、 あなた様のお心に訴えたいのです! フリードリヒ 断じてならぬ! イザベラ (軽蔑を込めて) 女が怖いとでも? フリードリヒ (かっとなり、あわてて) 皆、退出しろ! 全員 さあ、行こう。二人だけにするのだ。 神が彼女に勝利をお与えになるよう! 全員退場し、フリードリヒとイザベラだけが残る。 フリードリヒ さあ、話すがよい。何を言いたいのだ? イザベラ 両親を亡くし、残された兄の命乞いをする苦しみを お分かりになるでしょうか。 慰めもなくたった一人この世に残される悲嘆をご存じなら、 この願いをはねつけることなどできないはずですわ! どうぞ妹としての愛にお心を開いてくださいまし。 どうか私の苦しみにお慈悲を! フリードリヒ 兄弟愛には敬意を表するぞ。 だが、あの愛に慈悲を与えるわけにはいかぬ! イザベラ 私たちの心に神が与えてくださった 自然の愛を軽蔑なさいますの? 愛と愛の喜びがなくては この世は索漠としたものになりますわ! 自然は女に美しさを、 男には女を守る力を与えてくださいました。 愛を封印しようとするのは 愚か者だけ、偽善者だけですわ! どうかこの世の愛にお心を開いてください。 そして私の苦しみにお慈悲をお与えください! フリードリヒ 何と温かい、表現豊かな話し方だろう! 私は男なのか? あろうことかもう信念がぐらついている! イザベラ ああ、あなた様のお心はいつも閉ざされ、 恋を感じたことがないのですか? あの魔法にかかり、 その喜びや悩みを味わったことはありませんの? かつて女性を愛した記憶がおありなら 冷たいご意志も和らぐはずですわ。 しっかり抱きしめられ、 愛に浸った記憶がおありなら! お願いです、私の願いにお心を開いてください! お慈悲によってこの苦しみを和らげてください! フリードリヒ もう聞きたくない。 思いもしなかった、 私がこんな感情を味わうとは! イザベラ ああ、どうかお赦しを! 兄をお赦しください! フリードリヒ 氷はもう溶けたぞ。 そなたの息吹に私の誇りは砕かれた。 立ちなさい。私にひざまずかせてくれ。 イザベラ いいえ、お慈悲をいただけるまでは立ちません! フリードリヒ おまえの兄は自由にしてやろう。 だが、激しい情熱を教えてくれたそなたは 私の心をどうやって冷ましてくださるかな? イザベラ まあ、何のことでしょう? フリードリヒ そなたは私に 想像したこともない想いを吹き込んだのだ。 そなたが話してくれた恋、 その感情をそなたに抱いてしまったのだ。 そなたの兄は自由の身にする。だが、そなた自身が 私に彼の罪がいかに崇高なものか教えてくれなくては! イザベラ まあ、何てこと! この男の偽善ぶりはとどまるところを知らないわ! 何をお望みですの? はっきりおっしゃってください! フリードリヒ 崇高な愛の贈り物をそなたからいただく代わりに そなたの兄を自由に、そうだ、クラウディオを赦してやるぞ! イザベラ まあ、恥知らず、極悪人! 皆さん、こっちに来て! (彼女は窓や扉に向かって叫ぶ。) 来てちょうだい! みんな欺かれているわ! ドアをぜんぶ開けて! 私の言うことを聞いてちょうだい! 早く来て! 偽善者の中でも最悪の男の仮面を あなたたちの目の前で剥ぎ取ってやるわ! フリードリヒ おい、気でも狂ったのか? イザベラ したいようにするわよ! フリードリヒ 何をするのだ? イザベラ 来てよ、来てよ! パレルモ人たち! 急いで! 皆はびっくりして広間や回廊に飛び込んでくる。 全員 何が起きたのです? その叫び声は何です? イザベラ この男は偽善者よ! フリードリヒ 気をつけろ! 全員 どうしたんです? 何が言いたいのです? イザベラ この偽善者の仮面を剥ぎ取ってあげるわ! フリードリヒ 聞かないか! 全員 どうなっているんです? 何があったんです? イザベラ この極悪人の正体を教えてあげるから いらっしゃい! 全員 何が言いたいんだろう? いったい何だ? 話してください、何が起きたのです? フリードリヒ 気をつけなさい! 聞いてくれ。やめたほうがいい。無駄なことだ! (彼は威圧的に彼女を押しやる。) 私が誰なのか考えたほうがいいぞ。 そなたの名誉にも関わる。 イザベラ 卑怯者! 放してちょうだい! フリードリヒ 聞きたまえ! ばかだね、皆がそなたを信じるとでも思うかね? 今の提案はただそなたの徳を試そうとしただけだと、 ごまかすことができるのだぞ。 そなたが正義の徒であるかどうか探っただけだとな。 イザベラ まあ、破廉恥な! 私がちゃんと嘘を暴いてやるわ! フリードリヒ 私が厳しく、きつい性格だと、 つまり私が残酷だと訴えれば、 皆はたしかに信じるであろうな。 だが、私が恋をしたと話したところで 笑われるだけだぞ。 イザベラ ああ、悔しい! やり込められたわ! フリードリヒ 今は黙ったほうが賢明だ。 そなたが不幸になるだけだということを忘れるな! イザベラは無言のまま地面にくずおれる。合唱と他の人物たちは心配そうに彼女のそばに近づいてくる。 全員 イザベラ、何があったのだ? 我々はきみに呼ばれたとおり来たよ。 (イザベラは無言で近づかないでほしいと頼む。) 何も言わないのか。いったいどうしたんだ? (彼女は悲しげに黙ったまま。) 総督は彼女に何をしたんだろう? 何だか不安だ。 恐ろしいことにちがいない。 フリードリヒ ああ、あの美しい修道女の 苦しみは何と清らかなことか! あの人を見た時から 私の愛は膨らむ一方だ。 ブリゲラ こりゃ冗談事じゃねえぞ。 あいつは彼女に何かやったんだ! イザベラ 怒りと恥辱で頬が燃えるようだわ! 何てみじめで、何て弱いんでしょう! ああ、この男を破滅させてやれたら! 偽善の仮面を剥いでやりたいのに! あの男が自分の法律を 破れば兄は解放される。 これしか道がないのね。 私が犠牲になるほかないのかしら。 ああ、欺かれたマリアーナ! マリアーナ? マリアーナ! (突然ある考えがひらめいて、ぱっと立ち上がる。) そう、マリアーナよ! これぞ神の救いだわ! これは素晴らしい思いつきだわ! 私の代わりに彼の妻を送り込み、 あのばかな考えを捨てさせて、 一度捨てた妻に熱を上げさせるのよ! 万歳! 万歳! あなたは捕まったわ! 女の罠にかけてあげるから待ってなさい! フリードリヒ さあ、イザベラ、 決心はついたか? ぐずぐずしないでくれ! イザベラ 権力には逆らえませんわ。 女は弱いもの。できるかぎりのことはしましょう。 フリードリヒ 譲歩する気になったな。私は希望を持ってもいいのかな? イザベラ そうするより他に手立てはありませんわ。 フリードリヒ 約束してくれるか? イザベラ 約束しますわ! フリードリヒ 何と嬉しい! それで、いつどこでだ? イザベラ 手紙を書きますわ。 フリードリヒ 幸せだ! イザベラ それで、私の兄は? フリードリヒ 兄の特赦状を渡そう。 イザベラ でしたら、あなたのものになりますわ! フリードリヒ 何と魅惑されることか! イザベラ さあ、面白いわよ。この男は完全に捕まった。 もう彼は最高の策略に絡めとられたわ。 あなたの望みをせいぜい冷やしておきなさい、 私が愛に包んであげるまでは。 高慢と偽善を剥ぎ取って、 罠の中でばたつかせてやるわ! 仕返しして、みんなを あなたのばかげた法律から解き放つわ! フリードリヒ ああ、何という喜びだろう、 何より望む幸せを手に入れたぞ。 本来なら神に認められぬこの憧れを 何としても冷ませねばならぬのだが。 このことで私が堕落し、 私のすべてが終わるのなら、 楽しむことを教えてくれた者たちよ、 囚人は皆、解放してやろう! ドレーラ、ルツィオ、クラウディオ、アントニオ、ポンシオ、アンジェロー、ダニエリ、合唱 開いた口が塞がらない。 これは正気の沙汰だろうか。 ここで何かの企みがあったにちがいない。 それをひた隠しに隠しているのだ。 総督、どうぞお心を和らげてください。 しっかりなさって、騒ぎをお収めください。 そして我々を赦し、自由をお与えください! ブリゲラ すごいわめき声だ! すぐに騒ぎを静め… フリードリヒ 私が決める! ブリゲラ あっ、そうですか! フリードリヒ すべてはそのままだ。 法律に背く気はない! 全員 ああ、この残酷さは和らがないのか! ブリゲラ 総督はすべてご存じのはずだ。 クラウディオ ああ、イザベラ、徒労に終わったのかい? ルツィオ イザベラ、何があったのです? クラウディオ ねえ、彼はきみの願いを聞き入れなかったの? ルツィオ あいつの愚かさを思い知らせてやらなかったのですか? イザベラ さあ、陽気になって、楽しんでちょうだい! 皆さんがご覧になったのはただの冗談。 あの方は私のよいお友達なの。 厳しそうなふりをなさっているけど、朗らかな方よ。 ルツィオ 気が狂ってしまった! クラウディオ 苦しみが理性を失わせたのだろうか。 イザベラ 一緒に笑って喜びましょうよ! シチリア女の気質はご存じでしょう? ばかばかしい霧はもうじき消えるわ。 私はあなたたちと思いっきり遊びたいのよ! 全員 どうなっているんだ? 彼女は気が狂ってしまった! フリードリヒ イザベラ、何を始める気だ? 私はどう考えたらよいのだ? 正気かね? イザベラ さあ、分かりませんわ。私はただの女性。 明日の夜が楽しみで仕方ありませんの。 フリードリヒ おお、何という幸せ! 明日の夜か! イザベラ そうですわ。手紙を書いて、 どこでどのようにいらしたらいいか伝えますわ。 あとはただおいでになってくださいな。 フリードリヒ 気持ちが高ぶる! イザベラ さあ、面白いわよ。この男は完全に捕まった。 もう彼は最高の策略に絡めとられたわ。 あなたの望みをせいぜい冷やしておきなさい、 私が愛に包んであげるまでは。 高慢と偽善を剥ぎ取って、 罠の中でばたつかせてやるわ! 仕返しして、みんなを あなたのばかげた法律から解き放つわ! フリードリヒ ああ、何という喜びだろう、 何より望む幸せを手に入れたぞ。 本来なら神に認められぬこの憧れを 何としても冷ませねばならぬのだが。 このことで私が堕落し、 私のすべてが終わるのなら、 楽しむことを教えてくれた者たちよ、 囚人は皆、解放してやろう! 全員 どうなったのだろう、彼女は気が狂ってしまった! 我々まで否応なく 狂気の渦に巻き込まれてしまいそうだ! 何がどうなろうと ばかげた法律からは解放されたいものだ! ERSTER AKT Schauplatz der Handlung Palermo, im 16. Jahrhundert. Vorstadt mit Belustigungsörtern aller Art. Im Vordergrunde das Weinhaus Danielis. Grosser Tumult. Eine Schar von Sbirren sind damit beschäftigt, in den Belustigungsörtern und Tabagien Verwüstungen anzurichten; sie reissen die Aushängeschilder herunter, zerschlagen Möbel und Gefässe, und so weiter. Der Chor des Volkes macht sich über sie her und sucht ihne Einhalt zu tun. Es kommt zu Schlägereien. CHOR Ihr Galgenvögel, haltet ein, ihr Schurken, lasst die Arbeit sein! Schlagt auf sie los mit kräft ger Faust, bei Rock und Haar die Flegel zaust! Luzio, Angelo und Antonio haben sich lachend aus dem Weinhaus herausgeschlagen. LUZIO, ANTONIO, ANGELO lachend Ha, ha, ha, ha! Das nenn ich Spass! LUZIO Man schlug mir aus der Hand das Glas. ANTONIO Ich teilte wacker Prügel aus. ANGELO Zum Teufel das verdammte Haus! LUZIO Wer hat die Schufte hergeschickt? Verwüstet wird, wohin man blickt! Brighella mit mehreren Sbirren bringen Danieli, Pontio und Dorella als Gefangene aus dem Weinhaus. CHOR Seht nur, dort bringt man sie beim Kragen! PONTIO Fort, Kerl! DANIELI Lasst los! DORELLA Was für Betragen! LUZIO Helft mir, ich komm vor Lachen um! DANIELI Ich schlag euch Arm und Beine krumm! BRIGHELLA Nur vorwärts, liederliches Pack, hat man mit euch doch Not und Plack! DORELLA Lasst mich, ich folge keinen Schritt; o heil ge Jungfrau, welche Scham! BRIGHELLA Bringt mir die heil ge Jungfrau mit! CHOR Lasst los, was haben sie getan? DORELLA Ach, Luzio, helft mir, steht mir bei! Ihr schwurt mir ja beständig Treu , und ich zog euch auch allen vor; ich schenk euch gern das Eh versprechen, nur macht mich frei von diesen Frechen, und haut sie tüchtig über s Ohr! LUZIO Potztausend, welch ein grosses Glück! Das Eh versprechen ging zurück! zu Brighella Nun denn, mein Freund, so lasst sie frei! BRIGHELLA Nichts da! Marsch fort! Wollt ihr gleich weichen! LUZIO Lasst los, wenn s euch geraten sei! BRIGHELLA Packt diesen Bengel sondergleichen! LUZIO Zurück, ihr Lümmel, wollt ihr s wagen! zum Volk Ihr Freunde, wacker zugeschlagen! Fasst an, und jagt sie in die Stadt! CHOR Wir sind der Übermüt gen satt! ANTONIO Was für Befehl befolgt ihr hier? LUZIO Was für Befehl? Antworte mir! DORELLA, PONTIO, DANIELI Was führt ihr uns gefangen fort? CHOR Was haust ihr so an diesem Ort, was haust ihr so? LUZIO Was für Befehl? Antworte mir! ALLE Antwortet schnell, was für Befehl? BRIGHELLA er zieht ein grosses Pergament hervor Halt! Hier ist der Befehl! spricht Bitte tausendmal um Entschuldigung, Signor, bitte tausendmal um Entschuldigung, dass ich nicht früher so klug war! Ich danke für die gütige Erinnerung. singt Tambour, so trommle denn zur Ruh, und ihr hört mir gelassen zu! Der Tambour rührt nach allen vier Seiten hin die Trommel. ALLE Seid still! Was mag das wieder sein? Was Neu s von Friedrichs Alberei n! BRIGHELLA liest das Gesetz vor "Wir, tief entwürdigt durch das greuliche Überhandnehmen abscheulicher Liederlichkeiten und Lasterhaftigkeiten in unserer gottlosen und verderbten Stadt, fühlen uns zur Wiederherstellung eines reineren und gottgefälligeren Wandels, sowie zur Verhütung grösserer Ausschweifungen bewogen, mit exemplarischer Strenge den Grund und die Wurzel des Übels zu vertilgen. Wir befehlen kraft der uns verliehenen Gewalt hiermit Der Karneval, dieses üppige und lasterhafte Fest, ist aufgehoben, und bei Todesstrafe jede Gebräuchlichkeit desselben verboten; alle Wirtschaften und Belustigungsörter sollen aufgehoben und geräumt werden, und jedes Vergehen des Trunkes sowie der Liebe werde fortan mit dem Tode bestraft. In namen des Königs sein Statthalter Friedrich." ALLE lachend Ha ha ha ha! Welch neuer Spass! LUZIO Nun weiss man doch, woran man ist! Es lebe Friedrichs Majestät! ALLE Er lebe hoch, der gute Christ! BRIGHELLA Gott, welche Frechheit nehm ich wahr! DORELLA Jetzt wird die Sache spasshaft gar! LUZIO Was, keine Liebe, keinen Wein, und endlich gar kein Karneval! ALLE ausser Brighella Der deutsche Narr, auf, lacht ihn aus, das soll die ganze Antwort sein; schickt ihn in seinen Schnee nach Haus, dort lasst ihn keusch und nüchtern sein. BRIGHELLA Jetzt wird s zu toll, ich halt s nicht aus! Kann man so frech und schamlos sein! Bin ich aus dem Gedräng heraus, dann lass ich nie mich wieder ein! Claudio wird von mehreren Sbirren als Gefangener gebracht. ANTONIO Wen bringt man dort? Seht hin! LUZIO Was ist? s ist Claudio! Was, gefangen! CLAUDIO Gefangen! s ist das Schlimmste nicht, fragt nur noch weiter, und gar bald erfahrt ihr, was mir nicht lieb! LUZIO Sprich doch, was legt man dir zur Last? CLAUDIO So viel nur, mir den Tod zu geben! LUZIO Den Tod? ALLE Den Tod! Ha, wen erschlug er? LUZIO Begingst du Hochverrat? ALLE Hochverrat? CLAUDIO Nicht doch! - Ich liebte nur! LUZIO Du liebtest nur? Und nun? CLAUDIO Kennst du es nicht, des Toren Friedrichs neu Gesetz? LUZIO Ich lache drüber, tu es auch! CLAUDIO Schon morgen! - Lache, wer da kann! ALLE Schon morgen! Gott! Weil er geliebt! Das ist zu viel, das ist zu toll! CLAUDIO Dorella? Wie? So treff ich dich? Wie kamst du hierher, sprich? DORELLA Ach, Claudio, zwar seid ihr selbst in Not, doch seht, auch ich bin wahrlich schlimm daran; als Isabella, eure Schwester, ins Kloster als Novize trat, entliess sie mich aus ihrem Dienst; - in jenem Weinhaus dient ich nun, und heute werde ich mit allen gefangen und davongeführt. CLAUDIO Du warst mir lieb und tust mir leid, ich helf dir gern, wenn mir man hilft! LUZIO Was ist zu tun? Ich glaub doch kaum, dass es ernst dem Statthalter ist! ANTONIO, ANGELO, CHOR Wenn auch, wir wollen ihn befrein! CLAUDIO Ihr kennt nicht Friedrichs Festigkeit! LUZIO Den Narren, ja, ich kenne ihn! Nicht warmes Fleisch, noch warmes Blut schliesst seine steife Seele ein; der König kennt wohl seine Treue, den strengen, unbeugsamen Sinn, und setzt ihn deshalb über uns. CLAUDIO Er ist ein Ehrenmann! LUZIO Ein Narr! Mag er in unsrer heissen Luft vor Frost vergehn, wir bleiben heiss, und fürchten soll er unsre Glut! CLAUDIO Der fürchtet nichts! Nur Eines bleibt, wovon ich Rettung hoffen kann, - hör mich, mein Luzio! - Du kennest jenen stillen Ort, das Kloster der Elisabeth; die treue Schwester weilet dort und weiht sich einsamem Gebet! O eile, Freund, zu ihr dahin, sprich sie um Hilfe für mich an, das Schwesterflehn den harten Sinn erweiche diesem kalten Mann! Sag ihr, wenn auch ein Fehler sei, was ich beging, ich mach ihn gut; bewege sie, dass sie verzeih , dann bau ich ganz auf ihren Mut! ALLE Wo soll das noch mit allem hin, vor Wut und Ärger glühen wir! Wut und Verzweiflung kocht in mir! So eines einz gen Narren Sinn raubt alle Lust und Freiheit hier! LUZIO Zu deiner Schwester eil ich hin, durch sie bereit ich Rettung dir. Erweicht ihr Fleh n nicht seinen Sinn, so kommt die Hilfe dir von mir. Von mir dir Rettung! Ich eile, Freund, zu ihr dahin! CLAUDIO Allein von ihr! O eile, Freund, zu ihr dahin, denn Rettung kommt allein von ihr! Ich kenne ihren klugen Sinn und ihre Treu bringt Hilfe mir! Nur von ihr kommt Rettung! O eile, Freund, zu ihr dahin, nur ihre Treu bringt Hilfe mir! BRIGHELLA Wie bring ich nach der Stadt sie hin, das Volk scheint sehr verdächtig mir! Ihr Droh n verwirrt mir ganz den Sinn, ach, ich wollt , ich wär hinweg von hier! Alles zerstreut sich nach und nach im Tumult. Brighella und die Sbirren brechen sich mit ihren Gefangenen mit grosser mühe Bahn durch das Volk. Klosterhof im Kloster der Elisabethinerinnen. Man sieht auf der einen Seite in den Klostergarten, auf der anderen nach der Kirche. Im Mittelgrunde die Pforte. CHOR DER NONNEN hinter der Szene Salve regina coeli! Salve! Isabella und Mariana kommen aus dem Garten. MARIANA, ISABELLA Göttlicher Frieden, himmlische Ruh ist uns beschieden, lächelt uns zu! Weltliche Schmerzen, lange beweinet, fliehen die Herzen, liebend vereinet! ISABELLA Geheilet, hoff ich, ist die Wunde, die du der Schwester stets verbargst; verlangst du Trost, o so vertrau dem Munde die lang verhüllten Schmerzen an! Wir liebten uns seit früher Jugend, doch seit drei Jahren schon getrennt traf einzeln uns manch herb Geschick; beraubt der Mutter und des Vaters, suche ich Schutz in diesen Mauern; hier treff ich dich in Schmerz und Leid, doch schweigst du stets, nicht wert mich achtend, zu teilen einer Schwester Gram! MARIANA O schweige, du allein nur bist s, von der ich Trost und Liebe hoffe! Welch andre Schmerzen kennt ein Weib, als die der Liebe? Treulosigkeit des Mannes, den ich innig liebte, zerstörte alle Lebenslust! Ach, schon verband des Priesters Hand das stille Bündnis unsrer Liebe, doch er, der arm und unbekannt Sizilien einst betrat, gewann des Königs Gunst und stieg so hoch, dass er, von Ehrgeiz nur entflammt, der Liebe stilles Glück verschmähte und mich, die Gattin, bald verliess! ISABELLA voll Zorn Ha, Schändlichkeit! Wer war der Mann? MARIANA Der jetzt hier herrschet, Friedrich war s! ISABELLA Ich kenne ihn, den falschen Mann, den Heuchler. - Oh, - der Weiberschmach, dass wir nur weiche Tränen haben, nicht Rache solchem Männervolk! MARIANA Lass mir die Träne, meinen Trost, Ergebung lehrt mein neuer Stand; die Schwester für den falschen Freund gab mir der Himmel, - bin ich arm? - Göttlicher Frieden, himmlische Ruh ist uns beschieden, lächelt uns zu; weltliche Schmerzen, lange beweinet, fliehen die Herzen, liebend vereinet! ISABELLA Ich fliehe gern die falsche Welt, da ich sie nicht vernichten kann; wo uns ein Fluch gefesselt hält, und niemand trotzt dem frechen Mann, dass ungestraft ein solcher Wicht die Ärmste kränken zu dürfen meint; er achtet ihrer Schmerzen nicht, um die ihr Leben sie verweint! Es wird an der Pforte geläutet. Man läutet, - keine Pförtnerin? Geh du, - ich öffne selbst! Mariana entfernt sich, Isabella blickt ihr nach, eilt noch einmal auf sie zu und umarmt sie. Du Ärmste! Dann geht Mariana ganz ab. Isabella öffnet. Luzio tritt ein. Isabella sie verhüllt sich. Es ist ein Mann; - verweilt, ich geh , die Pförtnerin zu euch zu senden. LUZIO Nicht doch, du Fromme, sage mir, wie sprech ich wohl, wie sprech ich die Novizenschwester, die junge Isabella? ISABELLA Isabella, sie sucht ihr? Nun, ich bin sie selbst, und wer seid ihr, mich hier zu suchen? LUZIO O günst ger Zufall, - ich bin Luzio, und Claudios, deines Bruders, Freund! ISABELLA Luzio? Ich hörte oft von euch, von eurem leichten, tollen Leben. LUZIO Desto gewicht ger bin ich jetzt. Isabella, rette deinen Bruder! ISABELLA Den Bruder, sprich, was ist? LUZIO Hör mich! Dein Bruder liebte Julia und feuriger - ISABELLA Ha, Schande ihm! Sag, hat er sie entehrt? LUZIO O nicht doch! Er fühlet Reu und will den Fehl gern durch ein ehrend Band verbessern, doch kennst du nicht ein neu Gesetz, das Friedrichs Torheit ausersann, wonach ein so geringer Fehl bestraft wird mit dem Tod. ISABELLA Mit Tod! LUZIO Ja, Isabella, Claudio stirbt, wenn du nicht selbst zu Friedrich eilst und alle Bitten einer Schwester, und alle Tränen auf ihn häufest, dass seine Starrheit du bezwingst! ISABELLA Ha, der Abscheuliche, der Verruchte! Gott gibt mir Kraft, ihn zu vernichten! Sie hat sich in der Leidenschaft enthüllt. LUZIO O Himmel, sie ist schön! ISABELLA Ich folge, noch einmal tret ich in die Welt! LUZIO Warum nur einmal, lass das Kloster, zu schön bist du, zu warm dein Busen! ISABELLA Was soll s! Das Kloster lass ich nie. LUZIO Du lässt es nie? - Doch nur noch jetzt, jetzt, da s des Bruders Rettung gilt! ISABELLA Des Bruders Rettung! Ja! Des teuren Bruders Leben sei meinem Schutz vertraut, ich muss ihm Rettung geben, da fest auf mich er baut! Den Heuchler zu bekriegen, glüh ich in Leidenschaft, ihn mutig zu besiegen, gab Gott mir Recht und Kraft! LUZIO Wie fühl ich mich erbeben, die holde Himmelsbraut, es muss sich ihr ergeben, wer ihr ins Auge schaut ! Wie kann ich sie besiegen, die heisse Leidenschaft; ich muss ihr unterliegen, mir fehlt s an Mut und Kraft! Ach, Isabella, eile fort, und nie betritt mehr diesen Ort! ISABELLA Was ficht euch an? LUZIO O höre mich! Für diese Welt schuf Gott nicht dich! Dies Feuer spottet deiner Wahl, und Torheit nennt sie dieser Blick! ISABELLA Ha, wie verwegen! LUZIO Kehr zurück! Mich biet ich dir! Sei mein Gemahl! Er sinkt aufs Knie. ISABELLA Steh auf, du Tor, sprich, bist du toll? Du wagst s, hier so zu mir zu sprechen! Steh auf; wenn ich dir folgen soll, magst du dich nie mehr so erfrechen! Niemals, nein, nein! Nie mehr! Nicht ein Wort! LUZIO Ach, ach, ach Isabella! Ach, Isabella! Nun denn, du hast mich jetzt besiegt, befürchte nichts, doch eile fort, Gott, wenn dein Bruder unterliegt! ISABELLA Den Bruder, ha, ihn zu befrei n, reich mir die Hand! LUZIO Hier, sie sei dein! ISABELLA Des teuren Bruders Leben sei meinem Schutz vertraut, ich muss ihm Rettung geben, da fest auf mich er baut! Den Heuchler zu bekriegen, glüh ich in Leidenschaft, ihn mutig zu besiegen, gab Gott mir Recht und Kraft! LUZIO Wie fühl ich mich erbeben, die holde Himmelsbraut, - es muss sich ihr ergeben, wer ihr ins Auge schaut ! Wie kann ich sie besiegen, die heisse Leidenschaft; ich muss ihr unterliegen, mir fehlt s an Mut und Kraft! Sie eilen ab. Gerichtssaal, mit Tribünen und Galerien. Brighella mit einer Abteilung von Sbirren, die er am Eingang an ihren Posten stellt BRIGHELLA Wie lang er bleibt! Hat man das Recht, so denkt man auch sie können warten! Das wird ein Tag, ein heisser Tag; und was dafür der Lohn? Gar keiner! Ach, könnt ich nur ein wenig richten, - könnte ich! - Was gäb ich gleich um ein Verhör! Gäbe ich! Wie gern tät ich dann meine Pflichten, sehr gern, - und forderte nie Löhnung mehr, - nie mehr! Zwar bin ich gut, einmal allein möcht ich doch gern barbarisch sein, recht barbarisch! Noch kommt er nicht! Was tut es denn? Für ihn will ich Statthalter sein; Statthaltert er denn nur allein! Zu den Sbirren Heda, ihr Kerls, bringt sie herein! Doch eines nach dem andern! Er setzt sich gravitätisch. Jetzt naht mein schönster Augenblick! Pontio wird gebracht. Nur immer näher her, Gesell! PONTIO Schon bin ich nah, ach wär ich fern! BRIGHELLA Dein Name, Bursche, nenn ihn schnell! PONTIO Recht gern! - Glaubt mir, fürwahr, recht gern Pontio Pilato heisse ich! BRIGHELLA Pontius Pilatus? Fürchterlich! Der Tod am Kreuze treffe dich! PONTIO Signor, - ach, ich verwechselt mich! Wenn mich die Eltern so genannt, darf euch dies nicht inkommodieren; weil dieser Name so verhasst, so sollt ich ihn purifizieren! BRIGHELLA Purifizieren, - durch solchen Wandel, durch schnöden Sauf- und Liebeshandel? Auf dir ruht grässlicher Verdacht, du schlossest Eh n für eine Nacht! PONTIO Ach, glaubt das nicht; für eine Stunde und kaum so lang! BRIGHELLA Nur für ne Stunde! Pontio, du sprichst dich um den Hals; geliefert bist du jedenfalls! Ich sprech dich aller Ehren los, und die Verbannung sei dein Los! PONTIO Verbannung, aller Ehren los! Erlaubt mir, dass ich mich beschwere, Signor, was bin ich ohne Ehre? Das geht nicht an, nein, das geht nicht an! BRIGHELLA Verbanne dich! Verbanne dich! PONTIO Verbannen! Verbannen? Das versteh ich nicht! BRIGHELLA zur Wache Macht s ihm begreiflich, jagt ihn fort! PONTIO Signor, hört mich! BRIGHELLA Still! Nicht ein Wort! Marsch fort! Marsch fort! Hinaus! Hinaus! PONTIO Verbannt und ehrlos, ich halt s nich aus! Pontio wird hinausgeworfen. BRIGHELLA Ein schweres Amt, ich muss gestehn; - doch - doch Friedrichs Freude will ich sehn! Dorella wird gebracht. Aha! Du bist s! Nur näher ran, nur näher, näher komm heran! DORELLA Schon gut, Signor! Es ist getan! BRIGHELLA Da Liebe, Karneval und Wein für immer streng verboten sind, - DORELLA lachend Ha ha ha ha! BRIGHELLA Wie konnt es dir geraten sein, zu trotzen dem Verbote blind? DORELLA lachend Ha ha ha ha! BRIGHELLA Verführtest du in jenem Haus die Männer nicht zu Saus und Braus? DORELLA lachend Ha ha ha ha ha ha ha, ha! BRIGHELLA Zum Teufel, was lachst du mich aus? DORELLA Signor! BRIGHELLA prallt betroffen zurück Verdammt, wie wird mir doch! DORELLA kokett Ha, nur Geduld, ich sag es dir! BRIGHELLA Dieses kleine Schelmenauge macht mich wahrlich ganz verwirrt. jetzt, da ich wohl Fassung brauche, weiss ich nicht recht, wie mir wird! DORELLA Nur ein Blick von meinem Auge macht den Narren ganz verwirrt, dass bei ihm ich wenig brauche, darin hab ich nicht geirrt! BRIGHELLA Ah! - ich vergesse das Verbot! Fassung, Brighella, oder Tod! DORELLA Signor Brighella, fahret fort, ich bin gespannt auf jedes Wort! BRIGHELLA Bekenne, ungeratnes Kind, wieviel Untaten du begingst? DORELLA Was das für freche Worte sind! BRIGHELLA Und jetzt vor allem sag mir an, ob du noch achtest Zucht und Scham? DORELLA Wirst du dich ferner unterstehn, unglimpflich mit mir umzugehn? Du Heuchler, du Narr, du Grobian, fängst du aus diesem Tone an! BRIGHELLA Ist das Benehmen vor Gericht? DORELLA Was soll s? BRIGHELLA Nun weiss ich s selber nicht! DORELLA Du liebes Affenangesicht! Nun ist s ganz um ihn geschehen, wie um seine Richterpflicht; wie s ihm nun auch mag ergehen, er denkt nicht mehr ans Gericht! BRIGHELLA Nun ist s ganz um mich geschehen, dahin ist die Richterpflicht, denn wer diesen Schalk gesehen, der denkt nicht mehr ans Gericht! Brighella nähert sich ihr zärtlich. Du hast mich überwunden, mein Richteramt ist hin. DORELLA Habt ihr nun wohl gefunden, dass ich unschuldig bin? BRIGHELLA Dass du die Schönste bist, beschwöre ich als Christ. DORELLA Das freut mich! BRIGHELLA Ach, wie gut! DORELLA Und nun? BRIGHELLA Mir fehlt der Mut! DORELLA Wozu? BRIGHELLA Ich werde toll! DORELLA Warum? BRIGHELLA Ach, ach, - wie schlank, wie voll! DORELLA Nun, nun! BRIGHELLA Ich halt mich nicht! DORELLA Zurück, du frecher Bösewicht! BRIGHELLA Dorella! DORELLA Fort ans Verhör! BRIGHELLA So höre! DORELLA Kein Wort jetzt mehr! ANTONIO, PONTIO, ANGELO, DANIELI und der CHOR von aussen vor der grossen Mitteltür; heftiger, wachsender Tumult Macht auf, macht auf! Wie lange währts? So tut doch eure Schuldigkeit, lasst uns nicht länger warten hier, währt es denn eine Ewigkeit? Macht auf, sonst sprengen wir die Tür! DORELLA Der Spass ist neu! Was fängt er an? Wie ist er in Verlegenheit, er weiss nicht Rat und Hilfe hier, dorthin reisst ihn die Schuldigkeit, Verliebtheit zieht ihn her zu mir! BRIGHELLA Nun ist s vorbei! Was fang ich an? Gibt es wohl mehr Verlegenheit? Wie schaff ich Rat und Hilfe mir? Hier Liebesnot, dort Schuldigkeit! Und das Gesindel vor der Tür! Brighella füllt diese Szene durch allerhand komische Verteidigungsmassregeln aus, indem er sich mit Stühlen und Tischen eine Schanze errichtet, die Sbirren um sich herumpostiert und dergleichen. Von aussen heftige Schläge und Stösse gegen die grosse Mitteltüre. Die Tür springt, alles strömt durch sie herein. ANTONIO, PONTIO, ANGELO, DANIELI, CHOR des VOLKES und der VERHAFTETEN Nun wird es bald? Herbei mit dem, der das Gericht hier halten soll! BRIGHELLA Ha, welch ein Lärmen, welche Raserei! DORELLA Ha, welche Angst! Er wird noch toll! Friedrich tritt auf in Begleitung mehrerer hohen Staatsbeamten. FRIEDRICH Zur Ordnung! Was muss ich gewahren! Brighella, sprich, was ist geschehen? BRIGHELLA Verzeiht, ich wollt euch Müh ersparen, ich hielt Gericht, fand Widerstand - FRIEDRICH Beachte deine Pflicht, doch weiter sollst du dich niemals wagen! Still! Und ihr gebt Achtung den Gesetzen! ALLE Seid ruhig jetzt und habet acht, denn der hat niemals noch gelacht! FRIEDRICH Jetzt zum Gericht, und niemand störe! Eine Deputation von jungen Edelleuten tritt hervor, Antonio an ihrer Spitze überreicht Friedrich eine Bittschrift. ANTONIO Ich bin beauftragt von dem Volk, euch diese Bittschrift vorzulegen; wir bitten, dass der Karneval, den ihr verboten, sei erlaubt. Palermo lebt nicht ohne Freude! ALLE Wir stimmen in die Bitte ein, lasst uns die Lust bewilligt sein! Wir bitten, dass der Karneval, den ihr verboten, sei erlaubt. Palermo lebt nicht ohne Freude! FRIEDRICH zerreisst das Blatt heftig Das sei die Antwort auf die Bitte! - Verworfnes Volk! Seid ihr denn ganz versunken im Pfuhl der Lüste, im Schlamme der Begierden? Nur nach Vergnügen, Freude steht eu r Trachten, in Rausch und Wollust kennt ihr nur das Leben! - Mich ekelte das sündenvolle Treiben, als mich des Königs Huld hieherberufen; ich gab ihm meinen Abscheu zu erkennen, er fühlte wahrlich ihn so tief wie ich! Und da er jetzt Neapel zugeeilt, liess er als Stellvertreter mich zurück, und trug mir den Versuch auf, euch zu bessern! Ihr kennet das Gesetz, das ich erlassen, und strenge wach ich, dass erfüllt es werde! Ich will ein Damm sein eurer Leidenschaft, die frevelhafte Glut will ich euch kühlen, die wie ein Wind der Wüste euch versengt! Rein will ich euch dem König übergeben! ALLE Mit welcher Salbung spricht der Mann, der Teufel hat s ihm angetan! FRIEDRICH Jetzt zum Verhör! Bringt die Verhafteten! Claudio wird gebracht. Friedrich betrachtet ihn lange mit strengem Blicke. FRIEDRICH Ha, ihr seid Claudio! Ich kenne euch an diesem Blick, der frech und unverschämt verspottet das Band der Sittsamkeit! CLAUDIO Mit solcher Härte könntet ihr betrachten so geringen Fehler, des sich die Jugend kaum bewusst ist! FRIEDRICH O, der Verderbtheit; dieser Leichtsinn ist s, den ich verdamme wie das Laster selbst. Nicht einen Schritt weich ich von dem Gesetz! CLAUDIO O, seid ihr klug, weil ich geliebt? FRIEDRICH Schweig! Dich und Julia trifft der Tod! ALLE Der Tod! O Gott, welch hartes Los! BRIGHELLA Der Tod! Fürwahr, ein schlimmes Los! Isabella tritt mit Luzio auf und bricht sich Bahn. ISABELLA Erst noch mich! - Ich bin die Schwester! DORELLA, ANTONIO, PONTIO, ANGELO, DANIELI, BRIGHELLA Ha, seine Schwester, hört sie an! LUZIO Hier seine Schwester, hört sie an! CLAUDIO Du nur allein kannst mich erretten! LUZIO Sie ist der Gott, der dich befreit! ISABELLA Was ich vermag als treue Schwester, sei deiner Rettung ganz geweight! - Ich bitt euch, Herr, um ein Gehör; doch lasst die Andern sich entfernen! FRIEDRICH Nichts nützen Weibertränen mehr. Doch sei s! - Ihr aber, - bleibet hier! ISABELLA Lasst sie entfernen; zu eurem Herzen, zu eurem Amt nicht will ich sprechen. FRIEDRICH Es geht nicht an! ISABELLA voll Spott Ihr fürchtet euch vor einem Weibe? FRIEDRICH aufbrausend, schnell Entfernet euch! ALLE Entfernet euch, lasst sie allein; Gott möge ihr den Sieg verleihn! Alle gehen ab ausser Friedrich und Isabella. FRIEDRICH Wohlan, so rede! Was hast du zu sagen? ISABELLA Kennst du das Leid der Elternlosen, die um des Bruders Leben fleht, du könntest nie zurück sie stossen, die trostlos dann verlassen steht! O, öffne der Schwesterliebe dein Herz, Löse durch Gnade meinen Schmerz! FRIEDRICH Die Schwesterliebe ehre ich, doch Gnade hab ich nicht für dich! - ISABELLA Du schmähest jene andre Liebe, die Gott gesenkt in unsre Brust; o wie so öde das Leben bliebe, gab er nicht Liebe und Liebeslust! Dem Weib gab Schönheit die Natur, dem Manne Kraft, sie zu geniessen, ein Tor allein, ein Heuchler nur sucht sich der Liebe zu verschliessen! O, öffne der Erdenliebe dein Herz, und löse durch Gnade meinem Schmerz! FRIEDRICH Wie warm ihr Atem, wie beredt ihr Ton; - bin ich ein Mann? Weh mir, ich wanke schon! ISABELLA O, war dein Herz denn stets verschlossen, drang Liebe nie in deine Brust, hat dich ihr Zauber nie umflossen mit ihrem Leid und ihrer Lust? Wenn je es einem Weib gelungen, zu rühren deinen kalten Sinn, hat je ein Arm dich fest umschlungen, gabst je du dich der liebe hin, o, so öffne dem Flehen jetzt dein Herz, löse durch Gnade meinen Schmerz! FRIEDRICH Aus ihrem Munde dies zu hören, es ist zu viel! Mir wallt das Blut, ich bin mir meiner nicht bewusst. ISABELLA O Gnade, Gnade meinem Bruder! FRIEDRICH Dahingeschmolzen ist das Eis, vor ihrem Atem flieht mein Stolz! - Steh auf, lass mich zu deinen Füssen! ISABELLA Nicht eher, bis du Gnade spendest! FRIEDRICH Dein Bruder, er ist frei! Doch du, die tausendfache Glut mir weckte, wie löschest du die Flamme mir? ISABELLA Ha, was soll das? FRIEDRICH Du hast in mich niemals geahnte Glut gehaucht; die Liebe, die du mir verkündet, fass ich mit heisser Glut zu dir! Frei ist dein Bruder, wenn du selbst mich lehrst, wie himmlisch sein Verbrechen! ISABELLA O Gott, was hör ich? Ha, so weit ging dieses Frechen Heuchelei! Was willst du? Nenn es deutlich mir! FRIEDRICH Die höchste Liebesgunst von dir, und frei, frei ist dein Bruder Claudio! ISABELLA Ha, Schändlicher, Abscheulicher! Herbei! Herbei! Sie schreit nach den Fenstern und Türen. Herbei, betrognes Volk, herbei! Sprengt alle Tore, hört mich an! Herbei, herbei! Ich will den Frechsten aller Heuchler vor euren Augen euch entlarven! FRIEDRICH Weib, bist du rasend? ISABELLA Du hältst mich nicht! FRIEDRICH Was willst du? ISABELLA Herbei, herbei, Palermo s Volk, eilt, eilt herbei! Alle stürzen in Verwirrung zum Saale und auf die Galerien herein. ALLE Was ist geschehn, was soll das Schrei n? ISABELLA Ich nenne einen Heuchler euch! FRIEDRICH Bedenke, was du tust! ALLE Wo soll das hin, was ficht sie an? ISABELLA Ich will enthüllen diesen Gleisnerstolz! FRIEDRICH Hör mich! ALLE Wo führt das hin? Was gibt s? ISABELLA Erkennen sollt ihr ihn, den frechen Bösewicht! Herbei! ALLE Was ficht sie an, was ist s? Sprecht, was geschah? FRIEDRICH Bedenke, was du tust! Hör mich! Halt ein! Du sprichst umsonst! Er drückt sie gewaltsam auf die Seite. Bedenke wohl, wer ich bin, und wie du erscheinst! ISABELLA Lass mich, Elender! FRIEDRICH Hör mich an! Du Törin, sprich, wer wird dir glauben? Den Antrag gebe ich sogleich für eine List aus, deine Tugend, ob sie so echt sei, zu erforschen! ISABELLA Ha, wie verrucht! Ich straf dich Lügen! FRIEDRICH Verkündetest du Härte, Strenge, ja, sprächest du von Grausamkeit, so würde man dir eher glauben. Doch sprächest du von Liebe, wird man nur lachen. ISABELLA O Himmel, er besiegt mich! FRIEDRICH Still, sei denn gescheit, und schweige jetzt, zu deinem Unglück sprächst du nur! Isabella sinkt stumm zusammen. Der Chor und die übrigen nähern sich ihr teilnahmsvoll. ALLE Sprich, Isabella, was ist dir? Du riefst nach uns, und wir sind hier! Isabella weist sie mit einer stummen Gebärde zurück. Du schweigst! Wie sollen wir das deuten? Sie schweigt in stummem Schmerz, was hat er ihr vertraut? Verwundrung erfüllt mein Herz, dem s vor der Lösung graut. FRIEDRICH Ha, wie verklärt der Schmerz die schöne Himmelsbraut. Vor Wollust erbebt mein Herz, da ich sie so geschaut! BRIGHELLA Es war gewiss kein Scherz, was er ihr hat vertraut! ISABELLA Vor Wut und Scham glühn meine Wangen, bin ich so elend, bin ich so schwach! O, wie könnt ich ihn wohl vernichten! Enthüllen seine Heuchelei! Wenn ich ihn überführen könnte, und durch sein eignes Gesetz, das frech er höhnet, ihn bestrafen? Doch sollt ich selbst das Opfer sein?! - O du betrogne Mariana! Mariana! Mariana! - Sie springt von einem plötzlichen Gedanken ergriffen, schnell auf. Mariana; - wie, o Götterlicht! Ha, wie begeistert mich die List! Statt meiner send ich ihm sein Weib, ich überführ ihn durch die Tat, und fessle ihn an die Verlassne! Triumph, Triumph! Du bist gefangen, ein Weib lockt dich ins eigne Netz! FRIEDRICH Nun, Isabella, sprich, wozu bist du entschlossen? Säume nicht! ISABELLA Du hast mich mächtig überwältigt, was kann ich tun, ein schwaches Weib! FRIEDRICH Du gehst zurück, ich dürfte hoffen? ISABELLA Kann ich es ändern, muss ich nicht? FRIEDRICH Du versprichst mir? ISABELLA Ich verspreche! FRIEDRICH Entzücken! Sag mir, wie und wo! ISABELLA Das schreib ich euch! FRIEDRICH Ha, welche Wollust! ISABELLA Und dann, mein Bruder? FRIEDRICH Dein Billet sei das Patent, das ihn befrei ! ISABELLA So bin ich dein! FRIEDRICH Wie fass ich mich! ISABELLA Ha,welche Lust, er ist gefangen, gelingen soll die schönste List; - o, du sollst kühlen dein Verlangen, bis du mir satt voll Liebe bist! Du sollst mir zappeln in der Falle für deine Marrheit, deine Heuchelei! Ich räche mich und mache alle aus deinen Narrenketten frei! FRIEDRICH Ha, welche Lust, ich soll s erlangen, was mir die höchste Wollust ist, Ich soll es kühlen, mein Verlangen, geniessen, was kein Gott geniesst! Wenn ich zum tiefsten Abgrund falle, und wenn dies auch mein Ende sei! O, ihr Genuss macht mich für alle die Sünden, die ich kenne, frei! DORELLA, LUZIO, CLAUDIO, ANTONIO, PONTIO, ANGELO, DANIELI, CHOR Es fasset uns Erstaunen alle, ist es wohl Ernst, ist s Raserei? Gewiss scheint uns in jedem Falle, dass hier etwas verborgen sei! So lasst euch endlich doch erweichen, macht Ernst, die Sache auszugleichen! Begnadigt uns und macht uns frei! BRIGHELLA Welch ein Geschrei! Wollt ihr gleich - FRIEDRICH Wie ich s bestimmt - BRIGHELLA Ach so! FRIEDRICH So bleibt es stehn. Ich will nicht vom Gesetze gehn! ALLE O unbeugsame Grausamkeit! BRIGHELLA Ihr wisst nun wohl, woran ihr seid! CLAUDIO O Schwester, welch ein Ungemach! LUZIO Sprecht, Isabella, was geschah? CLAUDIO Sprich, gab er deinem Fleh n nicht nach? LUZIO Kamt ihr nicht seiner Narrheit nah ? ISABELLA O seid nur heiter, aufgeräumt! Das ist ja Spass, was ihr hier seht; der drüben ist mein guter Freund, ein lust ger Mann, der s nicht so meint! LUZIO Jetzt wird sie vollends gar verwirrt! CLAUDIO Wohin hat sich dein Schmerz verirrt! ISABELLA So lacht und jubelt doch mit mir! Ihr kennt die Sizilianerin! Der Narrennebel schwindet bald, ich mach euch frei mit einem spass! ALLE Wo führt das hin? Sie wird verrückt! FRIEDRICH Isabella, sprich, was fängst du an? Was soll ich denken! Bist du toll? ISABELLA Ihr kennt das nicht! Ich bin ein Weib, und freue mich auf morgen nacht! FRIEDRICH O Seligkeit! Schon morgen nacht! ISABELLA So sei s, ich schick euch das Billet, es sag euch sicher, wie und wo? Stellt euch nur ein! FRIEDRICH Wie fass ich mich! ISABELLA Ha, welche Lust, er ist gefangen, gelingen soll die schönste List! O, du sollst kühlen dein Verlangen, bis du mir satt voll Liebe bist! Du sollst mir zappeln in der Falle für deine Narrheit, deine Heuchelei! Ich räche mich, und mache alle aus deinen Narrenketten frei! FRIEDRICH Ha, welche Lust, ich soll s erlangen, was mir die höchste Wollust ist, ich soll es kühlen, mein Verlangen, geniessen, was kein Gott geniesst! Wenn ich zum tiefsten Abgrund falle, und wenn dies auch mein Ende sei, o, ihr Genuss macht mich für alle die Sünden, die ich kenne, frei! ALLE Wo soll das hin, sie wird verrückt! Sie reisst uns wider Willen alle zum Strudel wilder Raserei! Ob einer steh , ob einer falle, macht euch aus Narrenketten frei! All rights reserved © Maria Fujioka Wagner,Richard/Das Liebesverbot/II
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2429.html
第3幕 (訳者追捕:ブラウンは逃亡中のマクヒィスを助けるために、ピーチャムと乞食集団を逮捕しようと目論む。) ピーチャム: おはよう、ブラウンくん。 ブラウン: さあて、逃がしはしないぞ、「乞食の友」殿。お前たちを巣穴から燻り出してやるんだ。物乞いの罪で全員、ブタ箱行きだ!思い知らせてやるぞ。 (音楽が聞こえてくる。) 何だ、ありゃ? ピーチャム: 「足りない小唄」ってヤツですよ。ご存知ない?思い知るのは、そちらさんの方ですよ。 人間の努力の至らなさの歌 ピーチャム: 人は頭を使って生きると言うが その頭ってヤツが、ちょっと足りてないのさ やってみなよ、頭を掻いたって わいてくるのはシラミだけ だって生きていくのには 人には狡さが足りないんだ いくら騙され欺かれたって 全然、気付かないんだから さあ、一つ計画を立てて 世をバラ色に照らそうじゃないか! も一つオマケに計画を立てろ どうせ、どっちもダメになる だって生きていくのには 人には悪さが足りないんだ 向上しようって言う努力も 聞こえはいいんだけどね ほら、幸せを追いかけろ でも、あんまり追いかけ過ぎるな みんなが幸せを追いかけるもんだから 幸せの方が追いつけない だって生きていくのには 人には謙虚さが足りないんだ だから、いくら努力したところで 自己欺瞞にしかならないんだ あなたは、こう思ってらっしゃるんでしょうな。警察が我々貧乏人に対処できると。ですが、どんな眺めになるでしょうか。戴冠式の催される時に、600人の哀れな者たちが警棒で蹴散らされるとしたら。ひどい眺めでしょうな。胸が悪くなるような眺めでしょう。それは、ひどいことになるでしょうね。 人はちっともよろしくない だから頭をブッ叩け 頭を叩いてみたら もしかすると良くなるかも知れないだろ だって生きていくのには 人には善良さが足りないんだ だから頭をブッ叩け 思いきり頭を 口上役: どすのマックは、またもや娼婦のところを訪ねて、またもや娼婦から裏切られるのでした。 ソロモン・ソング ジェニー: 賢いソロモンは知ってるね それから、あいつがどうなったかも! あんまり物事が分かり過ぎたもんだから 生まれてきたことを呪っていたよ 知ってたのさ、何もかもが虚しいことを お偉くて賢かったよ、ソロモンは! でも、まだ夜にもならないうちに 世界中が、その末路を見てたのさ 賢かったせいで、こうなったのさ — うらやましいよ、賢くない奴が! 美人のクレオパトラは知ってるね それから、あいつがどうなったかも! 2人の皇帝を手玉にとって 自分は死ぬまで淫売のマネしてた 枯れてしぼんでチリになるまで 豪華で大きかったよバビロンは! でも、まだ夜にもならないうちに 世界中が、その末路を見てたのさ 美人だったせいで、こうなったのさ — うらやましいよ、美人じゃない奴が! 勇ましいシーザーは知ってるね それから、あいつがどうなったかも! 神サマみたいに祭壇にふんぞり返ってたら ご存知の通り、殺されちゃったよ! それも、あいつが一番偉かった時に 叫んだってさ「お前もか、わが息子よ!」 でも、まだ夜にもならないうちに 世界中が、その末路を見てたのさ 勇ましかったせいで、こうなったのさ — うらやましいよ、勇ましくない奴が! お次はマクヒィスと自分さ 誰も知らないよ、これからどうなるのか 自分たちは、あんまりスケベ過ぎたのさ! おかげで道を踏み誤った おかげで今や縛り首になるハメに 自分のやった罪の報いだってさ でも、まだ夜にもならないうちに 世界中が、その末路を見てたのさ スケベだったせいで、こうなったのさ — うらやましいよ、スケベでない奴が! (訳者追捕:マクヒィスは、またもや娼婦の密告により逮捕され、監獄に閉じこめられる。) 口上役: 「墓穴からの叫び」です。 墓穴からの叫び マクヒィス; 聞いてくれよ、哀れみを求めるこの叫びを マクヒィスが横たわるのはサンザシの木陰でも ブナの葉隠れでもない、そう、墓穴だ! 運命の怒りが、あいつをこんなところに押し込めたんだ お願いだ、最後の言葉くらい聞いてくれよ! ぶ厚い壁の中にあいつは閉じこめられてるんだ! 訊いてくれ、兄弟。あいつがどこにいるか! あいつがくたばったら、温かい卵酒で乾杯すればいい でも生きている間は、かばってやってくれてもいいだろ! まさか、このままあいつに苦しみ続けろって言うのか? 見てみろよ、あいつの泥沼にはまったザマを! これぞまさしく、破滅って言うヤツさ あんた方、どんなに頑張ったところで 手垢まみれの金しかお目にかかったことがない方々 なあ、あいつはあんた方を墓穴に落としたりしなかったろ! あんた方、行列作って女王様のところへ行ってくれよ それで、あいつのために一言いってやってくれよ ブタが列組んで歩くみたいにさ なあ、あいつの歯は熊手みたいに抜け落ちてるんだ! まさか、このままあいつに苦しみ続けろって言うのか? (訳者追捕:保釈金を用意することができなかったマクヒィスは、ポリーやルーシーやジェニーが見守る中、絞首台へと歩みを進めることになる。) 口上役: 「マクヒィスが全ての者に許しを請うバラッド」です。 墓碑銘 マクヒィス: オレ達の後に生きる、兄弟同胞たちよ オレ達に対して頑な態度を取らないで欲しい オレ達が絞首台に上る時に笑わないでくれよ 髭の陰でバカみたいに笑うのもよしてくれ オレ達の破滅するサマを、嘲ったりしないで欲しい 法の権化のように、オレ達に腹を立てないでくれよ オレ達は、ちょっと分別に欠けていただけなんだ — みんなは軽はずみなことはするんじゃないぞ 兄弟よ、オレ達を教訓にするんだ それからどうか、オレのことを許してくれよ 雨がオレ達を洗い、オレ達は雨に清められる 食い過ぎて付いた贅肉も、洗い流されていく 色々、見過ぎた上に、まだまだ見たがったけれど 目玉はカラスにつつき出されてしまった 立ち止まって考えるなんてしなかったから 高いところにブラブラぶら下がることになったのさ 食い意地の張った鳥がついばんでいきやがる 道端に落ちた馬糞みたいに 兄弟よ、オレ達を戒めにするんだ それからどうか、オレのことを許してくれよ おっぱいを見せびらかして 軽薄な男心をたぶらかす娘さんよ 女の子に流し目くれて いけない見返りを期待するワルぶった男よ 乞食に、娼婦に、女衒に 浮浪者に、あぶれ者に 人殺しに、便所番のおばちゃんよ みんなお願いだ、オレのことを許してくれよ でも、サツの犬には謝らないぞ 毎晩、毎朝 パンの耳ばかり食わせやがった 他にも色々、嫌がらせしてきたんだ 文句ならいくらでも言えるけれど 今日のところは、止めておいてやろう 今さら争ったってしょうがないからな だからお願いだ、オレのことを許してくれよ ヤツらのツラをひっぱたけ 重たい鉄のハンマーで そしたら後のことは忘れてやる だからお願いだ、オレのことを許してくれよ 絞首台への道行き ピーチャム: お集まりの皆様方、処刑の用意は整いました かくしてマクヒィス氏は絞首刑とあいなります このキリスト教社会においては かようなことも、致し方ないことなのであります しかしながら、皆様には思って欲しくないのです 我々まで、これにくみしているとは そこでマクヒィス氏が絞首刑とならない 別の結末をご覧に入れることにしました これで少なくともオペラの中では 寛大な処置が取られるのがご覧になれます これもひとえに、皆様のためを思ってのことです それでは馬に乗った女王陛下の使者が登場いたします 口上役: 「第3の三文フィナーレ」です。 第3の三文フィナーレ 合唱; 何だ、誰か来るぞ! 女王様の使者が馬に乗ってやって来た! ブラウンが使者の衣装を着て、馬に乗って現れる。 ブラウン: 戴冠に際して、女王陛下はのたまわれた マクヒィス親分は即刻、釈放せよとのこと 皆、歓声を上げる。 同時に、かの者には世襲貴族の爵位を授け、 マーマレルの城を与え、 1万ポンドの年金を 終生、給付するものとすると また女王陛下は、ここにいる新婚の者たちに 祝福を授けると、のたまわれた マクヒィス: 助かった、助かったぞ! ああ、分かっていたんだ 困難が極まれば 自ずと道は開けるもんだって ポリー: 助かったのね、私の愛しいマクヒィスは助かったのね 私はとても嬉しいわ ピーチャム夫人: これで万事がめでたしめでたしさ あたし達も楽しく気楽に暮らしていけるよ 女王様の使者が馬に乗って来てくれたらね ピーチャム: だから、みんな今いるところに居座って 貧者の中の最貧者のコラールを歌おうじゃないか 今日、あなた方が演じてみせた、貧しき者の暮らしでは 本当はもっと惨めな終わり方をするもんだ 女王様の使者が馬に乗って来るなんて、めったにあることじゃない 踏みつけられたヤツが踏み返すなんて、まず無いことさ だから、ちょっとくらいの悪さは大目に見てくれよ 全員: ちょっとくらいの悪さは大目に見てくれよ、だってすぐに 世の中があまりにも寒くて、悪さも凍りついてしまうから この暗黒と厳しい寒さのことを思い描いてくれよ この世界の谷間では、嘆きの声が響き渡っているんだ (訳者追捕:次の歌は「三文オペラ」が映画化された際に、追加された歌詞。レーニャの盤などにも納められている。) 「三文映画」の締めくくりの歌 ハッピーエンドとあいなりまして 全てが丸く収まりました お金が充分、集められれば おおかた結末はめでたしめでたしさ よどみで魚を取るなんて けしからんと、ヒンツがクンツをなじったけど 終いには一緒のテーブルについて 貧乏人のパンを奪って食ってたよ 暗がりにいるヤツもいれば 日なたにいるヤツもいる 日の目を見るのは日なたのヤツだけ 暗がりのヤツには誰も目もくれないのさ DRITTER AKT PEACHUM Guten Morgen, Brown. BROWN Jetzt wird durchgegriffen, Herr Bettlers Freund. Ich räuchere einfach Ihr ganzes Nest aus. Und sperre alles ein wegen Straßenbettel! Da kannst du was lernen. Musik setzt ein. Was ist denn das? PEACHUM Das Lied von der Unzulänglichkeit. Kennen Sie nicht? Da können Sie was lernen. Lied von der Unzulänglichkeit menschlichen Strebens PEACHUM Der Mensch lebt durch den Kopf Sein Kopf reicht ihm nicht aus Versuch es nur, von deinem Kopf Lebt höchstens eine Laus. Denn für dieses Leben Ist der Mensch nicht schlau genug, Niemals merkt er eben Diesen Lug und Trug. Ja, mach nur einen Plan Sei nur ein großes Licht! Und mach dann noch nen zweiten Plan Gehn tun sie beide nicht. Denn für dieses Leben Ist der Mensch nicht schlecht genug. Doch sein höh res Streben Ist ein schöner Zug. Ja, renn nur nach dem Glück Doch renne nicht zu sehr Denn alle rennen nach dem Glück Das Glück rennt hinterher. Denn für dieses Leben Ist der Mensch nicht anspruchslos genug Drum ist all sein Streben Nur ein Selbstbetrug. Sie sagen wahrscheinlich, die Polizei wird mit uns armen Leuten fertig werden. Aber wie wird es aussehen, wenn anläßlich der Krönung sechshundert arme Krüppel mit Knütteln niedergehauen werden müssen? Schlecht würde es aussehen. Ekelhaft sieht es aus. Zum Übelwerden ist es. Der Mensch ist gar nicht gut Drum hau ihn auf den Hut. Hast du ihn auf den Hut gehaut Dann wird er vielleicht gut. Denn für dieses Leben Ist der Mensch nicht gut genug Darum haut ihn eben Ruhig auf den Hut. AUSRUFER Mackie Messer, der abermals zu den Huren gegangen ist, ist abermals von den Huren verraten worden. Salomon-Song JENNY Ihr saht den weisen Salomon Ihr wißt, was aus ihm wurd! Dem Mann war alles sonnenklar. Er verfluchte die Stunde seiner Geburt Und seht, daß alles eitel war. Wie groß und weis war Salomon! Und seht, da war es noch nicht Nacht Da sah die Welt die Folgen schon Die Weisheit hatte ihn so weit gebracht — Beneidenswert, wer frei davon! Ihr saht die schöne Kleopatra Ihr wißt, was aus ihr wurd! Zwei Kaiser fielen ihr zum Raub. Da hat sie sich zu Tod gehurt Und welke hin und wurde Staub. Wie schön und groß war Babylon! Und seht, da war es noch nicht Nacht Da sah die Welt die Folgen schon Die Schönheit hatte sie so weit gebracht — Beneidenswert, wer frei davon! Ihr saht den kühnen Cäsar dann Ihr wißt, was aus ihm wurd! Der saß wie n Gott auf nem Altar Und wurde ermordet, wie ihr erfuhrt! Und zwar, als er am größten war. Wie schrie er laut Auch du, mein Sohn! Und seht, da war es noch nicht Nacht Da sah die Welt die Folgen schon Die Kühnheit hatte ihn so weit gebracht — Beneidenswert, wer frei davon! Und nun seht ihr Macheath und mich Gott weiß, was aus uns wird. So groß war unsre Leidenschaft! Wo haben wir uns hinverirrt, Daß man ihn jetzt zum Galgen schafft. Da seht ihr unsrer Sünde Lohn. Und seht, da war es noch nicht Nacht Da sah die Welt die Folgen schon Die Leidenschaft hat uns so weit gebracht — Beneidenswert, wer frei davon! AUSRUFER Ruf aus der Gruft. Ruf aus der Gruft MACHEATH Nun hört die Stimme, die um Mitleid ruft. Macheath liegt hier nicht unterm Hagedorn Nicht unter Buchen, nein, in einer Gruft! Hierher verschlug ihn des Geschickes Zorn. Geb Gott, daß ihr sein letztes Wort noch hört! Die dicksten Mauern schließen ihn jetzt ein! Fragt ihr denn gar nicht, Freunde, wo er sei? Ist er gestorben, kocht euch Eierwein Solang er aber lebt, steht ihm doch bei! Wollt ihr, daß seine Marter ewig sei? Jetzt kommt und seht, wie es ihm dreckig geht! Jetzt ist er wirklich, was man pleite nennt. Die ihr als oberste Autorität Nur eure schmierigen Gelder anerkennt Seht, daß er euch nicht in die Grube fährt! Ihr müßtet gleich zur Königin und in Haufen Und müßtet mit ihr über ihn was sprechen Wie Schweine eines hinterm andern laufen Ach, seine Zähne sind schon lang wie Rechen! Wollt ihr, daß seine Marter ewig währt? AUSRUFER Ballade, in der Macheath jedermann Abbitte leistet. Grabschrift MACHEATH Ihr Menschenbrüder, die ihr nach uns lebt Laßt euer Herz nicht gegen uns verhärten Und lacht nicht, wenn man uns zum Galgen hebt Ein dummes Lachen hinter euren Bärten. Und flucht auch nicht, und sind wir auch gefallen Seid nicht auf uns erbost wie das Gericht Gesetzten Sinnes sind wir alle nicht — Ihr Menschen, lasset allen Leichtsinn fallen Ihr Brüder, laßt euch uns zur Lehre sein Und bittet Gott, er möge mir verzeihn. Der Regen wäscht uns ab und wäscht uns rein Und wäscht das Fleisch, das wir zu gut genährt Und die zuviel gesehn und mehr begehrt Die Raben hacken eure Augen ein. Und niemals sind wir fest gehängt und wiegen Bald hin, bald her, ganz wie aus Übermut Zerpickt von einer gierigen Vögelbrut Wie Pferdeäpfel, die am Wege liegen. Ach Brüder, laßt euch uns zur Warnung sein Und bittet Gott, er möge uns verzeihn. Die Mädchen, die die Brüste zeigen Um leichter Männer zu erwischen Die Strolche, die nach ihnen äugen Um ihren Sündenlohn zu fischen Die Lumpen, Huren, Hurentreiber Die Tagediebe, Vogelfrein Die Mordgesellen, Abtrittsweiber Ich bitte sie, mir zu verzeihn. Nicht so die Polizistenhunde Die jeden Abend, jeden Morgen Nur Rinde ließen meinem Munde Auch sonst verursacht Müh n und Sorgen Ich könnte sie ja jetzt verfluchen Doch heute will ich nicht so sein Um weitere Händel nicht zu suchen Bitt ich auch sie, mir zu verzeihn. Man schlage ihnen ihre Fressen Mit schweren Eisenhämmern ein. Im übrigen will ich vergessen Und bitte sie, mir zu verzeihn. Gang zum Galgen PEACHUM Verehrtes Publikum, wir sind so weit Und Herr Macheath wird aufgehängt Denn in der ganzen Christenheit Da wird dem Menschen nichts geschenkt. Damit ihr aber nun nicht denkt Das wird von uns auch mitgemacht Wird Herr Macheath nicht aufgehängt Sondern wir haben uns einen anderen Schluß ausgedacht. Damit ihr wenigstens in der Oper seht Wie einmal Gnade vor Recht ergeht. Und darum wird, weil wir s gut mit euch meinen Jetzt der reitende Bote des Königs erscheinen. AUSRUFER Drittes Dreigroschen-Finale. Drittes Dreigroschen-Finale CHOR Horch, wer kommt! Des Königs reitender Bote kommt! Hoch zu Roß erscheint Brown als reitender Bote. BROWN Anläßlich ihrer Krönung befiehlt die Königin Daß der Captn Macheath sofort freigelassen wird. Alle jubeln. Gleichzeitig wird er hiermit in den erblichen Adelsstand erhoben Und ihm das Schloß Marmarel Und eine Rente von zehntausend Pfund Bis zu seinem Lebensende überreicht. Den anwesenden Brautpaaren läßt die Königin Ihre königlichen Glückwünsche senden. MACHEATH Gerettet, gerettet! Ja, ich wußte es Wenn die Not am höchsten Ist die Rettung am nächsten. POLLY Gerettet, mein lieber Macheath ist gerettet. Ich bin sehr glücklich. FRAU PEACHUM So wendet alles sich am End zum Glück. So leicht und friedlich wäre unser Leben Wenn die reitenden Boten des Königs immer kämen. PEACHUM Darum bleibt alle stehen, wo ihr stehet Und singt den Choral der Ärmsten der Armen Deren schwieriges Leben ihr heute dargestellt habt Denn in Wirklichkeit ist grade ihr Ende schlimm. Die reitenden Boten des Königs kommen sehr selten Und die getreten werden, treten wieder. Darum sollte man das Unrecht nicht zu sehr verfolgen. ALLE Verfolgt das Unrecht nicht zu sehr, in Bälde Erfriert es schon von selbst, denn es ist kalt. Bedenkt das Dunkel und die große Kälte In diesem Tale, das von Jammer schallt. Schlußstrophen des Dreigroschenfilms Und so kommt zum guten Ende Alles unter einen Hut. Ist das nötige Geld vorhanden Ist das Ende meistens gut. Daß er nur im Trüben fische Hat der Hinz den Kunz bedroht. Doch zum Schluß vereint am Tishce Essen sie des Armen Brot. Denn die einen sind im Dunkeln Und die andern sind im Licht. Und man siehet die im Lichte Die im Dunkeln siet man nicht. この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ hanmyo Weill,Kurt/Die Dreigroschenoper
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1577.html
I. Szene Am Rande eines Waldes. Mondhelle Straßen und Felder; der Wald hoch und dunkel. Nur die ersten Stämme und der Anfang des breiten Weges noch hell. (Eine Frau kommt; zart, weiß gekleidet. Teilweise entblätterte rote Rosen am Kleid. Schmuck.) (Zögernd ) Hier hinein? … Man sieht den Weg nicht … Wie silbern die Stämme schimmern … wie Birken (vertieft zu Boden schauend.) Oh! Unser Garten … Die Blumen für ihn sind sicher verwelkt … Die Nacht ist so warm. (In plötzlicher Angst ) Ich fürchte mich … (Horcht in den Wald, beklommen ) Was für schwere Luft herausschlägt … wie ein Sturm, der steht … (Ringt die Hände, sieht zurück ) So grauenvoll ruhig und leer … Aber hier ist es wenigstens hell … (Sieht hinauf ) Der Mond war früher so hell … (Kauert nieder, lauscht, sieht vor sich hin ) Oh! Noch immer die Grille mit ihrem Liebeslied … Nicht sprechen … es ist so süß bei dir … Der Mond ist in der Dämmerung … (Auffahrend. Wendet sich gegen den Wald, zögert wieder, dann heftig ) Feig bist du … willst ihn nicht suchen? So stirb doch hier (Leise ) Wie drohend die Stille ist … (Sieht sich scheu um ) Der Mond ist voll Entsetzen … Sieht der hinein? (Angstvoll ) Ich allein … in den dumpfen Schatten (Mut fassend, geht rasch in den Wald hinein ) Ich will singen, dann hört er mich … II. Szene Tiefstes Dunkel, breiter Weg, hohe, dichte Bäume. Sie tastet vorwärts. (Noch hinter der Szene ) Ist das noch der Weg? … (Bückt sich, greift mit den Händen ) Hier ist es eben … (aufschreiend ) Was? … Laß los! (Zitternd auf, versucht ihre Hand zu betrachten) Eingeklemmt? … Nein, es ist was gekrochen … (Wild, greift sich ins Gesicht ) Und hier auch … Wer rührt mich an? … Fort … (Schlägt mit den Händen um sich ) Fort, nur weiter … um Gotteswillen … (Geht weiter, mit vorgestreckten Armen ) So, der Weg ist breit … (Ruhig, nachdenklich ) Es war so still hinter den Mauern des Gartens … (sehr ruhig ) Keine Sensen mehr … kein Rufen und Gehn … Und die Stadt in hellem Nebel … so sehnsüchtig schaute ich hinüber … Und der Himmel so unermeßlich tief über dem Weg, den du immer zu mir gehst … noch durchsichtiger und ferner … die Abendfarben … (Traurig ) Aber du bist nicht gekommen. (Stehenbleibend ) Wer weint da? (Rufend, sehr ängstlich ) Ist hier jemand? (Wartet. Lauter ) Ist hier jemand? (Wieder lauschend ) Nichts … aber das war doch … (Horcht wieder ) Jetzt rauscht es oben … Es schlägt von Ast zu Ast … (Voll Entsetzen seitwärts flüchtend ) Es kommt auf mich zu … (Schrei des Nachtvogels.) (Tobend ) Nicht her! Laß mich … Herrgott, hilf mir … (Stille. Hastig ) Es war nichts … Nur schnell, nur schnell … (Beginnt zu laufen, fällt nieder. Schon hinter der Szene ) Oh, oh, was ist das? … Ein Körper … Nein, nur ein Stamm … III. Szene Weg noch immer im Dunkel. Seitlich vom Wege ein breiter heller Streifen. Das Mondlicht fällt auf eine Baumlichtung. Dort hohe Gräser, Farne, große gelbe Pilze. Die Frau kommt aus dem Dunkel. Da kommt ein Licht! (Atmet auf ) Ach! nur der Mond … Wie gut … (Wieder halb ängstlich ) Dort tanzt etwas Schwarzes … hundert Hände … (Sofort beherrscht ) Sei nicht dumm … es ist der Schatten … (Zärtlich nachdenkend ) Oh! wie dein Schatten auf die weißen Wände fällt … Aber so bald mußt du fort. (Rauschen. Sie hält an, sieht um sich und lauscht einen Augenblick ) Rufst du? … (wieder träumend ) Und bis zum Abend ist es so lang … (Leichter Windstoß. Sie sieht wieder hin ) Aber der Schatten kriecht doch! … Gelbe, breite Augen … (Laut des Schauderns) So vorquellend … wie an Stielen … Wie es glotzt … (Knarren im Gras. Entsetzt ) Kein Tier, lieber Gott, kein Tier … Ich habe solche Angst … Liebster, mein Liebster, hilf mir … (sie läuft weiter.) IV. Szene Mondbeschienene, breite Straße, rechts aus dem Walde kommend. Wiesen und Felder (gelbe und grüne Streifen abwechselnd). Etwas nach links verliert sich die Straße wieder im Dunkel hoher Baumgruppen. Erst ganz links sieht man die Straße frei liegen. Dort mündet auch ein Weg, der von einem Hause herunterführt. In diesem alle Fenster mit dunklen Läden geschlossen. Ein Balkon aus weißem Stein. (Die Frau kommt langsam, erschöpft. Das Gewand ist zerrissen, die Haare verwirrt. Blutige Risse an Gesicht und Händen. Umschauend ) Er ist auch nicht da … Auf der ganzen, langen Straße nichts Lebendiges … und kein Laut … (Schauer; lauschend ) Die weiten blassen Felder sind ohne Atem, wie erstorben … kein Halm rührt sich … (Sieht die Straße entlang ) Noch immer die Stadt … Und dieser fahle Mond … Keine Wolke, nicht der Flügelschatten eines Nachtvogels am Himmel … diese grenzenlose Totenblässe … (Sie bleibt schwankend stehen ) Ich kann kaum weiter … Und dort läßt man mich nicht ein … Die fremde Frau wird mich fort jagen! … Wenn er krank ist … (Sie hat sich in die Nähe der Baumgruppen geschleppt, unter denen es vollständig dunkel ist ) Eine Bank … ich muß ausruhen … (Müde, unentschlossen, sehnsüchtig ) Aber so lang hab ich ihn nicht gesehen … (Sie kommt unter die Bäume, stößt mit den Füßen an etwas ) Nein, das ist nicht der Schatten der Bank (mit dem Fuß tastend, erschrocken ) Da ist jemand … (Beugt sich nieder, horcht ) Er atmet nicht … (Sie tastet hinunter ) Feucht … hier fließt etwas … (Sie tritt aus dem Schatten ins Mondlicht ) Es glänzt rot … Ach, meine Hände sind wund gerissen … Nein, es ist noch naß, es ist von dort … (Versucht mit entsetzlicher Anstrengung den Gegenstand hervorzuzerren ) Ich kann nicht. (Bückt sich. Mit furchtbarem Schrei ) Das ist er (sie sinkt nieder.) (Nach einigen Augenblicken erhebt sie sich halb, so daß ihr Gesicht den Bäumen zugewendet ist. Verwirrt ) Das Mondlicht … nein dort … Da ist der schreckliche Kopf … das Gespenst … (Sieht unverwandt hin ) Wenn es nur endlich verschwände … wie das im Wald … Ein Baumschatten, ein lächerlicher Zweig … Der Mond ist tückisch … weil er blutleer ist, malt er rotes Blut … (Mit ausgestreckten Fingern hinweisend, flüsternd ) Aber es wird gleich zerfließen … Nicht hinsehen … Nicht darauf achten … Es zergeht sicher … wie das im Wald … (Sie wendet sich mit gezwungener Ruhe ab, gegen die Straße zu ) Ich will fort … ich muß ihn finden … Es muß schon spät sein … (Schweigen. Unbeweglichkeit. Sie wendet sich jäh um, aber nicht vollständig. Fast jauchzend ) Es ist nicht mehr da … Ich wußte … (Sie hat sich weiter gewendet, erblickt plötzlich wieder den Gegenstand ) Es ist noch da … Herrgott im Himmel … (Ihr Oberkörper fällt nach vorne, sie scheint zusammenzusinken. Aber sie kriecht mit gesenktem Haupt hin ) Es ist lebendig (tastet ) Es hat Haut … Augen … Haar … (Sie beugt sich ganz zur Seite, als wollte sie ihm ins Gesicht sehen ) Seine Augen … es hat seinen Mund … Du … du … bist du es … Ich habe dich so lang gesucht … Im Wald und … (an ihm zerrend ) Hörst du? Sprich doch … Sieh mich an … (Entsetzt, beugt sich ganz. Atemlos ) Herrgott, was ist … (schreiend, rennt ein Stück fort ) Hilfe … (Von ferne zum Hause hinauf ) Um Gotteswillen! … rasch! … hört mich denn niemand? … er liegt da … (schaut verzweifelt um sich.) (Eilig zurück unter die Bäume ) Wach auf … wach doch auf … (flehend ) Nicht tot sein … mein Liebster … Nur nicht tot sein … ich liebe dich so. (Zärtlich, eindringlich ) Unser Zimmer ist halbhell … alles wartet … die Blumen duften so stark … (Die Hände faltend, verzweifelnd ) Was soll ich tun … Was soll ich nur tun, daß er aufwacht? … (Sie greift ins Dunkel hinein, faßt seine Hand ) Deine liebe Hand … (zusammenzuckend, fragend ) So kalt? … (Sie zieht die Hand an sich, küßt sie. Schüchtern schmeichelnd ) Wird sie nicht warm an meiner Brust? (Sie öffnet das Gewand ) Mein Herz ist so heiß vom Warten … (Flehend, leise ) Die Nacht ist bald vorbei … Du wolltest doch bei mir sein diese Nacht. (Ausbrechend ) Oh! es ist heller Tag … Bleibst du am Tage bei mir? … Die Sonne glüht auf uns … deine Hände liegen auf mir … deine Küsse … mein bist du … du … Sieh mich doch an, Liebster, ich liege neben dir … So sieh mich doch an … (Sie erhebt sich, sieht ihn an, erwachend ) Ah! wie starr … Wie fürchterlich deine Augen sind … (Laut aufweinend ) Drei Tage warst du nicht bei mir … Aber heute … so sicher … Der Abend war so voll Frieden … Ich schaute und wartete … (ganz versunken ) Über die Gartenmauer dir entgegen … So niedrig ist sie … Und dann winken wir beide … (Aufschreiend ) Nein, nein … es ist nicht wahr … Wie kannst du tot sein? … Überall lebtest du … Eben noch im Wald … deine Stimme so nah an meinem Ohr … immer, immer warst du bei mir … dein Hauch auf meiner Wange … deine Hand auf meinem Haar … (Angstvoll ) Nicht wahr … es ist nicht wahr? Dein Mund bog sich doch eben noch unter meinen Küssen … (wartend ) Dein Blut tropft noch jetzt mit leisem Schlag … Dein Blut ist noch lebendig … (Sie beugt sich tief über ihn ) Oh! der breite rote Streif … Das Herz haben sie getroffen … (Fast unhörbar ) Ich will es küssen … mit dem letzten Atem … dich nie mehr loslassen … (richtet sich halb auf ) In deine Augen sehn … Alles Licht kam ja aus deinen Augen … mir schwindelte, wenn ich dich ansah … (In der Erinnerung lächelnd, geheimnisvoll, zärtlich ) Nun küss ich mich an dir zu Tode. (Tiefes Schweigen. Sie sieht ihn unverwandt an. Nach einer Pause plötzlich ) Aber so seltsam ist dein Auge … (verwundert ) Wohin schaust du? (Heftiger ) Was suchst du denn? (Sieht sich um; nach dem Balkon ) Steht dort jemand? (Wieder zurück, die Hand an der Stirn ) Wie war das nur das letzte Mal? … (immer vertiefter ) War das damals nicht auch in deinem Blick? (Angestrengt in der Erinnerung suchend ) Nein, nur so zerstreut … oder … und plötzlich bezwangst du dich … (Immer klarer werdend ) Und drei Tage warst du nicht bei mir … keine Zeit … So oft hast du keine Zeit gehabt in diesen letzten Monaten … (Jammernd, wie abwehrend ) Nein, das ist doch nicht möglich … das ist doch … (in blitzartiger Erinnerung ) Ah, jetzt erinnere ich mich … der Seufzer im Halbschlaf … wie ein Name … du hast mir die Frage von den Lippen geküßt … (Grübelnd ) Aber warum versprach er mir, heute zu kommen? … (In rasender Angst ) Ich will das nicht … nein ich will nicht … (Aufspringend, sich umwendend ) Warum hat man dich getötet? … Hier vor dem Hause … Hat dich jemand entdeckt? … (Aufschreiend, wie sich anklammernd ) Nein, nein … mein einzig Geliebter … das nicht … (Zitternd ) Oh, der Mond schwankt … ich kann nicht sehen … Schau mich doch an … (rast plötzlich ) Du siehst wieder dort hin? … (Nach dem Balkon ) Wo ist sie denn … die Hexe, die Dirne … die Frau mit den weißen Armen … (höhnisch ) Oh, du liebst sie ja die weißen Arme … wie du sie rot küßt … (Mit geballten Fäusten ) Oh, du … du … du Elender, du Lügner … du … Wie deine Augen mir ausweichen! … Krümmst du dich vor Scham? … (Stößt mit dem Fuß gegen ihn ) Hast sie umarmt … Ja? … (von Ekel geschüttelt ) so zärtlich und gierig … und ich wartete … Wo ist sie hingelaufen, als du im Blut lagst? … Ich will sie an den weißen Armen herschleifen … so (Gebärde; zusammenbrechend ) Für mich ist kein Platz da … (schluchzt auf ) Oh! nicht einmal die Gnade, mit dir sterben zu dürfen … (Sinkt nieder, weinend ) Wie lieb, wie lieb ich dich gehabt hab’ … Allen Dingen ferne lebte ich … allem fremd … (in Träumerei versinkend ) Ich wußte nichts als dich … dieses ganze Jahr … seit du zum ersten Mal meine Hand nahmst … oh, so warm … nie früher liebte ich jemanden so … Dein Lächeln und dein Reden … ich hatte dich so lieb … (Stille und Schluchzen. Dann leise, sich aufrichtend ) Mein Lieber … mein einziger Liebling … hast du sie oft geküßt? … während ich vor Sehnsucht verging … (Flüsternd ) Hast du sie sehr geliebt? (Flehend ) Sag nicht ja … Du lächelst schmerzlich … Vielleicht hast du auch gelitten … vielleicht rief dein Herz nach ihr … (Stiller, warm ) Was kannst du dafür? … Oh, ich fluchte dir … Aber dein Mitleid machte mich glücklich … Ich glaubte, war im Glück … (Stille. Dämmerung links im Osten. Tief am Himmel Wolken, von schwachem Schein durchleuchtet, gelblich schimmernd wie Kerzenlicht. Sie steht auf ) Liebster, Liebster, der Morgen kommt … Was soll ich allein hier tun? … In diesem endlosen Leben … in diesem Traum ohne Grenzen und Farben … denn meine Grenze war der Ort, an dem du warst … und alle Farben der Welt brachen aus deinen Augen … Das Licht wird für alle kommen … aber ich allein in meiner Nacht? … Der Morgen trennt uns … immer der Morgen … So schwer küßt du zum Abschied … wieder ein ewiger Tag des Wartens … Oh du erwachst ja nicht mehr … Tausend Menschen ziehn vorüber … ich erkenne dich nicht … Alle leben, ihre Augen flammen … Wo bist du? … (Leiser ) Es ist dunkel … dein Kuß wie ein Flammenzeichen in meiner Nacht … meine Lippen brennen und leuchten … dir entgegen … (in Entzücken aufschreiend ) Oh, bist du da … (irgend etwas entgegen ) ich suchte … I. Szene Am Rande eines Waldes. Mondhelle Straßen und Felder; der Wald hoch und dunkel. Nur die ersten Stämme und der Anfang des breiten Weges noch hell. (Eine Frau kommt; zart, weiß gekleidet. Teilweise entblätterte rote Rosen am Kleid. Schmuck.) (Zögernd ) Hier hinein? … Man sieht den Weg nicht … Wie silbern die Stämme schimmern … wie Birken (vertieft zu Boden schauend.) Oh! Unser Garten … Die Blumen für ihn sind sicher verwelkt … Die Nacht ist so warm. (In plötzlicher Angst ) Ich fürchte mich … (Horcht in den Wald, beklommen ) Was für schwere Luft herausschlägt … wie ein Sturm, der steht … (Ringt die Hände, sieht zurück ) So grauenvoll ruhig und leer … Aber hier ist es wenigstens hell … (Sieht hinauf ) Der Mond war früher so hell … (Kauert nieder, lauscht, sieht vor sich hin ) Oh! Noch immer die Grille mit ihrem Liebeslied … Nicht sprechen … es ist so süß bei dir … Der Mond ist in der Dämmerung … (Auffahrend. Wendet sich gegen den Wald, zögert wieder, dann heftig ) Feig bist du … willst ihn nicht suchen? So stirb doch hier (Leise ) Wie drohend die Stille ist … (Sieht sich scheu um ) Der Mond ist voll Entsetzen … Sieht der hinein? (Angstvoll ) Ich allein … in den dumpfen Schatten (Mut fassend, geht rasch in den Wald hinein ) Ich will singen, dann hört er mich … II. Szene Tiefstes Dunkel, breiter Weg, hohe, dichte Bäume. Sie tastet vorwärts. (Noch hinter der Szene ) Ist das noch der Weg? … (Bückt sich, greift mit den Händen ) Hier ist es eben … (aufschreiend ) Was? … Laß los! (Zitternd auf, versucht ihre Hand zu betrachten) Eingeklemmt? … Nein, es ist was gekrochen … (Wild, greift sich ins Gesicht ) Und hier auch … Wer rührt mich an? … Fort … (Schlägt mit den Händen um sich ) Fort, nur weiter … um Gotteswillen … (Geht weiter, mit vorgestreckten Armen ) So, der Weg ist breit … (Ruhig, nachdenklich ) Es war so still hinter den Mauern des Gartens … (sehr ruhig ) Keine Sensen mehr … kein Rufen und Gehn … Und die Stadt in hellem Nebel … so sehnsüchtig schaute ich hinüber … Und der Himmel so unermeßlich tief über dem Weg, den du immer zu mir gehst … noch durchsichtiger und ferner … die Abendfarben … (Traurig ) Aber du bist nicht gekommen. (Stehenbleibend ) Wer weint da? (Rufend, sehr ängstlich ) Ist hier jemand? (Wartet. Lauter ) Ist hier jemand? (Wieder lauschend ) Nichts … aber das war doch … (Horcht wieder ) Jetzt rauscht es oben … Es schlägt von Ast zu Ast … (Voll Entsetzen seitwärts flüchtend ) Es kommt auf mich zu … (Schrei des Nachtvogels.) (Tobend ) Nicht her! Laß mich … Herrgott, hilf mir … (Stille. Hastig ) Es war nichts … Nur schnell, nur schnell … (Beginnt zu laufen, fällt nieder. Schon hinter der Szene ) Oh, oh, was ist das? … Ein Körper … Nein, nur ein Stamm … III. Szene Weg noch immer im Dunkel. Seitlich vom Wege ein breiter heller Streifen. Das Mondlicht fällt auf eine Baumlichtung. Dort hohe Gräser, Farne, große gelbe Pilze. Die Frau kommt aus dem Dunkel. Da kommt ein Licht! (Atmet auf ) Ach! nur der Mond … Wie gut … (Wieder halb ängstlich ) Dort tanzt etwas Schwarzes … hundert Hände … (Sofort beherrscht ) Sei nicht dumm … es ist der Schatten … (Zärtlich nachdenkend ) Oh! wie dein Schatten auf die weißen Wände fällt … Aber so bald mußt du fort. (Rauschen. Sie hält an, sieht um sich und lauscht einen Augenblick ) Rufst du? … (wieder träumend ) Und bis zum Abend ist es so lang … (Leichter Windstoß. Sie sieht wieder hin ) Aber der Schatten kriecht doch! … Gelbe, breite Augen … (Laut des Schauderns) So vorquellend … wie an Stielen … Wie es glotzt … (Knarren im Gras. Entsetzt ) Kein Tier, lieber Gott, kein Tier … Ich habe solche Angst … Liebster, mein Liebster, hilf mir … (sie läuft weiter.) IV. Szene Mondbeschienene, breite Straße, rechts aus dem Walde kommend. Wiesen und Felder (gelbe und grüne Streifen abwechselnd). Etwas nach links verliert sich die Straße wieder im Dunkel hoher Baumgruppen. Erst ganz links sieht man die Straße frei liegen. Dort mündet auch ein Weg, der von einem Hause herunterführt. In diesem alle Fenster mit dunklen Läden geschlossen. Ein Balkon aus weißem Stein. (Die Frau kommt langsam, erschöpft. Das Gewand ist zerrissen, die Haare verwirrt. Blutige Risse an Gesicht und Händen. Umschauend ) Er ist auch nicht da … Auf der ganzen, langen Straße nichts Lebendiges … und kein Laut … (Schauer; lauschend ) Die weiten blassen Felder sind ohne Atem, wie erstorben … kein Halm rührt sich … (Sieht die Straße entlang ) Noch immer die Stadt … Und dieser fahle Mond … Keine Wolke, nicht der Flügelschatten eines Nachtvogels am Himmel … diese grenzenlose Totenblässe … (Sie bleibt schwankend stehen ) Ich kann kaum weiter … Und dort läßt man mich nicht ein … Die fremde Frau wird mich fort jagen! … Wenn er krank ist … (Sie hat sich in die Nähe der Baumgruppen geschleppt, unter denen es vollständig dunkel ist ) Eine Bank … ich muß ausruhen … (Müde, unentschlossen, sehnsüchtig ) Aber so lang hab ich ihn nicht gesehen … (Sie kommt unter die Bäume, stößt mit den Füßen an etwas ) Nein, das ist nicht der Schatten der Bank (mit dem Fuß tastend, erschrocken ) Da ist jemand … (Beugt sich nieder, horcht ) Er atmet nicht … (Sie tastet hinunter ) Feucht … hier fließt etwas … (Sie tritt aus dem Schatten ins Mondlicht ) Es glänzt rot … Ach, meine Hände sind wund gerissen … Nein, es ist noch naß, es ist von dort … (Versucht mit entsetzlicher Anstrengung den Gegenstand hervorzuzerren ) Ich kann nicht. (Bückt sich. Mit furchtbarem Schrei ) Das ist er (sie sinkt nieder.) (Nach einigen Augenblicken erhebt sie sich halb, so daß ihr Gesicht den Bäumen zugewendet ist. Verwirrt ) Das Mondlicht … nein dort … Da ist der schreckliche Kopf … das Gespenst … (Sieht unverwandt hin ) Wenn es nur endlich verschwände … wie das im Wald … Ein Baumschatten, ein lächerlicher Zweig … Der Mond ist tückisch … weil er blutleer ist, malt er rotes Blut … (Mit ausgestreckten Fingern hinweisend, flüsternd ) Aber es wird gleich zerfließen … Nicht hinsehen … Nicht darauf achten … Es zergeht sicher … wie das im Wald … (Sie wendet sich mit gezwungener Ruhe ab, gegen die Straße zu ) Ich will fort … ich muß ihn finden … Es muß schon spät sein … (Schweigen. Unbeweglichkeit. Sie wendet sich jäh um, aber nicht vollständig. Fast jauchzend ) Es ist nicht mehr da … Ich wußte … (Sie hat sich weiter gewendet, erblickt plötzlich wieder den Gegenstand ) Es ist noch da … Herrgott im Himmel … (Ihr Oberkörper fällt nach vorne, sie scheint zusammenzusinken. Aber sie kriecht mit gesenktem Haupt hin ) Es ist lebendig (tastet ) Es hat Haut … Augen … Haar … (Sie beugt sich ganz zur Seite, als wollte sie ihm ins Gesicht sehen ) Seine Augen … es hat seinen Mund … Du … du … bist du es … Ich habe dich so lang gesucht … Im Wald und … (an ihm zerrend ) Hörst du? Sprich doch … Sieh mich an … (Entsetzt, beugt sich ganz. Atemlos ) Herrgott, was ist … (schreiend, rennt ein Stück fort ) Hilfe … (Von ferne zum Hause hinauf ) Um Gotteswillen! … rasch! … hört mich denn niemand? … er liegt da … (schaut verzweifelt um sich.) (Eilig zurück unter die Bäume ) Wach auf … wach doch auf … (flehend ) Nicht tot sein … mein Liebster … Nur nicht tot sein … ich liebe dich so. (Zärtlich, eindringlich ) Unser Zimmer ist halbhell … alles wartet … die Blumen duften so stark … (Die Hände faltend, verzweifelnd ) Was soll ich tun … Was soll ich nur tun, daß er aufwacht? … (Sie greift ins Dunkel hinein, faßt seine Hand ) Deine liebe Hand … (zusammenzuckend, fragend ) So kalt? … (Sie zieht die Hand an sich, küßt sie. Schüchtern schmeichelnd ) Wird sie nicht warm an meiner Brust? (Sie öffnet das Gewand ) Mein Herz ist so heiß vom Warten … (Flehend, leise ) Die Nacht ist bald vorbei … Du wolltest doch bei mir sein diese Nacht. (Ausbrechend ) Oh! es ist heller Tag … Bleibst du am Tage bei mir? … Die Sonne glüht auf uns … deine Hände liegen auf mir … deine Küsse … mein bist du … du … Sieh mich doch an, Liebster, ich liege neben dir … So sieh mich doch an … (Sie erhebt sich, sieht ihn an, erwachend ) Ah! wie starr … Wie fürchterlich deine Augen sind … (Laut aufweinend ) Drei Tage warst du nicht bei mir … Aber heute … so sicher … Der Abend war so voll Frieden … Ich schaute und wartete … (ganz versunken ) Über die Gartenmauer dir entgegen … So niedrig ist sie … Und dann winken wir beide … (Aufschreiend ) Nein, nein … es ist nicht wahr … Wie kannst du tot sein? … Überall lebtest du … Eben noch im Wald … deine Stimme so nah an meinem Ohr … immer, immer warst du bei mir … dein Hauch auf meiner Wange … deine Hand auf meinem Haar … (Angstvoll ) Nicht wahr … es ist nicht wahr? Dein Mund bog sich doch eben noch unter meinen Küssen … (wartend ) Dein Blut tropft noch jetzt mit leisem Schlag … Dein Blut ist noch lebendig … (Sie beugt sich tief über ihn ) Oh! der breite rote Streif … Das Herz haben sie getroffen … (Fast unhörbar ) Ich will es küssen … mit dem letzten Atem … dich nie mehr loslassen … (richtet sich halb auf ) In deine Augen sehn … Alles Licht kam ja aus deinen Augen … mir schwindelte, wenn ich dich ansah … (In der Erinnerung lächelnd, geheimnisvoll, zärtlich ) Nun küss ich mich an dir zu Tode. (Tiefes Schweigen. Sie sieht ihn unverwandt an. Nach einer Pause plötzlich ) Aber so seltsam ist dein Auge … (verwundert ) Wohin schaust du? (Heftiger ) Was suchst du denn? (Sieht sich um; nach dem Balkon ) Steht dort jemand? (Wieder zurück, die Hand an der Stirn ) Wie war das nur das letzte Mal? … (immer vertiefter ) War das damals nicht auch in deinem Blick? (Angestrengt in der Erinnerung suchend ) Nein, nur so zerstreut … oder … und plötzlich bezwangst du dich … (Immer klarer werdend ) Und drei Tage warst du nicht bei mir … keine Zeit … So oft hast du keine Zeit gehabt in diesen letzten Monaten … (Jammernd, wie abwehrend ) Nein, das ist doch nicht möglich … das ist doch … (in blitzartiger Erinnerung ) Ah, jetzt erinnere ich mich … der Seufzer im Halbschlaf … wie ein Name … du hast mir die Frage von den Lippen geküßt … (Grübelnd ) Aber warum versprach er mir, heute zu kommen? … (In rasender Angst ) Ich will das nicht … nein ich will nicht … (Aufspringend, sich umwendend ) Warum hat man dich getötet? … Hier vor dem Hause … Hat dich jemand entdeckt? … (Aufschreiend, wie sich anklammernd ) Nein, nein … mein einzig Geliebter … das nicht … (Zitternd ) Oh, der Mond schwankt … ich kann nicht sehen … Schau mich doch an … (rast plötzlich ) Du siehst wieder dort hin? … (Nach dem Balkon ) Wo ist sie denn … die Hexe, die Dirne … die Frau mit den weißen Armen … (höhnisch ) Oh, du liebst sie ja die weißen Arme … wie du sie rot küßt … (Mit geballten Fäusten ) Oh, du … du … du Elender, du Lügner … du … Wie deine Augen mir ausweichen! … Krümmst du dich vor Scham? … (Stößt mit dem Fuß gegen ihn ) Hast sie umarmt … Ja? … (von Ekel geschüttelt ) so zärtlich und gierig … und ich wartete … Wo ist sie hingelaufen, als du im Blut lagst? … Ich will sie an den weißen Armen herschleifen … so (Gebärde; zusammenbrechend ) Für mich ist kein Platz da … (schluchzt auf ) Oh! nicht einmal die Gnade, mit dir sterben zu dürfen … (Sinkt nieder, weinend ) Wie lieb, wie lieb ich dich gehabt hab’ … Allen Dingen ferne lebte ich … allem fremd … (in Träumerei versinkend ) Ich wußte nichts als dich … dieses ganze Jahr … seit du zum ersten Mal meine Hand nahmst … oh, so warm … nie früher liebte ich jemanden so … Dein Lächeln und dein Reden … ich hatte dich so lieb … (Stille und Schluchzen. Dann leise, sich aufrichtend ) Mein Lieber … mein einziger Liebling … hast du sie oft geküßt? … während ich vor Sehnsucht verging … (Flüsternd ) Hast du sie sehr geliebt? (Flehend ) Sag nicht ja … Du lächelst schmerzlich … Vielleicht hast du auch gelitten … vielleicht rief dein Herz nach ihr … (Stiller, warm ) Was kannst du dafür? … Oh, ich fluchte dir … Aber dein Mitleid machte mich glücklich … Ich glaubte, war im Glück … (Stille. Dämmerung links im Osten. Tief am Himmel Wolken, von schwachem Schein durchleuchtet, gelblich schimmernd wie Kerzenlicht. Sie steht auf ) Liebster, Liebster, der Morgen kommt … Was soll ich allein hier tun? … In diesem endlosen Leben … in diesem Traum ohne Grenzen und Farben … denn meine Grenze war der Ort, an dem du warst … und alle Farben der Welt brachen aus deinen Augen … Das Licht wird für alle kommen … aber ich allein in meiner Nacht? … Der Morgen trennt uns … immer der Morgen … So schwer küßt du zum Abschied … wieder ein ewiger Tag des Wartens … Oh du erwachst ja nicht mehr … Tausend Menschen ziehn vorüber … ich erkenne dich nicht … Alle leben, ihre Augen flammen … Wo bist du? … (Leiser ) Es ist dunkel … dein Kuß wie ein Flammenzeichen in meiner Nacht … meine Lippen brennen und leuchten … dir entgegen … (in Entzücken aufschreiend ) Oh, bist du da … (irgend etwas entgegen ) ich suchte … Schönberg,Arnold/Erwartung
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1432.html
第3幕 第1場 (新郎新婦の寝室。背景の中央には美しく飾られたベッドがある。開け放たれた張り出し窓の傍には、低い寝椅子がある) (舞台の奥から音楽が聞こえる。その歌声は初めは遠かったが、だんだんと近づいてくる) (男女による)婚礼の合唱 <男女> 誠の心に導かれ、 愛の祝福を受けてください! 強き勇気で愛を勝ち取り、 幸せな夫婦となるのです。 若き戦士よ!お進みください! 若きお花よ!お進みください! 賑やかな宴はもうおしまい・・・ 心の歓びを手にしてください! (背景の左右のドアが開かれる。右から登場するのはエルザを導く女達、左からはローエングリンを導く男達とハインリヒ王である。燈明をかざした侍童たちが、その前を進む) 香り高き寝室は愛に飾られ、 光を逃れた者を迎え入れます。 誠の心に導かれ、 愛の祝福を受けてください! 強き勇気と清らな愛で、 幸せな夫婦となるのです。 (二つの行列が舞台中央で出会うと、エルザは女達によってローエングリンの手に委ねられる。二人は抱きしめ合い、舞台中央に立ち止まったままでいる。 侍童たちはローエングリンの豪華なマントを脱がせ、ベルトをゆるめて剣を取り外すと寝椅子の前にそれを置く。 女達もまたエルザの華麗なコートを脱がせる。 その間8人の女達が、ローエングリンとエルザを取り巻く輪になってゆっくりと歩く) <8人の女達> (輪になって歩いたあとに) 神がお二人を嘉(よみ)したもう如く、 私達もあなた様方の歓びを願い奉ります。 (さらに2度目の歩みを始める) 愛の幸福に伴われたこの時間を どうか末長くお思いください! (ハインリヒ王はローエングリンとエルザを抱擁して祝福する。侍童たちは出発を促す。 人々は再び行列を整え、歌を歌いながら新郎新婦の脇を通りすぎ、男達は右側から、女達は左側から寝室を後にする) 男女 誠の心に見守られ、 愛の祝福、ここにあれ! 強き勇気と愛の幸(さち)によって 契り交わした夫婦となるのです。 若き戦士よ!おくつろぎください! 若きお花よ!おくつろぎください! 賑やかな宴はもうおしまい・・・ 心の歓びを手にしてください! 香り高き寝室は愛に飾られ、 光を逃れた者を迎え入れます。 (2つの行列がすっかり舞台を去ってしまうと、扉は最後尾の侍童たちによって閉ざされる。歌声はどんどん彼方へと遠ざかっていく) 誠の心に見守られ、 愛の祝福、ここにあれ! 強き勇気と愛の幸(さち)によって 契り交わした夫婦となるのです。 第2場 (人々の行列が寝室から出て行ってしまうと、エルザは幸せのあまり感極まったように、ローエングリンの胸に顔をうずめる。歌が遠ざかっていくのを聞きながら、ローエングリンは寝椅子に腰をかけ、エルザをやさしく引き寄せる) ローエングリン 甘き歌は消えていきました。二人きりです。 初めて二人きりですね・・・お会いした時以来。 いま私たちはこの世から遠く離れ、 心のやり取りを垣間見ることは誰にも許されません。 エルザ!私の妻!清らかで可愛らしい花嫁よ! 幸せですか?どうか教えてください! エルザ 幸せなんて言おうものなら、なんと冷たい女かと思われますわ・・・私は天上の至福を手にしているのですもの! あなたに向かって心が甘く燃え立つのを感じる時、 私が吸い込むのは、神のみが与えてくださる歓喜です。 あなたに向かって私が甘く燃えるのを感じる時、 私が吸い込むのは、神のみが与えてくださる歓喜です。 ローエングリン 可愛い人・・・あなたご自身が幸せだとおっしゃるのなら、 私に与えてくださるのもまた天上の至福なのです! あなたに向かって心が甘く燃え立つのを感じる時、 私が吸い込むのは、神のみが与えてくださる歓喜です。 私が甘く燃えるのを感じる時・・・etc エルザ 私が甘く燃えるのを感じる時・・・etc ローエングリン 私達の愛は何と気高いことでしょう! 一目も見たこともないのに、互いに予感し合っていたのですから。 私があなたの戦士に選ばれた時、 愛の小道が敷かれたのです・・・ あなたに少しも罪がないことは、あなたの瞳でわかりました。 だから私は、あなたの眼差しの命ずるまま、あなたの慈悲の心に仕えようとしたのです。 エルザ ですが、その前から私はあなたと出会っていたのですよ。 あの幸せな夢に現れてくださったではありませんか・・・ だから私は、この現実の世界であなたを見た時、 あなたが神に命じられてやって来たことがわかりました。 あの時、私はあなたの眼差しに溶けていき、 あなたのお足を川のように取り巻き、 野原に香る花のように、 歓喜してあなたの歩みに頭を垂れたかったのです。 でもこれは愛なの?どう言えばよいのでしょうか・・・ この言いようもなく幸せな言葉。 でも、ああ!あなたのお名前・・・それを知ることはできない・・・かけがえない人を名前で呼ぶことができない! ローエングリン エルザ! エルザ あなたの口から私の名前を聞くのは、なんて心地よいことでしょう!でも、私があなたの名前を響かせてはならないのですか? せめて愛の静けさの中にいる時だけはお許しください・・・ 私がその名を口にすることを。 ローエングリン 可愛い妻よ! エルザ 誰もいない二人きりなのですよ・・・ 決して世間が耳にすることはないはずです! ローエングリン (親しみを込めてエルザを抱きしめ、開け放った窓の外にある花壇の庭を指し示す) かぐわしい甘い香りをともに吸い込みませんか? ああ・・・なんと優しく五感をくすぐることか! 神秘にあふれ、風に乗って伝わる香りの魔法に、 何一つ問いかけずに、私は身を任せます。 あの魔法もそうでした・・・可愛いあなたを初めて見た瞬間、 あなたと私を結び合わせた魔法も。 あなたの素姓を問う必要はなかった・・・ 目にした瞬間・・・すぐに心からあなたを理解したからです。 この香りが、たとえ謎めいた夜から流れてこようと 私の五感を魅惑するのと同じように、 あなたの清らかさは、たとえ重き罪の疑いをかけられようと、 私の心に火をつけずにはいなかったのです。 エルザ (恥ずかしさを抑えながら、素直にローエングリンに寄り添う) ああ・・・私があなたにとって価値ある存在なら、 私はあなたの前にただ消えてしまう存在ではいけない・・・ 私に良い所があるからこそ、あなたと一緒になったのなら、 私はあなたのために苦しんでもよいはずです! 苛酷な訴えに苦しめられている私の姿をあなたは見ました・・・ ああ・・・私もまた、あなたの苦しみを知りたいのです。 どんなことでも勇気をもって耐え抜きますから、 あなたの心を悩ますものを教えてください! 全世界に黙っていなければならないほどの 秘密なのですか? 世界がそれを知るようになれば、 災いが待ち受けているというのですか? 仮にそうだとして、私がそれを知ったとしても、 私は大丈夫です。 どんな脅迫に晒されても私が口を割ることはありません。 あなたのためなら、私は死んでもいいのですから! ローエングリン あなたは・・・! エルザ ああ・・・私を信じて我が心に誇りを与え、 私が取るに足らない女として消えてしまわないようにしてください!あなたの秘密を私に教えて、 あなたがどなたなのか分かるようにしてください! ローエングリン ああ・・・おやめなさい!エルザ! エルザ 私の忠誠を信じて、 あなたの出自の高貴さを明るみに出してください! 決して後悔させませんから、どこから来たかおっしゃってください・・・神よ・・・私に沈黙し続ける力を与えてください! ローエングリン (厳しくも真剣な顔つきで、二三歩後じさりする) これ以上ない信頼を寄せてくれてありがとう。 あなたの誓いをもちろん私は信じていますよ。 ですが、あなたが私にとってどんな女性以上にも価値ある存在なのは、私の命令を守って揺らがないからこそなのです。 (そう言うとすかさず再び愛情にあふれた様子でエルザに話しかける) 可愛くも清らかな人・・・私の胸へ・・・ 私の燃える心のそばに来てください。 優しく私を見つめるあなたの瞳に、 我が生涯の幸福を読み取れるようにしてください! ああ・・・私が歓喜に満ちて、 あなたの息吹を吸い込めるようにしてください・・・ 強く・・・ああ!もっと強く身を寄せて下さい。 私があなたに包まれて幸せでいるために! あなたの愛は、あなたのために私が捨てたものに 十分以上に釣り合うものです。 神の見そなわす全世界に私の運命ほど 高貴なものはありません。 王が私に王冠をくださろうとも、 私はそんなものには目もくれません。 私の払った犠牲に釣り合うものは、 ただあなたの愛にしか有り得ません! だから決して疑ったりしないでください。 あなたの愛こそが私の誇るに足る贈り物なのです! なぜなら私は、苦しみの夜から来たのではなく、 輝ける喜びの国から来たからです! エルザ 何ですって?何てことを耳に! 何ということをおっしゃるの! 私の心を惑わし、 悲しませようというのですね! あなたが別れてきた世界は、 そんなにも至福の世界なのね・・・ 歓びの国から来たあなたは、 もう帰りたいと思っているんでしょう! 惨めな私に、どうして信じられるというの? あなたが私ごときの忠誠で満足できるなどと・・・。 きっと朝が来れば、あなたは私を愛したことを後悔して、 去って行ってしまうに違いない! ローエングリン やめてください!なぜ自分をそんなに苦しめるのです! エルザ あなたこそなぜ私を苦しめるの! あなたが私のもとにとどまっている日を なぜ私は数えなければならないの? あなたがいつまで滞在するか気にしているうちに、 きっと私の頬は色あせ、 あなたは私のもとを去り、 私は不幸の中に取り残される! ローエングリン あなたの魅力が薄れるはずはありません。 疑う必要などありません! エルザ ああ・・・あなたを私につなぎとめるほどの強い力を、 私が持っているはずがありましょうか? あなたという魔法に満ちた存在は、 奇跡の道を歩んでこられた・・・ ああ・・・どうしたら私は元通りになれるの? あなたにいてもらえる保証がどこにあるというの? (激しく興奮してびくっと飛び上がると、そのまま固まって、まるで何かに耳を澄ますように) 何か聴こえない?何かがやって来ない? ローエングリン エルザ! エルザ ああ・・・違うわ! (宙の一点を見つめたまま) あらっ・・・あそこに・・・白鳥が・・・白鳥が! 水面に白鳥がやってくる・・・ あなたが呼んだのね・・・小舟を曳いてやってくる! ローエングリン エルザ!やめるのです!妄想を鎮めるのです! エルザ 私の心を静めるものはない。 何物も私の妄想を取り払うことはできない。 ただ一つのことだけが私を救う・・・たとえ命が奪われたとて・・・私はあなたが誰なのか知りたいの! ローエングリン エルザ・・・何をしようというのです? エルザ 優しくて不実な人・・・ 聴いて・・・私は問いかけずにはいられません! 私にお名前を教えて! ローエングリン やめなさい! エルザ どこから来て・・・! ローエングリン ああ! エルザ どんな素姓なの? ローエングリン ああ!何ということを! エルザ (エルザは舞台の背後を背にしているローエングリンの前に立っていたので、抜き身の剣をかざして後ろの扉から押し入って来たフリードリヒと四人の貴族に気づく) たいへん!剣を・・・剣を! (寝椅子の前に置いてあった剣を素早くローエングリンに渡し、手早く彼は剣を鞘から抜く。 ローエングリンは剣を構えたフリードリヒを一撃のもとに打ち伏せる。驚いた貴族達は剣を取り落し、ローエングリンの足もとにひざまずく。その間、彼の胸に飛び込んでいたエルザだったが、やがて気を失ってゆっくり床へと沈んでいく) ローエングリン (ひとりで立ち尽くしたまま) ああ・・・私達の幸せは全て消え去りました! (エルザのほうに屈み込み、やさしく彼女を抱き起こして寝椅子の上に横たえる) エルザ (目を見開きながら) 神よ・・・私をお憐れみください! (朝は今にも明け初めようとしている。燃え尽きようとする蝋燭は、今にも消え入らんばかりである。ローエングリンが手で合図すると、貴族達が立ち上がる) ローエングリン この打ち倒されし男を、王の裁きの場に運ぶがよい! (貴族達はフリードリヒの遺体を持ち上げ、後ろの扉を通って去って行く。ローエングリンが呼び鈴の綱を揺らすと、四人の女達が左から現れる) ローエングリン (女達に) 王の御前に連れて行くために、 私の可愛い妻エルザの衣裳を整えてください! 私は王の御前にてお答えするつもりです。 その時この方は夫の素姓を知ることとなるでしょう。 (ローエングリンは悲しげな重々しい足取りで右の扉から去って行く。女達は身動きできずにいるエルザの手を取り、左の扉から退場させる。ゆっくりと朝の薄明かりが広がっていく。蝋燭はすっかり燃え尽きている。軍隊ホルンの吹奏が、城の中庭から盛り上がってくるように聞こえて来る) DRITTER AKT ERSTE SZENE Das Brautgemach, in der Mitte des Hintergrundesdas reichgeschmückte Brautbett;an einem offenen Erkerfenster ein niedriges Ruhebett. Musik hinter der Szene; der Gesang ist erst entfernt, dann näherkommend. Brautlied der MÄNNER und FRAUEN Treulich geführt ziehet dahin, wo euch der Segen der Liebe bewahr ! Siegreicher Mut, Minnegewinn eint euch in Treue zum seligsten Paar. Streiter der Jugend, schreite voran! Zierde der Jugend, schreite voran! Rauschen des Festes seid nun entronnen, Wonne des Herzens sei euch gewonnen! Rechts und links im Hintergrunde werden Türen geöffnet; rechts treten Frauen auf, welche Elsa, links die Männer mit dem Könige, welche Lohengrin geleiten. Edelknaben mit Lichtern voraus. Duftender Raum, zur Liebe geschmückt, nehm euch nun auf, dem Glanze entrückt. Treulich geführt ziehet nun ein, wo euch der Segen der Liebe bewahr ! Siegreicher Mut, Minne so rein eint euch in Treue zum seligsten Paar. Als die beiden Züge in der Mitte der Bühne sich begegneten, ist Elsa von den Frauen Lohengrin zugeführt worden; sie umfassen sich und bleiben in der Mitte stehen. Edelknaben entkleiden Lohengrin des reichen Obergewandes, gürten ihm das Schwert ab und legen dieses am Ruhebette nieder; Frauen entkleiden Elsa ebenfalls ihres kostbaren Obergewandes. Acht Frauen umschreiten währenddessen langsam Lohengrin und Elsa. ACHT FRAUEN nach dem Umschreiten Wie Gott euch selig weihte, zu Freuden weihn euch wir. Sie halten einen zweiten Umgang In Liebesglücks Geleite denkt lang der Stunde hier! Der König umarmt und segnet Lohengrin und Elsa. Die Edelknaben mahnen zum Aufbruch. Die Züge ordnen sich wieder, und während des Folgenden schreiten sie an den Neuvermählten vorüber, so dass die Männer rechts, die Frauen links das Gemach verlassen. MÄNNER und FRAUEN Treulich bewacht bleibet zurück, wo euch der Segen der Liebe bewahr ! Siegreicher Mut, Minne und Glück eint euch in Treue zum seligsten Paar. Streiter der Tugend, bleibe daheim! Zierde der Jugend, bleibe daheim! Rauschen des Festes seid nun entronnen, Wonne des Herzens sei euch gewonnen! Duftender Raum, zur Liebe geschmückt, nahm euch nun auf, dem Glanze entrückt. Die beiden Züge haben die Bühne gänzlich verlassen; die Türen werdenvon den letzten Knaben geschlossen. In immer weiterer Ferne verhallt der Gesang. Treulich bewacht bleibet zurück, wo euch der Segen der Liebe bewahr ! Siegreicher Mut, Minne und Glück eint euch in Treue zum seligsten Paar. ZWEITE SZENE Elsa ist, als die Züge das Gemach verlassen haben; wie überselig Lohengrin an die Brust gesunken. Lohengrin setzt sich, während der Gesang verhallt, auf dem Ruhebett am Erkerfenster nieder, indem er Elsa sanft nach sich zieht. LOHENGRIN Das süsse Lied verhallt; wir sind allein, zum erstenmal allein, seit wir uns sahn. Nun sollen wir der Welt entronnen sein, kein Lauscher darf des Herzens Grüssen nahn. Elsa, mein Weib! Du süsse, reine Braut! Ob glücklich du, das sei mir jetzt vertraut! ELSA Wie wär ich kalt, mich glücklich nur zu nennen, besitz ich aller Himmel Seligkeit! Fühl ich zu dir so süss mein Herz entbrennen, atme ich Wonnen, die nur Gott verleiht; fühl ich zu dir so süss mich entbrennen, atme ich Wonnen, die nur Gott verleiht! LOHENGRIN Vermagst du, Holde, glücklich dich zu nennen, gibst du auch mir des Himmels Seligkeit! Fühl ich zu dir so süss mein Herz entbrennen, atme ich Wonne, die nur Gott verleiht; fühl ich so süss usw. ELSA Fühl ich so süss usw. LOHENGRIN Wie hehr erkenn ich unsrer Liebe Wesen! Die nie sich sahn, wir hatten uns geahnt; war ich zu deinem Streiter auserlesen, hat Liebe mir zu dir den Weg gebahnt Dein Auge sagte mir dich rein von Schuld - mich zwang dein Blick, zu dienen deiner Huld. ELSA Doch ich zuvor schon hatte dich gesehen, in sel gem Traume warst du mir genaht; als ich nun wachend dich sah vor mir stehen, erkannt ich, dass du kamst auf Gottes Rat. Da wollte ich vor deinem Blick zerfliessen, gleich einem Bach umwinden deinen Schritt, als eine Blume, duftend auf der Wiesen, wollt ich entzückt mich beugen deinem Tritt. Ist dies nur Liebe? Wie soll ich es nennen, dies Wort, so unaussprechlich wonnevoll, wie ach! dein Name - den ich nie darf kennen, bei dem ich nie mein Höchstes nennen soll! LOHENGRIN Elsa! ELSA Wie süss mein Name deinem Mund entgleitet! Gönnst du des deinen holden Klang mir nicht? Nur, wenn zur Liebesstille wir geleitet, sollst du gestatten, dass mein Mund ihn spricht. LOHENGRIN Mein süsses Weib! ELSA Einsam, wenn niemand wacht; nie sei der Welt er zu Gehör gebracht! LOHENGRIN sie freundlich umfassend und durch das offene Fenster auf den Blumengarten deutend Atmest du nicht mit mir die süssen Düfte? O wie so hold berauschen sie den Sinn! Geheimnisvoll sie nahen durch die Lüfte, fraglos geb ihrem Zauber ich mich hin. So ist der Zauber, der mich dir verbunden, da als ich zuerst, du Süsse, dich ersah; nicht deine Art ich brauchte zu erkunden, dich sah mein Aug - mein Herz begriff dich da. Wie mir die Düfte hold den Sinn berücken, nahn sie mir gleich aus rätselvoller Nacht So deine Reine musste mich entzücken, traf ich dich auch in schwerer Schuld Verdacht. ELSA birgt ihre Beschämung, indem sie sich demütig an ihn schmiegt Ach, könnt ich deiner wert erscheinen, müsst ich vor dir nicht bloss vergehn; könnt ein Verdienst mich dir vereinen, dürft ich in Pein für dich mich sehn! Wie du mich trafst vor schwerer Klage, o wüsste ich auch dich in Not; dass mutvoll ich ein Mühen trage, kennt ich ein Sorgen, das dir droht! Wär das Geheimnis so geartet, das aller Welt verschweigt dein Mund? Vielleicht, dass Unheil dich erwartet, würd aller Welt es offen kund? Wär es so und dürft ich s wissen, dürft ich in meiner Macht es sehn, durch keines Drohn sei mir s entrissen, für dich wollt ich zu Tode gehn! LOHENGRIN Geliebte! ELSA O mach mich stolz durch dein Vertrauen, dass ich in Unwert nicht vergeh ! Lass dein Geheimnis mich erschauen, dass, wer du bist, ich offen seh ! LOHENGRIN Ach, schweige, Elsa! ELSA Meiner Treue enthülle deines Adels Wert! Woher du kamst, sag ohne Reue - durch mich sei Schweigens Kraft bewährt! LOHENGRIN streng und ernst einige Schritte zurücktretend Höchstes Vertraun hast du mir schon zu danken, da deinem Schwur ich Glauben gern gewährt; wirst nimmer du vor dem Gebote wanken, hoch über alle Fraun dünkst du mich wert! Er wendet sich schnell wieder liebevoll zu Elsa An meine Brust, du Süsse, Reine! Sei meines Herzens Glühen nah, dass mich dein Auge sanft bescheine, in dem ich all mein Glück ersah! O gönne mir, dass mit Entzücken ich deinen Atem sauge ein Lass fest, ach! fest an mich dich drücken, dass ich in dir mög glücklich sein! Dein Lieben muss mir hoch entgelten für das, was ich um dich verliess; kein Los in Gottes weiten Welten wohl edler als das meine hiess. Böt mir der König seine Krone, ich dürfte sie mit Recht verschmähn. Das einz ge, was mein Opfer lohne, muss ich in deiner Lieb ersehn! Drum wolle stets den Zweifel meiden, dein Lieben sei mein stolz Gewähr! Denn nicht komm ich aus Nacht und Leiden, aus Glanz und Wonne komm ich her! ELSA Hilf Gott, was muss ich hören! Welch Zeugnis gab dein Mund! Du wolltest mich betören, nun wird mir Jammer kund! Das Los, dem du entronnen, es war dein höchstes Glück; du kamst zu mir aus Wonnen und sehnest dich zurück! Wie soll ich Ärmste glauben, dir g nüge meine Treu ? Ein Tag wird dich mir rauben durch deiner Liebe Reu ! LOHENGRIN Halt ein, dich so zu quälen! ELSA Was quälest du mich doch! Soll ich die Tage zählen, die du mir bleibest noch? In Sorg um dein Verweilen verblüht die Wange mir - dann wirst du mir enteilen, im Elend bleib ich hier! LOHENGRIN Nie soll dein Reiz entschwinden, bleibst du von Zweifel rein! ELSA Ach, dich an mich zu binden, wie sollt ich mächtig sein? Voll Zauber ist dein Wesen, durch Wunder kamst du her; wie sollt ich da genesen, wo fänd ich dein Gewähr? Sie schreckt in heftigster Aufregung zusammen und hält an, wie um zu lauschen. Hörtest du nichts? Vernahmest du kein Kommen? LOHENGRIN Elsa! ELSA Ach nein! vor sich hinstarrend Doch, dort - der Schwan - der Schwan! Dort kommt er auf der Wasserflut geschwommen - du rufest ihm - er zieht herbei den Kahn! LOHENGRIN Elsa! Halt ein! Beruh ge deinen Wahn! ELSA Nichts kann mir Ruhe geben, dem Wahn mich nichts entreisst, als - gelt es auch mein Leben - zu wissen, wer du seist! LOHENGRIN Elsa, was willst du wagen? ELSA Unselig holder Mann, hör, was ich dich muss fragen! Den Namen sag mir an! LOHENGRIN Halt ein! ELSA Woher der Fahrt! LOHENGRIN Weh dir! ELSA Wie deine Art? LOHENGRIN Weh uns, was tatest du! ELSA die vor Lohengrin steht, welcher den Hintergrund im Rücken hat, gewahrt Friedrich und seine vier Genossen, welche mit gezückten Schwertern durch eine hintere Tür hereinbrechen. Rette dich! Dein Schwert, dein Schwert! Sie reicht das am Ruhebett angelegte Schwert hastig Lohengrin, so dass dieser schnell es aus der Scheide, welche sie hält, ziehen kann. Lohengrin streckt Friedrich, welcher nach ihm ausholt, mit einem Streiche tot zu Boden; den entsetzten Edlen entfallen die Schwerter, sie stürzen zu Lohengrins Füssen auf die Knie. Elsa, die sich an Lohengrins Brust geworfen hatte, sinkt ohnmächtig langsam an ihm zu Boden. LOHENGRIN steht allein aufrecht Weh, nun ist all unser Glück dahin! Er neigt sich zu Elsa hinab, erhebt sie sanft und lehnt sie auf das Ruhebett. ELSA die Augen aufschlagend Allewiger, erbarm dich mein! Der Tag ist in allmählichem Anbruche begriffen; die tiefer herabgebrannten Kerzen drohen zu erlöschen. Auf Lohengrins Zeichen erheben sich die vier Edlen. LOHENGRIN Tragt den Erschlagnen vor des Königs Gericht! Die Edlen nehmen die Leiche Friedrichs auf und entfernen sich mit ihr durch eine Tür des Hintergrundes. Lohengrin läutet an einem Glockenzuge; vier Frauen treten von links ein. LOHENGRIN zu den Frauen Sie vor den König zu geleiten, schmückt Elsa, meine süsse Frau! Dort will ich Antwort ihr bereiten, dass sie des Gatten Art erschau . Er entfernt sich mit traurig feierlicher Haltung durch die Tür rechts. Die Frauen geleiten Elsa, die keiner Bewegung mächtig ist, nach links ab. Der Tag hat langsam begonnen zu grauen; die Kerzen sind verloschen. Wie aus dem Burghofe heraufhört man Heerhörner einen Aufruf blasen. この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Lohengrin/III-2
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2290.html
OUVERTURE 1. SZENE Eine ländliche Gegend. Links im Vordergrunde des Schulzen Haus. Vor demselben eine Linde, darunter ein Tisch und eine Bank. Anton. Landleute. [Sammeln sich vor dem Hause des Schulzen. Es beginnt zu tagen.] Nr. 1. Introduktion CHOR Verglühet sind die Sterne, Der Morgen graut, Die Sonne ist nicht ferne, Erwache, o Braut! ANTON Ihr Glanz wird bald bescheinen Das hochentzückte Paar, Auf ewig uns vereinen Am festlichen Altar. CHOR Ihr Glanz wird bald bescheinen Das hochentzückte Paar, Auf ewig uns vereinen Am festlichen Altar. ANTON Und Lieschen kann noch säumen, Beglückte Liebe wacht, Entsage nun den Träumen, Da Wirklichkeit Dir lacht. CHOR Und Lieschen kann noch säumen, Beglückte Liebe wacht, Entsage nun den Träumen, Da Wirklichkeit Dir lacht. Verglühet sind die Sterne, Der Morgen graut, Die Sonne ist nicht ferne, Erwache, o Braut! ANTON Freundlich weckten wir die holde Braut. Habt Dank, geliebte Freunde ! Am Hochzeitsmahle finden wir uns wieder; jetzt bin ich mir allein genug. CHOR Auf Wiedersehen ! [Die Landsleute entfernen sich.] ANTON Endlich erschien Lieschens 18. Geburtstag, der lange ersehnte Tag unsrer Verlobung. II. SZENE Anton, Lieschen [aus dem Hause.] LIESCHEN Anton! ANTON Lieschen! Aber so zu schlafen! LIESCHEN Wer sagt dir, daß ich schlief? Im Bette lag ich zwar, doch wachend, sinnend. ANTON Sinnend? Worüber? LIESCHEN Ach, Anton! Wie du noch fragen magst! Als ob eine Braut nicht allerlei zu sinnen hätte. An dich, an mich, an die Vergangenheit, an heute, an die Zukunft dachte ich und verlor mich in wunderbaren Gedanken. ANTON Ich bitte dich, laß die Gedanken ! Wer denkt im Glücke? LIESCHEN Anton, das verstehst du nicht. Muß ich nicht von morgen an an das Haus besorgen? ANTON Ich unterstütze dich. LIESCHEN Hat eine Hausfrau nicht Tag und Nacht Geschäfte? ANTON Ich teile die Arbeit. LIESCHEN Ist es nicht möglich, daß wir Gesellschaft erhalten? ANTON Daran zu denken finden wir Zeit. Lieschen, sieh , ich handelte. Dies Sträußchen Blumen pflückte ich der lieben, 18jährigen Braut. Ein ärmliches zwar, doch dein Herz wird die Gabe nicht verschmähen. [Überreicht ihr ein Sträußchen.] Nr. 2. Duett ANTON Vor dem Busen möge blühen, Was die Liebe dir verehrt, Aber in des Herzens Tiefe Sei ein Plätzchen mir gewährt. LIESCHEN Wenn schon lange welkt das Sträußchen Vor der ewig treuen Brust, Lebe noch im Herzensgrunde Der Geliebte, meine Lust. LIESCHEN, ANTON Liebe trotzt den Elementen, Sie, die eine Welt sich schafft. Freude lehrt sie neue Freude; Leiden giebt sie Riesenkraft. LIESCHEN Seufzend zählte ich die Tage, Ach! Die böse Zeit sie schlich; Tage wurden mir zu Jahren, Denn nach Stunden zählte ich. ANTON Seufzend zählte ich die Stunden, Ach! Sie hatten Tagesfrist; Jenem wachsen sie zu Jahren, Der sie nach Sekunden mißt. LIESCHEN, ANTON Doch wohl uns, wir sind am Ziele Sie verstrich, die lange Zeit. O Himmel, jetzt gieb unsern Tagen Dauer einer Ewigkeit. III. SZENE Vorige. Der Schulze [aus dem Hause.] SCHULZE Meine Tochter, Guten Morgen! LIESCHEN Guten Morgen, Mein Vater! ANTON Guten Morgen, Herr Schulze! SCHULZE Lieschen, Lieschen, schon so früh auf, meine Tochter? ANTON Ich weckte sie. SCHULZE Wirklich? LIESCHEN Ja, Vater! Allerliebst weckte mich Anton. SCHULZE Ei, ei ! Allerliebst? ANTON Ein Ständchen brachte ich ihr vor dem Fenster. SCHULZE Durch eine Mauer hast du sie aufgeweckt? Gut, das mag hingehen. LIESCHEN Und durch die Mauer flog ich ihm entgegen. Mein 18. Geburtstag wollte gar nicht erscheinen. SCHULZE Dein Verlobungstag, willst du sagen. ANTON Ein bißchen Eigensinn war es denn doch, daß Ihr uns 18 Jahre warten ließet. SCHULZE Die Pflicht gebot mir, so zu handeln und auf Pflicht soll Obrigkeit halten. Hört, Kinder Heute vor 18 Jahren wurde mir meine Tochter geboren. Da tritt mein Nachbar, der junge Spiess, zu mir und spricht "Freund, heute werde ich großjährig, und da ich entschlossen bin, die Welt zu durchlaufen, gehe ich noch diesen Abend fort, meinen Zwillingsbruder aufzusuchen. Schulze! Laß meinen Abzug durch eine löbliche Handlung bezeichnen. Ich will Patenstelle bei deinem Töchterlein vertreten und tausend Thaler als Brautschatz für die Kleine gerichtlich hinterlegen mit dem Beding, daß, wenn ich binnen 18 Jahren zurückkehre, selbe meine Gattin werde, versteht sich, wenn ich Gefallen an dem Mädchen finde." ANTON Ach, am Gefallen würde es nicht fehlen. LIESCHEN Aber zurückgekommen ist er nicht. SCHULZE Und wird auch wahrscheinlich nie zurückkehren; denn, wie ich zuverlässige Nachrichten habe, sind beide Spiesse im französischen Kriegsdienste geblieben. LIESCHEN So ist doch der Krieg zu etwas gut! SCHULZE Lieschen! ANTON Nichts steht also unsrer Verbindung entgegen. SCHULZE Heute ist eure Verlobungstag. Anton kommt jetzt mit mir zum Amtmann, um die Erhebung der tausend Thaler einzuleiten. Obgleich das Mädchen noch ein Kind ist! Komm, Anton. [Beide ab]. LIESCHEN [allein] Wie war das ? Kind soll ich noch sein ? Vater, du irrst! Nr. 3 Arie LIESCHEN Der Vater mag wohl immer Kind mich nennen, Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin; Wo wäre denn mein kindlich froher Sinn? Der Busen glüht, die Wange fühl ich brennen, Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin; Sonst flog ich, kaum von Vögeln zu erreichen Und sang mein Lied wie sie aus froher Brust. Doch jetzt, der Schnecke gleich, sieht man mich schleichen, Und Seufzer schwellen mir die Brust; Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin; Sonst hörte ich mein Taubenpärchen girren, Ich sah die Zärtlichen und freute mich. Doch jetzt, ihr süßes Spiel kann mich verwirren; Ich fühle, o was fühle ich? Diese Sehnsucht, dieses Ahnen, Dieses Brennen, dies Wohl und Weh Fühlt nicht des Kindes froher Sinn. Der Vater mag wohl immer Kind mich nennen, Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin. Kind? Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin; IV. SZENE Franz Spiess [tritt auf.] FRANZ Endlich bin ich am Ziele ! Die Hitze, der Staub, die Steine und erst diese verdammten Berge ! Nur Narren können Fußreisen loben. Wie ganz anders reist man auf dem Meere, wenn dienstfertige Winde die Segel schwellen, und...- Wohl mir, am Ziele bin ich nun.- Ein freundliches, liebes Dörfchen! V. SZENE Franz. Der Schulze [kommt in Gedanken.] SCHULZE Guten Morgen! FRANZ [schlägt dem Schulze auf die Achsel.] Guten Morgen! Schulze ! Nun, was staunst du so? Erkennst du mich nicht mehr? Hab ich dich doch gleich erkannt. Franz Spiess heiße ich. Schulze, hast du die Sprache verloren? SCHULZE Überrascht bin ich, Herr Spiess. Die Nachrichten haben gelogen; man glaubte Sie tief im Meere vergraben. FRANZ Doch bin ich glücklich und wohlbehalten, nur ohne mein rechtes Auge. SCHULZE Vortrefflich! Erzählen Sie ! Reisebeschreibungen sind mein Element. Sagen Sie, fanden Sie Ihren Zwillingsbruder, den lieben Friedrich wieder? FRANZ Ach, meinen Bruder ! Umsonst suchte ich ihn in ganz Frankreich. Mit seinem Regimente war ins Feld gegangen. Und da nahm auch ich Kriegsdienste an und mein Regiment wurde eingeschifft. Zehn Stürme und drei Schiffbrüche erlebte ich. SCHULZE Und sind nicht ertrunken? FRANZ Ach! Es fehlte nicht viel. Unser Schiff war entmastet, zwei Korsaren verfolgten uns und an Verteidigung war nicht zu denken. Da warf unser Kapitän - ein braver Bursche!- die brennende Lunte in die Pulverkammer - Puff! Paff! donnerte es fürchterlich und wie ein Ball flog ich in die Luft. SCHULZE Und sind nicht erstickt? FRANZ Es fehlte nicht viel. Ich stürzte in die See und ein verdammter Stück von Steuerruder traf mich unsanft am Haupte und tot war ich, mausetot! SCHULZE Aber nun leben Sie wieder? FRANZ Ja, ja! Die Teufelskorsaren fischten mich aus dem Meer, brachten mich ins Leben zurück und verkauften mich in Algier. SCHULZE Lieber Himmel, auch diesen Räubern entkamen Sie glücklich? Sie sollten ewig auf dem Meere bleiben, während wir gewöhnliche Menschen im Trocknen uns vergraben. FRANZ Feige Memme! Eine herrliche Lust ist es um eine solche Seereise ! SCHULZE Wenn es stürmt ? FRANZ Dann geht s im Fluge! SCHULZE Wenn es blitzt? FRANZ Dann wird s hell! SCHULZE Wenn es donnert? FRANZ Himmlische Musik! Nr. 4. Arie FRANZ Mag es stürmen, donnern, blitzen, Öffnen mag die See den Schlund. Auf der Wasserberge Spitzen Und des Meeres tiefstem Grund Zeigt der Schiffer hohen Mut, Trotzen der erzürnten Flut. Schwankend, doch mit Pfeilesschnelle Fliegt das leichte Bretterhaus. Auf die schaumbedeckte Welle Blickt der Seeheld kühn hinaus; Und befiehlt mit festem Wort, Steuert in den sichern Port. FRANZ Und nun sage mir, Freund wo ist deine Tochter, meine Braut? Alle Wetter! Du solltest doch nicht wortbrüchig geworden sein? SCHULZE Wertester Herr Spiess, mein Wort ist mir heilig. Meine Tochter ist bis zur Stunde noch ledig. FRANZ Wohlan, führe mich zu ihr. SCHULZE Halt ! Das arme Mädchen muß erst vorbereitet werden; sie könnte ohnmächtig werden vor Freude. FRANZ Keine Ausflüchte ! Wo ist sie? SCHULZE Herr Spiess ! Lieber Herr Spiess! FRANZ Lieschen! VI. SZENE Vorige. Lieschen [aus dem Hause]. LIESCHEN Welch Getöse ! Wer ruft? FRANZ Ich, liebes Kind! LIESCHEN [verlegen] Vater- SCHULZE [ebenso] Tochter- FRANZ Alle Wetter, schön bist du geworden! Du gefällst mir. Komm her, laß dich küssen. [Er will sie küssen, Lieschen sträubt sich.] VII. SZENE Vorige. Anton [eilt rasch herbei und stürzt sich zwischen Beide.] ANTON Heda! Was geschieht? FRANZ Was sehr Natürliches. Meine Braut will ich küssen. ANTON Seine Braut?! SCHULZE Ja, so ist es. Herr Spiess kommt zurück, aus der Luft, aus dem Wasser, aus dem Meer, aus Algier- FRANZ Jetzt beginne ich zu begreifen! Jetzt erkläre ich mir die Ohnmacht! Nr. 5. Quartett FRANZ Zu rechter Zeit bin ich gekommen, Zu spät vielleicht, es scheint zu spät. SCHULZE Er deute sich zu seinem Frommen, Was warnend ihm vor Augen steht. LIESCHEN Ich stehe, wie vom Blitz getroffen, Der böse Spiess, weh uns, er kam. ANTON Verzage nicht, o laß uns hoffen, Dein Anton bleibt dein Bräutigam. LIESCHEN, ANTON Im Sturme laß uns mutig steh n. Wer trennt treue Herzen? FRANZ Wie zärtlich dort die Täubchen stehen; Bin ich der Bräutigam, ist s er? SCHULZE Wie wird es mit der Hochzeit geh n? Ist jener Bräutigam, ist s er? LIESCHEN, ANTON Daß wir uns lieben, mag er ja sehen, Der Störenfried, der Satan der. FRANZ Wie mitleidsvoll sie auf mich sehen, Die Schelmin die, der Satan der. SCHULZE In Luft und Meer kann er besteh n, Aus Algier kommt er glücklich her. LIESCHEN Mein Vater! FRANZ Nun ist meine Geduld am Ende! Lauf ich über Berg und Tal wie ein Narr daher, um solchen Spektakel zu erblicken? Man sehe nur! Fest, wie auf einer Sandbank steht sie, und der Bursche sponsiert mit ihr, als wäre sie gar nicht meine Braut. ANTON Das soll, das wird sie auch nicht werden! LIESCHEN Nein, gewiß nicht. SCHULZE Ruhig, Kinder! Freund Spiess, mäßigen Sie sich. Sie liebt jenen jungen Menschen und er liebt sie wieder. FRANZ Das hätte ich auch mit einem halben Auge gesehen. SCHULZE Heute Abend sollte Verlobung sein- FRANZ Alle Wetter, die wird auch sein ! Der Bräutigam ist da. SCHULZE Freund ! Bedenken Sie, Sie sind ein Invalide. FRANZ Aber ein rüstiger. SCHULZE Und haben, verzeihen Sie, nur noch ein Auge. FRANZ Um so besser, so brauch ich nur eines zudrücken. Sie gefällt mir, und ich bestehe auf meinem Rechte. Mein Bruder ist tot, und die Spiesse sollen nicht hierzulande aussterben. Nun könnt ihr Abschied nehmen, rührenden Abschied! (Zum Schulzen) Du besorgst das Frühstück. Ich gehe mit dem Amtmann Rechnung pflegen über die Verwaltung unserer Wirtschaft. Nun seufzt und weint, so viel ihr wollt. [Ab.] VIII. SZENE Vorige, ohne Franz. LIESCHEN Der Häßliche! ANTON Der Abscheuliche! LIESCHEN Vater, lieber Vater! Wie wird die Sache enden? SCHULZE Ich denke- ich fürchte- mit deiner und Herrn Spiesses Hochzeit. LIESCHEN Unmöglich! ANTON Nein, Abschied nehme ich nicht, der Herr Spiess soll an den Abschied denken! Den Hals breche ich ihm! Ich erwürge ihn! SCHULZE Hör auf! Haifische verlieren bei seinem Anblick den Appetit und grimmige Seeräuber fürchten ihn. Vielleicht, daß Güte ihn zähmt. ANTON Kann aber nichts den Unmenschen erweichen, so muß das ganze Dorf sich erheben; denn Lieschen und ich, wir können nicht Abschied nehmen. [Geht ins Dorf ab.] LIESCHEN Lieber sterben! [Mit dem Vater ins Haus ab.] IX. SZENE Friedrich Spiess [tritt auf.] Nr. 6. Arie FRIEDRICH Liebe, teure Muttererde, Sieh dein Kind, es kehrt zurück, Nur am heimatlichen Herde Fühlt man ganz des Lebens Glück. Hütten, Hügel, Sträuche, Bäume, Alte Freunde, steht ihr hier; Himmelswonne, süße Träume, Meine Jugend zeigt ihr mir. Wo dem neugebor nen Knaben Einst die Sonne hat gelacht, Hier soll man auch mich begraben, Ist mein Tagewerk vollbracht. FRIEDRICH Meine Hoffnung hat mich nicht betrogen. Als ich, schwer verwundet, in Feindes Hand geriet, in langer, harter Gefangenschaft schmachtete, hat sie allein mich erhalten. Zwar wird die Gedanken an meine verlorene Gattin, an meinen geliebten Zwillingsbruder Franz manche Stunde mir trüben, doch der Anblick der wiedergefundenen Heimat wird die Wehmut verscheuchen. OUVERTURE 1. SZENE Eine ländliche Gegend. Links im Vordergrunde des Schulzen Haus. Vor demselben eine Linde, darunter ein Tisch und eine Bank. Anton. Landleute. [Sammeln sich vor dem Hause des Schulzen. Es beginnt zu tagen.] Nr. 1. Introduktion CHOR Verglühet sind die Sterne, Der Morgen graut, Die Sonne ist nicht ferne, Erwache, o Braut! ANTON Ihr Glanz wird bald bescheinen Das hochentzückte Paar, Auf ewig uns vereinen Am festlichen Altar. CHOR Ihr Glanz wird bald bescheinen Das hochentzückte Paar, Auf ewig uns vereinen Am festlichen Altar. ANTON Und Lieschen kann noch säumen, Beglückte Liebe wacht, Entsage nun den Träumen, Da Wirklichkeit Dir lacht. CHOR Und Lieschen kann noch säumen, Beglückte Liebe wacht, Entsage nun den Träumen, Da Wirklichkeit Dir lacht. Verglühet sind die Sterne, Der Morgen graut, Die Sonne ist nicht ferne, Erwache, o Braut! ANTON Freundlich weckten wir die holde Braut. Habt Dank, geliebte Freunde ! Am Hochzeitsmahle finden wir uns wieder; jetzt bin ich mir allein genug. CHOR Auf Wiedersehen ! [Die Landsleute entfernen sich.] ANTON Endlich erschien Lieschens 18. Geburtstag, der lange ersehnte Tag unsrer Verlobung. II. SZENE Anton, Lieschen [aus dem Hause.] LIESCHEN Anton! ANTON Lieschen! Aber so zu schlafen! LIESCHEN Wer sagt dir, daß ich schlief? Im Bette lag ich zwar, doch wachend, sinnend. ANTON Sinnend? Worüber? LIESCHEN Ach, Anton! Wie du noch fragen magst! Als ob eine Braut nicht allerlei zu sinnen hätte. An dich, an mich, an die Vergangenheit, an heute, an die Zukunft dachte ich und verlor mich in wunderbaren Gedanken. ANTON Ich bitte dich, laß die Gedanken ! Wer denkt im Glücke? LIESCHEN Anton, das verstehst du nicht. Muß ich nicht von morgen an an das Haus besorgen? ANTON Ich unterstütze dich. LIESCHEN Hat eine Hausfrau nicht Tag und Nacht Geschäfte? ANTON Ich teile die Arbeit. LIESCHEN Ist es nicht möglich, daß wir Gesellschaft erhalten? ANTON Daran zu denken finden wir Zeit. Lieschen, sieh , ich handelte. Dies Sträußchen Blumen pflückte ich der lieben, 18jährigen Braut. Ein ärmliches zwar, doch dein Herz wird die Gabe nicht verschmähen. [Überreicht ihr ein Sträußchen.] Nr. 2. Duett ANTON Vor dem Busen möge blühen, Was die Liebe dir verehrt, Aber in des Herzens Tiefe Sei ein Plätzchen mir gewährt. LIESCHEN Wenn schon lange welkt das Sträußchen Vor der ewig treuen Brust, Lebe noch im Herzensgrunde Der Geliebte, meine Lust. LIESCHEN, ANTON Liebe trotzt den Elementen, Sie, die eine Welt sich schafft. Freude lehrt sie neue Freude; Leiden giebt sie Riesenkraft. LIESCHEN Seufzend zählte ich die Tage, Ach! Die böse Zeit sie schlich; Tage wurden mir zu Jahren, Denn nach Stunden zählte ich. ANTON Seufzend zählte ich die Stunden, Ach! Sie hatten Tagesfrist; Jenem wachsen sie zu Jahren, Der sie nach Sekunden mißt. LIESCHEN, ANTON Doch wohl uns, wir sind am Ziele Sie verstrich, die lange Zeit. O Himmel, jetzt gieb unsern Tagen Dauer einer Ewigkeit. III. SZENE Vorige. Der Schulze [aus dem Hause.] SCHULZE Meine Tochter, Guten Morgen! LIESCHEN Guten Morgen, Mein Vater! ANTON Guten Morgen, Herr Schulze! SCHULZE Lieschen, Lieschen, schon so früh auf, meine Tochter? ANTON Ich weckte sie. SCHULZE Wirklich? LIESCHEN Ja, Vater! Allerliebst weckte mich Anton. SCHULZE Ei, ei ! Allerliebst? ANTON Ein Ständchen brachte ich ihr vor dem Fenster. SCHULZE Durch eine Mauer hast du sie aufgeweckt? Gut, das mag hingehen. LIESCHEN Und durch die Mauer flog ich ihm entgegen. Mein 18. Geburtstag wollte gar nicht erscheinen. SCHULZE Dein Verlobungstag, willst du sagen. ANTON Ein bißchen Eigensinn war es denn doch, daß Ihr uns 18 Jahre warten ließet. SCHULZE Die Pflicht gebot mir, so zu handeln und auf Pflicht soll Obrigkeit halten. Hört, Kinder Heute vor 18 Jahren wurde mir meine Tochter geboren. Da tritt mein Nachbar, der junge Spiess, zu mir und spricht "Freund, heute werde ich großjährig, und da ich entschlossen bin, die Welt zu durchlaufen, gehe ich noch diesen Abend fort, meinen Zwillingsbruder aufzusuchen. Schulze! Laß meinen Abzug durch eine löbliche Handlung bezeichnen. Ich will Patenstelle bei deinem Töchterlein vertreten und tausend Thaler als Brautschatz für die Kleine gerichtlich hinterlegen mit dem Beding, daß, wenn ich binnen 18 Jahren zurückkehre, selbe meine Gattin werde, versteht sich, wenn ich Gefallen an dem Mädchen finde." ANTON Ach, am Gefallen würde es nicht fehlen. LIESCHEN Aber zurückgekommen ist er nicht. SCHULZE Und wird auch wahrscheinlich nie zurückkehren; denn, wie ich zuverlässige Nachrichten habe, sind beide Spiesse im französischen Kriegsdienste geblieben. LIESCHEN So ist doch der Krieg zu etwas gut! SCHULZE Lieschen! ANTON Nichts steht also unsrer Verbindung entgegen. SCHULZE Heute ist eure Verlobungstag. Anton kommt jetzt mit mir zum Amtmann, um die Erhebung der tausend Thaler einzuleiten. Obgleich das Mädchen noch ein Kind ist! Komm, Anton. [Beide ab]. LIESCHEN [allein] Wie war das ? Kind soll ich noch sein ? Vater, du irrst! Nr. 3 Arie LIESCHEN Der Vater mag wohl immer Kind mich nennen, Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin; Wo wäre denn mein kindlich froher Sinn? Der Busen glüht, die Wange fühl ich brennen, Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin; Sonst flog ich, kaum von Vögeln zu erreichen Und sang mein Lied wie sie aus froher Brust. Doch jetzt, der Schnecke gleich, sieht man mich schleichen, Und Seufzer schwellen mir die Brust; Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin; Sonst hörte ich mein Taubenpärchen girren, Ich sah die Zärtlichen und freute mich. Doch jetzt, ihr süßes Spiel kann mich verwirren; Ich fühle, o was fühle ich? Diese Sehnsucht, dieses Ahnen, Dieses Brennen, dies Wohl und Weh Fühlt nicht des Kindes froher Sinn. Der Vater mag wohl immer Kind mich nennen, Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin. Kind? Ich weiß, daß ich kein Kind mehr bin; IV. SZENE Franz Spiess [tritt auf.] FRANZ Endlich bin ich am Ziele ! Die Hitze, der Staub, die Steine und erst diese verdammten Berge ! Nur Narren können Fußreisen loben. Wie ganz anders reist man auf dem Meere, wenn dienstfertige Winde die Segel schwellen, und...- Wohl mir, am Ziele bin ich nun.- Ein freundliches, liebes Dörfchen! V. SZENE Franz. Der Schulze [kommt in Gedanken.] SCHULZE Guten Morgen! FRANZ [schlägt dem Schulze auf die Achsel.] Guten Morgen! Schulze ! Nun, was staunst du so? Erkennst du mich nicht mehr? Hab ich dich doch gleich erkannt. Franz Spiess heiße ich. Schulze, hast du die Sprache verloren? SCHULZE Überrascht bin ich, Herr Spiess. Die Nachrichten haben gelogen; man glaubte Sie tief im Meere vergraben. FRANZ Doch bin ich glücklich und wohlbehalten, nur ohne mein rechtes Auge. SCHULZE Vortrefflich! Erzählen Sie ! Reisebeschreibungen sind mein Element. Sagen Sie, fanden Sie Ihren Zwillingsbruder, den lieben Friedrich wieder? FRANZ Ach, meinen Bruder ! Umsonst suchte ich ihn in ganz Frankreich. Mit seinem Regimente war ins Feld gegangen. Und da nahm auch ich Kriegsdienste an und mein Regiment wurde eingeschifft. Zehn Stürme und drei Schiffbrüche erlebte ich. SCHULZE Und sind nicht ertrunken? FRANZ Ach! Es fehlte nicht viel. Unser Schiff war entmastet, zwei Korsaren verfolgten uns und an Verteidigung war nicht zu denken. Da warf unser Kapitän - ein braver Bursche!- die brennende Lunte in die Pulverkammer - Puff! Paff! donnerte es fürchterlich und wie ein Ball flog ich in die Luft. SCHULZE Und sind nicht erstickt? FRANZ Es fehlte nicht viel. Ich stürzte in die See und ein verdammter Stück von Steuerruder traf mich unsanft am Haupte und tot war ich, mausetot! SCHULZE Aber nun leben Sie wieder? FRANZ Ja, ja! Die Teufelskorsaren fischten mich aus dem Meer, brachten mich ins Leben zurück und verkauften mich in Algier. SCHULZE Lieber Himmel, auch diesen Räubern entkamen Sie glücklich? Sie sollten ewig auf dem Meere bleiben, während wir gewöhnliche Menschen im Trocknen uns vergraben. FRANZ Feige Memme! Eine herrliche Lust ist es um eine solche Seereise ! SCHULZE Wenn es stürmt ? FRANZ Dann geht s im Fluge! SCHULZE Wenn es blitzt? FRANZ Dann wird s hell! SCHULZE Wenn es donnert? FRANZ Himmlische Musik! Nr. 4. Arie FRANZ Mag es stürmen, donnern, blitzen, Öffnen mag die See den Schlund. Auf der Wasserberge Spitzen Und des Meeres tiefstem Grund Zeigt der Schiffer hohen Mut, Trotzen der erzürnten Flut. Schwankend, doch mit Pfeilesschnelle Fliegt das leichte Bretterhaus. Auf die schaumbedeckte Welle Blickt der Seeheld kühn hinaus; Und befiehlt mit festem Wort, Steuert in den sichern Port. FRANZ Und nun sage mir, Freund wo ist deine Tochter, meine Braut? Alle Wetter! Du solltest doch nicht wortbrüchig geworden sein? SCHULZE Wertester Herr Spiess, mein Wort ist mir heilig. Meine Tochter ist bis zur Stunde noch ledig. FRANZ Wohlan, führe mich zu ihr. SCHULZE Halt ! Das arme Mädchen muß erst vorbereitet werden; sie könnte ohnmächtig werden vor Freude. FRANZ Keine Ausflüchte ! Wo ist sie? SCHULZE Herr Spiess ! Lieber Herr Spiess! FRANZ Lieschen! VI. SZENE Vorige. Lieschen [aus dem Hause]. LIESCHEN Welch Getöse ! Wer ruft? FRANZ Ich, liebes Kind! LIESCHEN [verlegen] Vater- SCHULZE [ebenso] Tochter- FRANZ Alle Wetter, schön bist du geworden! Du gefällst mir. Komm her, laß dich küssen. [Er will sie küssen, Lieschen sträubt sich.] VII. SZENE Vorige. Anton [eilt rasch herbei und stürzt sich zwischen Beide.] ANTON Heda! Was geschieht? FRANZ Was sehr Natürliches. Meine Braut will ich küssen. ANTON Seine Braut?! SCHULZE Ja, so ist es. Herr Spiess kommt zurück, aus der Luft, aus dem Wasser, aus dem Meer, aus Algier- FRANZ Jetzt beginne ich zu begreifen! Jetzt erkläre ich mir die Ohnmacht! Nr. 5. Quartett FRANZ Zu rechter Zeit bin ich gekommen, Zu spät vielleicht, es scheint zu spät. SCHULZE Er deute sich zu seinem Frommen, Was warnend ihm vor Augen steht. LIESCHEN Ich stehe, wie vom Blitz getroffen, Der böse Spiess, weh uns, er kam. ANTON Verzage nicht, o laß uns hoffen, Dein Anton bleibt dein Bräutigam. LIESCHEN, ANTON Im Sturme laß uns mutig steh n. Wer trennt treue Herzen? FRANZ Wie zärtlich dort die Täubchen stehen; Bin ich der Bräutigam, ist s er? SCHULZE Wie wird es mit der Hochzeit geh n? Ist jener Bräutigam, ist s er? LIESCHEN, ANTON Daß wir uns lieben, mag er ja sehen, Der Störenfried, der Satan der. FRANZ Wie mitleidsvoll sie auf mich sehen, Die Schelmin die, der Satan der. SCHULZE In Luft und Meer kann er besteh n, Aus Algier kommt er glücklich her. LIESCHEN Mein Vater! FRANZ Nun ist meine Geduld am Ende! Lauf ich über Berg und Tal wie ein Narr daher, um solchen Spektakel zu erblicken? Man sehe nur! Fest, wie auf einer Sandbank steht sie, und der Bursche sponsiert mit ihr, als wäre sie gar nicht meine Braut. ANTON Das soll, das wird sie auch nicht werden! LIESCHEN Nein, gewiß nicht. SCHULZE Ruhig, Kinder! Freund Spiess, mäßigen Sie sich. Sie liebt jenen jungen Menschen und er liebt sie wieder. FRANZ Das hätte ich auch mit einem halben Auge gesehen. SCHULZE Heute Abend sollte Verlobung sein- FRANZ Alle Wetter, die wird auch sein ! Der Bräutigam ist da. SCHULZE Freund ! Bedenken Sie, Sie sind ein Invalide. FRANZ Aber ein rüstiger. SCHULZE Und haben, verzeihen Sie, nur noch ein Auge. FRANZ Um so besser, so brauch ich nur eines zudrücken. Sie gefällt mir, und ich bestehe auf meinem Rechte. Mein Bruder ist tot, und die Spiesse sollen nicht hierzulande aussterben. Nun könnt ihr Abschied nehmen, rührenden Abschied! (Zum Schulzen) Du besorgst das Frühstück. Ich gehe mit dem Amtmann Rechnung pflegen über die Verwaltung unserer Wirtschaft. Nun seufzt und weint, so viel ihr wollt. [Ab.] VIII. SZENE Vorige, ohne Franz. LIESCHEN Der Häßliche! ANTON Der Abscheuliche! LIESCHEN Vater, lieber Vater! Wie wird die Sache enden? SCHULZE Ich denke- ich fürchte- mit deiner und Herrn Spiesses Hochzeit. LIESCHEN Unmöglich! ANTON Nein, Abschied nehme ich nicht, der Herr Spiess soll an den Abschied denken! Den Hals breche ich ihm! Ich erwürge ihn! SCHULZE Hör auf! Haifische verlieren bei seinem Anblick den Appetit und grimmige Seeräuber fürchten ihn. Vielleicht, daß Güte ihn zähmt. ANTON Kann aber nichts den Unmenschen erweichen, so muß das ganze Dorf sich erheben; denn Lieschen und ich, wir können nicht Abschied nehmen. [Geht ins Dorf ab.] LIESCHEN Lieber sterben! [Mit dem Vater ins Haus ab.] IX. SZENE Friedrich Spiess [tritt auf.] Nr. 6. Arie FRIEDRICH Liebe, teure Muttererde, Sieh dein Kind, es kehrt zurück, Nur am heimatlichen Herde Fühlt man ganz des Lebens Glück. Hütten, Hügel, Sträuche, Bäume, Alte Freunde, steht ihr hier; Himmelswonne, süße Träume, Meine Jugend zeigt ihr mir. Wo dem neugebor nen Knaben Einst die Sonne hat gelacht, Hier soll man auch mich begraben, Ist mein Tagewerk vollbracht. FRIEDRICH Meine Hoffnung hat mich nicht betrogen. Als ich, schwer verwundet, in Feindes Hand geriet, in langer, harter Gefangenschaft schmachtete, hat sie allein mich erhalten. Zwar wird die Gedanken an meine verlorene Gattin, an meinen geliebten Zwillingsbruder Franz manche Stunde mir trüben, doch der Anblick der wiedergefundenen Heimat wird die Wehmut verscheuchen. Schubert,Franz/Die Zwillingsbrüder/2
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1529.html
JOHANNES Gnade sei mit euch und Friede von dem, der da ist und der da war und der da kommt. Und von Jesu Christo, welcher ist der Erstgeborene und der Fürst der Könige auf Erden. Der uns geliebet hat und gewaschen von den Sünden mit seinem Blut. Und hat uns zu Priestern gemacht vor Gott und seinem Vater. Demselbigen sei Ehre und Gewalt von Ewigkeit zu Ewigkeit! Amen. DIE STIMME DES HERRN Ich bin das A und das O, der Anfang und das Ende, der Erste und der Letzte. Kommt her, kommt herauf, ich will dir zeigen, was nachher geschehen muss. JOHANNES Und eine Tür ward aufgetan im Himmel. Und siehe, ein Thron stand da im Himmel, und auf dem Thron sass Einer; und der da sass, war gleich anzusehen wie der Stein Jaspis und Sarder. Und ein Regenbogen war um den Thron, gleich anzusehen wie ein Smaragd. Und um den Thron waren vierundzwanzig Stühle. Und auf den Stühlen sassen vierundzwanzig Älteste, mit weissen Kleidern angetan, und hatten auf ihren Häuptern goldene Kronen. Und von dem Thron gingen aus Blitze, Donner und Stimmen. Und sieben Fackeln mit Feuer brannten um den Thron, welches sind die sieben Geister Gottes. Und vor dem Thron war ein gläsern Meer gleich dem Kristall. Und um den Thron vier Wesen; das erste war gleich einem Löwen, das zweite gleich einem Kalbe, das dritte hatte ein Antlitz wie ein Mensch, und das vierte Wesen war gleich einem fliegenden Adler. Und die Wesen gaben Preis und Ehre und Dank dem, der da auf dem Throne sass. DIE VIER LEBENDEN WESEN Heilig, heilig ist Gott, der Allmächtige, der da war und der da ist und der da kommt. Der Herr ist heilig. JOHANNES Und die vierundzwanzig Ältesten fielen nieder und legten ihre Kronen vor den Thron und sprachen DIE ÄLTESTEN Herr, du bist würdig, zu nehmen allein Preis, Ehre und Macht. Denn du hast alle Dinge geschaffen und durch deinen Willen haben sie ihr Wesen und sind geschaffen. SOLOQUARTETT UND CHOR Heilig ist der Herr, Gott der Allmächtige, der da war und der da ist und der da kommt. Amen! JOHANNES Und ich sah in der rechten Hand dess, der auf dem Throne sass, ein Buch. Ein Buch, beschrieben inwendig und auswendig und versiegelt mit sieben Siegeln. Ein Engel rief EIN ENGEL Wer ist würdig, zu nehmen das Buch und seine Siegel zu brechen? JOHANNES Und andere Engel riefen MEHRERE ENGEL Wer ist würdig, zu nehmen das Buch und seine Siegel zu brechen? JOHANNES Und niemand im Himmel, noch auf Erden, noch unter der Erde konnte das Buch nehmen und auftun, noch drein sehen. Nun sah ich, und siehe, mitten vor dem Throne und den vier Wesen und inmitten der Ältesten ein Lamm stehen. CHOR O sehet! Dort mitten vor dem Throne und den vier Wesen und inmitten der Ältesten ein Lamm! JOHANNES Ein Lamm, wie es geschlachtet wäre. CHOR Wie es geschlachtet wäre. JOHANNES Es hat mit seinem Blute uns erlöst. CHOR Mit seinem Blute uns erlöst, aus vielerlei Geschlecht und Zunge, Volk und Landen. JOHANNES Und das Lamm trat heran an den Thron und nahm das Buch aus der rechten Hand dess, der auf dem Throne sass. CHOR Und das Lamm, es nahm das Buch aus der rechten Hand des Herrn. JOHANNES Und als es das Buch nahm, da fielen die vier Wesen und die Ältesten nieder vor das Lamm und hatten ein jeglicher Harfen und goldene Schalen voll Räucherwerk; dieses sind die Gebete der Heiligen; und ich hörte die Stimme vieler Engel, und ihre Zahl war vieltausendmal tausend. Und sprachen und sangen CHOR Du bist würdig, zu nehmen das Buch, denn du hast die Macht, seine Siegel zu brechen. Du liessest dich schlachten und hast uns erlöset. Herr, o Herr, der du sitzt auf dem Thron, dir sei Lob und Ehre in Ewigkeit! Du hast uns zu Priestern gemacht und zu Königen, zu einem Reich. Wir werden herrschen. CHOR UND SOLOQUARTETT Dir, o Herr, und dem Lamm sei Gewalt, Macht, Ehre und Lobpreis in Ewigkeit! Amen! ORGEL SOLO JOHANNES Und als das Lamm der Siegel erstes auftat, hörte ich eine Donnerstimme rufen CHOR Komm, komm, komm! JOHANNES Ein weisses Ross! Und der darauf sass, hatte einen Bogen und ihm ward gegeben eine Krone. Und als Sieger zog er aus und um zu siegen. Und in Gerechtigkeit richtet und streitet er. CHOR Der Herr! Der König der Könige! Der Herr der Herren! Sein Name heisst «Das Wort Gottes». Er wird auch genannt «Treu und wahrhaftig». Seine Augen sind wie eine Feuerflamme, und auf seinem Haupte viele Diademe. Und bekleidet mit einem Gewande, getränkt mit Blut. Er selbst wird die Herde der Völker weiden mit eisernem Stabe. Und er wird treten die Kelter des Glühweines des Zornes Gottes des Allmächtigen. Der König der Könige! Der Herr der Herren! Als Sieger zieht er aus, um zu siegen im Namen des Herrn. Die himmlischen Heerscharen folgen ihm auf weissen Rossen, in weissem Linnen. Sie ziehen aus mit ihm zum Sieg. JOHANNES Und als das Lamm der Siegel zweites auftat, kam ein anderes, ein feuerrotes Ross hervor; dem, der darauf sass, war gegeben, den Frieden wegzunehmen von der Erde, so dass die Menschen einander mordeten; und es war ihm gegeben ein grosses Schwert. KRIEGER Tötet, erwürget, erschlaget den Feind! Ermordet, vernichtet, erschlaget den Feind! Schonet niemand, zerstöret, verwüstet. Verschonet nichts, was euer Arm erreicht! Schlagt um euch! Mordet! Zündet an! Plündert! Schonet das Kind nicht im Mutterleib! Seid stark! FRAUEN Schonet uns Mütter! Wir sind Mütter! Schonet uns und unsere Kinder! Ach, habt Erbarmen! Gnade für unsere Kinder! Ach, ihr armen Kleinen! Erbarmen! Verschonet die Kinder, verschonet die Kleinen! KRIEGER Heulende Weiber! Ihr seid des Todes! Ihr und eure Brut! Ihr alle! Nein! Keine Gnade euch! Ihr, die ihr heiter und sorglos und glücklich und reich waret, dem Tode verfallen seid ihr Heulenden! Tötet sie alle, die reich und glücklich gewesen! Vernichtet alles, was Menschen erzeuget! Verwüstet, zerstöret, was Reichtum geschaffen! Das Plündern, das Rauben das Morden ist Rache und Lust! Herrlich ist der Krieg! Werft euch auf den Feind! Zündet an! Das Brennen, das Plündern, das Morden ist Rache! Das Rauben, das Morden hat niemals ein Ende! FRAUEN Hat unser Elend niemals ein Ende? O Gott, höre unser Jammergeschrei! Gott, siehe unsere Not! Sieh’ unser Elend! Ach, hat denn der Jammer kein Ende? O Jammer! O Elend! Und niemals ein Ende? Niemals? Nie? Wehe! Wehe! Erbarmen! O hat denn das Elend kein Ende? JOHANNES Der Reiter auf feuerrotem Ross! Und die Hölle folgte ihm nach. Und als das Lamm der Siegel drittes auftat, sah ich ein schwarzes Ross, und der darauf sass, hatte eine Waage in der Hand und sprach DER SCHWARZE REITER Ein Mass Weizen und drei Mass Gerste für euch alle. TOCHTER UND MUTTER Mutter, ach Mutter! O siehest du nicht, wie ich sterbe vor Hunger? Ach, hast du kein Brot? Wehe! Woher soll uns kommen da Brot, da die Felder verwüstet, die Männer tot sind? Vater, o Vater im Himmel! Warum suchst du heim uns so schrecklich mit Hunger und Not? Sündig, ja sündig sind viele und schlecht, unbekehret und ungläubig bis in den Tod. Uns, die wir tragen dein Siegel auf unserer Stirne, auch uns trifft dein furchtbarer Zorn? Ihr Schwestern, seid standhaft im Leiden! Denn harren wir aus, ist der Sieg uns gewiss! FRAUEN Schwestern und Kinder! Seid standhaft im Leiden! Denn harren wir aus, ist der Sieg uns gewiss! JOHANNES Und als das Lamm der Siegel viertes auftat, da sah ich, und siehe, ein fahles Ross! Und der darauf sass, dess Name war der Tod. Und das Totenreich folgete ihm nach. ZWEI ÜBERLEBENDE Was ist es, das sich da regt? Ein Mensch, wie du, wenn du ein Mensch bist. Ein Bruder? Im Tode sind wir alle Brüder. Ja, noch leben wir; doch nichts mehr lebet ausser uns. Siehst im Nebel du das fahle Ross? Das Ross? Es hinkt und lahmt auf endlosem Leichenfeld umher. Der Tod reitet darauf. Ihm und seinen Brüdern, dem Reiter auf feuerrotem Ross und dem Reiter auf schwarzem Ross, ward die Macht gegeben, zu morden die Menschen durch das Schwert, durch Hunger, durch die Pest und die wilden Tiere der Erde. Doch verhiess uns der Herr »Wer aber ausharrt bis ans Ende, der wird gerettet werden.» JOHANNES Und als das Lamm der Siegel fünftes auftat, da sah ich unter dem Altar die Seelen derer, die gemordet waren um der Worte Gottes willen und um des Zeugnisses willen, daran sie festhielten. Und sie sprachen CHOR Herr, du heiliger und wahrhaftiger, bis wann denn richtest du und rächest unser Blut an denen, die auf der Erde wohnen? Herr, bis wann richtest du? JOHANNES Und es wurde ihnen einem jeglichen gegeben ein weisses Kleid, und der Herr sprach zu ihnen DIE STIMME DES HERRN Ruhet noch und wartet eine kleine Weile, bis dass eure Zahl voll ist und eure Mitknechte und Brüder zu euch kommen, die auch getötet werden, gleich wie ihr. Dann will ich richten und rächen euer Blut an denen, die auf der Erde wohnen und die gesündigt haben an euch! JOHANNES Und ich sah, dass das Lamm der Siegel sechstes auftat; und siehe, es entstand ein grosses Erdbeben. CHOR Die Erde wankt! Es schwankt der Boden! Entsetzen! Wehe! O seht, der Mond ist rot wie Blut! Ein fürchterlicher Sturm! Schreckliches Brausen! Es fallen die Bäume! Es brennet der Wald! Ach, wie glühet die Luft! Seht! Die Sterne fallen auf die Erde! Sie fallen wie die Früchte des Feigenbaumes, den der Sturm rüttelt. Welch grausiger Hagel! Es schwillt das Meer und steiget immer höher und höher noch! Rettet euch in die Berge dort! O welch grauenvolle Finsternis! Die Sonne geht auf, und dennoch wird es nimmer helle! Denn seht, die Sonne ist schwarz wie ein härener Sack, wie ein Busskleid. Und der Himmel schwindet, er schwindet dahin. Rennet und fliehet! O Schrecken! Grauen! Der Tag des Zornes ist da, des Zornes des Herrn der Herren und des Lammes! Ihr Berge, fallet über uns und verberget, ach, verberget uns vor dem Angesicht des Herrn der Herren! Denn gekommen ist heute der Tag seines Zornes! O sagt, wer kann da bestehen? ORGEL SOLO JOHANNES Nach dem Auftun des siebenten der Siegel war aber ein grosses Schweigen im Himmel. Da erschien ein grosses Zeichen am Himmel. Ein Weib, umkleidet mit der Sonne, den Mond unter ihren Füssen, und auf ihrem Haupte eine Krone von zwölf Sternen. Sie war gesegneten Leibes und sollte gebären. Und ein anderes Zeichen erschien am Himmel Ein grosser, feuerroter Drache. Der hatte sieben Köpfe und darauf sieben Diademe. Sein Schwanz fegte die Sterne vom Himmel und warf sie auf die Erde. Aber der Drache trat vor das Weib, das daran war, zu gebären, damit, wenn sie geboren hätte, er ihr Kind verschlänge. Und sie gebar einen Sohn, ein Knäblein. Und das Kind ward entrücket zu Gott und auf seinen Thron erhoben. Das Weib aber floh in die Wüste Dort ist eine Stätte, die Gott selbst bereitet hat, auf dass sie dort ernähret würde. Das Knäblein im Himmel aber sollte dereinst alle Völker weiden mit eisernem Stabe und beschützen sie vor dem Bösen und kämpfen und streiten für sie und als Sieger kehren heim. Im Himmel aber erhob sich ein grosser Streit. Michael und seine Engel kämpften gegen den Drachen. Auch der Drache kämpfte und seine Engel, doch vermochten sie nicht zu siegen. Geworfen wurde der Drache, der grosse, die alte Schlange, die da heisset der Teufel und Satan, der die ganze Welt verführet, geworfen wurde er und sine Engel auf die Erde. Und ihre Stätte ward nicht mehr gefunden im Himmel. Und da der Drache sah, dass er auf die Erde geworfen war, verfolgete er das Weib, das den Sohn geboren hatte, und führte Krieg mit ihren übrigen Nachkommen, die da halten die Gebote Gottes und die das Zeugnis Jesu Christi haben. Dem Drachen folgeten alle, deren Namen nicht geschrieben sind im Lebensbuch des Lammes von Anbeginn der Welt. Ich sah den Himmel aufgetan, und er, der Reiter auf weissem Ross, der König der Könige, der Herr der Herren, das Wort Gottes, erschien, gefolgt von den himmlischen Heerscharen. Und alle, die dem Drachen gefolgt waren, sie alle wurden getötet. Ein Engel aber stieg vom Himmel nieder. Der hatte den Schlüssel zum Abgrund und eine grosse Kette in der Hand. Und er ergriff den Drachen, die alte Schlange, die da heisset auch der Teufel und Satan, und band ihn für tausend Jahre. Und warf ihn in den Abgrund und verschloss und versiegelte ihn über ihm, dass er nicht mehr verführen sollte die Völker der Erde. Und als die grosse Stille im Himmel vorüber war, sah ich sieben Engel vor dem Throne Gottes stehen und es wurden ihnen gegeben sieben Posaunen. Und die sieben Engel rüsteten sich zum Blasen. Und eine jegliche der Posaunen verkündete viel Wehe über die Welt und über die Menschen. ALTSOLO Die Posaune verkündet grosses Wehe Regen von Blut und Feuer stürzt auf euch. CHOR So bestraft Gott der Herr die sündige Menschheit. ALT- UND TENORSOLO Hört, ein anderes Wehe Ein glühender Berg ward ins Meer geworfen und alle Schiffe sind vernichtet; und alles Leben erlischt darin, denn das Wasser ist zu Blut geworden. CHOR Grosser Gott, gerecht sind deine Gerichte. ALT- UND TENORSOLO Hört, ein drittes Wehe Es fällt ein brennender Stein vom Himmel auf die Erde, dess Name heisst Wermut. Er fällt auf Quell’ und Fluss. Und alle Wasser werden bitter, werden zu Wermut. Und wer da trinket von dem Wasser, stirbt davon. Die Menschen sterben davon. CHOR Herr, gerecht wahrhaftig ist deine Strafe. SOLOQUARTETT Wehe euch! Das vierte Wehe Sonne, Mond und Sterne sind erloschen, denn getroffen hat sie Gottes Zorn. Fürchtet Gottes Zorn und des Herrn Gerichte! CHOR Getroffen hat sie Gottes Zorn. Hört! Die fünfte Posaune! Der fünfte Engel bläst! Das fünfte Wehe! Die Posaunen künden euch das Gericht Gottes, des Herrn. Die Posaunen verkünden Gottes Strafe für die Sünden dieser Welt. Seht, der Stern, der auf die Erde gefallen war, schlug einen tiefen Schacht zum Abgrund! Und aus dem Abgrund steigt schwarzer Rauch empor; daraus kommen Heuschrecken ohne Zahl und peinigen die Menschen wie Skorpione. Die Menschen suchen alle nur noch den Tod, doch finden sie ihn nicht! Höret! Der sechste Engel bläst! Gottes, des Herrn Gericht! Gottes Zorn vernichtet euch! Denn ihr folgt alle dem Bösen nur. O Not! Die Engel, dort wachend am Euphratstrom, sie wurden abgelöst und führen Millionen Reiter zum Kampfe gegen euch. Die Reiterschar, die von den Engeln dort am Euphratstrom befehligt wird, sie stürmt dahin, um euch und alles Volk zu töten und zu vernichten. Das Gericht Gottes kommt über dich, sündige Menschheit! Für euch ist keine Frist; es wird keine Zeit mehr geben, und wenn der siebente Engel seine Stimme erhebt und die Posaune bläst, Gottes Geheimnis wird dann vollendet sein, wie er es seinen Propheten als frohe Botschaft verkündet hat. (Der siebente Posaunenruf ertönt.) Nun sind die Reiche dieser Welt unseres Herrn geworden! Er wird herrschen von Ewigkeit zu Ewigkeit! Gott der Herr regiert die Welt! Ewig ist seine Gewalt über alles. Sein Reich ist überall. Gott hat die Herrschergewalt über alle Reiche dieser Welt an sich genommen. Gott untertan sind alle Reiche dieser Welt und seine Herrschaft währet ewig. Gottes Gebot herrschet ewiglich! Singet sein Lob! Preiset Gott! Singet sein Loblied! Singet Lob und preiset Gott den Herrn! JOHANNES Vor dem Angesichte dessen, der auf weissem Throne sass, flohen die Erde und der Himmel und keine Stätte ward für sie gefunden. Und das Meer und der Hades gaben die Toten heraus, die in ihnen waren. Und alle Toten, gross und klein, standen vor dem Thron. Und Bücher wurden aufgeschlagen und die Toten wurden gerichtet nach dem, was da in den Büchern aufgeschrieben stand, nach ihren Werken. Und ein anderes Buch ward aufgeschlagen, das ist das Buch des Lebens. Wer aber nicht gefunden wurde aufgeschrieben im Buch des Lebens, ward in den Feuersee geworfen. Das aber ist der zweite Tod, der Feuersee. Und ich sah einen neuen Himmel und eine neue Erde und alle, die im Buche des Lebens aufgeschrieben waren und die nun das ewige Leben haben. Und ich hörte eine Stimme vom Throne her sprechen DIE STIMME DES HERRN Ich bin das A und das O, der Anfang und das Ende, der Erste und der Letzte. Ich will den Dürstenden geben von den Wasserquellen des Lebens. Sehet das Zelt Gottes mitten unter den Menschen! Er wird bei ihnen wohnen und sie werden sein Volk sein. Er wird abwischen alle Tränen von ihren Augen, und das Leid und der Tod wird nicht mehr sein; denn das Erste ist vergangen. Seht, ich mache alles neu! Und wer überwindet, soll es zum Erbe empfangen, und ich werde sein Gott sein und er wird mein Sohn sein. CHOR Hallelujah! Hallelujah! Danket dem Herrn! Seine Huld und Gnade währet ewig! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Wohl denen, die ohne Tadel im Gesetze wandeln! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Herr, hilf, o Herr! Denen, die da ausgeharret haben! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Lobet den Herrn! Preiset ihn und danket für seine Gnade! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Denn seine Gnade und Weisheit leuchtet allen Wesen! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Hoch ist der Herr über alle Völker, alle Menschen! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Preiset, ihr Engel, den Herrn und lobet den Namen Gottes! Amen! Singet Hallelujah! Singt Lob und Dank dem Herrn und preiset seinen Namen! MÄNNERCHOR Wir danken dir, o Herr, allmächtiger Gott, der da ist und der da war, dass du deine grosse Macht an dich genommen hast und herrschest. Die Völker sind zornig geworden, da kam auch dein Zorn und die Zeit, zu richten die Toten und zu geben den Lohn deinen Knechten, den Propheten und den Heiligen und denen, die deinen Namen fürchten, den Kleinen und den Grossen. Aber auch zu verderben jene, die die Erde verderbet haben. JOHANNES Ich bin es, Johannes, der all dies hörte und sah und der es euch nun offenbart. Hört auf meine Worte! Sie sind wahr und zuverlässig, denn Gott, der Herr der Geister, zeigte seinem Knecht, zeigte dem Propheten alles, was in Bälde muss geschehen. Und wahrlich selig, wer die Worte versteht des Propheten! Bewahret die Weisssagung! Und die Gnade Gottes, des Herrn, sei mit euch allen! Amen! CHOR Amen! JOHANNES Gnade sei mit euch und Friede von dem, der da ist und der da war und der da kommt. Und von Jesu Christo, welcher ist der Erstgeborene und der Fürst der Könige auf Erden. Der uns geliebet hat und gewaschen von den Sünden mit seinem Blut. Und hat uns zu Priestern gemacht vor Gott und seinem Vater. Demselbigen sei Ehre und Gewalt von Ewigkeit zu Ewigkeit! Amen. DIE STIMME DES HERRN Ich bin das A und das O, der Anfang und das Ende, der Erste und der Letzte. Kommt her, kommt herauf, ich will dir zeigen, was nachher geschehen muss. JOHANNES Und eine Tür ward aufgetan im Himmel. Und siehe, ein Thron stand da im Himmel, und auf dem Thron sass Einer; und der da sass, war gleich anzusehen wie der Stein Jaspis und Sarder. Und ein Regenbogen war um den Thron, gleich anzusehen wie ein Smaragd. Und um den Thron waren vierundzwanzig Stühle. Und auf den Stühlen sassen vierundzwanzig Älteste, mit weissen Kleidern angetan, und hatten auf ihren Häuptern goldene Kronen. Und von dem Thron gingen aus Blitze, Donner und Stimmen. Und sieben Fackeln mit Feuer brannten um den Thron, welches sind die sieben Geister Gottes. Und vor dem Thron war ein gläsern Meer gleich dem Kristall. Und um den Thron vier Wesen; das erste war gleich einem Löwen, das zweite gleich einem Kalbe, das dritte hatte ein Antlitz wie ein Mensch, und das vierte Wesen war gleich einem fliegenden Adler. Und die Wesen gaben Preis und Ehre und Dank dem, der da auf dem Throne sass. DIE VIER LEBENDEN WESEN Heilig, heilig ist Gott, der Allmächtige, der da war und der da ist und der da kommt. Der Herr ist heilig. JOHANNES Und die vierundzwanzig Ältesten fielen nieder und legten ihre Kronen vor den Thron und sprachen DIE ÄLTESTEN Herr, du bist würdig, zu nehmen allein Preis, Ehre und Macht. Denn du hast alle Dinge geschaffen und durch deinen Willen haben sie ihr Wesen und sind geschaffen. SOLOQUARTETT UND CHOR Heilig ist der Herr, Gott der Allmächtige, der da war und der da ist und der da kommt. Amen! JOHANNES Und ich sah in der rechten Hand dess, der auf dem Throne sass, ein Buch. Ein Buch, beschrieben inwendig und auswendig und versiegelt mit sieben Siegeln. Ein Engel rief EIN ENGEL Wer ist würdig, zu nehmen das Buch und seine Siegel zu brechen? JOHANNES Und andere Engel riefen MEHRERE ENGEL Wer ist würdig, zu nehmen das Buch und seine Siegel zu brechen? JOHANNES Und niemand im Himmel, noch auf Erden, noch unter der Erde konnte das Buch nehmen und auftun, noch drein sehen. Nun sah ich, und siehe, mitten vor dem Throne und den vier Wesen und inmitten der Ältesten ein Lamm stehen. CHOR O sehet! Dort mitten vor dem Throne und den vier Wesen und inmitten der Ältesten ein Lamm! JOHANNES Ein Lamm, wie es geschlachtet wäre. CHOR Wie es geschlachtet wäre. JOHANNES Es hat mit seinem Blute uns erlöst. CHOR Mit seinem Blute uns erlöst, aus vielerlei Geschlecht und Zunge, Volk und Landen. JOHANNES Und das Lamm trat heran an den Thron und nahm das Buch aus der rechten Hand dess, der auf dem Throne sass. CHOR Und das Lamm, es nahm das Buch aus der rechten Hand des Herrn. JOHANNES Und als es das Buch nahm, da fielen die vier Wesen und die Ältesten nieder vor das Lamm und hatten ein jeglicher Harfen und goldene Schalen voll Räucherwerk; dieses sind die Gebete der Heiligen; und ich hörte die Stimme vieler Engel, und ihre Zahl war vieltausendmal tausend. Und sprachen und sangen CHOR Du bist würdig, zu nehmen das Buch, denn du hast die Macht, seine Siegel zu brechen. Du liessest dich schlachten und hast uns erlöset. Herr, o Herr, der du sitzt auf dem Thron, dir sei Lob und Ehre in Ewigkeit! Du hast uns zu Priestern gemacht und zu Königen, zu einem Reich. Wir werden herrschen. CHOR UND SOLOQUARTETT Dir, o Herr, und dem Lamm sei Gewalt, Macht, Ehre und Lobpreis in Ewigkeit! Amen! ORGEL SOLO JOHANNES Und als das Lamm der Siegel erstes auftat, hörte ich eine Donnerstimme rufen CHOR Komm, komm, komm! JOHANNES Ein weisses Ross! Und der darauf sass, hatte einen Bogen und ihm ward gegeben eine Krone. Und als Sieger zog er aus und um zu siegen. Und in Gerechtigkeit richtet und streitet er. CHOR Der Herr! Der König der Könige! Der Herr der Herren! Sein Name heisst «Das Wort Gottes». Er wird auch genannt «Treu und wahrhaftig». Seine Augen sind wie eine Feuerflamme, und auf seinem Haupte viele Diademe. Und bekleidet mit einem Gewande, getränkt mit Blut. Er selbst wird die Herde der Völker weiden mit eisernem Stabe. Und er wird treten die Kelter des Glühweines des Zornes Gottes des Allmächtigen. Der König der Könige! Der Herr der Herren! Als Sieger zieht er aus, um zu siegen im Namen des Herrn. Die himmlischen Heerscharen folgen ihm auf weissen Rossen, in weissem Linnen. Sie ziehen aus mit ihm zum Sieg. JOHANNES Und als das Lamm der Siegel zweites auftat, kam ein anderes, ein feuerrotes Ross hervor; dem, der darauf sass, war gegeben, den Frieden wegzunehmen von der Erde, so dass die Menschen einander mordeten; und es war ihm gegeben ein grosses Schwert. KRIEGER Tötet, erwürget, erschlaget den Feind! Ermordet, vernichtet, erschlaget den Feind! Schonet niemand, zerstöret, verwüstet. Verschonet nichts, was euer Arm erreicht! Schlagt um euch! Mordet! Zündet an! Plündert! Schonet das Kind nicht im Mutterleib! Seid stark! FRAUEN Schonet uns Mütter! Wir sind Mütter! Schonet uns und unsere Kinder! Ach, habt Erbarmen! Gnade für unsere Kinder! Ach, ihr armen Kleinen! Erbarmen! Verschonet die Kinder, verschonet die Kleinen! KRIEGER Heulende Weiber! Ihr seid des Todes! Ihr und eure Brut! Ihr alle! Nein! Keine Gnade euch! Ihr, die ihr heiter und sorglos und glücklich und reich waret, dem Tode verfallen seid ihr Heulenden! Tötet sie alle, die reich und glücklich gewesen! Vernichtet alles, was Menschen erzeuget! Verwüstet, zerstöret, was Reichtum geschaffen! Das Plündern, das Rauben das Morden ist Rache und Lust! Herrlich ist der Krieg! Werft euch auf den Feind! Zündet an! Das Brennen, das Plündern, das Morden ist Rache! Das Rauben, das Morden hat niemals ein Ende! FRAUEN Hat unser Elend niemals ein Ende? O Gott, höre unser Jammergeschrei! Gott, siehe unsere Not! Sieh’ unser Elend! Ach, hat denn der Jammer kein Ende? O Jammer! O Elend! Und niemals ein Ende? Niemals? Nie? Wehe! Wehe! Erbarmen! O hat denn das Elend kein Ende? JOHANNES Der Reiter auf feuerrotem Ross! Und die Hölle folgte ihm nach. Und als das Lamm der Siegel drittes auftat, sah ich ein schwarzes Ross, und der darauf sass, hatte eine Waage in der Hand und sprach DER SCHWARZE REITER Ein Mass Weizen und drei Mass Gerste für euch alle. TOCHTER UND MUTTER Mutter, ach Mutter! O siehest du nicht, wie ich sterbe vor Hunger? Ach, hast du kein Brot? Wehe! Woher soll uns kommen da Brot, da die Felder verwüstet, die Männer tot sind? Vater, o Vater im Himmel! Warum suchst du heim uns so schrecklich mit Hunger und Not? Sündig, ja sündig sind viele und schlecht, unbekehret und ungläubig bis in den Tod. Uns, die wir tragen dein Siegel auf unserer Stirne, auch uns trifft dein furchtbarer Zorn? Ihr Schwestern, seid standhaft im Leiden! Denn harren wir aus, ist der Sieg uns gewiss! FRAUEN Schwestern und Kinder! Seid standhaft im Leiden! Denn harren wir aus, ist der Sieg uns gewiss! JOHANNES Und als das Lamm der Siegel viertes auftat, da sah ich, und siehe, ein fahles Ross! Und der darauf sass, dess Name war der Tod. Und das Totenreich folgete ihm nach. ZWEI ÜBERLEBENDE Was ist es, das sich da regt? Ein Mensch, wie du, wenn du ein Mensch bist. Ein Bruder? Im Tode sind wir alle Brüder. Ja, noch leben wir; doch nichts mehr lebet ausser uns. Siehst im Nebel du das fahle Ross? Das Ross? Es hinkt und lahmt auf endlosem Leichenfeld umher. Der Tod reitet darauf. Ihm und seinen Brüdern, dem Reiter auf feuerrotem Ross und dem Reiter auf schwarzem Ross, ward die Macht gegeben, zu morden die Menschen durch das Schwert, durch Hunger, durch die Pest und die wilden Tiere der Erde. Doch verhiess uns der Herr »Wer aber ausharrt bis ans Ende, der wird gerettet werden.» JOHANNES Und als das Lamm der Siegel fünftes auftat, da sah ich unter dem Altar die Seelen derer, die gemordet waren um der Worte Gottes willen und um des Zeugnisses willen, daran sie festhielten. Und sie sprachen CHOR Herr, du heiliger und wahrhaftiger, bis wann denn richtest du und rächest unser Blut an denen, die auf der Erde wohnen? Herr, bis wann richtest du? JOHANNES Und es wurde ihnen einem jeglichen gegeben ein weisses Kleid, und der Herr sprach zu ihnen DIE STIMME DES HERRN Ruhet noch und wartet eine kleine Weile, bis dass eure Zahl voll ist und eure Mitknechte und Brüder zu euch kommen, die auch getötet werden, gleich wie ihr. Dann will ich richten und rächen euer Blut an denen, die auf der Erde wohnen und die gesündigt haben an euch! JOHANNES Und ich sah, dass das Lamm der Siegel sechstes auftat; und siehe, es entstand ein grosses Erdbeben. CHOR Die Erde wankt! Es schwankt der Boden! Entsetzen! Wehe! O seht, der Mond ist rot wie Blut! Ein fürchterlicher Sturm! Schreckliches Brausen! Es fallen die Bäume! Es brennet der Wald! Ach, wie glühet die Luft! Seht! Die Sterne fallen auf die Erde! Sie fallen wie die Früchte des Feigenbaumes, den der Sturm rüttelt. Welch grausiger Hagel! Es schwillt das Meer und steiget immer höher und höher noch! Rettet euch in die Berge dort! O welch grauenvolle Finsternis! Die Sonne geht auf, und dennoch wird es nimmer helle! Denn seht, die Sonne ist schwarz wie ein härener Sack, wie ein Busskleid. Und der Himmel schwindet, er schwindet dahin. Rennet und fliehet! O Schrecken! Grauen! Der Tag des Zornes ist da, des Zornes des Herrn der Herren und des Lammes! Ihr Berge, fallet über uns und verberget, ach, verberget uns vor dem Angesicht des Herrn der Herren! Denn gekommen ist heute der Tag seines Zornes! O sagt, wer kann da bestehen? ORGEL SOLO JOHANNES Nach dem Auftun des siebenten der Siegel war aber ein grosses Schweigen im Himmel. Da erschien ein grosses Zeichen am Himmel. Ein Weib, umkleidet mit der Sonne, den Mond unter ihren Füssen, und auf ihrem Haupte eine Krone von zwölf Sternen. Sie war gesegneten Leibes und sollte gebären. Und ein anderes Zeichen erschien am Himmel Ein grosser, feuerroter Drache. Der hatte sieben Köpfe und darauf sieben Diademe. Sein Schwanz fegte die Sterne vom Himmel und warf sie auf die Erde. Aber der Drache trat vor das Weib, das daran war, zu gebären, damit, wenn sie geboren hätte, er ihr Kind verschlänge. Und sie gebar einen Sohn, ein Knäblein. Und das Kind ward entrücket zu Gott und auf seinen Thron erhoben. Das Weib aber floh in die Wüste Dort ist eine Stätte, die Gott selbst bereitet hat, auf dass sie dort ernähret würde. Das Knäblein im Himmel aber sollte dereinst alle Völker weiden mit eisernem Stabe und beschützen sie vor dem Bösen und kämpfen und streiten für sie und als Sieger kehren heim. Im Himmel aber erhob sich ein grosser Streit. Michael und seine Engel kämpften gegen den Drachen. Auch der Drache kämpfte und seine Engel, doch vermochten sie nicht zu siegen. Geworfen wurde der Drache, der grosse, die alte Schlange, die da heisset der Teufel und Satan, der die ganze Welt verführet, geworfen wurde er und sine Engel auf die Erde. Und ihre Stätte ward nicht mehr gefunden im Himmel. Und da der Drache sah, dass er auf die Erde geworfen war, verfolgete er das Weib, das den Sohn geboren hatte, und führte Krieg mit ihren übrigen Nachkommen, die da halten die Gebote Gottes und die das Zeugnis Jesu Christi haben. Dem Drachen folgeten alle, deren Namen nicht geschrieben sind im Lebensbuch des Lammes von Anbeginn der Welt. Ich sah den Himmel aufgetan, und er, der Reiter auf weissem Ross, der König der Könige, der Herr der Herren, das Wort Gottes, erschien, gefolgt von den himmlischen Heerscharen. Und alle, die dem Drachen gefolgt waren, sie alle wurden getötet. Ein Engel aber stieg vom Himmel nieder. Der hatte den Schlüssel zum Abgrund und eine grosse Kette in der Hand. Und er ergriff den Drachen, die alte Schlange, die da heisset auch der Teufel und Satan, und band ihn für tausend Jahre. Und warf ihn in den Abgrund und verschloss und versiegelte ihn über ihm, dass er nicht mehr verführen sollte die Völker der Erde. Und als die grosse Stille im Himmel vorüber war, sah ich sieben Engel vor dem Throne Gottes stehen und es wurden ihnen gegeben sieben Posaunen. Und die sieben Engel rüsteten sich zum Blasen. Und eine jegliche der Posaunen verkündete viel Wehe über die Welt und über die Menschen. ALTSOLO Die Posaune verkündet grosses Wehe Regen von Blut und Feuer stürzt auf euch. CHOR So bestraft Gott der Herr die sündige Menschheit. ALT- UND TENORSOLO Hört, ein anderes Wehe Ein glühender Berg ward ins Meer geworfen und alle Schiffe sind vernichtet; und alles Leben erlischt darin, denn das Wasser ist zu Blut geworden. CHOR Grosser Gott, gerecht sind deine Gerichte. ALT- UND TENORSOLO Hört, ein drittes Wehe Es fällt ein brennender Stein vom Himmel auf die Erde, dess Name heisst Wermut. Er fällt auf Quell’ und Fluss. Und alle Wasser werden bitter, werden zu Wermut. Und wer da trinket von dem Wasser, stirbt davon. Die Menschen sterben davon. CHOR Herr, gerecht wahrhaftig ist deine Strafe. SOLOQUARTETT Wehe euch! Das vierte Wehe Sonne, Mond und Sterne sind erloschen, denn getroffen hat sie Gottes Zorn. Fürchtet Gottes Zorn und des Herrn Gerichte! CHOR Getroffen hat sie Gottes Zorn. Hört! Die fünfte Posaune! Der fünfte Engel bläst! Das fünfte Wehe! Die Posaunen künden euch das Gericht Gottes, des Herrn. Die Posaunen verkünden Gottes Strafe für die Sünden dieser Welt. Seht, der Stern, der auf die Erde gefallen war, schlug einen tiefen Schacht zum Abgrund! Und aus dem Abgrund steigt schwarzer Rauch empor; daraus kommen Heuschrecken ohne Zahl und peinigen die Menschen wie Skorpione. Die Menschen suchen alle nur noch den Tod, doch finden sie ihn nicht! Höret! Der sechste Engel bläst! Gottes, des Herrn Gericht! Gottes Zorn vernichtet euch! Denn ihr folgt alle dem Bösen nur. O Not! Die Engel, dort wachend am Euphratstrom, sie wurden abgelöst und führen Millionen Reiter zum Kampfe gegen euch. Die Reiterschar, die von den Engeln dort am Euphratstrom befehligt wird, sie stürmt dahin, um euch und alles Volk zu töten und zu vernichten. Das Gericht Gottes kommt über dich, sündige Menschheit! Für euch ist keine Frist; es wird keine Zeit mehr geben, und wenn der siebente Engel seine Stimme erhebt und die Posaune bläst, Gottes Geheimnis wird dann vollendet sein, wie er es seinen Propheten als frohe Botschaft verkündet hat. (Der siebente Posaunenruf ertönt.) Nun sind die Reiche dieser Welt unseres Herrn geworden! Er wird herrschen von Ewigkeit zu Ewigkeit! Gott der Herr regiert die Welt! Ewig ist seine Gewalt über alles. Sein Reich ist überall. Gott hat die Herrschergewalt über alle Reiche dieser Welt an sich genommen. Gott untertan sind alle Reiche dieser Welt und seine Herrschaft währet ewig. Gottes Gebot herrschet ewiglich! Singet sein Lob! Preiset Gott! Singet sein Loblied! Singet Lob und preiset Gott den Herrn! JOHANNES Vor dem Angesichte dessen, der auf weissem Throne sass, flohen die Erde und der Himmel und keine Stätte ward für sie gefunden. Und das Meer und der Hades gaben die Toten heraus, die in ihnen waren. Und alle Toten, gross und klein, standen vor dem Thron. Und Bücher wurden aufgeschlagen und die Toten wurden gerichtet nach dem, was da in den Büchern aufgeschrieben stand, nach ihren Werken. Und ein anderes Buch ward aufgeschlagen, das ist das Buch des Lebens. Wer aber nicht gefunden wurde aufgeschrieben im Buch des Lebens, ward in den Feuersee geworfen. Das aber ist der zweite Tod, der Feuersee. Und ich sah einen neuen Himmel und eine neue Erde und alle, die im Buche des Lebens aufgeschrieben waren und die nun das ewige Leben haben. Und ich hörte eine Stimme vom Throne her sprechen DIE STIMME DES HERRN Ich bin das A und das O, der Anfang und das Ende, der Erste und der Letzte. Ich will den Dürstenden geben von den Wasserquellen des Lebens. Sehet das Zelt Gottes mitten unter den Menschen! Er wird bei ihnen wohnen und sie werden sein Volk sein. Er wird abwischen alle Tränen von ihren Augen, und das Leid und der Tod wird nicht mehr sein; denn das Erste ist vergangen. Seht, ich mache alles neu! Und wer überwindet, soll es zum Erbe empfangen, und ich werde sein Gott sein und er wird mein Sohn sein. CHOR Hallelujah! Hallelujah! Danket dem Herrn! Seine Huld und Gnade währet ewig! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Wohl denen, die ohne Tadel im Gesetze wandeln! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Herr, hilf, o Herr! Denen, die da ausgeharret haben! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Lobet den Herrn! Preiset ihn und danket für seine Gnade! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Denn seine Gnade und Weisheit leuchtet allen Wesen! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Hoch ist der Herr über alle Völker, alle Menschen! Amen! Hallelujah! Hallelujah! Preiset, ihr Engel, den Herrn und lobet den Namen Gottes! Amen! Singet Hallelujah! Singt Lob und Dank dem Herrn und preiset seinen Namen! MÄNNERCHOR Wir danken dir, o Herr, allmächtiger Gott, der da ist und der da war, dass du deine grosse Macht an dich genommen hast und herrschest. Die Völker sind zornig geworden, da kam auch dein Zorn und die Zeit, zu richten die Toten und zu geben den Lohn deinen Knechten, den Propheten und den Heiligen und denen, die deinen Namen fürchten, den Kleinen und den Grossen. Aber auch zu verderben jene, die die Erde verderbet haben. JOHANNES Ich bin es, Johannes, der all dies hörte und sah und der es euch nun offenbart. Hört auf meine Worte! Sie sind wahr und zuverlässig, denn Gott, der Herr der Geister, zeigte seinem Knecht, zeigte dem Propheten alles, was in Bälde muss geschehen. Und wahrlich selig, wer die Worte versteht des Propheten! Bewahret die Weisssagung! Und die Gnade Gottes, des Herrn, sei mit euch allen! Amen! CHOR Amen! Schmidt,Franz/Das Buch mit sieben Siegeln
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2372.html
ZWISCHENAKTS-MUSIK ZWEITER AKT (Im Palast des Herzogs. Prachtvoller Saal. Rückwärts mächtige Glastüren. Der vordere Teil des ganzen Raumes, der durch eine grosse Portiere von der weiten Hinterbühne abgetrennt werden kann, bildet unterstützt durch entsprechende Möblierung ein eigenes, intim wirkendes Gemach.) ERSTER AUFTRITT (Der Herzog. Centurio. Balbi) HERZOG (festlich gekleidet, geht ungeduldig auf und ab. Zu Centurio, der nach rückwärts späht) Wo bleibt nur Caramello? CENTURIO Vielleicht hat Signora Barbara Widerstand geleistet! HERZOG Kaum glaublich! Sind meine Leute instruiert? CENTURIO Nach Eurer Hoheit Befehl! HERZOG Sobald also diese Vorhänge geschlossen sind, wird niemand mehr vorgelassen! Und sie werden geschlossen, sobald Caramello mit einer Dame kommt. (Nervös) Leider kommt er noch immer nicht! BALBI (von rechts) Eure Hoheit! HERZOG Was gibt s? Ist Caramello da? BALBI Nein, Euer Hoheit . Gäste! HERZOG Führe sie in den Festsaal - hier will ich allein bleiben! BALBI Es sind Damen! HERZOG (aufhorchend) Damen? Hübsch? Jung? BALBI Es sind lauter Frauen von Senatoren! HERZOG (sehr überrascht) Senatorsfrauen, die trotz des Verbots ihrer Männer mein Haus betreten? Da bin ich doch neugierig herein mit ihnen! ZWEITER AUFTRITT (Vorige. Agricola, Constantia, Notbierga, Macedonia, Teodolinda und andere Senatorsfrauen, Balbi lässt die Damen, die Maskenkostüme tragen, aber unverlarvt sind, eintreten. An der Spitze kommt Agricola, eine dicke alte Dame, die jedoch noch sehr lebenslustig ist) Nr. 8 - Damenchor und Couplet DIE SENATORSFRAUEN Nur ungeniert hereinspaziert, Der Herzog lud uns ein! Drum soll Senat und hoher Rat Nicht hinderlich uns sein. Zu sagen Nein"" wär gar nicht fein," Man muss doch höflich sein! Wir sagten "Ja" und sind nun da Trotz unsrer Minncr Schrein. Die machen sich nur lächerlich Mit ihrer Politik - Von einem Ball im Karneval, Da hält uns nichts zurück! ▼AGRICOLA▲ (nach einer tiefen Verbeugung vor dem Herzog) Venedigs Frauen herzuführen Hab übernommen ich als Pflicht, Was kann uns Schlimmes hier passieren, So ängstlich sind wir nicht! Nein! ▼ALLE, HERZOG▲ So ängstlich sind wir (sie) nicht! ▼AGRICOLA▲ Dass Sie, Herr Herzog, allen Frauen Gefährlich sind, sagt das Gerücht, Doch unsrer Tugend wir vertrauen, So ängstlich sind wir nicht! ▼ALLE, HERZOG▲ So ängstlich sind wir (sie) nicht! ▼HERZOG▲ (ironisch) Verstehe ich die Damen recht, führt Sie die Opposition gegen Ihre Männer hierher? ▼AGRICOLA▲ Nicht diese allein, Hoheit! Wir wollen den tollen Herzog persönlich kennenlernen, einen Mann, von dessen Galanterie an allen 149 Kanälen Venedigs gesprochen wird. Einen Mann, der auf jeder der 370 Brücken Venedigs schon ein verliebtes Abenteuer hatte, einen Mann, der auf jeder der 117 Inseln Venedigs ein Opfer zurückliess! ▼HERZOG▲ (lachend) Ja, man vermag sehr viel in der Liebe, wenn man ihr ausschliesslich lebt! ▼AGRICOLA▲ Ihre Hand, mein Fürst! Sie sind zwar ein liebenswürdiger Taugenichts durch und durch aber … (schnalzt mit den Fingern und schüttelt ihm energisch die Hand) … ich achte Sie! ▼HERZOG▲ (wie oben) Wenn Sie mich besser kennen würden ▼AGRICOLA▲ Das verlange ich nicht, aber … (wie oben) ich achte Sie! (Kokett) Ist es wahr, Herzog, dass Sie nach Venedig mit Heiratsplänen gekommen sind? ▼HERZOG▲ Nein, Signora, ich mache die Reise durchs Leben nicht gerne mit Gepäck! ▼AGRICOLA▲ Oh, dieser Vergleich des ewig Weiblichen mit einem Reisekoffer ist zwar kühn, aber … (wie oben) … ich achte Sie! ▼CENTURIO▲ (ist rückwärts eingetreten, leise zum Herzog) Hoheit, eine Gondel, ich glaube Caramello zu erkennen! ▼HERZOG▲ (selig) Endlich! (Laut). Meine Damen, gestatten Sie, dass ich Sie in den Bankettsaal führe! (Bietet zwei jungen hübschen Senators frauen den Arm) ▼AGRICOLA▲ (verletzt) Oho, Herr Herzog, ich glaube, Ihr Arm gebührt den älteren Senatorinnen! ▼HERZOG▲ (macht sich von den beiden jungen Damen los) Signora, die älteren Senatorinnen… (schüttelt ihr die Hand) …achte ich, aber nach den jüngeren schmachte ich! ▼AGRICOLA▲ Die älteren Senatorinnen würden vor dem tollen Herzog auch nicht zurückschrecken, denn ▼ALLE SENATORSFRAUEN▲ (singend) So ängstlich sind wir nicht! (usw.) (Der Herzog geleitet die Damen bis an die Tür, bleibt dann allein zurück) DRITTER AUFTRITT (Herzog. Centurio) ▼CENTURIO▲ (kommt) Caramello ist schon im Palais! ▼HERZOG▲ Allein? ▼CENTURIO▲ Mit einer maskierten Dame! ▼HERZOG▲ Wirklich? Also, du weisst alles Vorhänge schliessen, niemand vorlassen! Wo ist ein Spiegel? Wie sehe ich aus? ▼CENTURIO▲ Verführerisch wie immer! ▼HERZOG▲ Weisst du, was diese Stunde mir bringt? Ein neues Glück! Ein neues Abenteuer! Du weisst doch, treu sein das liegt mir nicht! (Entlässt Centurio durch eine Handbewegung) Nr. 9 - Lied ▼HERZOG▲ Treu sein, das liegt mir nicht, Weil ich leicht den Kopf verlier, Wenn ich nur ein Mädel spür, Kann ja nichts dafür! Ja, treu sein das liegt mir nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt, Und mein Herz an Schönheit hängt, Gleich Feuer fängt! Das ist meine Manier Und jetzt geh ich zu ihr! Und morgen, ach ja, morgen dann, Fang ich was Neues an. Was liegt daran? Hab stets an eine nur gedacht, An die von heute Nacht! Ich liebe sie Bis früh! Ja, treu sein - das liegt mir nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt, Wenn ich nur ein Mädel spür, Kann ja nichts dafür! Ja, treu sein das kann ich nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt Und mein Herz an eine nur denkt. An sie, nur an sie! Bis früh! (Eilt ab) VIERTER AUFTRITT (Annina. Caramello) ▼CARAMELLO▲ (trägt die halb ohnmächtige Annina, die noch eine Larve trägt, atemlos in den Saal) Puh!… Gott sei Dank, dass ich hier bin! Wo soll ich sic denn hinlegen? (Blickt suchend nach einem Sofa) Diese Signora Barbara ist für eine leichtlebige Venezianern ziemlich schwer! (Geht mit ihr auf und ab) Die schaut nur so leicht aus! Die hat das Gewicht inwendig! (Renkt sich die Arme aus. Zum Publikum) Also bitte, wenn man bedenkt, so ein Haus, so ein Saal und keine Liegegelegenheit! (Setzt sich in einen Fauteui) ▼ANNINA▲ (seufzt) Ah! ▼CARAMELLO▲ Sagten Sic etwas? ▼ANNINA▲ (Wie oben) Ah! ▼CARAMELLO▲ (kopiert sie) Ah! (Zum Publikum) Sie hat A gesagt, da wird sie auch bald B sagen! Der Herzog wird sie schon gesprächig machen! (zu Annina) Sie müssen sich in die Lage finden, Signora Barbara! ▼ANNINA▲ (schwach) Ich bin schon in der Lage, Signor Caramello! ▼CARAMELLO▲ (erstaunt, für sich) Cararnello? Sic kennt mich? (laut) Woher kennen Sie mich denn? Ich bin doch der Gondoliere Franccsco. (zu Annina) Sie kennen mich? ▼ANNINA▲ Ich kenne Sie und die Erkorene Ihres Herzens! ▼CARAMELLO▲ Die Erkorene meines Herzens? (setzt sich interessiert zu ihr) Da müssen Sie mir schon sagen, welche Erkorene Sie meinen! ▼ANNINA▲ Haben Sie denn mehrere? ▼CARAMELLO▲ Ich habe mehrere! Denn (singt parodistisch, den Herzog kopierend) Treu sein das liegt mir nicht! Also, welche Erkorene meinen Sie? ▼ANNINA▲ Nun, Annina, meine Milchschwester! ▼CARAMELLO▲ (geringschätzig) Ach so, Annina … die Milch - Annina! Gott, ein einfaches Fischermädchen, eine kleine Tändelei! Was ist das gegen Sie, schöne Barbara! ▼ANNINA▲ Barbara! (Springt auf und tritt ihm dabei absichtlich auf den Fuss) ▼CARAMELLO▲ Au! Den Tritt kenne ich! ▼ANNINA▲ (nimmt die Maske ab) Esel! Ich bin es, Annina! ▼CARAMELLO▲ (erschrocken) Annina? Gehorsamster Diener! Barbara - Annina - Annina - Barbara! ▼ANNINA▲ Ja, ich bin das "einfache Fischermädchen"! ▼CARAMELLO▲ Unglückliche, was willst du denn hier? ▼ANNINA▲ Ja, mein Lieber, das muss ich dich fragen, der mich für den Herzog entführte! ▼CARAMELLO▲ Dich? Ich wollte ja Delacquas Frau entführen! (ängstlich) Wenn der Herzog den Missgriff entdeckt, macht er mich um zwei Köpfe kürzer! ▼ANNINA▲ (pathetisch) Sei ganz ruhig, ich werde meine Rolle als Senatorsfrau ganz gut spielen! (legt den Domino ab, trägt unter demselben ein prachtvolles Staatskleid, stolziert auf und ab, stolpert dabei über die Schleppe) ▼CARAMELLO▲ Du willst eine Senatorsfrau sein? Wenn der Herzog dich sieht, ist er imstande… ▼ANNINA▲ (kokett) … sich in mich zu verlieben! ▼CARAMELLO▲ Jawohl! und das dulde ich nicht! (schreiend) Das dulde ich nicht! (Da ihm Annina droht, geduckt, ganz kleinlaut) Das dulde ich nicht! (Will ihr den Domino über die Schultern legen) Komm ins Gonderl! Nr. 10a - Duett ▼CARAMELLO▲ Hör mich, Annina, Komm in die Gondel, Hör doch, komm doch! ▼ANNINA▲ Nein, ich bleibe, Will mich amüsieren, Will im Tanze Den Herzog verführen! ▼CARAMELLO▲ Gut! Doch bleibst du, So bleib ich bei dir Und tanzst du, Bin ich dein Tanzkavalier! ▼ANNINA▲ Haha! Ein feiner Kavalier! ▼CARAMELLO▲ (parodistisch übertrieben) Erlauben Sie mir, Um ihre Taille den Arm zu legen! ▼ANNINA▲ (ebenso, affektiert) Oh, bitte sehr, Tröten Sie nöher, Ich lieb den Tanz! (reicht ihm die Hand zum Kuss) ▼CARAMELLO▲ Wie sie sich spreizt, Die dumme Gans! (schlägt ihr auf die dargebotene Hand) ▼ANNINA▲ Ach, wie so schön, Sich ein wenig zu drehn… Herrlich, prächtig! ▼CARAMELLO▲ Sie schwärmt für den Tanz, Das muss man nützen! Bitte, sich nicht so sehr zu erhitzen! Jetzt rasch einen Kuss, Mit dem Tanzen mach Schluss! ▼ANNINA▲ Noch ein bisschen! ▼CARAMELLO▲ Erst ein Küsschen! ▼ANNINA▲ Nein, nein, nein! ▼CARAMELLO▲ Ja, beim Tanz Hüpft das Herz! Wie das rührt Und verführt! Lust und Scherz Jetzt regiert, Wang an Wang , Jeden Zwang Löst der Klang! So, jetzt haben wir getanzt und jetzt gehen wir! ▼ANNINA▲ Nein, ich bleibe, und wenn du dich auf den Kopf stellst! ▼CARAMELLO▲ Warum soll ich mich auf den Kopf stellen? Ich kann ja gar nicht auf dem Kopf stehen! FÜNFTER AUFTRITT (Vorige. Herzog) (Der Herzog kommt von links. Annina nimmt rasch ihre Larve vors Gesicht) ▼ANNINA▲ Er ist schon da! ▼CARAMELLO▲ (sich verbeugend, aufgeregt) Durchlaucht! (zu Annina) Na Wart! ▼HERZOG▲ Caraniello, ich bin mit dir zufrieden! ▼CARAMELLO▲ Ich auch mit Ihnen, Durchlaucht! ▼HERZOG▲ Hat sie Widerstand geleistet? Geschrie n? ▼CARAMELLO▲ Furchtbar! Wenn ich Eurer Hoheit raten darf, lassen Sie sie laufen, schicken wir sie nach Hause, es ist nichts dran an ihr! ich bringe eine andere! ▼HERZOG▲ Dumrnkopf, wo denkst du hin? Lass uns allein, fort, hinaus! ▼CARAMELLO▲ (zu Annina, befehlend) Lass uns allein, fort, hinaus! (Der Herzog klopft ihm auf die Achsel) Herein! ▼HERZOG▲ Dich meine ich, hinaus! ▼CARAMELLO▲ (wie oben, zu Annina) Dich meine ich, hinaus! ▼HERZOG▲ Du sollst hinaus, Caramello! ▼CARAMELLO▲ Ah, ich soll hinaus? Na ja, das ist was anderes! Aber, Hoheit, eines kann ich ihnen sagen trauen Sie ihr nicht, sie ist gemeingefährlich, sie beisst! ▼HERZOG▲ Desto besser, ich liebe den Widerstand! ▼CARAMELLO▲ (kleinlaut) Da kann man nichts machen! ▼HERZOG▲ (ungeduldig) So geh doch endlich! (Nervös auf und ab) ▼CARAMELLO▲ (folgt ihm auf Schritt und Tritt) Hoheit, trauen Sie ihr nicht! Es wäre schade um Ihr schönes Gesicht … …sie hat einen Dolch im Gewande! (Stösst an den Herzog, der sich plötzlich umdreht) ▼HERZOG▲ Wirst du dich endlich hinausscheren? ▼CARAMELLO▲ Scheren - das ist das Stichwort für einen Barbier! Scheren! (Geht nach rückwärts, plötzlich los brechend) Himmel, Herrgott! Wenn ich nur jetzt jemand hätte, an dem ich meine Wut auslassen könnte! Oh! (Rauf! sich wütend die Haare und geht ab) SECHSTER AUFTRITT (Der Herzog. Annina) Nr. 10b - Duett ▼HERZOG▲ So sind wir endlich denn allein Nun lösen Sie Ihr Wort auch ein! ▼ANNINA▲ Was für ein Wort? ▼HERZOG▲ Ihr Angesicht Hat stets die Larve mir verhüllt! ▼ANNINA▲ (kokett die Maske lüftend). Wenn nur Ihr Hoffen sich erfüllt! ▼HERZOG▲ Was seh ich? Weit ist s übertroffen! O Engelsbild! (Will sie umarmen) ▼ANNINA▲ Nur nicht so nah! ▼HERZOG▲ Warum so grausam, Barbara?! Ach, Ihre Nachsicht ging für mich Sonst weiter doch! ▼ANNINA▲ (für sich) Was hör ich da? (lLaut) Wie weit ging sie denn eigentlich? ▼HERZOG▲ Sie sagten… ▼ANNINA▲ Nun, was sagte ich? 1 ▼HERZOG▲ Sie sagten meinem Liebesflehn Gewährung zu beim Wiedersehn! Ich hoffe, Sie erinnern sich! ▼ANNINA▲ Nein, mir ist nichts erinnerlich! ▼HERZOG▲ Sie sprachen dann von Sympathie Und von… ▼ANNINA▲ Ich sagte »Schweigen Sie!» Sie werden wohl erinnern sich?! ▼HERZOG▲ Das ist mir nicht erinnerlich! ▼ANNINA▲ Von der guten Barbara Hört man saubre Dinge da, Das muss ich gestehn! Gar zu gerne wüsste ich, Wie die beiden eigentlich Miteinander stehn! ▼HERZOG▲ Endlich nun mir wieder nah, Heissgeliebte Barbara! Hör mein liebend Flehn! Heute noch möcht wissen ich, Wie wir beide eigentlich Miteinander stehn! 2 ▼HERZOG▲ Als zärtlich Sie umfing mein Arm, Da seufzten Sie »Es ist sehr warm!« Ich hoffe, Sie erinnern sich! ▼ANNINA▲ Nein, mir ist nichts erinnerlich! ▼HERZOG▲ Dann hab ein Küsschen ich begehrt Und Sie… ▼ANNINA▲ Ich sagte "Unerhört!" Sie werden wohl erinnern sich! ▼HERZOG▲ Nein, mir ist nichts erinnerlich! ▼ANNINA▲ Von der guten Barbara… (usw. bis Schluss, dann beide rechts ab) SIEBENTER AUFTRITT (Caramello. Herzog) ▼CARAMELLO▲ (der den Herzog noch hier glaubt, kommt von rückwärts) Hoheit! Annina! (Bemerkt plötzlich, dass niemand im Zimmer ist, kleinlaut) Sind schon drin da! (Geht zur Tür rechts, ruft) Hoheit! Hoheit! ▼HERZOG▲ (hinter der Szene) Was gibt es? ▼CARAMELLO▲ Sämtliche Senatoren bitten um Einlass! ▼HERZOG▲ (wie oben) Wirf sie hinaus! ▼CARAMELLO▲ (laut, als ob er zu anwesenden Herren sprechen würde) Sie haben gehört, meine Herren Hinaus! (Eilt nach rückwärts, ruft) Herein, meine Herren! (Da niemand kommt, zum Publikum) Also bitte, wenn man jemand braucht, ist niemand da! (nervös) Aber ich lasse sie nicht allein! (eilt wieder zur Tür rechts, ruft) Hoheit! Hoheit! ▼HERZOG▲ (hinter der Szene, ungeduldig) Was gibt es schon wieder? ▼CARAMELLO▲ Wenn mir nur etwas einfallen würde (rufend) Signor Delacqua ist hier! ▼HERZOG▲ (öffnet die Tür) Wirf ihn hinaus! ▼CARAMELLO▲ (der immer versucht, in das Zimmer zu blicken) Er lässt sich nicht abweisen! ▼HERZOG▲ (tritt aus dem Zimmer) Was heisst das, er lässt sich nicht abweisen? Ich will nicht gestört werden! ▼CARAMELLO▲ Zu Befehl, Hoheit! ▼HERZOG▲ (klopfl Caramello auf die Schulter) Diese Signora Barbara ist übrigens ein (jede Silbe betonend) reizendes Weibchen! ▼CARAMELLO▲ (sehr weinerlich) So? Reizend? Ist sie wirklich so reizend? ▼HERZOG▲ Aber sie ist spröde, sehr spröde! ▼CARAMELLO▲ (plötzlich ausser sich vor Freude) Sie ist spröde? (eilt froh nach rückwärts) Höre es, Volk von Venedig, sie ist spröde! ▼HERZOG▲ Aber ich werde auch dieses Herz besiegen! Auch sie wird mein werden! (Geht lachend, Caramello mehrmals zublinzelnd, in das Zimmer zurück) ▼CARAMELLO▲ (allein zum Publikum) Bitte, was hat er gesagt? Auch sie wird mein …? So eine Gemeinheit! (nach rechts sprechend) Na, freue dich auf das morgige Rasieren! ACHTER AUFTRITT (Caramello. Pappacocla, später Volk) ▼PAPPACODA▲ (als Senator gekleidet, mit einer falschen, unförmigen langen Maskennase, alle Taschen vollgestopft, eine lange Wurst unter dem Arm und eine bauchige, mit Stroh umwundene italienische Weinflasche um den Hals gehängt, kommt torkelnd von rückwärts) Caramello! ▼CARAMELLO▲ (erfreut) Ah, Pappacoda! Du musst mir helfen! Aber mir scheint, du hast einen Schwips? ▼PAPPACODA▲ Einen nur? Ich habe zwei Schwipse! Einen vom Wein und einen vom Schnaps! ▼CARAMELLO▲ Sauf aus! ▼PAPPACODA▲ Aussaufen soll ich? Gleich, gleich! (will trinken) Aber die Nase geniert mich! (schiebt sich die Nase auf die Stirn und trinkt) Hast du nicht Ciboletta gesehen? ▼CARAMELLO▲ Ach, lasse mich in Rub mit deiner Ciboletta! Ann ina ist hier im Palast! Der Herzog gibt sie nicht frei! Eile hinab an den Kanal und hole einige Genossen, damit wir Annina mit ihrer Hilfe entfuhren! ▼PAPPACODA▲ Dazu brauche ich nicht hinabzueilen! Ich habe deine Einladungskarten an meine Freunde verteilt…jeder frisst für drei, sauft für fünf und stiehlt für sieben! ▼CARAMELLO▲ Herein mit ihnen! Je mehr Lärm, desto besser! Der Herzog soll keine ruhige Minute haben! (Pappacoda pfeift, von allen Seiten kommen Männer und Frauen, durchwegs mit vollbeladenen Taschen, fast alle betrunken) Nr. 11 - Ensemble mit Lied ▼CHOR▲ Solch ein Wirtshaus Lob ich mir! Gut und billig Speist man hier! Wer bescheiden, Der verliert, Zugegriffen Ungeniert! Auch für morgen Lasst uns sorgen, Angepackt Und eingesackt! Marietta, come va? Se oggi là va bene Domani non si sa! ▼PAPPACODA▲ Schau, wie sich alles gut unterhält, (zu Caramello) Doch hab ich sie dir noch nicht vorgestellt! Dieser noble Cavaliere, Luigi ist s, der Gondoliere! Der hier Strassenmusikant, Dieser Käselieferant! Dort ein Schneider, un sartore, Und hier dieser pulitore Putzt die Stiefel rein und blank, Und der geht auf den Rattenfang! Das ist Peppo, ein Facchino, Hier vom Land ein Vetturino. Dieser duftet so pikant, Weil er steht am Zwiebelstand! Der dort säuft, ist Bürstenbinder, Er vertrank schon Weib und Kinder! Die Signora hier ist Wäscherin, Die Donna Öbstlerin! Kurz, die ganze riunione Ist wahrhaftig gar nicht ohne, Die und der, und der und die Alle sind sie nobili. ▼CHOR▲ Pensieri ne ho tre Quello dell amorosa, Ii vino et anche il café! Ohe, tralala, ohe! ▼CARAMELLO▲ Doch mit Vorsicht sorget klug, Dass die Taschen weit genug! ▼CHOR▲ Mit Vorsicht sorget klug, Dass die Taschen Weit genug! Ohe, tralala, ohe! Si mette tutto in sacco, Macacco, per bacco! ▼PAPPACODA▲ (leise) Man steckt ein, man steckt ein, Bis alle Tische blank und rein! (zu Caramello) Noch sah Ciboletta ich nicht Soviel ich im Saale auch such! Ha, wenn sie die Treue mir bricht, So trifft die Verrät rin mein Fluch! ▼CARAMELLO▲ (ironisch begütigend) Man steckt ein, man steckt ein, Wer Weibern traut, wird stets bereun! Si mette tutto in sacco, Per bacco, per bacco! Per bacco! Man steckt alles ein! Annina ist hier im Palast, Der Herzog gibt sie nicht frei, Das bringt zur Verzweiflung mich fast! Was soll ich nun machen dabei? ▼PAPPACODA▲ (ironisch Caramello kopierend) Man steckt ein, man steckt ein, Der Herzog könnt sonst böse sein! Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! ▼CHOR▲ Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! ▼CARAMELLO▲ Wird wo ein Verbrechen vollführt, Ist schnell auf der Spur Polizei. In Masse wird dann arretiert, Vielleicht ist der Schuld ge dabei! ▼PAPPACODA▲ Ah. (Caramello stopfl ihm den Mund mit der Salami und übernimmt den Ton) ▼BEIDE▲ Man steckt ein, man steckt ein, Der Rechte kann ja drunter sein! Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! ▼CHOR▲ Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco! Per bacco, man steckt alles ein! (Alle laufen lärmend ab, Caramello folgt ihnen) NEUNTER AUFTRITT (Annina. Herzog. Dann Caramello. Später Pappacoda. Zuletzt Delacqua, Barbaruccio und Testaccio) ▼HERZOG▲ (kommt von rechts) Dieser Spektakel! Den hat mir sicher Caramello angerichtet! (zurücksprechend) Die Luft ist rein, kommen Sie, Signora! ▼ANNINA▲ (kommt lächelnd) Mit einem Wort, Sie geben Ihre Bemühungen auf? ▼HERZOG▲ Noch lange nicht, schöne Signora Barbara! Ihre Kälte macht Sie mir nur noch begehrlicher! (er eilt auf sie zu, will sie umfangen) Ich liebe Sie, Signora … ich liebe Sie! (will sie küssen) ▼CARAMELLO▲ (der plötzlich eintritt) Ho … Ho… Ho……Hoheit! ▼HERZOG▲ (lässt Annina frei) Was willst du denn wieder? ▼CARAMELLO▲ Einer der Herren Senatoren wünscht seine Aufwartung zu machen! ▼HERZOG▲ Wirf ihn hinaus! ▼CARAMELLO▲ Oh… Das geht nicht (auf die Lange Nase Pappacodas zeigend, die langsam, nach und nach, hinter der Portiere sichtbar wird) Seine Nase ist schon da …gleich wird der ganze Senator da sein! (Pappacoda kommt als "Senator") Da ist er schon! ▼PAPPACODA▲ (sich verbeugend) Oh … Euer Hoheit! (zu Caramello) Was soll ich denn reden? ▼CARAMELLO▲ (leise) Was du willst! Du bist ja ein Senator! (im selben Moment treten Delacqua, Barbaruccio und Testaccio auf) ▼DELACQUA▲ Oh, der Herzog, Hoheit! ▼BARBARUCCIO▲ Hoheit! ▼TESTACCIO▲ Hoheit! ▼HERZOG▲ (deckt Annina, leise zu ihr) Fassung, Barbara, die Ehemänner sind blind! (laut) Ich begrüsse alle vier Senatoren! ▼DELACQUA, BARBARUCCIO, TESTACCIO▲ Vier? - Wo? - Ah! - Da! ▼DELACQUA▲ (zu Pappacoda, der sich ängstlich drücken will) Wie mir scheint, Kollege Grimaldi! ▼PAPPACODA▲ (mit verstellter Stimme) Nein, ich bin der andere! ▼BARBARUCCIO▲ Nein. Ich kenne keinen Senator mit einer solchen Gurkennase! ▼TESTACCIO▲ Die Nase scheint falsch zu sein! ▼DELACQUA▲ Vielleicht der ganze Senator! (zu Pappacoda) Wer das geheiligte Kleid der Senatoren als Maskenkostüm trägt, den straft das Gesetz mit einem Jahr Galeere! ▼PAPPACODA▲ O maccheronata! Jetzt, Frechheit, hilf! ▼HERZOG▲ (ungeduldig) Nun, meine Herren? ▼BARBARUCCIO▲ Hoheit, wir kommen, für das glänzende Fest zu danken! Ein echt italienisches Fest! ▼DELACQUA, TESTACCIO▲ Echt italienisch! ▼HERZOG▲ Zu gütig! Es galt ja, Venedigs Senat zu ehren! Leider wurde der Beschluss gefasst, die Damen vom Fest auszuschliessen! ▼DELACQUA▲ Nun, ich habe mich um diesen Beschluss nicht gekümmert, denn meine Frau ist von Treviso zurückgekehrt und befindet sich hier! (Der Herzog und Annina sehen sich betroffen an) Sie brennt vor Verlangen, Euer Hoheit vorgestellt zu werden! (eilt ab) ▼PAPPACODA▲ (sich vordrängend) Auch meine Frau brennt darauf, Euer Hoheit ins Angesicht zu treten! (verneigt sich) ▼CARAMELLO▲ (leise zu Pappacoda) Komm, komm - Du musst mir helfen! ▼PAPPACODA▲ Euer Hoheit - con piacere - cavaliere - habe die Ehre… (ab mit Caramello. Auch Barbaruccio und Testaccio entfernen sich) ZEHNTER AUFTRITT (Der Herzog. Annina. Dann Delacqua mit Ciboletta) ▼HERZOG▲ (zu Annina) Was soll ich davon denken? Hat denn Delacqua zwei Frauen? ▼ANNINA▲ Zwei Frauen? Er hat gerade genug an einer! Ich bin die echte, so wahr Caramello Barbara Delacqua entführte! ▼HERZOG▲ Ja, wen will er uns denn da bringen? ▼DELACQUA▲ (kommt mit Ciboletta, die einen schwarzen Domino trägt und eine Larve vor dem Gesicht hat). So, Euer Hoheit, hier ist meine Gemahlin! ▼HERZOG▲ (sich verbeugend) Signora! ▼DELACQUA▲ (zu Ciboletta) Wir sind Unter uns, du kannst die Larve abnehmen! Ich erlaube es dir! ▼HERZOG▲ Und ich bitte darum! (Ciboletta demaskiert sich und lässt die Kapuze ihres Dominos fallen) ▼ANNINA▲ (für sich) Ciboletta! (leise zum Herzog) Das ist meine Zofe! ▼HERZOG▲ (leise) Die Zofe? Oh, unverschämt! ▼DELACQUA▲ (leise zu Ciboletta) Vergiss nicht, was ich dir eingeschärft habe! Du bist für heute abend meine Frau und bittest um den Verwalterposten für mich! (laut) Begrüsse Seine Hoheit, Barbara! (Ciboletta macht eine tiefe Verbeugung und küsst dem Herzog die Hand) ▼HERZOG▲ (heiter, ironisch) Ich bin entzückt, Venedigs schönste Frau endlich persönlich kennenzulernen! ▼CIBOLETTA▲ Na na schönste Frau? Euer Gnaden, Herr Herzog, nehmen das Maul gar zu voll! (gibt dem Herzog einen Rippenstoss) ▼DELACQUA▲ (leise) Wirst du schweigen! (zum Herzog) Hoheit müssen meiner Gattin verzeihen ▼HERZOG▲ O bitte… Ich finde Signora reizend! Dies ungeschminkte Wesen, diese Haltung - alle diese Reize hatte ich sozusagen vorgeahnt, als ich meiner Bewunderung im vergangenen Karneval in jener Serenade Ausdruck gab, die Signora Barbara so sehr gefiel! (leise zu Annina) Denken Sie noch jenes Abends, schöne Frau? ▼ANNINA▲ (verlegen) Freilich, freilich … wie sollte ich nicht? ▼DELACQUA▲ Was für eine Serenade? Nr. 12 - Serenade ▼HERZOG▲ Ninana, Ninana, dir will ich singen, Ninana, Ninana, hör mich an! Ninananana, Ninananana, horch auf das Klingen, Ninananana, Ninananana, antworte dann! Heb auf dein Köpfchen, Liebste, träume nicht, O hör mich an, schlummre noch nicht ein! Ich sage dir vier Worte von Gewicht, Du musst voll Andacht dein Ohr dazu mir leihn! Das erste Dass um dich mein Herze bricht, Das zweite Ich will dein fürs Leben sein! Das dritte Dass ich dir mein Heil befehle, Das letzte Dich allein liebt meine Seele! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Ninana, Ninana - ach! ach! ▼HERZOG, DELACQUA▲ Ninana, Ninana, schönste der Frauen, Ninana, Ninana, du bist mein Glück! ▼ALLE VIER▲ Ninananana, Ninananana, lass dich erschauen, Ninananana, Ninananana, ach, einen Blick! ▼HERZOG▲ Du gingst am Montag wie ein Stern mir auf Und schienest reizend am Dienstag mir, Allein viel schöner noch am Mittwoch drauf! Zu Füssen lag ich am Donnerstag dir Am Freitag hob dein Blick mich wieder auf; Hab am Samstag dann gelauscht an deiner Tür; Und durft ich dich im Glanz am Sonntag sehen, Da war um den Verstand es bald geschehen! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Ninana, Ninana - ach! ach! ▼HERZOG, DELACQUA▲ Ninana, Ninana, schönste der Frauen, Ninana, Ninana, du bist mein Glück! ▼ALLE VIER▲ Ninananana, Ninananana, lass dich erschauen, Ninananana, Ninananana, ach, einen Blick! (Nach der Serenade geht der Herzog mit Annina etwas in den Hintergrund) ▼DELACQUA▲ (leise zu Ciboletta) Alles geht gut, du gefällst dem Herzog! Jetzt sprich! (stösst Sie) ▼CIBOLETTA▲ (stotternd) Herr Herzog! Herr Herzog! ▼HERZOG▲ Sie wünschen? ▼DELACQUA▲ (auf Ciboletta weisend) Meine …Madonna Barbara hat ein Anliegen! ▼HERZOG▲ Ist im vorhinein gewährt! ▼DELACQUA▲ (zärtlich) Also sprich, mein Täubchen von San Marco, sprich! (Gibt ihr einen Rippenstoss. leise) So rede doch, du dummes Ding! ▼CIBOLETTA▲ Mein Gott, ich möcht Euer Gnaden schön gebeten haben um einen Posten in Euer Gnaden Haus! ▼HERZOG▲ Also, um welchen Posten handelt es sich denn? ▼DELACQUA▲ (souffliert Ciboletta) Verwalter … Verwalter ▼CIBOLETTA▲ Nun, der Mann möchte gern herzoglicher Leibkoch werden. ▼HERZOG▲ (lachend) Leibkoch? ▼ANNINA▲ (ebenso) Leibkoch? ▼DELACQUA▲ (wütend, für sich) Ich Leibkoch? (leise zu Ciboletta) Verwalter! Verwalter! (stösst sie verstohlen) ▼CIBOLETTA▲ (ohne sich urn Delacqua zu kümmern) Es ist ein braver Bursche, namens Pappacoda, der Makkaroni kocht und Stockfisch mit Zwiebeln wie kein zweiter! ▼HERZOG▲ (lachend) Makkaroni? ▼ANNINA▲ (lachend) Stockfisch? ▼CIBOLETTA▲ (zu Delacqua) Nicht wahr, Signor, Stockfisch? ▼DELACQUA▲ (wütend) Ja, ja! ▼HERZOG▲ Nun, wenn sich Signora Delacqua für Pappacoda verwendet, soll er Leibkoch werden! ▼CIBOLETTA▲ Ach, Herzog, dafür muss ich Ihnen einen Kuss geben! (fällt ihm um den Hals und küsst ihn) ▼DELACQUA▲ (reisst sie vom Herzog weg) Du vergisst dich, meine Liebe! Du gehst zu weit! (zum Herzog) Euer Hoheit wollen meiner Gemahlin verzeihen (zu Ciboletta) Jetzt komm und freu dich! (will sir mit sich ziehen) ▼CIBOLETTA▲ (hält sich an einem Sessel fest) Nein, nein, ich will hier bleiben, es gefällt mir hier sehr gut! ▼HERZOG▲ Ah, Signor Delacqua, wenn es Ihrer Gattin hier gefällt, so gönnen Sie ihr doch das Vergnügen! ▼DELACQUA▲ (übertrieben freundlich) Ach ja, gönnen wir ihr das Vergnügen! (streichelt ihr zärtlich die Wangen und gibt ihr dabei verstohlen einen Backenstreich) Ich muss jetzt leider fort! (verbeugt sich) Hoheit! (Ab) ▼HERZOG▲ (zu Annina) Das Muster eines galanten Ehemannes! Ich will aber doch sehen, ob er wirklich geht! (eilt ihm nach) ELFTER AUFTRITT (Annina. Ciboletta. Dann der Herzog. Zuletzt Caramello) ▼ANNINA▲ (nimmt die Larve ab) Ach, Ciboletta, bald hättest du mit deinem Pappacoda alles verdorben! ▼CIBOLETTA▲ (erstaunt aufschreiend) Annina! Du hier? ▼ANNINA▲ Ja, man hält mich hier für Delacquas Frau! ▼CIBOLETTA▲ (stolziert nach vorn) Dich? Das bin ja ich ▼ANNINA▲ Ich auch! Ich bitte dich, bleibe dabei, dass ich Barbara Delacqua bin! ▼CIBOLETTA▲ Und ich? ▼ANNINA▲ Do bist, was du bist - meine Zofe! ▼CIBOLETTA▲ Deine Zofe? ▼ANNINA▲ (nervös) Barbara Delacquas Zofe! Still, da ist der Herzog! ▼HERZOG▲ (kommt zurück) So, Dciacqua stört uns nicht mehr! (zu Ciboletta) Ah, ich sehe, wir haben an dir eine Vertraute gewonnen! Ja, Mädchen, ich liebe deine Herrin! ▼CIBOLETTA▲ Signora Barbara Delacqua? ▼HERZOG▲ Freilich! Hat sie es dir denn nicht gesagt? Ich liebe sie! (küsst Annina) ▼CIBOLETTA▲ (für sich) Mein Gott, Annina liebt er auch! Was der alles zusammenliebt! ▼HERZOG▲ (wendet sich zur Tür, rufi) Caramello! ▼CARAMELLO▲ (kommt, verbeugt sich) Hoheit!? ▼HERZOG▲ Schliesse den Vorhang! ▼CARAMELLO▲ Den Vorhang? ▼HERZOG▲ Und hierher - das Souper! ▼CARAMELLO▲ Das Souper? o je! ▼HERZOG▲ Geh! ▼CARAMELLO▲ O weh! (schliesst die Vorhänge. Man sieht jetzt nur die Vorderbühne als intimen Raum für die nächste Szene) ▼HERZOG▲ Das Souper! ▼CARAMELLO▲ Adje! (heimlich zu Ciboletta) Iss dich an, du bist nicht alle Tage bei einem Herzog! (Ab) ▼ANNINA▲ Wie? Ich soll mit meiner Zofe soupieren? ▼HERZOG▲ (reicht beiden die Arme) Ja. Soupieren zu dreien - die Herrin - die Dienerin - der Sklave! Also zu Tische! ▼ANNINA▲ Zu Tische! (Die Wandlichter werden gelöscht, Pagen bringen von links einen gedeckten Tisch mit zwei grossen Leuchtern) Nr. 13 - Finale ▼HERZOG▲ Lasset die andern tanzen da, Tralalala, tralaiala! Ich bleibe lieber bei Barbara! Tralalala, tralalala! Die Herrin zur Rechten, die Zofe zur Linken, Recht vertraulich und nah! Ich seh ein Souper heute abend mir winken, Wie keins ich noch sah! (Er hat beide Damen zu Tisch geführt. Zu Caramello, der mit Wein eintritt) Caramello, schon wieder da? Was drängst du dich hier ein? ▼CARAMELLO▲ Hoheit wollen mir verzeihn! Da die Diener doch genieren, Wollte ich Euch selbst servieren! ▼ANNINA▲ (leise zu Ciboletta) Bleibe da, bleibe mir nah! ▼CIBOLETTA▲ (leise zu Annina) Recht gern, gewiss, ja ja! ▼HERZOG▲ (auf Pappacoda deutend, der jetzt als Koch gekleidet eintritt und einige Schüsseln balanciert, zu Caramello) Wen bringst du da noch? ▼CARAMELLO▲ Das ist nur ein Koch! ▼HERZOG▲ So so, ein Koch? ▼CARAMELLO▲ Jaja, ein Koch! ▼PAPPACODA▲ Ach ja, ich bin ein Koch! ▼CIBOLETTA▲ (leise zu Annina) Das ist Pappacoda! ▼ANNINA▲ (leise) So schweige doch! ▼PAPPACODA▲ (der vor Schreck eine Schüssel fallen lässt, leise) Das ist Ciboletta! (laut) Ja ja, ich bin ein Koch! ▼ALLE ANDEREN▲ Ja ja, das ist ein Koch! ▼CARAMELLO▲ (beiseite) Ach! Zeuge und Beistand mir zu sein, Bracht ich den Leidensgenossen herein! ▼PAPPACODA▲ (für sich) Na wart, Ciboletta, du kannst dich freun! ▼HERZOG▲ (zu den Damen) Kommt, kommt, Ihr holden Frauen, Lasst jetzt uns soupieren! Wir wollen scherzen und lachen, Werden superb uns amüsieren! (zu Annina) Bald küss ich dich, (zu Ciboletta) Bald wieder dich! (zu Annina) So lieb ich dich! (Zu Ciboletta.) So lieb ich dich! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Warum sollt ich nicht mit dem Herzog soupiern? Zu drei n kann ein Tête-à-tête keinen geniern! Ob Caramello/Pappacoda vor Wut ausser sich - Was kümmert s mich? ▼CARAMELLO▲ (grollend für sich). Meineidige Annina! ▼PAPPACODA▲ (ebenso). Treulose Ciboletta! ▼CARAMELLO, PAPPACODA▲ Du willst mit ihm soupieren, Lässt dich allzuleicht Vom Glanze verführen?! Kannst du so ganz vergessen mich? Pfui, schäme dich! ▼HERZOG▲ (sich zärtlich zu Annina neigend). Wie klopft in Ihrer Nähe das Herz mir froh ▼CARAMELLO▲ (fährt mit einer Weinflasche zwischen die beiden). Befehlen Hoheit Rheinwein oder Bordeaux? (schenkt ein) ▼HERZOG▲ (zu Ciboletta geneigt). Sie sprechen ja zu mir kein Wörtchen mehr! ▼PAPPACODA▲ (fährt mit der Schüssel zwischen die beiden) Hier ist Boeuf à la mode! Bitte sehr! ▼HERZOG▲ (zornig) Packt euch hinaus! Ihr langweilt mich! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ (beiseite, zugleich) Er ärgert sich! ▼CARAMELLO▲ (leise zu Pappacoda) Jetzt hol ich die andern! Den Wein nehm ich mit! (Ab) ▼HERZOG▲ (zu Annina) Du bist das schönste Weib der Welt, Bist aller Frauen höchste Zier! Glücklich der Mann, der dir gefällt, Rücke doch näher her zu mir! ZWÖLFTER AUFTRITT (Vorige. Die Gäste des Herzogs. Ein Herold. Caramello zieht jetzt rasch die Vorhänge zurück. Man sieht in den von Masken, Senatoren usw. belebten Saal. In der Mitte auf einem tragbaren Gerüst ein hübsches Mädchen in einem symbolischen Karnevalskostüm, eine bunte Fahne in der Hand, umlagert von Tänzerinnen. Phantastische Beleuchtung.) ▼HEROLD▲ (gesprochen). Um zwölf Uhr zieht nach altem Satz Die Maskenschar zum Markuspiatz! Dort kommt man schon Zu holen Euch Mit Sang und Klang! ▼HERZOG▲ Verhasster Zwang! (gibt ein Zeichen; der Maskenzug bewegt sich nach vorn) ▼CHOR▲ Jetzt ist s Zeit zur Lustbarkeit, Drum, Freunde, seid bereit! Lebenslust, Schwellt die Brust, Gibt tins das Geleit! Mondlicht strahlt in voller Pracht, Der Sternenhimmel lacht! Welch ein Bild, Wonnig mild, Gibt Venedigs Nacht! Karneval Ruft uns zum Ball Er ist Souverän! Zögert nicht, Denn was er spricht, Muss sofort geschehn! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zielst uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz, Folgt fröhlich jedermann! Hinaus! ▼HEROLD▲ (zum Herzog) Bereit seht Ihr schon der Masken Schwarm, Die Stunde schlug, es ist schon spät! ▼HERZOG▲ (zu Annina und Ciboletta) Wohlan, meine Damen, Ihren Arm, Fügen wir uns der Majorität, (seufzend) weil es anders nicht geht! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ (lachend) Weil es anders nicht geht! (Man hört von fern Glockengeläute) ▼ALLE▲ Horch! Von San Marco der Glocken Geläut Kündet die Mitternacht, Kündet die Mitternacht, Mahnend ertönet ihr Ruf es ist Zeit, Dass laute Lust hier erwacht! Wer sich will der Freude weihn, Der komme nicht allein, Wen sein Liebchen liess im Stich, Der such ein andres sich! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zieht uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz Folgt fröhlich jedermann! Hinaus! Hinaus! ▼ANNINA▲ (nimmt aus der Hand der Karnevalsfigur die Fahne, schwingt sie fröhlich) Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ▼ALLE▲ Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ▼ALLE▲ Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ▼CARAMELLO▲ (hat Annina die Fahne aus der Hand genommen, kommt, das Banner fröhlich schwingend, nach vorn) Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ▼ALLE▲ Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ▼CARAMELLO▲ Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ▼ALLE▲ Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ▼HERZOG▲ (übernimmt die Fahne von Caramello) Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! Die immerdar ihm treu ergeben war! (Bacchantischer Tanz, Männer tragen die Karnevalsfigur nach vorn bis in die Mitte der Bühne) ▼ALLE▲ Alle maskiert, alle maskiert, Wo Spass, wo Tollheit und Lust regiert! Ganz ungeniert alle maskiert, Cospetto, wie amüsant das wird! (Vorhang.) ZWISCHENAKTS-MUSIK ZWEITER AKT Im Palast des Herzogs. Prachtvoller Saal. Rückwärts mächtige Glastüren. Der vordere Teil des ganzen Raumes, der durch eine grosse Portiere von der weiten Hinterbühne abgetrennt werden kann, bildet unterstützt durch entsprechende Möblierung ein eigenes, intim wirkendes Gemach. ERSTER AUFTRITT Der Herzog. Centurio. Balbi HERZOG festlich gekleidet, geht ungeduldig auf und ab. Zu Centurio, der nach rückwärts späht Wo bleibt nur Caramello? CENTURIO Vielleicht hat Signora Barbara Widerstand geleistet! HERZOG Kaum glaublich! Sind meine Leute instruiert? CENTURIO Nach Eurer Hoheit Befehl! HERZOG Sobald also diese Vorhänge geschlossen sind, wird niemand mehr vorgelassen! Und sie werden geschlossen, sobald Caramello mit einer Dame kommt. Nervös Leider kommt er noch immer nicht! BALBI von rechts Eure Hoheit! HERZOG Was gibt s? Ist Caramello da? BALBI Nein, Euer Hoheit . Gäste! HERZOG Führe sie in den Festsaal - hier will ich allein bleiben! BALBI Es sind Damen! HERZOG aufhorchend Damen? Hübsch? Jung? BALBI Es sind lauter Frauen von Senatoren! HERZOG sehr überrascht Senatorsfrauen, die trotz des Verbots ihrer Männer mein Haus betreten? Da bin ich doch neugierig herein mit ihnen! ZWEITER AUFTRITT Vorige. Agricola, Constantia, Notbierga, Macedonia, Teodolinda und andere Senatorsfrauen, Balbi lässt die Damen, die Maskenkostüme tragen, aber unverlarvt sind, eintreten. An der Spitze kommt Agricola, eine dicke alte Dame, die jedoch noch sehr lebenslustig ist Nr. 8 - Damenchor und Couplet DIE SENATORSFRAUEN Nur ungeniert hereinspaziert, Der Herzog lud uns ein! Drum soll Senat und hoher Rat Nicht hinderlich uns sein. Zu sagen Nein"" wär gar nicht fein," Man muss doch höflich sein! Wir sagten "Ja" und sind nun da Trotz unsrer Minncr Schrein. Die machen sich nur lächerlich Mit ihrer Politik - Von einem Ball im Karneval, Da hält uns nichts zurück! AGRICOLA nach einer tiefen Verbeugung vor dem Herzog Venedigs Frauen herzuführen Hab übernommen ich als Pflicht, Was kann uns Schlimmes hier passieren, So ängstlich sind wir nicht! Nein! ALLE, HERZOG So ängstlich sind wir (sie) nicht! AGRICOLA Dass Sie, Herr Herzog, allen Frauen Gefährlich sind, sagt das Gerücht, Doch unsrer Tugend wir vertrauen, So ängstlich sind wir nicht! ALLE, HERZOG So ängstlich sind wir (sie) nicht! HERZOG ironisch Verstehe ich die Damen recht, führt Sie die Opposition gegen Ihre Männer hierher? AGRICOLA Nicht diese allein, Hoheit! Wir wollen den tollen Herzog persönlich kennenlernen, einen Mann, von dessen Galanterie an allen 149 Kanälen Venedigs gesprochen wird. Einen Mann, der auf jeder der 370 Brücken Venedigs schon ein verliebtes Abenteuer hatte, einen Mann, der auf jeder der 117 Inseln Venedigs ein Opfer zurückliess! HERZOG lachend Ja, man vermag sehr viel in der Liebe, wenn man ihr ausschliesslich lebt! AGRICOLA Ihre Hand, mein Fürst! Sie sind zwar ein liebenswürdiger Taugenichts durch und durch aber … schnalzt mit den Fingern und schüttelt ihm energisch die Hand … ich achte Sie! HERZOG wie oben Wenn Sie mich besser kennen würden AGRICOLA Das verlange ich nicht, aber … wie oben ich achte Sie! Kokett Ist es wahr, Herzog, dass Sie nach Venedig mit Heiratsplänen gekommen sind? HERZOG Nein, Signora, ich mache die Reise durchs Leben nicht gerne mit Gepäck! AGRICOLA Oh, dieser Vergleich des ewig Weiblichen mit einem Reisekoffer ist zwar kühn, aber … wie oben … ich achte Sie! CENTURIO ist rückwärts eingetreten, leise zum Herzog Hoheit, eine Gondel, ich glaube Caramello zu erkennen! HERZOG selig Endlich! Laut. Meine Damen, gestatten Sie, dass ich Sie in den Bankettsaal führe! Bietet zwei jungen hübschen Senators frauen den Arm AGRICOLA verletzt Oho, Herr Herzog, ich glaube, Ihr Arm gebührt den älteren Senatorinnen! HERZOG macht sich von den beiden jungen Damen los Signora, die älteren Senatorinnen… schüttelt ihr die Hand …achte ich, aber nach den jüngeren schmachte ich! AGRICOLA Die älteren Senatorinnen würden vor dem tollen Herzog auch nicht zurückschrecken, denn ALLE SENATORSFRAUEN singend So ängstlich sind wir nicht! (usw.) Der Herzog geleitet die Damen bis an die Tür, bleibt dann allein zurück DRITTER AUFTRITT Herzog. Centurio CENTURIO kommt Caramello ist schon im Palais! HERZOG Allein? CENTURIO Mit einer maskierten Dame! HERZOG Wirklich? Also, du weisst alles Vorhänge schliessen, niemand vorlassen! Wo ist ein Spiegel? Wie sehe ich aus? CENTURIO Verführerisch wie immer! HERZOG Weisst du, was diese Stunde mir bringt? Ein neues Glück! Ein neues Abenteuer! Du weisst doch, treu sein das liegt mir nicht! Entlässt Centurio durch eine Handbewegung Nr. 9 - Lied HERZOG Treu sein, das liegt mir nicht, Weil ich leicht den Kopf verlier, Wenn ich nur ein Mädel spür, Kann ja nichts dafür! Ja, treu sein das liegt mir nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt, Und mein Herz an Schönheit hängt, Gleich Feuer fängt! Das ist meine Manier Und jetzt geh ich zu ihr! Und morgen, ach ja, morgen dann, Fang ich was Neues an. Was liegt daran? Hab stets an eine nur gedacht, An die von heute Nacht! Ich liebe sie Bis früh! Ja, treu sein - das liegt mir nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt, Wenn ich nur ein Mädel spür, Kann ja nichts dafür! Ja, treu sein das kann ich nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt Und mein Herz an eine nur denkt. An sie, nur an sie! Bis früh! Eilt ab VIERTER AUFTRITT Annina. Caramello CARAMELLO trägt die halb ohnmächtige Annina, die noch eine Larve trägt, atemlos in den Saal Puh!… Gott sei Dank, dass ich hier bin! Wo soll ich sic denn hinlegen? Blickt suchend nach einem Sofa Diese Signora Barbara ist für eine leichtlebige Venezianern ziemlich schwer! Geht mit ihr auf und ab Die schaut nur so leicht aus! Die hat das Gewicht inwendig! Renkt sich die Arme aus. Zum Publikum Also bitte, wenn man bedenkt, so ein Haus, so ein Saal und keine Liegegelegenheit! Setzt sich in einen Fauteui ANNINA seufzt Ah! CARAMELLO Sagten Sic etwas? ANNINA Wie oben Ah! CARAMELLO kopiert sie Ah! Zum Publikum Sie hat A gesagt, da wird sie auch bald B sagen! Der Herzog wird sie schon gesprächig machen! zu Annina Sie müssen sich in die Lage finden, Signora Barbara! ANNINA schwach Ich bin schon in der Lage, Signor Caramello! CARAMELLO erstaunt, für sich Cararnello? Sic kennt mich? laut Woher kennen Sie mich denn? Ich bin doch der Gondoliere Franccsco. zu Annina Sie kennen mich? ANNINA Ich kenne Sie und die Erkorene Ihres Herzens! CARAMELLO Die Erkorene meines Herzens? setzt sich interessiert zu ihr Da müssen Sie mir schon sagen, welche Erkorene Sie meinen! ANNINA Haben Sie denn mehrere? CARAMELLO Ich habe mehrere! Denn singt parodistisch, den Herzog kopierend Treu sein das liegt mir nicht! Also, welche Erkorene meinen Sie? ANNINA Nun, Annina, meine Milchschwester! CARAMELLO geringschätzig Ach so, Annina … die Milch - Annina! Gott, ein einfaches Fischermädchen, eine kleine Tändelei! Was ist das gegen Sie, schöne Barbara! ANNINA Barbara! Springt auf und tritt ihm dabei absichtlich auf den Fuss CARAMELLO Au! Den Tritt kenne ich! ANNINA nimmt die Maske ab Esel! Ich bin es, Annina! CARAMELLO erschrocken Annina? Gehorsamster Diener! Barbara - Annina - Annina - Barbara! ANNINA Ja, ich bin das "einfache Fischermädchen"! CARAMELLO Unglückliche, was willst du denn hier? ANNINA Ja, mein Lieber, das muss ich dich fragen, der mich für den Herzog entführte! CARAMELLO Dich? Ich wollte ja Delacquas Frau entführen! ängstlich Wenn der Herzog den Missgriff entdeckt, macht er mich um zwei Köpfe kürzer! ANNINA pathetisch Sei ganz ruhig, ich werde meine Rolle als Senatorsfrau ganz gut spielen! legt den Domino ab, trägt unter demselben ein prachtvolles Staatskleid, stolziert auf und ab, stolpert dabei über die Schleppe CARAMELLO Du willst eine Senatorsfrau sein? Wenn der Herzog dich sieht, ist er imstande… ANNINA kokett … sich in mich zu verlieben! CARAMELLO Jawohl! und das dulde ich nicht! schreiend Das dulde ich nicht! Da ihm Annina droht, geduckt, ganz kleinlaut Das dulde ich nicht! Will ihr den Domino über die Schultern legen Komm ins Gonderl! Nr. 10a - Duett CARAMELLO Hör mich, Annina, Komm in die Gondel, Hör doch, komm doch! ANNINA Nein, ich bleibe, Will mich amüsieren, Will im Tanze Den Herzog verführen! CARAMELLO Gut! Doch bleibst du, So bleib ich bei dir Und tanzst du, Bin ich dein Tanzkavalier! ANNINA Haha! Ein feiner Kavalier! CARAMELLO parodistisch übertrieben Erlauben Sie mir, Um ihre Taille den Arm zu legen! ANNINA ebenso, affektiert Oh, bitte sehr, Tröten Sie nöher, Ich lieb den Tanz! reicht ihm die Hand zum Kuss CARAMELLO Wie sie sich spreizt, Die dumme Gans! schlägt ihr auf die dargebotene Hand ANNINA Ach, wie so schön, Sich ein wenig zu drehn… Herrlich, prächtig! CARAMELLO Sie schwärmt für den Tanz, Das muss man nützen! Bitte, sich nicht so sehr zu erhitzen! Jetzt rasch einen Kuss, Mit dem Tanzen mach Schluss! ANNINA Noch ein bisschen! CARAMELLO Erst ein Küsschen! ANNINA Nein, nein, nein! CARAMELLO Ja, beim Tanz Hüpft das Herz! Wie das rührt Und verführt! Lust und Scherz Jetzt regiert, Wang an Wang , Jeden Zwang Löst der Klang! So, jetzt haben wir getanzt und jetzt gehen wir! ANNINA Nein, ich bleibe, und wenn du dich auf den Kopf stellst! CARAMELLO Warum soll ich mich auf den Kopf stellen? Ich kann ja gar nicht auf dem Kopf stehen! FÜNFTER AUFTRITT Vorige. Herzog Der Herzog kommt von links. Annina nimmt rasch ihre Larve vors Gesicht ANNINA Er ist schon da! CARAMELLO sich verbeugend, aufgeregt Durchlaucht! zu Annina Na Wart! HERZOG Caraniello, ich bin mit dir zufrieden! CARAMELLO Ich auch mit Ihnen, Durchlaucht! HERZOG Hat sie Widerstand geleistet? Geschrie n? CARAMELLO Furchtbar! Wenn ich Eurer Hoheit raten darf, lassen Sie sie laufen, schicken wir sie nach Hause, es ist nichts dran an ihr! ich bringe eine andere! HERZOG Dumrnkopf, wo denkst du hin? Lass uns allein, fort, hinaus! CARAMELLO zu Annina, befehlend Lass uns allein, fort, hinaus! Der Herzog klopft ihm auf die Achsel Herein! HERZOG Dich meine ich, hinaus! CARAMELLO wie oben, zu Annina Dich meine ich, hinaus! HERZOG Du sollst hinaus, Caramello! CARAMELLO Ah, ich soll hinaus? Na ja, das ist was anderes! Aber, Hoheit, eines kann ich ihnen sagen trauen Sie ihr nicht, sie ist gemeingefährlich, sie beisst! HERZOG Desto besser, ich liebe den Widerstand! CARAMELLO kleinlaut Da kann man nichts machen! HERZOG ungeduldig So geh doch endlich! Nervös auf und ab CARAMELLO folgt ihm auf Schritt und Tritt Hoheit, trauen Sie ihr nicht! Es wäre schade um Ihr schönes Gesicht … …sie hat einen Dolch im Gewande! Stösst an den Herzog, der sich plötzlich umdreht HERZOG Wirst du dich endlich hinausscheren? CARAMELLO Scheren - das ist das Stichwort für einen Barbier! Scheren! Geht nach rückwärts, plötzlich los brechend Himmel, Herrgott! Wenn ich nur jetzt jemand hätte, an dem ich meine Wut auslassen könnte! Oh! Rauf! sich wütend die Haare und geht ab SECHSTER AUFTRITT Der Herzog. Annina Nr. 10b - Duett HERZOG So sind wir endlich denn allein Nun lösen Sie Ihr Wort auch ein! ANNINA Was für ein Wort? HERZOG Ihr Angesicht Hat stets die Larve mir verhüllt! ANNINA kokett die Maske lüftend. Wenn nur Ihr Hoffen sich erfüllt! HERZOG Was seh ich? Weit ist s übertroffen! O Engelsbild! Will sie umarmen ANNINA Nur nicht so nah! HERZOG Warum so grausam, Barbara?! Ach, Ihre Nachsicht ging für mich Sonst weiter doch! ANNINA für sich Was hör ich da? lLaut Wie weit ging sie denn eigentlich? HERZOG Sie sagten… ANNINA Nun, was sagte ich? 1HERZOG Sie sagten meinem Liebesflehn Gewährung zu beim Wiedersehn! Ich hoffe, Sie erinnern sich! ANNINA Nein, mir ist nichts erinnerlich! HERZOG Sie sprachen dann von Sympathie Und von… ANNINA Ich sagte »Schweigen Sie!» Sie werden wohl erinnern sich?! HERZOG Das ist mir nicht erinnerlich! ANNINA Von der guten Barbara Hört man saubre Dinge da, Das muss ich gestehn! Gar zu gerne wüsste ich, Wie die beiden eigentlich Miteinander stehn! HERZOG Endlich nun mir wieder nah, Heissgeliebte Barbara! Hör mein liebend Flehn! Heute noch möcht wissen ich, Wie wir beide eigentlich Miteinander stehn! 2HERZOG Als zärtlich Sie umfing mein Arm, Da seufzten Sie »Es ist sehr warm!« Ich hoffe, Sie erinnern sich! ANNINA Nein, mir ist nichts erinnerlich! HERZOG Dann hab ein Küsschen ich begehrt Und Sie… ANNINA Ich sagte "Unerhört!" Sie werden wohl erinnern sich! HERZOG Nein, mir ist nichts erinnerlich! ANNINA Von der guten Barbara… usw. bis Schluss, dann beide rechts ab SIEBENTER AUFTRITT Caramello. Herzog CARAMELLO der den Herzog noch hier glaubt, kommt von rückwärts Hoheit! Annina! Bemerkt plötzlich, dass niemand im Zimmer ist, kleinlaut Sind schon drin da! Geht zur Tür rechts, ruft Hoheit! Hoheit! HERZOG hinter der Szene Was gibt es? CARAMELLO Sämtliche Senatoren bitten um Einlass! HERZOG wie oben Wirf sie hinaus! CARAMELLO laut, als ob er zu anwesenden Herren sprechen würde Sie haben gehört, meine Herren Hinaus! Eilt nach rückwärts, ruft Herein, meine Herren! Da niemand kommt, zum Publikum Also bitte, wenn man jemand braucht, ist niemand da! nervös Aber ich lasse sie nicht allein! eilt wieder zur Tür rechts, ruft Hoheit! Hoheit! HERZOG hinter der Szene, ungeduldig Was gibt es schon wieder? CARAMELLO Wenn mir nur etwas einfallen würde rufend Signor Delacqua ist hier! HERZOG öffnet die Tür Wirf ihn hinaus! CARAMELLO der immer versucht, in das Zimmer zu blicken Er lässt sich nicht abweisen! HERZOG tritt aus dem Zimmer Was heisst das, er lässt sich nicht abweisen? Ich will nicht gestört werden! CARAMELLO Zu Befehl, Hoheit! HERZOG klopfl Caramello auf die Schulter Diese Signora Barbara ist übrigens ein jede Silbe betonend reizendes Weibchen! CARAMELLO sehr weinerlich So? Reizend? Ist sie wirklich so reizend? HERZOG Aber sie ist spröde, sehr spröde! CARAMELLO plötzlich ausser sich vor Freude Sie ist spröde? eilt froh nach rückwärts Höre es, Volk von Venedig, sie ist spröde! HERZOG Aber ich werde auch dieses Herz besiegen! Auch sie wird mein werden! Geht lachend, Caramello mehrmals zublinzelnd, in das Zimmer zurück CARAMELLO allein zum Publikum Bitte, was hat er gesagt? Auch sie wird mein …? So eine Gemeinheit! nach rechts sprechend Na, freue dich auf das morgige Rasieren! ACHTER AUFTRITT Caramello. Pappacocla, später Volk PAPPACODA als Senator gekleidet, mit einer falschen, unförmigen langen Maskennase, alle Taschen vollgestopft, eine lange Wurst unter dem Arm und eine bauchige, mit Stroh umwundene italienische Weinflasche um den Hals gehängt, kommt torkelnd von rückwärts Caramello! CARAMELLO erfreut Ah, Pappacoda! Du musst mir helfen! Aber mir scheint, du hast einen Schwips? PAPPACODA Einen nur? Ich habe zwei Schwipse! Einen vom Wein und einen vom Schnaps! CARAMELLO Sauf aus! PAPPACODA Aussaufen soll ich? Gleich, gleich! will trinken Aber die Nase geniert mich! schiebt sich die Nase auf die Stirn und trinkt Hast du nicht Ciboletta gesehen? CARAMELLO Ach, lasse mich in Rub mit deiner Ciboletta! Ann ina ist hier im Palast! Der Herzog gibt sie nicht frei! Eile hinab an den Kanal und hole einige Genossen, damit wir Annina mit ihrer Hilfe entfuhren! PAPPACODA Dazu brauche ich nicht hinabzueilen! Ich habe deine Einladungskarten an meine Freunde verteilt…jeder frisst für drei, sauft für fünf und stiehlt für sieben! CARAMELLO Herein mit ihnen! Je mehr Lärm, desto besser! Der Herzog soll keine ruhige Minute haben! Pappacoda pfeift, von allen Seiten kommen Männer und Frauen, durchwegs mit vollbeladenen Taschen, fast alle betrunken Nr. 11 - Ensemble mit Lied CHOR Solch ein Wirtshaus Lob ich mir! Gut und billig Speist man hier! Wer bescheiden, Der verliert, Zugegriffen Ungeniert! Auch für morgen Lasst uns sorgen, Angepackt Und eingesackt! Marietta, come va? Se oggi là va bene Domani non si sa! PAPPACODA Schau, wie sich alles gut unterhält, zu Caramello Doch hab ich sie dir noch nicht vorgestellt! Dieser noble Cavaliere, Luigi ist s, der Gondoliere! Der hier Strassenmusikant, Dieser Käselieferant! Dort ein Schneider, un sartore, Und hier dieser pulitore Putzt die Stiefel rein und blank, Und der geht auf den Rattenfang! Das ist Peppo, ein Facchino, Hier vom Land ein Vetturino. Dieser duftet so pikant, Weil er steht am Zwiebelstand! Der dort säuft, ist Bürstenbinder, Er vertrank schon Weib und Kinder! Die Signora hier ist Wäscherin, Die Donna Öbstlerin! Kurz, die ganze riunione Ist wahrhaftig gar nicht ohne, Die und der, und der und die Alle sind sie nobili. CHOR Pensieri ne ho tre Quello dell amorosa, Ii vino et anche il café! Ohe, tralala, ohe! CARAMELLO Doch mit Vorsicht sorget klug, Dass die Taschen weit genug! CHOR Mit Vorsicht sorget klug, Dass die Taschen Weit genug! Ohe, tralala, ohe! Si mette tutto in sacco, Macacco, per bacco! PAPPACODA leise Man steckt ein, man steckt ein, Bis alle Tische blank und rein! zu Caramello Noch sah Ciboletta ich nicht Soviel ich im Saale auch such! Ha, wenn sie die Treue mir bricht, So trifft die Verrät rin mein Fluch! CARAMELLO ironisch begütigend Man steckt ein, man steckt ein, Wer Weibern traut, wird stets bereun! Si mette tutto in sacco, Per bacco, per bacco! Per bacco! Man steckt alles ein! Annina ist hier im Palast, Der Herzog gibt sie nicht frei, Das bringt zur Verzweiflung mich fast! Was soll ich nun machen dabei? PAPPACODA ironisch Caramello kopierend Man steckt ein, man steckt ein, Der Herzog könnt sonst böse sein! Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! CHOR Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! CARAMELLO Wird wo ein Verbrechen vollführt, Ist schnell auf der Spur Polizei. In Masse wird dann arretiert, Vielleicht ist der Schuld ge dabei! PAPPACODA Ah. Caramello stopfl ihm den Mund mit der Salami und übernimmt den Ton BEIDE Man steckt ein, man steckt ein, Der Rechte kann ja drunter sein! Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! CHOR Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco! Per bacco, man steckt alles ein! Alle laufen lärmend ab, Caramello folgt ihnen NEUNTER AUFTRITT Annina. Herzog. Dann Caramello. Später Pappacoda.Zuletzt Delacqua, Barbaruccio und Testaccio HERZOG kommt von rechts Dieser Spektakel! Den hat mir sicher Caramello angerichtet! zurücksprechend Die Luft ist rein, kommen Sie, Signora! ANNINA kommt lächelnd Mit einem Wort, Sie geben Ihre Bemühungen auf? HERZOG Noch lange nicht, schöne Signora Barbara! Ihre Kälte macht Sie mir nur noch begehrlicher! er eilt auf sie zu, will sie umfangen Ich liebe Sie, Signora … ich liebe Sie! will sie küssen CARAMELLO der plötzlich eintritt Ho … Ho… Ho……Hoheit! HERZOG lässt Annina frei Was willst du denn wieder? CARAMELLO Einer der Herren Senatoren wünscht seine Aufwartung zu machen! HERZOG Wirf ihn hinaus! CARAMELLO Oh… Das geht nicht auf die Lange Nase Pappacodas zeigend, die langsam, nach und nach, hinter der Portiere sichtbar wird Seine Nase ist schon da …gleich wird der ganze Senator da sein! Pappacoda kommt als "Senator" Da ist er schon! PAPPACODA sich verbeugend Oh … Euer Hoheit! zu Caramello Was soll ich denn reden? CARAMELLO leise Was du willst! Du bist ja ein Senator! im selben Moment treten Delacqua, Barbaruccio und Testaccio auf DELACQUA Oh, der Herzog, Hoheit! BARBARUCCIO Hoheit! TESTACCIO Hoheit! HERZOG deckt Annina, leise zu ihr Fassung, Barbara, die Ehemänner sind blind! laut Ich begrüsse alle vier Senatoren! DELACQUA, BARBARUCCIO, TESTACCIO Vier? - Wo? - Ah! - Da! DELACQUA zu Pappacoda, der sich ängstlich drücken will Wie mir scheint, Kollege Grimaldi! PAPPACODA mit verstellter Stimme Nein, ich bin der andere! BARBARUCCIO Nein. Ich kenne keinen Senator mit einer solchen Gurkennase! TESTACCIO Die Nase scheint falsch zu sein! DELACQUA Vielleicht der ganze Senator! zu Pappacoda Wer das geheiligte Kleid der Senatoren als Maskenkostüm trägt, den straft das Gesetz mit einem Jahr Galeere! PAPPACODA O maccheronata! Jetzt, Frechheit, hilf! HERZOG ungeduldig Nun, meine Herren? BARBARUCCIO Hoheit, wir kommen, für das glänzende Fest zu danken! Ein echt italienisches Fest! DELACQUA, TESTACCIO Echt italienisch! HERZOG Zu gütig! Es galt ja, Venedigs Senat zu ehren! Leider wurde der Beschluss gefasst, die Damen vom Fest auszuschliessen! DELACQUA Nun, ich habe mich um diesen Beschluss nicht gekümmert, denn meine Frau ist von Treviso zurückgekehrt und befindet sich hier! Der Herzog und Annina sehen sich betroffen an Sie brennt vor Verlangen, Euer Hoheit vorgestellt zu werden! eilt ab PAPPACODA sich vordrängend Auch meine Frau brennt darauf, Euer Hoheit ins Angesicht zu treten! verneigt sich CARAMELLO leise zu Pappacoda Komm, komm - Du musst mir helfen! PAPPACODA Euer Hoheit - con piacere - cavaliere - habe die Ehre… ab mit Caramello. Auch Barbaruccio und Testaccio entfernen sich ZEHNTER AUFTRITT Der Herzog. Annina. Dann Delacqua mit Ciboletta HERZOG zu Annina Was soll ich davon denken? Hat denn Delacqua zwei Frauen? ANNINA Zwei Frauen? Er hat gerade genug an einer! Ich bin die echte, so wahr Caramello Barbara Delacqua entführte! HERZOG Ja, wen will er uns denn da bringen? DELACQUA kommt mit Ciboletta, die einen schwarzen Domino trägt und eine Larve vor dem Gesicht hat. So, Euer Hoheit, hier ist meine Gemahlin! HERZOG sich verbeugend Signora! DELACQUA zu Ciboletta Wir sind Unter uns, du kannst die Larve abnehmen! Ich erlaube es dir! HERZOG Und ich bitte darum! Ciboletta demaskiert sich und lässt die Kapuze ihres Dominos fallen ANNINA für sich Ciboletta! leise zum Herzog Das ist meine Zofe! HERZOG leise Die Zofe? Oh, unverschämt! DELACQUA leise zu Ciboletta Vergiss nicht, was ich dir eingeschärft habe! Du bist für heute abend meine Frau und bittest um den Verwalterposten für mich! laut Begrüsse Seine Hoheit, Barbara! Ciboletta macht eine tiefe Verbeugung und küsst dem Herzog die Hand HERZOG heiter, ironisch Ich bin entzückt, Venedigs schönste Frau endlich persönlich kennenzulernen! CIBOLETTA Na na schönste Frau? Euer Gnaden, Herr Herzog, nehmen das Maul gar zu voll! gibt dem Herzog einen Rippenstoss DELACQUA leise Wirst du schweigen! zum Herzog Hoheit müssen meiner Gattin verzeihen HERZOG O bitte… Ich finde Signora reizend! Dies ungeschminkte Wesen, diese Haltung - alle diese Reize hatte ich sozusagen vorgeahnt, als ich meiner Bewunderung im vergangenen Karneval in jener Serenade Ausdruck gab, die Signora Barbara so sehr gefiel! leise zu Annina Denken Sie noch jenes Abends, schöne Frau? ANNINA verlegen Freilich, freilich … wie sollte ich nicht? DELACQUA Was für eine Serenade? Nr. 12 - Serenade HERZOG Ninana, Ninana, dir will ich singen, Ninana, Ninana, hör mich an! Ninananana, Ninananana, horch auf das Klingen, Ninananana, Ninananana, antworte dann! Heb auf dein Köpfchen, Liebste, träume nicht, O hör mich an, schlummre noch nicht ein! Ich sage dir vier Worte von Gewicht, Du musst voll Andacht dein Ohr dazu mir leihn! Das erste Dass um dich mein Herze bricht, Das zweite Ich will dein fürs Leben sein! Das dritte Dass ich dir mein Heil befehle, Das letzte Dich allein liebt meine Seele! ANNINA, CIBOLETTA Ninana, Ninana - ach! ach! HERZOG, DELACQUA Ninana, Ninana, schönste der Frauen, Ninana, Ninana, du bist mein Glück! ALLE VIER Ninananana, Ninananana, lass dich erschauen, Ninananana, Ninananana, ach, einen Blick! HERZOG Du gingst am Montag wie ein Stern mir auf Und schienest reizend am Dienstag mir, Allein viel schöner noch am Mittwoch drauf! Zu Füssen lag ich am Donnerstag dir Am Freitag hob dein Blick mich wieder auf; Hab am Samstag dann gelauscht an deiner Tür; Und durft ich dich im Glanz am Sonntag sehen, Da war um den Verstand es bald geschehen! ANNINA, CIBOLETTA Ninana, Ninana - ach! ach! HERZOG, DELACQUA Ninana, Ninana, schönste der Frauen, Ninana, Ninana, du bist mein Glück! ALLE VIER Ninananana, Ninananana, lass dich erschauen, Ninananana, Ninananana, ach, einen Blick! Nach der Serenade geht der Herzog mit Annina etwas in den Hintergrund DELACQUA leise zu Ciboletta Alles geht gut, du gefällst dem Herzog! Jetzt sprich! stösst Sie CIBOLETTA stotternd Herr Herzog! Herr Herzog! HERZOG Sie wünschen? DELACQUA auf Ciboletta weisend Meine …Madonna Barbara hat ein Anliegen! HERZOG Ist im vorhinein gewährt! DELACQUA zärtlich Also sprich, mein Täubchen von San Marco, sprich! Gibt ihr einen Rippenstoss. leise So rede doch, du dummes Ding! CIBOLETTA Mein Gott, ich möcht Euer Gnaden schön gebeten haben um einen Posten in Euer Gnaden Haus! HERZOG Also, um welchen Posten handelt es sich denn? DELACQUA souffliert Ciboletta Verwalter … Verwalter CIBOLETTA Nun, der Mann möchte gern herzoglicher Leibkoch werden. HERZOG lachend Leibkoch? ANNINA ebenso Leibkoch? DELACQUA wütend, für sich Ich Leibkoch? leise zu Ciboletta Verwalter! Verwalter! stösst sie verstohlen CIBOLETTA ohne sich urn Delacqua zu kümmern Es ist ein braver Bursche, namens Pappacoda, der Makkaroni kocht und Stockfisch mit Zwiebeln wie kein zweiter! HERZOG lachend Makkaroni? ANNINA lachend Stockfisch? CIBOLETTA zu Delacqua Nicht wahr, Signor, Stockfisch? DELACQUA wütend Ja, ja! HERZOG Nun, wenn sich Signora Delacqua für Pappacoda verwendet, soll er Leibkoch werden! CIBOLETTA Ach, Herzog, dafür muss ich Ihnen einen Kuss geben! fällt ihm um den Hals und küsst ihn DELACQUA reisst sie vom Herzog weg Du vergisst dich, meine Liebe! Du gehst zu weit! zum Herzog Euer Hoheit wollen meiner Gemahlin verzeihen zu Ciboletta Jetzt komm und freu dich! will sir mit sich ziehen CIBOLETTA hält sich an einem Sessel fest Nein, nein, ich will hier bleiben, es gefällt mir hier sehr gut! HERZOG Ah, Signor Delacqua, wenn es Ihrer Gattin hier gefällt, so gönnen Sie ihr doch das Vergnügen! DELACQUA übertrieben freundlich Ach ja, gönnen wir ihr das Vergnügen! streichelt ihr zärtlich die Wangen und gibt ihr dabei verstohlen einen Backenstreich Ich muss jetzt leider fort! verbeugt sich Hoheit! Ab HERZOG zu Annina Das Muster eines galanten Ehemannes! Ich will aber doch sehen, ob er wirklich geht! eilt ihm nach ELFTER AUFTRITT Annina. Ciboletta. Dann der Herzog. Zuletzt Caramello ANNINA nimmt die Larve ab Ach, Ciboletta, bald hättest du mit deinem Pappacoda alles verdorben! CIBOLETTA erstaunt aufschreiend Annina! Du hier? ANNINA Ja, man hält mich hier für Delacquas Frau! CIBOLETTA stolziert nach vorn Dich? Das bin ja ich ANNINA Ich auch! Ich bitte dich, bleibe dabei, dass ich Barbara Delacqua bin! CIBOLETTA Und ich? ANNINA Do bist, was du bist - meine Zofe! CIBOLETTA Deine Zofe? ANNINA nervös Barbara Delacquas Zofe! Still, da ist der Herzog! HERZOG kommt zurück So, Dciacqua stört uns nicht mehr! zu Ciboletta Ah, ich sehe, wir haben an dir eine Vertraute gewonnen! Ja, Mädchen, ich liebe deine Herrin! CIBOLETTA Signora Barbara Delacqua? HERZOG Freilich! Hat sie es dir denn nicht gesagt? Ich liebe sie! küsst Annina CIBOLETTA für sich Mein Gott, Annina liebt er auch! Was der alles zusammenliebt! HERZOG wendet sich zur Tür, rufi Caramello! CARAMELLO kommt, verbeugt sich Hoheit!? HERZOG Schliesse den Vorhang! CARAMELLO Den Vorhang? HERZOG Und hierher - das Souper! CARAMELLO Das Souper? o je! HERZOG Geh! CARAMELLO O weh! schliesst die Vorhänge. Man sieht jetzt nur die Vorderbühne als intimen Raum für die nächste Szene HERZOG Das Souper! CARAMELLO Adje! heimlich zu Ciboletta Iss dich an, du bist nicht alle Tage bei einem Herzog! Ab ANNINA Wie? Ich soll mit meiner Zofe soupieren? HERZOG reicht beiden die Arme Ja. Soupieren zu dreien - die Herrin - die Dienerin - der Sklave! Also zu Tische! ANNINA Zu Tische! Die Wandlichter werden gelöscht, Pagen bringen von links einen gedeckten Tisch mit zwei grossen Leuchtern Nr. 13 - Finale HERZOG Lasset die andern tanzen da, Tralalala, tralaiala! Ich bleibe lieber bei Barbara! Tralalala, tralalala! Die Herrin zur Rechten, die Zofe zur Linken, Recht vertraulich und nah! Ich seh ein Souper heute abend mir winken, Wie keins ich noch sah! Er hat beide Damen zu Tisch geführt. Zu Caramello, der mit Wein eintritt Caramello, schon wieder da? Was drängst du dich hier ein? CARAMELLO Hoheit wollen mir verzeihn! Da die Diener doch genieren, Wollte ich Euch selbst servieren! ANNINA leise zu Ciboletta Bleibe da, bleibe mir nah! CIBOLETTA leise zu Annina Recht gern, gewiss, ja ja! HERZOG auf Pappacoda deutend, der jetzt als Koch gekleidet eintritt und einige Schüsseln balanciert, zu Caramello Wen bringst du da noch? CARAMELLO Das ist nur ein Koch! HERZOG So so, ein Koch? CARAMELLO Jaja, ein Koch! PAPPACODA Ach ja, ich bin ein Koch! CIBOLETTA leise zu Annina Das ist Pappacoda! ANNINA leise So schweige doch! PAPPACODA der vor Schreck eine Schüssel fallen lässt, leise Das ist Ciboletta! laut Ja ja, ich bin ein Koch! ALLE ANDEREN Ja ja, das ist ein Koch! CARAMELLO beiseite Ach! Zeuge und Beistand mir zu sein, Bracht ich den Leidensgenossen herein! PAPPACODA für sich Na wart, Ciboletta, du kannst dich freun! HERZOG zu den Damen Kommt, kommt, Ihr holden Frauen, Lasst jetzt uns soupieren! Wir wollen scherzen und lachen, Werden superb uns amüsieren! zu Annina Bald küss ich dich, zu Ciboletta Bald wieder dich! zu Annina So lieb ich dich! (Zu Ciboletta.) So lieb ich dich! ANNINA, CIBOLETTA Warum sollt ich nicht mit dem Herzog soupiern? Zu drei n kann ein Tête-à-tête keinen geniern! Ob Caramello/Pappacoda vor Wut ausser sich - Was kümmert s mich? CARAMELLO grollend für sich. Meineidige Annina! PAPPACODA ebenso. Treulose Ciboletta! CARAMELLO, PAPPACODA Du willst mit ihm soupieren, Lässt dich allzuleicht Vom Glanze verführen?! Kannst du so ganz vergessen mich? Pfui, schäme dich! HERZOG sich zärtlich zu Annina neigend. Wie klopft in Ihrer Nähe das Herz mir froh CARAMELLO fährt mit einer Weinflasche zwischen die beiden. Befehlen Hoheit Rheinwein oder Bordeaux? schenkt ein HERZOG zu Ciboletta geneigt. Sie sprechen ja zu mir kein Wörtchen mehr! PAPPACODA fährt mit der Schüssel zwischen die beiden Hier ist Boeuf à la mode! Bitte sehr! HERZOG zornig Packt euch hinaus! Ihr langweilt mich! ANNINA, CIBOLETTA beiseite, zugleich Er ärgert sich! CARAMELLO leise zu Pappacoda Jetzt hol ich die andern! Den Wein nehm ich mit! Ab HERZOG zu Annina Du bist das schönste Weib der Welt, Bist aller Frauen höchste Zier! Glücklich der Mann, der dir gefällt, Rücke doch näher her zu mir! ZWÖLFTER AUFTRITT Vorige. Die Gäste des Herzogs. Ein Herold.Caramello zieht jetzt rasch die Vorhänge zurück. Man sieht in den von Masken, Senatoren usw. belebten Saal. In der Mitte auf einem tragbaren Gerüst ein hübsches Mädchen in einem symbolischen Karnevalskostüm, eine bunte Fahne in der Hand, umlagert von Tänzerinnen. Phantastische Beleuchtung. HEROLD gesprochen. Um zwölf Uhr zieht nach altem Satz Die Maskenschar zum Markuspiatz! Dort kommt man schon Zu holen Euch Mit Sang und Klang! HERZOG Verhasster Zwang! gibt ein Zeichen; der Maskenzug bewegt sich nach vorn CHOR Jetzt ist s Zeit zur Lustbarkeit, Drum, Freunde, seid bereit! Lebenslust, Schwellt die Brust, Gibt tins das Geleit! Mondlicht strahlt in voller Pracht, Der Sternenhimmel lacht! Welch ein Bild, Wonnig mild, Gibt Venedigs Nacht! Karneval Ruft uns zum Ball Er ist Souverän! Zögert nicht, Denn was er spricht, Muss sofort geschehn! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zielst uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz, Folgt fröhlich jedermann! Hinaus! HEROLD zum Herzog Bereit seht Ihr schon der Masken Schwarm, Die Stunde schlug, es ist schon spät! HERZOG zu Annina und Ciboletta Wohlan, meine Damen, Ihren Arm, Fügen wir uns der Majorität, seufzend weil es anders nicht geht! ANNINA, CIBOLETTA lachend Weil es anders nicht geht! Man hört von fern Glockengeläute ALLE Horch! Von San Marco der Glocken Geläut Kündet die Mitternacht, Kündet die Mitternacht, Mahnend ertönet ihr Ruf es ist Zeit, Dass laute Lust hier erwacht! Wer sich will der Freude weihn, Der komme nicht allein, Wen sein Liebchen liess im Stich, Der such ein andres sich! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zieht uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz Folgt fröhlich jedermann! Hinaus! Hinaus! ANNINA nimmt aus der Hand der Karnevalsfigur die Fahne, schwingt sie fröhlich Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ALLE Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ANNINA, CIBOLETTA Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ALLE Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! CARAMELLO hat Annina die Fahne aus der Hand genommen, kommt, das Banner fröhlich schwingend, nach vorn Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ALLE Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! CARAMELLO Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ALLE Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! HERZOG übernimmt die Fahne von Caramello Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! Die immerdar ihm treu ergeben war! Bacchantischer Tanz, Männer tragen die Karnevalsfigur nach vorn bis in die Mitte der Bühne ALLE Alle maskiert, alle maskiert, Wo Spass, wo Tollheit und Lust regiert! Ganz ungeniert alle maskiert, Cospetto, wie amüsant das wird! Vorhang. Strauss,Johann II/Eine Nacht in Venedig/III
https://w.atwiki.jp/oper/pages/130.html
No. 11 序幕 第三幕 短い森のシーン。昼間。 舞台裏から、時々狩の音楽が響いてくる。 第一場 侯爵のお抱え狩人二人。後にマックスとカスパーが加わる。最後に今一人のお抱え狩人が加わる。 狩人1 素晴らしい狩日和りだ! 狩人2 こんなに良い天気になるなんて思ってもみなかった。朝方までものすごい荒れ方だったから! 狩人1 ことに狼谷じゃ、実際に、我々の宿敵の性悪奴が暴れまわっておったということだ。 狩人2 あそこは、もともと、あいつの婆の遊園地だったんだ。 狩人1 あそこは風害にやられたんだ!人間の胴ほどもある幹が、葦の茎のようにもぎられておる。巨大なモミの根っこが天に向かって突っ立っておる。 狩人2 そうだ、そうだ、誰があそこで暴れまわったかは、判ってる。 狩人1 また、お前の馬鹿話が始まった!さあ、行こうぜ! (マックスがいくらか興奮気味でカスパーと登場) 狩人1 (すれ違いながら彼らに) 今日は! 狩人2 (マックスの前で帽子を脱ぐ) ご幸運を、想定相続人殿! マックス 良い狩を! 狩人2 (狩人1を引きとめながら、マックスを指して) おい、聞けよ、彼に丁寧にしろよ!すごい奴なんだぜ!彼は三発も命中させたんだ-我々なんぞ、命中なんておろか、そんなに遠くまで見ることも出来んのに! お殿様は彼にぞっこんだ。幸運の輪は不思議に廻るもんだ。このまま行ったら彼は国の狩人頭になるかも知れん。 狩人1 俺ゃ別にかまわんよ!来いったら! (彼ら退場) マックス (カスパーに) 誰もいなくて良かった!お前さん、まだ幸運の弾をもってるかい?おくれよ! カスパー それは俺のだよ!俺は三発取って、お前に四発やった!兄弟として、これ以上誠実な分け方があるか? マックス でも、俺には後一発しかない!侯爵様が俺に目を留めたんだ。三発当ててびっくりさせたんだ。兄貴はその弾を何に使うつもりなんですかい? カスパー その辺のハゲタカに一発見舞うのが面白いだけだ!侯爵の狩なんぞ俺には何の興味も無い。 マックス お前さん正気かい! (詰め寄って) じゃまだ一発は持ってるんだ、それをおくれよ! カスパー 馬鹿なことを言え!俺にはあと一発 - お前にもあと一発。そいつを、一発試しの為に大事にしておけよ。 マックス 兄貴の三発目のをくれったら! カスパー やりたくないね - マックス カスパー! 狩人3 (登場、マックスに向かって) 侯爵様がお前さんを呼んでいる、すぐに来いって!お前さんの弾がどんなに遠くまで飛ぶかって、言い争いが起きてるんだ。 (彼退場) マックス すぐに行く! (カスパーに向かって、切羽詰まった様子で) 三発目のを、呉れったら! カスパー いやだ、跪いて頼んでもやらん - ! マックス 悪党! (退場) カスパー とにもかくにも! - 第六発目の弾を、さっさと使ってしまおう。 (彼は弾をこめる) 七発目は悪魔の弾だ。あいつは、それを一発試しの為に取っておいたぞ!は、は、は!まったく理想的な状況だ。そいつを綺麗なお嫁さんに進呈申す!あそこを狐が走った。六発目をあいつの毛皮にぶち込もう! (彼は退場しながら銃を構える。まもなく、舞台の外で銃声がする) 舞台転換 アガーテの部屋。古めかしいが、こぎれいに飾られている。一つのコーナーに小さな祭壇、その上に 花瓶があり、白いバラの花束が入っており、窓から差し込む陽光を受けて、明るく輝いている。 第二場 アガーテ独り アガーテ (緑のリボンで飾られた、純白の花嫁衣裳をつけ、祭壇の前に跪いている。立ち上がり、打ち沈んだ、敬虔な態度で正面に向かう) No. 12 カヴァティーナ どれほど雲が隠そうと、 御空の高みに、陽は永遠(とわ)に。 盲目(めしい)なる偶然の仕業にはあらず、 万世を統べるは、聖なる御心! 永遠に澄み渡りたる神の瞳(め)は、 なべて生あるものをいつくしみたもう! 幼子の心と知恵もて頼み来し、 御父の守りは吾にもあらん。 たとえ吾が命の尽くる朝(あした)といえど 御父は吾を花嫁と呼びたもう、 御目は永遠(とわ)にぞ澄みてあり、 吾にも覚えを、愛もて給れ(たもれ)! 第三場 アガーテ。エンヒェン(着飾ってはいるが花や緑などは付けていない) エンヒェン あら、急いだのね! - だけど、とっても悲しそう。あなたキット泣いたんでしょう?花嫁の涙と朝の雨は長引きはしない、って諺があるじゃない。ま、そんなこと、どうだって良いけど、雨は降りすぎるほど降ったわ!あたし時々、嵐が,古い狩の館を完全にぺちゃんこにしてしまうかと思ったわ! アガーテ この恐ろしい嵐にマックスは森へ行ったのよ!それに私、とても嫌な夢を見たの。 エンヒェン 夢ですって?あたし、いつか聞いたんだけど、結婚式の前夜に見た夢は覚えておくものだって。その夢は.、生涯の結婚生活のお天気を、アマガエルみたいに予告するものだって。一体どんな夢をみたの? アガーテ 不思議なのよ。私は白い鳩に変身していて、木の枝から枝えと飛び回っているの、マックスが私に狙いをつけて、私は墜ちた。そのとたん白い鳩は消えて、私はまたアガーテになっていたの、そして、大きな黒い猛禽が血の中でもがいていたの。 エンヒェン (手を叩く) いいわ!いいわ! アガーテ あなた、どうして、そんな夢がいいの? エンヒェン だって、黒い猛禽でしょ! - だから、言わないことじゃない。あなた夜遅くまで白い花嫁衣裳を手にしていたでしょう、そして、眠りに入る前に、きっと今日のお式の事を考えていたに違いないわ。だから、白い鳩なの!それから黒い猛禽は - あなた、マックスの帽子に付いていた鷲の羽根に驚いたでしょう、あなたは、大体、猛禽が嫌いなのよね。だから黒い鳥!あたしって、夢判断が上手いでしょう。 アガーテ 私の事を好いててくれるから、そんな解釈ができるのよね。あなたって、可愛い楽しい人ね! - それはそうと、夢って現実になるって聞いたことがある? エンヒェン (独りごちて) 彼女の気を紛らわすために、何か思いつかないかしら?(声に出して怯えた風で真面目に)本当ね、 何でもかんでも否定するってわけにはいかないわ!あたしも、ぞっとするような例をしってるわ。 No. 13 - ロマンツェ と アリア エンヒェン あるとき、私の死んじゃった小母さんが夢をみたの。 小部屋の扉がひとりでに開いて、 彼女の顔から血の気が引いた。 だって、お化けが、だんだん 近くへ、近くへと、寄って来るんだもの。 お化けの目玉はらんらん、炎のよう。 チャリン、チャりんと鎖を鳴らして ー お化けがベッドの傍に来た。 まさに彼女が寝ているとこへ - 彼女って、その小母さんの事よ 血の気の失せた鼻っ柱で - ああ!すんごく高い呻めき声!ああ!すんごく低い唸り声! 十字を切ったり、祈ったり、 さんざん怯えた末に、呼んだ。 スザンナ!マルガレート! それで、二人が明かりを持ってやって来た - それで、- 考えてみてよ!それでー びっくりしないでよ! - そして - やっぱり あたし怖い! - そして - お化けは、 - ネロ - 番犬だったのよ! (アガーテ、気を悪くした風でそっぽを向く) エンヒェン (やさしく) 怒ったの? でも、わかっているんでしょう、 あたしが、あなたの気持ちを分かってるってこと? だけど花嫁には涙は似合わないのよ! 曇った目はね、 可愛い子ちゃま、 清らかな花嫁にはだめなのよ。 眼差しを通して 人を陽気にし そして幸せにし、 みんなの心を虜にし、 周りの皆を喜ばせるの それが花嫁の一番素晴らしい義務。 荒れ果てた壁の中で悲しむのは、 尼さんたちに任せなさい。 ばら色の希望の光が、あなたを手招いているの! 誠実な心を結び合わせるための、 明かりはもう点っているのよ! 穢れを知らない人、弱気をだしちゃだめ! さて、あたしは急いで、花冠を持ってこなければ。エルスベートお婆さんが町から持ってきたのよ、忘れんぼの、あたし、まだ下に置いたままなの。ほら、花嫁の介添え娘達がもうやってくるわ! (退場しながら) 今日は、皆!じゃ、いつものように花嫁を称えてあげてね。あたしすぐに戻ってくるわ。 (彼女退場する). 第四場 アガーテ。 田舎風の晴れ着を着た花嫁の介添え娘達、だが冠や花は着けていない。 No. 14 - 民謡。合唱 花嫁の介添えの一人 すみれ色の絹のリボンで、 編むのは、あなたの処女(おとめ)の冠り たわむれに踊りに、あなたを誘う、 幸せと愛の喜びに! 一同 (アガーテを輪舞の輪の中に取り囲んで) きれいな緑、きれいな緑の処女の冠り! 絹のリボンはすみれ色!絹のリボンはすみれ色! 花嫁の介添えの一人 ラヴェンダーにミルテにタイム、 あたしの庭で育ってる、 何時まで待たせる、お婿さん? 待ちきれないのは、あたしなの。 一同 (同上) きれいな緑、きれいな緑の処女の冠り! 絹のリボンはすみれ色!絹のリボンはすみれ色! 花嫁の介添えの一人 糸を紡いで、七年(ななとせ)過ごす、 前垂れ覆うは、金色の亜麻、 ヴェールは、蜘蛛の糸のよう、 巻き毛に緑の冠りをつけて。 一同 (同上) きれいな緑、きれいな緑の処女の冠り! 絹のリボンはすみれ色!絹のリボンはすみれ色! 花嫁の介添えの一人 七年が、遠の昔に過ぎ去って、 素敵な婿さん現れた。 最愛の彼が選んでくれたから、 彼女は冠を勝ち取った。 一同 (同上) きれいな緑、きれいな緑の処女の冠り! 絹のリボンはすみれ色!絹のリボンはすみれ色! 第五場 先の登場者。エンヒェン エンヒェン (包装された丸い箱を持って現れ、歌に加わる) きれいな緑、きれいな緑の処女の冠り!もう少しで転んじゃうところだった。アガーテ、あなた想像できる?あのクーノじいさんの霊が、又悪戯したみたい。 アガーテ (不安げに) 何ですって? エンヒェン あの古い絵に引っかかって足を折りそうになったのよ。昨夜また壁から落っこちたんだわ、そして壁の漆喰を大きく引っぺがしたのよ。額ぶちはすっかり壊れてしまったわ。 アガーテ 私、心配になってきたわ!あの人は、私の家系のご先祖様よ。 エンヒェン あなたったら、蜘蛛を見ただけでも震えだすんだから!昨夜は、家中の柱がきしむほど荒れたんですもの、不思議は無いじゃない?それにあたしは上手に釘を打てないし、あの古釘は錆びてたのよ。さ、もう一度、元気に、歌の最後の部分をくりかえしましょう! (彼女は結び紐を切り、他の娘達と一緒に歌いながら、アガーテの前にふざけたしぐさで跪いて、箱をさしだす) うるわしき緑、うるわしき緑の処女の冠り! 絹のリボンはすみれ色 - アガーテ (箱を開け飛びすさる) キャッ! (跪いたままのエンヒェン以外の一同が、青くなって後に飛び退る) エンヒェン どうしたっての? (アガーテが冠を取り出す。それは銀色の死者の冠である。自分も驚いて) 死者の冠だ!どうしてなのよ、そんな - (はね起きて、自分の困惑を押し隠しながら) ほんとうに、やりきれないわ!あの半盲目の使いのおばさんか、売り子が箱を取り違えたんだわ! (花嫁の介添えたちは、怪訝そうにお互いを見やる。アガーテは黙って俯いて手指を組んでいる) さあて、どうしましょう? (彼女は急いで箱の蓋を閉めて、それを隠す) こんなもの、捨てちゃえ!さて冠を手に入れなければ! アガーテ これは、ひょっとすると天のお導きかもしれない。あの敬虔な修行者が、私に白いバラの花を呉れたときに、あんなに真剣に言ったわ、これで花嫁の冠を編むようにって! エンヒェン 祭壇の前とお棺の中で、処女は白いバラの花を持つんだそうだけど。 (彼女は急いで花瓶からバラの花をとりだして、冠を形作る) すごくいいアイデアだわ!お花がひとりでに編み上がっていく。 (彼女は花輪をアガーテにかぶせる) あなたに素晴らしく良く似合うわ!- でも、もう行かなければ、お供の人たちがお待ちかねよ - 歌って!歌って! 花嫁の介添えとエンヒェン (退場しながら、声をおとして) うるわしき緑、うるわしき緑の処女の冠り! 絹のリボンはすみれ色!絹のリボンはすみれ色! 場面転換 ロマンチックな、美しい風景の場所 舞台の片側と、後方の半分には侯爵の狩のテントが設えられてある。中には高貴な客人と宮廷人たちが、緑の小枝( 註6 )を帽子につけて、宴会を開いている。もう一方には狩人たちと、勢子たちが座を占めて、同様に馳走にあずかっている。彼らの後ろには、鹿や、猪や、その他の野獣が積み上げられている。 第六場 オットカー、クーノ、マックス、狩人達、勢子達。最後にアガーテ、エンヒェン、隠遁者、花嫁の介添え達に、地方の住民が加わる。オットカーは、メインのテントでテーブルに着いている、その末席にクーノがいる。 マックスは、クーノの近くだがテントの外で銃に寄りかかっている。反対側では、カスパーが一本の木の陰で聞き耳を立てている。 No 15 - 狩人の合唱 狩人達の合唱 世の中にゃ、狩ほど楽しいものはない。 命の杯、誰がため、此れほどまでに満ち溢る? 角笛が響き渡れば、草に伏し、 沼渡り、茨(いばら)踏み分け、鹿を追う、 これまさに、王者の喜び、男の愉楽、 鍛えた身体に、食い物ぁ旨い! 樹々や岩場が、我等を囲み、こだまを返せば、 高杯に酒は溢れて、自由と歓喜の響き! ヨーホー! トラララララ! 賢明な月の女神は、夜を照らし、 昼はその涼しき陰もて、吾らを癒す。 血に飢えた狼どもや、芽生えの緑 食い荒らす、猪どもを、仕留めるは、 これまさに、王者の喜び、男の愉楽、 鍛えた身体に、食い物ぁ旨い! 樹々や岩場が、我等を囲み、こだまを返せば、 高杯に酒は溢れて、自由と歓喜の響き! ヨーホー! トラララララ! (グラスを打ち合わせ、歓声を上げる) オットカー 親愛なる友人の方々、猟友達、宴席の楽しみはもう十分であろう! この辺で、今少し真剣な事柄に移ろう。勇気あるクーノ老人、わしはお前の選択を大いに喜んで認める。お前の選んだ婿は、わしの気に入ったぞ。 クーノ あいつめには何事においても最高点を与えられまする。いかなる時にもお殿様の恩義に報うよう励むに違いござりませぬ。 オットカー わしも、そう期待するぞ。あいつに、準備をするように言え! (クーノはテントから出て、マックスと話し合い、また中に入ってゆく) カススパー (独りごちて) お人形ちゃんは、一体何処にいるんだ?ザミエル様お助けを! (彼は木に登ってあたりを見回す) オットカー 花嫁は何処におる?わしは、お前の娘についての誉め言葉を沢山聞いておる、会うのが楽しみじゃ。 クーノ 尊いご先祖様のひそみに倣い、お殿様は私めと私めの一族に対し、何時も寛大なお取り扱いを下さいます。 マックス (鉄砲玉を手のひらに載せてじっと見つめて、独りごちる) お前を最後まで残しておいたんだ - 絶対命中の弾!幸運の弾!だが今俺の手の中で、百貫もあるように重い。 クーノ 時間からすれば、娘は間も無くここに来るはずでございます。ですが、お殿様、お聴き下されませぬか、一発試しを娘の来る前にやらしてはいただけますまいか。あのいい奴(やつ)は、このところ、あいつの運の決定が近づくに連れて、特別な不運に見舞われておるようなのでござります。花嫁が近くにおると、よけいに、気持ちが乱れるのではなかろうかと、わしは恐れますんで。 オットカー (笑いながら) あいつは狩人にしては、いまだ、冷静さに欠けとるように見受けるな。わしが遠くから見ておったときには、あいつは名人級の弾を三発放った。じゃが、わしが、そばに呼んでからは、どれも撃ち損じておった。 クーノ その通りでございます、以前には、いつでも、一番の腕前でござったのですが。 オットカー じいさん、結婚式の日にゃ、我々も、あいつよりはましな状態であったかどうか、判らんわな!じゃが、古式には敬意を表さねばならん!- わけても - (マックスに聞こえるように、笑いながら、大声で) クーノ、お前のところには、もう一人、年長の徒弟がおったな!年功序列じゃ、少なくとも、そいつに先駆けをやらせてやれ。 クーノ あいつは - お殿様 - お許しくだされ - マックス (独りごちて) カスパーはまだ彼の最後の弾を持っておるかもしれん。ひょっとしてあいつが - (彼は急いで弾を銃身にこめる) これで、金輪際、最後だぞ! オットカー いや、ただ、しきたりを守って、わしの恩顧を正当なものにしておこうと思うただけじゃ。 (彼はテントから出る。客達と宮廷人達も従う。狩人達も立ち上がり別の一方に居並ぶ) いざ、若い射手!お前の今朝の三発のような、一発を頼むぞ。それでお前はわしの庇護を受けることになるのだぞ! (あたりを見回した後に) 向こうの木の枝に止まっておる白い鳩が見えるか?課題は易しいぞ! (マックスは狙いを定める。彼が発砲しようとする瞬間に、アガーテがその他の村人達と、鳩の止まっている樹の下に現れる) アガーテ (叫ぶ) 撃たないで!その鳩は私よ! 鳩は羽ばたいて別の樹に移る、その樹からカスパーが急いで降りかかる。マックスは狙いを定めて、発砲。鳩は飛び去る。アガーテとカスパーの二人が叫んで倒れる。アガーテの後ろから隠者が現れ、彼女を抱え上げて、また群集の中に隠れる。これらは一瞬の出来事である。弾が撃たれるのと同時に、フィナーレが始まる。 No.16 フィナーレ エンヒェン、マックス、オットカー、クーノと数人の農民達が、舞台後方でアガーテの周りに集まってゆく。その他のコーラスメンバーは幾つかのグループに別れ、心配そうにアガーテとマックスの方を見ている。 宮廷人、狩人と農民の合唱 見ろ!おー 、見ろ! あいつは自分の花嫁を撃ったぞ! 一部の人々 狩人が樹から落ちたぞ! 合唱 見やることさえ はばかられる! おお、恐ろしい運命、おお、気味の悪い! 心が、怖気づいて、慄く! 犯罪が起きたのだろうか? 目は、誰が犠牲者か、 見るのを拒む。 オットカーと彼の周りの人々はアガーテの方に駆け寄る。狩人の二、三人がカスパーに向かう。アガーテは舞台前面の芝生に覆われた小高いところ運ばれる。皆が彼女にかかわっている。マックスは彼女の前に跪いている。 アガーテ (失神から甦る) ここは、どこ? 私が、斃れたのは夢だったのかしら? エンヒェン ああ、しっかりしてよ! マックスとクーノ 生きている! マックス、クーノと合唱 神様のお陰だ、ありがたい事だ! 彼女が目を開けた! 数人 (カスパーを指差しながら) この男に命中したんだ。 血で真っ赤だ! カスパー (痙攣して、もがきながら) 俺は隠者が彼女に付いているのを見た。 天が勝った! 俺は破滅だ! アガーテ (徐々に回復して立ち上がりながら) 私、まだ息をしているのね、驚いて卒倒しただけだったのね。 私、美味しい空気を吸ってるのね、 私は、息をしているのね! クーノ ちゃんと息をしとる! マックス また、笑顔が戻った! アガーテ ああ、マックス! マックス 優しい呼び声! アガーテ ああ、マックス、私は生きてたのね! マックス アガーテ、お前は生きてるんだよ! 一同 神様のお蔭だ、ありがたい事だ! ザミエルがカスパーの後ろの地面から現れるが、群集の目には見えない。 カスパー (ザミエルを見上げて) ザミエル!お前、もうここに? 俺との約束をこんな風に果たしてくれたのか? お前の獲物を持ってゆけ!俺は破滅に手向かうぞ! (彼は天に向かって握り拳を振り上げる) 天に呪いを! - 呪ってやるぞ! (彼は激しく痙攣しながら倒れる。ザミエルは消える。) 合唱 (深く恐怖に打たれて) は!- あれが、死に際の祈りだったのか? クーノ あれは元来、性悪なやつだった! あいつに天罰があたったのじゃ! 合唱とクーノ あれは元来、性悪なやつだった! あいつに天罰があたったのだ! あいつは天をさえ呪った! 聴いたか!あいつは悪魔を呼んだんだ! オットカー あっちへ持ってゆけ!化け物を狼谷に突き落としてしまえ! (数人の狩人達が死体を運び去る) オットカー (マックスに向かって) さて、この謎が解けるのはお前一人じゃ。 重い犯罪が行われたことは確かじゃ! 許さんぞ!すべてをありのままに話さんと! マックス お殿様!自分は、お殿様の恩寵に相応しからぬ者です。 死神の誤魔化しに惑わされたのです。 絶望のために、信心と徳の道から外れてしまいました。 今日、私めが撃った、四つの弾は - 魔弾だったのです、私はそれをあいつと鋳ました。 オットカー (怒って) さっさと、俺の領地から出てゆけ。 そして、二度とこの国に戻ってくるな! 天国と地獄は、離れ離れでなけりゃならん、 決して、- この穢れのない手をお前には渡さんぞ! マックス 不服を申しあげることなど 思いも及びません。 自分が弱かったのです、決して悪人だとは思いませんが。 クーノ こいつは、いつも忠実に役目を果たしておりましたのに! アガーテ ああ、この人を私からもぎ取らないでくださいまし! 狩人達 こいつは真面目で力と勇気のあるやつです! 合唱 ああ、彼は何時も誠実で良い男だった! エンヒェン お殿様、ああ、どうか、お慈悲を! クーノと合唱 お殿様、ああ、どうか、お慈悲を! エンヒェン ああ、どうか、お慈悲を! オットカー ならぬ、ならぬ、ならぬ! アガーテは、こやつには清らか過ぎる! (マックスに向かって) 失せろ!俺の目の前から失せろ! もし戻って来ようものなら、獄が待ち構えておるわい! (隠者が進み出る。皆の者が道を開け、彼に恭しく挨拶する、侯爵でさえ脱帽する) 隠者 この男にそれほど厳しい破門を申し渡されるは、どなたでござるか!一度の過ちに、それほどの贖罪がふさわしかろうや? オットカー お前か、聖人と呼ばれておるのは! この近辺の者、皆に敬われておるのは? ようこそ来られた、神に祝福されたお方! お前の言うことには、わしも喜んで従うぞ。 あの男に判決を下せ、お前の意思なら、 わしも喜んで叶えように。 隠者 敬虔な心も簡単に揺らいで、 正義と務めの枠を超えることがござりまする。 恋心と恐れとが徳を制し、 絶望が堰を切ってしもうた時には。 二つの穢れない心の幸せを 一発の弾の行方に賭けるのは、 正しいことでござりましょうか? そして、彼らが、恋情という網に からみ捕らまえられた時に、 最初に石礫を拾いあげるのは、誰でござろう? 己の胸に手をあててみない者がありましょうか? それ故に、一発試しは二度とあってはなりませぬ! あの男は - お殿様 - (マックスに厳しいまなざしを向けて) 重い罪を犯したとはいえ、 これまで、いつも純で実直でござったゆえ、 一年の試し期間を認めておやりなされ! そして、私が、爾来見立てたとおりでござったら、 アガーテの手をこの男にゆだねてやりなされ! オットカー お前の言葉で十分だ、 お前の言葉は、神の御心から出ておる。, 一同 我等のお殿様、万歳!お殿様は、 敬虔な隠者の言葉に逆らわれなかった! オットカー (マックスに向かって) 期待に応えるのだぞ、隠者が見立てたとおりのお前になれ、 そうすれば、わしが自分で、縁を結んでやろう! マックス 将来を持って、私の真心を証拠立てまする。 正義と務めを常に神聖なものといたしまする! アガーテ (オットカーに向かって) おお、感謝の心をこの涙の中にお認めくださいまし、 弱々しい言葉ではとてもたりませぬ! オットカーと隠者 星の彼方に座する方は、恩寵に満ちておられる、 ゆえに、王侯は許すことを、栄誉とする! クーノ (マックスとアガーテに向かって) お前達の幸せにふさわしくあるために けして、徳の道を踏み外すなよ! エンヒェン (アガーテに向かって) ああ、その時には、大好きなお友達、 あなたを、もう一度お式の為に飾ってあげるわ! 隠者 だが、今は、お前さん方の眼を、穢れ無き者をお守りくださるお方のほうに向かってあげるのじゃ! (彼は跪いて手を差し上げる。アガーテ、クーノ、マックス、エンヒェンそして群集の多くのものがそれに習う) 一同コーラスと共に いざ、天をば、仰ぎ見ん、 永久なる者の捌きを固く信じて! ― アガーテ、エンヒェン、マックス、クーノ、オットカー、隠者 心の清き者、罪なく生きる者は、 許されて、御父の慈愛に身をまかす、幼子の如く! 一同 いざ、天をば、仰ぎ見ん 永久なる者の捌きを固く信じて。 身を任せん、御父の慈愛に! 心の清き者、罪なく生きる者は、 許されて、御父の慈愛に身をまかす、幼子の如く! 註6:獣の足跡の目印に折っておく小枝。大猟の帰りには帽子に飾る。 Nr. 11 - Entre-Akt DRITTER AUFZUG Kurze Waldszene. Tag.Man hört hinter der Szene von Zeit zu Zeit Jagdmusik. ERSTER AUFTRITT Zwei fürstliche Jäger. Späterhin Max und Kaspar. Zuletzt noch ein fürstlicher Jäger. ERSTER JÄGER Es ist herrliches Jagdwetter! ZWEITER JÄGER Nimmermehr hätt' ich das geglaubt; bis gegen Morgen war ein Mordlärm! ERSTER JÄGER Besonders in der Wolfsschlucht soll ganz und gar der böse Feind gehaust haben. ZWEITER JÄGER Das ist ein für allemal seiner Grossmutter Lustwäldchen. ERSTER JÄGER Dort gibt's Windbrüche! Mannsdicke Stämme sind zersplittert wie Rohrstäbe, Riesentannen strecken die Wurzeln gen Himmel. ZWEITER JÄGER Ja, ja, man weiss schon, wer dort sein Wesen treibt. ERSTER JÄGER Mit deinen Fratzen! lass uns gehen! Max etwas erhitzt, kommt mit Kaspar. ERSTER JÄGER zu ihnen im Vorübergehen Guten Tag! ZWEITER JÄGER zieht vor Max den Hut Glück zu, Herr Expektant! MAX Gute Jagd! ZWEITER JÄGER den ersten noch zurückhaltend und auf Max deutend Hör', sei höflich gegen den! Das ist ein Mordskerl! Er hat drei Schüsse getan - unsereiner kann nicht so weit sehen, geschweige denn treffen! Die Durchlaucht ist ganz versessen auf ihn. Das Glücksrädchen dreht sich wunderlich. Läuft's so fort, kann er noch Landjägermeister werden. ERSTER JÄGER Meinethalben! Komm! Sie gehen. MAX zu Kaspar Gut, dass wir allein sind! Hast du noch von den Glückskugeln? Gib! KASPAR Das wär' mir! Bedenk', drei nahm ich, vier für dich! Kann ein Bruder redlicher teilen? MAX Aber ich habe nur noch eine! Der Fürst hatte mich ins Auge gefasst. Drei Schüsse hab' ich getan zum Erstaunen. Was hast du denn mit den Kugeln angefangen? KASPAR Es macht mir Spass, so einen Galgenvogel herunterzulangen! Was kümmert mich die ganze fürstliche Jagd! MAX Bist du toll? dringend So hast du noch eine; gib mir sie! KASPAR Dass ich kein Narr war'! Ich noch eine - du noch eine! Die heb' dir fein auf zu dem Probeschuss. MAX Gib mir deine dritte! KASPAR Ich mag nicht - MAX Kaspar! DRITTER JÄGER tritt ein, zu Max Der Fürst verlangt Euch, aber augenblicklich! Es ist ein Streit entstanden, wie weit Euer Gewehr trifft Er geht ab. MAX Sogleich! Zu Kaspar, dringend Gib mir die dritte! KASPAR Nein, und wenn du mir zu Füssen fielst -! MAX Schuft! Ab. KASPAR Immerhin! - Jetzt geschwind die sechste Kugel verbraucht. Er ladet Die siebente, die Teufelskugel, hebt er mir schon zum Probeschuss auf! Hahaha! Das Exempel ist richtig. Wohl bekomm's der schönen Braut! - Dort läuft ein Füchslein; dem die sechste in den Pelz! Er legt im Abgehen an; man hört alsbald ausserhalb den Schuss fallen. Verwandlung Agathens Stübchen, altertümlich, doch niedlich verziert. An einer Stelle ein kleiner Hausaltar, worauf in einem Blumentopf der Strauss weisser Rosen, von dem durch das Fenster hereinfallenden Sonnenstrahl beleuchtet. ZWEITER AUFTRITT Agathe allein. AGATHE bräutlich und blendend weiss, mit grünem Band gekleidet, kniet an dem Altar, steht auf und wendet sich dann vorwärts mit wehmütiger Andacht. Nr. 12 - Kavatine Und ob die Wolke sie verhülle, Die Sonne bleibt am Himmelszelt; Es waltet dort ein heil'ger Wille, Nicht blindem Zufall dient die Welt! Das Auge, ewig rein und klar, Nimmt aller Wesen liebend war! Für mich auch wird der Vater sorgen, Dem kindlich Herz und Sinn vertraut, Und wär' dies auch mein letzter Morgen, Rief' mich sein Vaterwort als Braut Sein Auge, ewig rein und klar, Nimmt meiner auch mit Liebe wahr! DRITTER AUFTRITT Agathe. Ännchen, geschmückt, doch nicht mit Blumen oder Zweigen. ÄNNCHEN Ei, du hast dich dazugehalten! - Aber du bist ja so wehmütig; ich glaube gar, du hast geweint? Brauttränen und Frühregen, sagt das Sprichwort, währen nicht lange. Nun, das weiss der Himmel, Regen genug hat's gegeben! Oft dacht' ich, der Sturm würde das alte Jagdschlösschen ganz über den Haufen blasen! AGATHE Und Max war in diesem schrecklichen Wetter im Walde! Zudem habe ich so quälende Träume gehabt. ÄNNCHEN Träume? Ich habe immer gehört, was einen vor dem Hochzeitstage träumt, muss man sich merken. Solche Träume sollen, wie Laubfrösche, das ganze liebe Ehestandswetter verkündigen. Was träumtest du denn? AGATHE Es klingt wunderbar. Mir träumte, ich sei in eine weisse Taube verwandelt und fliege von Ast zu Ast, Max zielte nach mir, ich stürzte; aber nun war die weisse Taube verschwunden, ich war wieder Agathe, und ein grosser schwarzer Raubvogel wälzte sich im Blute. ÄNNCHEN klatscht in die Hände Allerliebst! allerliebst! AGATHE Wie kannst du dich nur über so etwas freuen? ÄNNCHEN Nun, der schwarze Raubvogel - da hast du ja die ganze Bescherung du arbeitest noch spät an dem weissen Brautkleide und dachtest gewiss vor dem Einschlafen an deinen heutigen Staat; da hast du die weisse Taube! Du erschrakst vor den Adlerfedern auf Maxens Hut, es schauert dir überhaupt vor Raubvögeln; da hast du den schwarzen Vogel! Bin ich nicht eine geschickte Traumdeuterin? AGATHE Deine Liebe zu mir macht dich dazu, liebes, fröhliches Kind! Gleichwohl - hast du nie gehört, dass Träume in Erfüllung gingen? ÄNNCHEN für sich Fällt mir denn nichts ein, sie zu zerstreuen? Laut mit scheinbarer Ernsthaftigkeit und Furcht. Freilich, alles kann man nicht verwerfen! Ich selbst weiss da ein grausenerregendes Beispiel. Nr. 13 - Romanze und Arie ÄNNCHEN Einst träumte meiner sel'gen Base, Die Kammertür eröffnete sich, Und kreideweiss ward ihre Nase, Denn näher, furchtbar näher schlich Ein Ungeheuer Mit Augen wie Feuer, Mit klirrender Kette - Es nahte dem Bette, In welchem sie schlief - Ich meine die Base Mit kreidiger Nase - Und stöhnte, ach! so hohl! und ächzte, ach! so tief! Sie kreuzte sich, rief, Nach manchem Angst- und Stossgebet Susanne! Margaret! Susanne! Margaret! Und sie kamen mit Licht - Und - denke nur! - und - Erschrick mir nur nicht! - Und - graust mir doch! - und - Der Geist war - Nero - der Kettenhund! Agathe wendet sich unwillig ab. ÄNNCHEN zärtlich Du zürnest mir? Doch kannst du wähnen, Ich fühle nicht mit dir? Nur ziemen einer Braut nicht Tränen! Trübe Augen, Liebchen, taugen Einem holden Bräutchen nicht. Dass durch Blicke Sie erquicke Und beglücke, Und bestricke, Alles um sich her entzücke, Das ist ihre schönste Pflicht. Lass in öden Mauern Büsserinnen trauern, Dir winkt ros'ger Hoffnung Licht! Schon entzündet sind die Kerzen Zum Verein getreuer Herzen! Holde Freundin zage nicht! Nun muss ich aber auch geschwind den Kranz holen. Die alte Elsbeth hat ihn eben aus der Stadt mitgebracht, und ich vergessliches Ding liess ihn unten. Horch, da kommen die Brautjungfern schon! Im Abgehen Guten Tag, liebe Mädchen! Da, singt immer die Braut an. Ich komme gleich wieder. Sie geht ab. VIERTER AUFTRITT Agathe. Brautjungfern in ländlicher Feiertracht, doch gleichfalls ohne Kränze und Blumen. Nr. 14 - Volkslied. Chor EINE BRAUTJUNGFER Wir winden dir den Jungfernkranz Mit veilchenblauer Seide; Wir führen dich zu Spiel und Tanz, Zu Glück und Liebesfreude! ALLE einen Ringelreihn um Agathe tanzend Schöner grüner, schöner grüner Jungfernkranz! Veilchenblaue Seide! Veilchenblaue Seide! EINE BRAUTJUNGFER Lavendel, Myrt' und Thymian, Das wächst in meinem Garten; Wie lang bleibt doch der Freiersmann? Ich kann es kaum erwarten. ALLE wie oben Schöner grüner, schöner grüner Jungfernkranz! Veilchenblaue Seide! Veilchenblaue Seide! EINE BRAUTJUNGFER Sie hat gesponnen sieben Jahr' Den goldnen Flachs am Rocken, Die Schleier sind wie Spinnweb' klar, Und grün der Kranz der Locken. ALLE wie oben Schöner grüner, schöner grüner Jungfernkranz! Veilchenblaue Seide! Veilchenblaue Seide! EINE BRAUTJUNGFER Und als der schmucke Freier kam, War'n sieben Jahr' verronnen; Und weil sie der Herzliebste nahm, Hat sie den Kranz gewonnen. ALLE wie oben Schöner grüner, schöner grüner Jungfernkranz! Veilchenblaue Seide! Veilchenblaue Seide! FÜNFTER AUFTRITT Die Vorigen. Ännchen. ÄNNCHEN mit einer zugebundenen runden Schachtel, fällt noch mit ein. Schöner grüner, schöner grüner Jungfernkranz! Nun, da bin ich wieder! Aber fast wär' ich auf die Nase gefallen. Kannst du dir's denken, Agathe? Der alte Herr Kuno hat schon wieder gespukt. AGATHE beklommen Was sagst du? ÄNNCHEN Dass ich über das alte Bild fast die Beine gebrochen hätte. Es ist diese Nacht zum zweitenmal von der Wand gefallen und hat ein tüchtiges Stück Kalk mit heruntergenommen. Der ganze Rahmen ist zertrümmert. AGATHE Fast könnte es mich ängsten! Er war der Urvater unsers Stammes. ÄNNCHEN Du zitterst auch vor einer Spinne! In einer so tollen Nacht, wo alle Pfosten krachen, ist's da zu verwundern? Auch führ' ich wohl keinen sonderlichen Hammer, und der alte Nagel war ganz verrostet. Nun frisch, noch einmal das Ende des Liedchens! Sie schneidet den Bindfaden entzwei, kniet tändelnd vor Agathe nieder und überreicht ihr die Schachtel, während sie mit den andern singt. Schöner grüner, schöner grüner Jungfernkranz! Veilchenblaue Seide - AGATHE öffnet und fährt zurück Ach! Alle ausser Ännchen, die noch kniet, fahren gleichfalls erblassend zurück. ÄNNCHEN Nun, was ist denn? Agathe nimmt den Kranz heraus; es ist ein silberner Totenkranz. Selbst erschrocken. Eine Totenkrone! Himmel, das ist - aufspringend und ihre Verlegenheit verbergend das ist nicht zum Aushalten! Da hat die alte halbblinde Botenfrau, oder die Verkäuferin, gewiss die Schachteln vertauscht! Die Brautjungfern sehen einander bedenklich an. Agathe blickt still vor sich nieder und faltet die Hände. Aber was fangen wir nun an? Sie macht schnell die Schachtel zu und verbirgt sie. Weg damit! Einen Kranz müssen wir haben! AGATHE Vielleicht ist dies ein Wink von oben; der fromme Eremit gab mir die weissen Rosen so ernst und bedeutend; windet daraus die Brautkrone! ÄNNCHEN Vor dem Altar und im Sarg mag die Jungfrau weisse Rosen tragen. Sie nimmt die Rosen schnell aus dem Blumentopf und verschlingt sie zu einem Kranz. Ein herrlicher Einfall! Sie verschlingen sich von selbst sie setzt den Kranz Agathe auf und stehen dir allerliebst! - Doch nun lasst uns auch gehen, unsere Begleiter werden sonst ungeduldig - Singt! singt! BRAUTJUNGFERN UND ÄNNCHEN im Abgehen mit gedämpfter Stimme Schöner grüner, schöner grüner Jungfernkranz! Veilchenblaue Seide! Veilchenblaue Seide! Verwandlung Eine romantisch schöne Gegend Auf der einen Seite und in der Hälfte des Hintergrundes die fürstlichen Jagdzelte, worin vornehme Gäste und Hofleute, alle Brüche auf den Hüten, bankettieren. Auf der andern Seite sind Jäger und Treibleute gelagert, welche gleichfalls schmausen; hinter ihnen Hirsche, Eber und anderes Wildbret in Haufen aufgetürmt. SECHSTER AUFTRITT Ottokar. Kuno. Max. Kaspar. Jäger. Treibleute. Zuletzt Agathe, Ännchen, der Eremit, die Brautjungfern und ein Zug von Landleuten. Ottokar im Hauptzelt an der Tafel; am untersten Platz Kuno. Max in Kunos Nähe, doch ausserhalb, auf seine Büchse gestützt. Auf der entgegengesetzten Seite Kaspar hinter einem Baum lauschend. Nr. 15 - Jägerchor CHOR DER JÄGER Was gleicht wohl auf Erden dem Jägervergnügen, Wem sprudelt der Becher des Lebens so reich? Beim Klange der Hörner im Grünen zu liegen, Den Hirsch zu verfolgen durch Dickicht und Teich Ist fürstliche Freude, ist männlich Verlangen, Erstarket die Glieder und würzet das Mahl. Wenn Wälder und Felsen uns hallend umfangen, Tönt freier und freud'ger der volle Pokal! Jo ho! Tralalalala! Diana ist kundig, die Nacht zu erhellen, Wie labend am Tage ihr Dunkel uns kühlt. Den blutigen Wolf und den Eber zu fällen, Der gierig die grünenden Saaten durchwühlt, Ist fürstliche Freude, ist männlich Verlangen, Erstarket die Glieder und würzet das Mahl. Wenn Wälder und Felsen uns hallend umfangen, Tönt freier und freud'ger der volle Pokal! Jo ho! Tralalalala! Anstossen der Gläser und lautes Gejubel. OTTOKAR Genug der Freuden des Mahls, werte Freunde und Jagdgenossen! Und nun noch zu etwas Ernstem. Ich genehmige sehr gern die Wahl, welche Ihr, mein alter wackerer Kuno, getroffen habt. Der von Euch erwählte Eidam gefällt mir. KUNO Ich kann ihm in allem das beste Zeugnis geben; gewiss wird er sich stets beeifern, Eurer Gnade würdig zu sein. OTTOKAR Das hoff' ich. Sagt ihm, dass er sich bereit halte! Kuno geht aus dem Zelt, spricht mit Max und geht dann wieder hinein. KASPAR für sich Wo bleibt nur das Döckchen? Hilf, Samiel! Er klettert auf den Baum und sieht sich um. OTTOKAR Wo ist die Braut? Ich habe so viel zu ihrem Lobe gehört, dass ich auf ihre Bekanntschaft recht neugierig bin. KUNO Nach dem Beispiel Eurer erlauchten Ahnen war't Ihr immer sehr huldreich gegen mich und mein Haus. MAX hält die Kugel in der hohlen Hand und blickt starr auf sie hin; für sich Dich sparte ich auf - Unfehlbare! Glückskugel! Aber du lastest jetzt zentnerschwer in meiner Hand. KUNO Der Zeit nach muss meine Tochter bald hier sein. Doch wollt Ihr mir gnädig Gehör schenken, Herr Fürst, so lasst den Probeschuss vor ihrer Ankunft ablegen. Der gute Bursch hat seit einiger Zeit, wo freilich die Entscheidung seines Glücks immer mehr herannahete, ganz besondern Unstern gehabt. Ich fürchte, die Gegenwart der Braut könne ihn in Verwirrung setzen. OTTOKAR lächelnd Er scheint allerdings für einen Weidmann noch nicht kaltes Blut genug zu besit zen. Solang' ich ihn nur aus der Ferne beobachtete, tat er drei Meisterschüsse. Aber seit dem Augenblick, da ich ihn rufen liess, hat er stets gefehlt. KUNO Das steht nicht zu leugnen, und doch war er früher stets der Geschickteste. OTTOKAR Wer weiss, Alter, ob's uns beiden am Hochzeitstag besser gegangen wäre! Indes, alte Gebräuche muss man ehren! Zudem - lächelnd und laut, dass es Max vernehmen soll habt Ihr ja noch einen ältern Jägerburschen, Kuno! dem, wenigstens den Jahren nach, der Vorzug gebührte. KUNO Dieser - gnädigster Herr - erlaubt mir - MAX für sich Kaspar hat vielleicht noch seine letzte Freikugel. Er könnte wohl gar - er ladet hastig und stösst die Kugel in den Lauf Noch einmal und nimmer wieder! OTTOKAR Nun, es ist bloss, um das Herkommen zu beobachten und meine Gunst zu rechtfertigen. Er tritt aus dem Gezelt. Gäste und Hofleute folgen. Die Jäger erheben sich und treten auf die andere Seite. Wohlauf, junger Schütz! einen Schuss, wie heut früh deine drei ersten, und du bist geborgen! Nachdem er sich umgeschaut. Siehst du dort auf dem Zweig die weisse Taube? Die Aufgabe ist leicht. Schiess! Max legt an. In dem Augenblick, da er losdrücken will, tritt Agathe mit den übrigen zwischen den Bäumen heraus, wo die weisse Taube sitzt. AGATHE schreit Schiess nicht! Ich bin die Taube! Die Taube flattert auf und nach dem Baum, von welchem Kaspar eilig herabklettert. Max folgt mit dem Gewehr; der Schuss fällt. Die Taube fliegt fort. Sowohl Agathe als Kaspar schreien und sinken. Hinter der ersten tritt der Eremit hervor, fasst sie auf und verliert sich dann wieder unter dem Volk. Dies alles ist das Werk eines Augenblicks. Sowie der Schuss fällt, fängt das Finale an. Nr. 16 - Finale Ännchen, Max, Ottokar, Kuno und einige Landleute sind um Agathe im Hintergrund beschäftigt. Der übrige Chor steht in angstvollen Gruppen verteilt, nach Agathe und Kaspar blickend. CHOR DER HOFLEUTE, JÄGER UND LANDLEUTE Schaut! o schaut! Er traf die eigne Braut! EINIGE Der Jäger stürzte vom Baum! CHOR Wir wagen's kaum, Nur hinzuschaun! O furchtbar Schicksal, o Graun! Unsre Herzen beben, zagen! Wär' die Schreckenstat geschehn? Kaum will es das Auge wagen, Wer das Opfer sei, zu sehn. Ottokar und seine nähere Umgebung sind zu Agathe geeilt; geringere Jäger zu Kaspar. Agathe wird in den Vordergrund auf eine Rasenerhöhung gebracht. Alle sind um sie beschäftigt. Max liegt vor ihr auf den Knien. AGATHE erwacht aus schwerer Ohnmacht Wo bin ich? War's Traum nur, dass ich sank? ÄNNCHEN O fasse dich! MAX UND KUNO Sie lebt! MAX, KUNO UND CHOR Den Heil'gen Preis und Dank! Sie hat die Augen offen! EINIGE auf Kaspar zeigend Hier dieser ist getroffen, Der rot vom Blute liegt! KASPAR sich krampfhaft krümmend Ich sah den Klausner bei ihr stehn; Der Himmel siegt! Es ist um mich geschehn! AGATHE sich nach und nach erholend und aufstehend Ich atme noch, der Schreck nur warf mich nieder, Ich atme noch die liebliche Luft, Ich atme noch! KUNO Sie atmet frei! MAX Sie lächelt wieder! AGATHE O Max! MAX Die süsse Stimme ruft! AGATHE O Max, ich lebe noch! MAX Agathe, du lebest noch! ALLE Den Heil gen Preis und Dank! Samiel kommt hinter Kaspar aus der Erde, von den übrigen ungesehen. KASPAR erblickt Samiel Du, Samiel! schon hier? So hieltst du dein Versprechen mir? Nimm deinen Raub! Ich trotze dem Verderben! Er hebt die geballte Faust drohend gen Himmel. Dem Himmel Fluch! - Fluch dir! Er stürzt unter heftigen Zuckungen zusammen. Samiel verschwindet. CHOR von Grausen ergriffen Ha! - Das war sein Gebet im Sterben? KUNO Er war von je ein Bösewicht! Ihn traf des Himmels Strafgericht! CHOR UND KUNO Er war von je ein Bösewicht! Ihn traf des Himmels Strafgericht! Er hat dem Himmel selbst geflucht! Vernahmt ihr's nicht? Er rief den Bösen! OTTOKAR Fort! stürzt das Scheusal in die Wolfsschlucht! Einige Jäger tragen den Leichnam fort. OTTOKAR zu Max Nur du kannst dieses Rätsel lösen, Wohl schwere Untat ist geschehn! Weh dir! wirst du nicht alles treu gestehn! MAX Herr! unwert bin ich Eurer Gnade; Des Toten Trug verlockte mich, Dass aus Verzweiflung ich vom Pfade Der Frömmigkeit und Tugend wich; Vier - Kugeln - die ich heut verschoss - Freikugeln sind's, die ich mit jenem goss. OTTOKAR zornig So eile, mein Gebiet zu meiden, Und kehre nimmer in dies Land! Vom Himmel muss die Hölle scheiden, Nie, nie - empfängst du diese reine Hand! MAX Ich darf nicht wagen, Mich zu beklagen; Denn schwach war ich, obwohl kein Bösewicht, KUNO Er war sonst stets getreu der Pflicht! AGATHE O reisst ihn nicht aus meinen Armen! JÄGER Er ist so brav, voll Kraft und Mut! CHOR O er war immer treu und gut! ÄNNCHEN Gnädiger Herr, o habt Erbarmen! KUNO UND CHOR Gnäd'ger Herr, o habt Erbarmen! ÄNNCHEN O habt Erbarmen! OTTOKAR Nein, nein, nein! Agathe ist für ihn zu rein! zu Max Hinweg, hinweg aus meinem Blick! Dein harrt der Kerker, kehrst du je zurück! Der Eremit tritt auf. Alles weicht ehrerbietig zurück und begrüsst ihn demutsvoll, selbst der Fürst entblösst sein Haupt. EREMIT Wer legt auf ihn so strengen Bann! Ein Fehltritt, ist er solcher Büssung wert? OTTOKAR Bist du es, heil'ger Mann! Den weit und breit die Gegend ehrt? Sei mir gegrüsst, Gesegneter des Herrn! Dir bin auch ich gehorsam gern; Sprich du sein Urteil; deinen Willen Will freudig ich erfüllen. EREMIT Leicht kann des Frommen Herz auch wanken Und überschreiten Recht und Pflicht, Wenn Lieb' und Furcht der Tugend Schranken, Verzweiflung alle Dämme bricht. Ist's recht, auf einer Kugel Lauf Zwei edler Herzen Glück zu setzen? Und unterliegen sie den Netzen, Womit sie Leidenschaft umflicht, Wer höb' den ersten Stein wohl auf? Wer griff' in seinen Busen nicht? Drum finde nie der Probeschuss mehr statt! Ihm - Herr - mit finsterm Blick auf Max der schwer gesündigt hat, Doch sonst stets rein und bieder war, Vergönnt dafür ein Probejahr! Und bleibt er dann, wie ich ihn stets erfand, So werde sein Agathens Hand! OTTOKAR Dein Wort genüget mir, Ein Höh'rer spricht aus dir. ALLE Heil unserm Fürst, er widerstrebet nicht Dem, was der fromme Klausner spricht! OTTOKAR zu Max Bewährst du dich, wie dich der Greis erfand, Dann knüpf' ich selber euer Band! MAX Die Zukunft soll mein Herz bewähren, Stets heilig sei mir Recht und Pflicht! AGATHE zu Ottokar O lest den Dank in diesen Zähren; Das schwache Wort genügt ihm nicht! OTTOKAR UND EREMIT. Der über Sternen ist voll Gnade; Drum ehrt es Fürsten, zu verzeihn! KUNO zu Max und Agathe Weicht nimmer von der Tugend Pfade, Um eures Glückes wert zu sein! ÄNNCHEN zu Agathe O dann, geliebte Freundin, schmücke Ich dich aufs neu zum Traualtar! EREMIT Doch jetzt erhebt noch eure Blicke Zu dem, der Schutz der Unschuld war! Er kniet nieder und erhebt die Hände. Agathe, Kuno, Max, Ännchen und mehrere des Volkes folgen seinem Beispiel. ALLE MIT DEM CHOR Ja, lasst uns zum Himmel die Blicke erheben, Und fest auf die Lenkung des Ewigen baun! - AGATHE, ÄNNCHEN, MAX, KUNO, OTTOKAR UND EREMIT Wer rein ist von Herzen und schuldlos im Leben, Darf kindlich der Milde des Vaters vertraun! ALLE Ja, lasst uns die Blicke erheben, Und fest auf die Lenkung des Ewigen baun, Fest der Milde des Vaters vertraun! Wer rein ist von Herz und schuldlos im Leben, Darf kindlich der Milde des Vaters vertraun! (libretto Johann Friedrich Kind) All rights reserved © Kimiyo Weber,Carl Maria von/Der Freischütz
https://w.atwiki.jp/zeitvertreib/pages/67.html
ルーマン関連テキスト Druckversion der Seite http //www.literaturkritik.de/public/rezension.php?rez_id=13166 literaturkritik.de » Nr. 6, Juni 2009 » Schwerpunkt I Jürgen Habermas Niklas Luhmanns rätselhaftes Gastspiel im Zentrum Kritischer Theorie Über eine abgebrochene Spurensuche - mit einer Nachbemerkung zu Jürgen Habermas’ Stil wissenschaflticher Kommunikation Von Thomas Anz Vor etwa einem Jahr wurde im Nachlass Niklas Luhmanns ein Manuskript aus dem Jahr 1969 entdeckt. Der Titel „Liebe als Passion“. Es erschien wenig später zur zehnten Wiederkehr von Luhmanns Todestag im November 2008 und war eine kleine Sensation. 1982 veröffentlichte der Soziologe sein berühmtes Buch mit demselben Obertitel. Dass die Grundlage dafür schon in jenen Jahren der weltweiten Protestbewegung vorlag, zu deren Slogans „Make love – not war“ gehörte, wusste kaum jemand. Der Herausgeber André Kieserling gibt in einer editorischen Notiz Auskünfte über das Manuskript. Demnach hat Luhmann es 1969 geschrieben, und zwar als Textgrundlage für eine der ersten Lehrveranstaltungen, die er an der Universität Bielefeld anbot. Bei der Lektüre des Bändchens und weiterer Neuerscheinungen zu dem Thema (eine Rezension erscheint in literaturkritik.de 7/2009) bin ich auf einen überraschenden Hinweis gestoßen. Das massenhaft verbreitete Buch des Wissenschaftsjournalisten Richard David Precht „Wer bin ich und wenn ja, wie viele“ (2007) enthält ein Kapitel zur Frage „Was ist Liebe?“ Es konzentriert sich ganz auf Luhmann. Prechts neuestes Buch „Liebe. Ein unordentliches Gefühl“ nimmt einiges davon wieder auf. Von dem frühen Manuskript Luhmanns weiß der Autor nicht, aber sein Kapitel enthält eine bemerkenswerte Information. Sie rückt Luhmanns systemtheoretische Rekonstruktion von Sprach- und Verhaltensregeln im Umgang mit Liebe in den Zusammenhang einer ganz anderen politik- und wissenschaftsgeschichtlichen Szenerie Im Wintersemester 1968/69, berichtet Precht, habe Luhmann an der Universität Frankfurt Theodor W. Adorno vertreten und eine Vorlesung gehalten – mit dem Titel „Liebe als Passion“. Man male sich die Situation in ihrer Umwahrscheinlichkeit ein wenig aus Der Systemtheoretiker Niklas Luhmann, der in die Wissenschaftsgeschichte als einer der maßgeblichen Antipoden der „Kritischen Theorie“ einging, gastiert als Vertreter ausgerechnet von Adorno im lokalen Zentrum eben jener Theoriebewegung. Dass er dies ohne das Einverständnis von Adorno und Jürgen Habermas tat, ist auszuschließen. Doch frappierend ist an der Szenerie noch vieles andere Während Habermas in diesem Semester zusammen mit seinem Assistenten Claus Offe eine Übung über „Organisation und Bürokratie“ anbietet, doziert der Verwaltungswissenschaftler Luhmann, der 1964 mit seiner Abhandlung “Funktionen und Folgen formaler Organisation“ auf sich aufmerksam gemacht hatte, über Liebe, und dies in einem Semester, das in Frankfurt von studentischen Streiks, Seminarbesetzungen und Räumungen des Instituts für Sozialforschung durch die von Adorno und Ludwig von Friedeburg gegen die Studenten herbeigerufene Polizei geprägt war. Über die Geschichte dieses Semesters in Frankfurt ist viel geschrieben worden, über die Präsenz Luhmanns damals und über seine Lehrveranstaltung jedoch nicht. Hat Precht da etwas erfunden? Dafür spricht einiges. Dieser Autor hat ein treffliches Gespür für reizvolle Themen und historische Konstellationen, und er versteht es, diese anschaulich darzustellen. Aber die Zuverlässigkeit seiner Ausführungen hält sich in Grenzen. Im besagten Kapitel schreibt er „Im Wintersemester 1968/69 kommt es schließlich zum Eklat. Adornos Vorlesungen werden gestört, der berühmte Philosoph und Soziologe wird der Lächerlichkeit preisgegeben, und das Institut für Sozialforschung wird besetzt. Unter dem Eindruck der Ereignisse wirft Adorno über Nacht alle seine Veranstaltungen hin. Die Universität steht vor einem Problem. Wo soll sich in aller Eile ein Stellvertreter für das laufende Semester auftreiben lassen? Einer, der auch noch tollkühn genug ist, in den Hexenkessel der soziologischen Fakultät zu springen? Zur großen Überraschung aber findet sich tatsächlich ein Kandidat ein nahezu unbekannter 41-jähriger Verwaltungsfachmann aus Münster. Sein Name Niklas Luhmann.“ Adorno hat allerdings in diesem Wintersemester gar keine Vorlesung gehalten. Er hatte ein Freisemester. Die berühmt-berüchtigte Störung seiner Vorlesung erfolgte erst im Sommersemester 1969, in dem Luhmann in Bielefeld lehrte. Ist also die ganze Geschichte ein Produkt der Phantasie? Als ich einem Marburger Kollegen aus der Soziologie davon erzählte, konnte er an die Geschichte nicht glauben. Wenig später machte er mich jedoch auf eine ihm zuverlässig erscheinende Quelle aufmerksam, die zumindest einen Realitätskern bestätigt Luhmann hat im besagten Wintersemester tatsächlich Adornos Lehrstuhl vertreten. Ich bat dann André Kieserling um nähere Auskünfte, bekam die kurze Nachricht, dass ihm der Sachverhalt bekannt sei und die Information über das Thema von Luhmanns Frankfurter Lehrveranstaltung auf Ludwig von Friedeburg zurückgehe. Woher er das wisse, fragte ich nach, und wurde auf Dirk Baecker, den ehemaligen Schüler Luhmanns, verwiesen. Der wiederum antwortete mir „Alexander Kluge hat die Geschichte von Luhmann in Frankfurt am Main soeben umfassend recherchiert – von ihm erfahren Sie bestimmt mehr.“ Ein Gespräch mit Alexander Kluge ergab Er weiß darüber wirklich mehr. Und er verriet Die Ankündigung von Luhmanns Lehrveranstaltung sei unter dem Titel „Soziologie der Liebe“ oder „Liebe als Passion“ erfolgt. Sie sei mit einem der zahllosen Protestplakate überklebt worden, die damals in der Universität zirkulierten. Vier Studenten hätten schließlich daran teilgenommen. Seine Informationsquelle nannte Kluge nicht, wies aber darauf hin, dass er kein Wissenschaftler oder Journalist, sondern Schriftsteller sei. Es sei ihm daher erlaubt oder sogar geboten, sich durch Lücken des Wissens zum Phantasieren anregen zu lassen. Und Stoff zum Phantasieren biete die Geschichte in reichlichem Maße. Die Suche nach Spuren von Luhmanns Aufenthalt in Frankfurt habe ich abgebrochen. Im September erscheint Alexander Kluges Buch „Das Labyrinth der zärtlichen Kraft – 166 Liebesgeschichten“. Eine dieser Geschichten, „Küche des Glücks“, soll von Luhmann handeln und von der Frankfurter Universität in jenen Monaten, in denen er ihr Gast war. Nachbemerkung Vergegenwärtigt man sich noch einmal den Stil, in dem Jürgen Habermas und Niklas Luhmann Anfang der 1970er Jahre ihre gesellschaftstheoretischen Kontroversen austrugen, dann erscheint es nicht ganz so verwunderlich, dass Luhmann 1968 (vermutlich sogar mit Habermas als Fürsprecher) zur Vertretung des Adorno-Lehrstuhls eingeladen wurde. Bei allen Differenzen ist das hohe Maß gegenseitiger Anerkennung unverkennbar. Luhmanns Theorie, erklärt Habermas kritisch, „stellt sozusagen die Hochform eines technokratischen Bewußtseins dar, das heute praktische Fragen als technische von vornherein zu definieren und damit öffentlicher und ungezwungener Diskussion zu entziehen gestattet.“ Sein Interesse an Luhmanns Theorie sei aber keineswegs in erster Linie ein ideologiekritisches. „Meine Kritik gilt der Sache und nicht einer Funktion hinter ihrem Rücken. Nur auf diesem Wege darf ich hoffen, von Luhmann zugleich das zu lernen, was wir von einem umfassend gebildeten und überraschenden Geiste allemal lernen können.“ – Der Stil der Kontroverse ist, was Habermas angeht, für sein gesamtes sozialphilosophisches Werk typisch. Philosophieren heißt für ihn, Dialoge zu führen. Seine Intersubjektivitätsphilosophie hat, bis hin zu dem Disput mit Joseph Ratzinger, in der schriftlichen wie mündlichen Praxis des permanenten Dialogs mit wiederkehrenden und neu hinzukommenden Dialogpartnern und Problemfeldern die ihr angemessene Form. In allen diesen Dialogen markiert Habermas deutlich die Unterschiede der Positionen, zeigt jedoch zugleich ein intensives und ergebnisoffenes Bemühen, konsensfähige Gehalte in den Positionen des anderen anzuerkennen, von ihnen zu lernen und sie in die Weiterentwicklung der eigenen Theorie zu integrieren. Sogar die familieninterne Kommunikation scheint von diesem Stil geprägt zu sein. Die zwölf Vorlesungen über den philosophischen Diskurs der Moderne, in denen sich Habermas unter anderem mit Jaques Derrida und Michel Foucault auseinandersetzte, sind seiner Tochter gewidmet „Für Rebekka, die mir den Neostrukturalismus nähergebracht hat.“ Als einen vom wissenschaftlichen Dialog wahrhaft Besessenen hat ihn übrigens auch der Freund Alexander Kluge in seiner „Chronik der Gefühle“ portraitiert. „Der letzte Vertreter der Kritischen Theorie, H., ein empfindlicher Seismograph“, wird hier als ein Mensch geschildert, der „mit den Köpfen anderer zu denken“ vermag, so dass „er, wenn jemand den Mund öffnete, vorher wußte, was er sagen wird.“ Die Fähigkeit von Habermas, sich im Dialog auf andere einzulassen, grenzt in diesem Portrait an magische Kunst. Niklas Luhmann Liebe. Eine Übung. Herausgegeben von André Kieserling. Suhrkamp Verlag, Frankfurt a. M. 2008. Richard David Precht Wer bin ich – und wenn ja wie viele. Eine philosophische Reise. Goldmann Verlag, München 2007. http //www.literaturkritik.de/public/druckfassung_rez.php?rez_id=13166 Stand 16.06.2009 - 15 09 36 Lesungen 822 © beim Autor und bei literaturkritik.de literaturkritik.de » Nr. 6, Juni 2009 » Schwerpunkt I Jürgen Habermas Druckversion der Seite http //www.literaturkritik.de/public/rezension.php?rez_id=13166 http //www.literaturkritik.de/public/rezension.php?rez_id=13166
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1995.html
第一幕 (妖精の園。妖精のコーラス、その中にはファルツァーナとツェミーナが居る。バレリーナ達) 合唱 ひらりと飛び上がって、 ひらりと飛び降りておいで、 しなやかな姿の、幸せな妖精たち! 永遠に滅びることのない美しさが、 決して褪せることのない香気が この素晴らしい世界を満たし、 あたし達の輪は陽気に息づく。 (ファルツァーナとツェミーナが進み出る) ファルツァーナ ツェミーナ、あなた、何故そんなに悲しそうなの? ツェミーナ どうして、あなたのように、このお祭りを喜べるの、 だって、あの子の美しさが、まもなく消えてしまうって言うのに? ファルツァーナ あなたは、あたしたちのアダが、 厚かましい人間の男にすっかり首っ丈になって、 彼を金輪際手放さないためには、 自分の不死さえ放棄してもいいと考えてるからって、 彼女を救う手だては、もう無いとでも思ってるの? ツェミーナ あなたも知ってるでしょ、あの子が人間になれるってことは、 あの子の母親は妖精だけど、 父親は人間なのだから。 ファルツァーナ でも、あなたも知ってるでしょ、彼女と彼女の夫に あたしたちの王様がどんな試練を課されたかを? 人間には到底やり遂げられないような事なのよ。 だから、彼に味方する魔法使いのグローマ自らが、あたしたちの妖術を弱めようというの。 でも結局、アダはあたしたちの所に戻って来るのよ、永遠に! ツェミーナ じゃ、あたしたち、皆で力を合わせてあの子を救いましょうよ! ファルツァーナとツェミーナ あなたがた妖精のみなさん! あなたがた精霊のみなさん! あたしたちの願いを聞いてちょうだい! (妖精たちと、精霊たちが、二人を取り巻く) あたしたちの仕事に力を貸してちょうだい! あの人間を、愛してる妖精から 引き離すのよ! 合唱 あなたたちを助けてあげましょう、 力を貸してあげましょう! 彼女が不死のままでいられるように! ファルツァーナとツェミーナ あたしたちの仕事に力を貸してちょうだい、 あの人間を、愛してる妖精から 引き離すのよ! 合唱 あなたたちの仕事を助けてあげましょう、 あの人間を、愛してる妖精から 引き離すのに! (全員退場) (場面転換:人里はなれた寂しい岩山。一方からゲールノートが、他方からモラルトとグンターがやってくる。) ゲールノート おや、なんと、あれは?モラルト様、そしてグンター、お前か? モラルト やや、ゲールノート? グンター おお、会いたかったぜ! ゲールノート 一体全体、どうしておまえかたが、ここへ? グンター おまえの方こそ、どんな目にあったんだ、話せよ。 モラルト そうだ、ゲールノート、早く話せ、 おまえの主人はどこだ、アリンダール殿はどこだ? わたしは、国許の悲惨な出来事をすべて 捨て置いて、ここへやってきたんだ。 老いた国王は、王子が姿を消してしまった 悲しみのあまり、お亡くなりになられた。 我等の野蛮な宿敵ムロルトが、 王国をいたるところ廃墟にし、 アリンダール殿の妹御に目をつけておる。 我が愛する大切なローラ姫に! たった一つの残された道は、 王子、今や、王を探し出すことなのだ、 そのためにグローマが手助けを申し出てくれた。 彼は、遠い昔から、 われらが王家の保護者だ。 彼が、アリンダール殿を探し出せと言った。 だが、話せ、一体何が起こったのだ? グンター 話せよ、おまえ、話してくれ! ゲールノート それでは、お二人とも聴いてください! 俺が、アリンダール殿と共に姿を消してから もう八年になります。 われらはあの日、狩に出かけたのです。 そしてやがて、日が暮れはじめた頃のことでした、 一頭の鹿が、われらの前に姿を現したのです。 それまで見たこともないような、美しいやつでした。 アリンダール殿は、渾身の力を傾けて そいつを追いかけなすった、だが、どうしても 追いつくことのできないままに、 われらは、一本の流れに行き当たったのです。 そして、鹿は、その流れの中に消えてしまったのです。 殿は落胆の余り、呆然と立ちすくんでおられました。 と、そこへ、どこからか声が聞こえて来たのです。 それは、たとえ様もなく美しい響きで、 その響きにすっかり心を奪われた殿は、 突然、流れに飛び込まれたのです。 忠実な僕(しもべ)である俺も、その後を追いました。 グンター 信じられない! モラルト 君、先を続けてくれ! ゲールノート 驚愕のあまり、俺はもう死んだかと思いました。 しかし、やっと、吾に返ってみると、 俺は、立派な宮殿の中にいて、 アリンダール殿は、一人の美しい女人の足元に、 身じろぎもせずに横たわっておられ、 その人は、殿に向かって話しかけていました。 “あなたを愛しています、あなたがあたしを愛しているように、 でも、あたしが、すっかりあなたのものになる前に、 あなたは、多くの試練を経なければなりませんわ、 第一に、八年の間、わたしが何者なのかを、 決して訊ねてはなりません!“ 俺の意には全くそぐわぬ話だったのですが、 アリンダール様は、それを約束なさった! 誰が、お二人の結婚式を挙げたのか、存じませんが、 まもなく、二人のお子が生まれなさった。 そして八年の歳月が流れて去ったのです。 俺は勿論家へも戻りたかったのですが、 歓びと贅沢に馴染んで暮らしておりました。 昨日、奥方様に惚れ抜いておられる殿が、 激しい好奇心に駆られて、 何処の誰か、身元を明かしてくれと、 奥方様に迫りなさるまでは。 するとたちまち雷鳴が轟き、 奥方様と共に、宮殿も下女たちも、 消え失せてしまったのです。 われらは、この岩山の荒地の中に放り出され、 アリンダール殿は、必死になって、 奥方様を探しておられます。 グンター おお、不可思議なことばかりだ! ゲールノート ところで、どうか、俺にも聞かせてくれないか、 俺の愛するドロッラはまだ生きているだろうか? グンター 生きているとも、そして、おまえの事を案じて、 よく泣いているよ! モラルト そしそして、近いうちに、おまえが彼女に再会するためには、 おまえ共々アリンダール殿が吾らに従うて戻らねばならんのだ! ゲールノート おお、ご覧なさい、あそこに来られます! まるで、気が狂ったように見える! モラルト では、われ等は急いでここを離れねば、 そしておまえは、我々が来ておる事を、黙っておくのだぞ! (ゲールノートとグンターと共に退場しながら….) どうすればわれ等がここから逃れることができるのかは、 最前、グローマが教えてくれた。 (最後の言葉は舞台裏で・・・) (アリンダール登場) アリンダール おまえ何処にいるんだい、わたしの慰めは何処へいった? おまえは行ってしまった。おまえと共にわたしの全ての幸せも! ありとあらゆる場所を、どんな隅っこに至るまで、わたしは、 目を皿のようにして探し回った。 谷間に峰に、いたるところに、 わたしの熱い溜息が染み込んで行った! ああ、もう絶望だ!すべての苦労は水の泡だった! おまえの名が、荒れ野に響いてはゆくけど、 こだまはわたしの苦悩をあざ笑うように、 “アダ!アダ!”と呼び返すだけだ! “アリンダール”と答えてくれるものは何処にもいない! わたしを見るたび輝いた、おまえの瞳はもう失せてしまった! ああ、おまえの胸がわたしを温めることは、もうないのだ! わたしの唇の渇きを癒す口付けも、もうないのだ! おまえの腕がわたしをかき抱くことは、もう決してないのだ。 わたしに感じられるのは、死の吐息のかすかな冷たさだけ。 ああ、もう絶望だ! すべては夢だったのだろうか? 何処にいるんだい、ああ、何処にいるんだい、おまえは、 わたしから遠く離れて、おまえはどこで暮らしているんだい? おまえに届かせるためには、 どちらに向かって、わたしの視線を送ればいいんだい? わたしの太陽は、おまえと共にあり、 おまえのところにだけ、生命があるのだ、 おまえから遠く離されて、わたしに残されたのは死と、 陰惨な夜だけだ。 ああ!わたしに生命を.見い出させておくれ、 わたしを、死の恐怖から解き放っておくれ! おまえはどこにいるんだい、ああ、どこにいるんだい? わたしから遠くは離れて、おまえはどこで暮らしているんだい? おお、この苦しみを終りにしておくれ! そして、わたしをおまえのところへ連れて行っておくれ! (ゲールノートが登場して、アリンダールをじっと見ている) ゲールノート おお、そこに立っておられましたか、全く嘆かわしいご様子で! そんなに嘆かれても、何の役にもたちますまい? この地を離れて、わたくしと共に、故郷に戻りましょう! アリンダール 妻を見捨てろと言うのか?黙れ! ゲールノート 殿が奥方様を?あの方が殿を置き去りになされたのでは? 奥方様はご自分がお好きな間だけ、殿の側におられたのです。 今はもう、あなた様に飽きたので、行ってしまわれたのですよ! アリンダール なんという戯言だ! ゲールノート はっきり申せば、殿の奥方とは呼ばれるものの、 あれは、魔女、年を食った悪い魔法使いなのですよ! アリンダール 黙れといったら! ゲールノート 殿は、一頭の雌鹿に恋をしたが為に、 ご自分の王国を捨てたとでも、おっしゃるのですか? アリンダール 口の悪いやつめ! ゲールノート まさに、殿がご覧になられたとおり、 すべては、嘘偽りだったではありませんか! アリンダール おお、あの美しさを、そのように嘲るなどと! ゲールノート おお、なんという美々しさ!近いうちには、ご自身も 立派な枝角を生やされた殿に、お目にかかれることで! アリンダール わたしを本気で怒らせたいのか! ゲールノート わたしは、もう鹿狩に加わることはできますまい、 王様を仕留めたりしたら、その責任は誰が取ってくれますか? アリンダール 止めろ、無礼者め! わたしがこんなに苦しんでいるのに、下劣な戯言を言う時だとも思っているのか! ゲールノート 殿は、ディルノヴァツの事を、聴きなすったことがおありですか? アリンダール それがどうしたというのだ? ゲールノート お話ししますから、ようく、お聴きください! (アリンダールは疲れきった様子で、とある岩に腰を下ろす) (ロマンス) 昔々あるところ、性悪魔女がおりましたとさ、 ディルノヴァツが彼女の名前。 前代未聞に醜くて、 老いぼれきった婆様だったとさ。 けれど指輪を一つ嵌めていて、 それが彼女に美貌と若さを呉れていた。 その美しさと言ったらば、古今東西誰一人、 見たことも無いって程だったとさ。 そんな化身で罷り出たのは、王様の御殿。 王様、すっかり腑抜けにされて、 彼女を、奥方にしちまったとさ! 王様、彼女に首っ丈、恋に眩んで 目は見えず、耳まで聞こえぬ有様で まわりに何が起ころうと、 われ関せずで、おりましたとさ。 ところがある日、垣間見た、 痴情に酔った奥方が 見知らぬ男の腕の中。 怒り狂った王様は、すばやく短剣抜き放ち、 斬ってかかった奥方に! ところが、切っ先、狙いをはずし、 指輪を嵌めた小指がポロリ。 こよなき美姫は、たちまちに、 老いさらばえた妖怪に。 (グンターが、年老いた高僧に変装し、重々しい足取りと賛美歌で、それらしく見せかけながらやってくる) グンター アリンダール! アリンダール おお、なんという、気高いお姿! あなたはどなたか、何の御用がおありなのか? グンター おお、とんでもない悪戯だ! 誰かに、茶番を見破られはしまいか? 高徳な司祭と呼ばれておりまする。 慈愛に急かれて、おまえ様のところに! アリンダール これはまた驚きましたな!高徳なご老人! ゲールノート 俺まで、もう少しで、あいつを、聖人に取り違えるところだった! グンター おお、おまえ様は、性悪な女の罠に落ちて、 酷い目に逢うておられる! わたくしは、おまえ様をお諌め申し、その女の呪縛から お救いするために、ここへやってきましたのじゃ。 (激情をこめて) 永遠にその女に従う者は、 神とその王国から離反するのじゃぞ! アリンダール 何たることだ!なんてことを聞かねばならんのだ! ゲールノート あいつめ、なんて上手い口を利くんだ! グンター おまえ様には、この峡谷に潜んでいる 野獣たちが見えるであろう! あのもの共もかつては人間であった、 じゃが、あの女の呪いで今は畜生じゃ。 今すぐ、わたしに従ってここを立ち去らぬと、 おまえ様にも同じ運命が待ちうけておるのじゃぞ! ゲールノート そうら、ご覧なさい!鹿の角ですよ! アリンダール おお、何たることだ、わたしが、彼女に 騙されていたなんてことがあるだろうか? ゲールノート はは!とんだお笑い種だ、 何という、ばかばかしい茶番だ! グンター すぐにわたしに付いて来なされば、 おまえ様は、救われるのですぞ! ですが、これより長く迷っておられると、 おまえ様の身の破滅になりますぞ。 アリンダール では、わたしは彼女から逃れなければならぬのか、 あれほど、深く愛した人から。 (グンターが、アリンダールを引っ張って行こうとすると、 稲妻と雷鳴が起り、突如として、 彼は、本来の姿にもどる) やや、なんだ、これは!グンター、おまえか? ゲールノート こん畜生! グンター さあ、大変だ!これはどうしたことだ? ゲールノート これで、茶番は万事お終いってことだ! アリンダール わたしを、こうまで、ひどく欺くとは、 なんという、無礼だ! おお、愛しいアダよ、ありがとう、 おまえは、確かにわたしをまだ愛してくれているのだね! おまえの愛の力で、 まやかしの化けの皮が剥がれたのだ! ゲールノート 良かれと思ってこらした策略が もう、半分無駄になってしまった! 殿は、もう、自分の気持ちを変えられまい、 そして、われらに従ってはくださるまい。 (暮れ方がせまってくる。モラルトがアリンダールの死んだ父親の姿で登場) モラルト アリンダール! アリンダール おおっ!あれに見えるのは! あそこに、わたしの父上が! また、新たな、まやかしだろうか? グンター と ゲールノート まるで本物そっくりだ、あの姿は! アリンダール もしや、お父上ではございませんか? モラルト おまえの父では、もうとっくの昔にないわ、 わたしは、おまえの父の霊にすぎん! わたしは、おまえゆえの嘆きの余りに死んだのじゃ、 おまえがもう二度と帰っては来ぬと思うたでの! アリンダール これは、もう、まやかしではない! おお、神様、お父上が亡くなられた! グンターとゲールノート 身の毛がよだつようだ、 先王にまるで瓜二つだ! モラルト おまえの王国が危機に瀕しておる今、 わしは、亡霊となっておまえを諌めに来たのじゃ。 わしの死後、暴君ムロルトが、 我等の国に攻め込み、 あたり一面、廃墟にしてしもうた。 残っておるのは、ただ一つの町のみ、 そこは、おまえの妹が 最後の力を振り絞って守っておる。 一方おまえは恋にうつつを抜かし、 だらしなく、無為の日々を費やしておるではないか! アリンダール おお、なんという酷い運命だ! 父上よ、あなたのご非難がこの身を切り刻みます! グンターとゲールノート 心が揺さぶられた様子だ、やれ、もっと、やれ! モラルト ゆえに、この場所を後にして、 わたしの後に従い、おまえの国へ戻るのだ! 祖国は、おまえの腕を待っておる、 おまえの妹がおまえを呼んでおるのじゃ! アリンダール おお、天よ、こんなことがあろうか? これほど過酷な運命がわたしに降りかかろうとは! モラルト 直ぐにわしに従えば、 おまえは、自分の王国を救えるのだ! おまえの優柔不断がさらに長引けば、 すべてが滅びてしまうのだ! アリンダール 今はもう、妻を残してゆかねばならぬ、 大きな義務がわたしを呼んでいる! グンターとゲールノート これで、殿の気持ちが和らげられて、 われらの後に従うてくださるだろう。 (アリンダールが、モラルトの後に続こうとした時、 稲妻と雷鳴の下に、突如として、モラルトが本来の姿に戻る) アリンダール なんだ?モラルト?また、わたしを、だまくらかしたか! グンターとゲールノート さあ大変だ!彼も失敗してしまった! これで、全部おじゃんだ! アリンダール おお、モラルト、忠実な友よ、 君までもが、こんなまやかしに加担して、わたしを嘲笑うのか? モラルト おお、殿よ、お許しを!最良の奇計が 正体の知れぬ力によって、ふいにされてしまった。 立腹召さるな、そして、忠節な友人から 大切な友人への言葉として、わたしの話をお聴きください! アリンダール わたしの父が亡くなったと言うのは本当か? モラルト 殿故の、嘆きのあまり。 アリンダール おお、酷い運命だ!なんと辛いことだ! モラルト わたしが、あの、まやかしの姿で、 殿の故郷について語ったことを、 今度は、殿の友人が、 真実の不幸な知らせとして繰り返すのです! あの美しい国は瓦礫に埋まっているのです。 アリンダール 十分だ、止めてくれ!わたしはおまえたちに従う! ああ、唯一つ、わたしをここに引き止めていたものは、 永久に消えてしまった! 下がって休むがいい、 わたしは明日の朝、おまえたちの後に続くから。 モラルトとゲールノート 何という幸せ、殿が承知なされた! アリンダール 義務の呼ぶ声に従って、わたしはここを去る。 モラルトとゲールノート 殿の頑なさが、解きほぐれたぞ! アリンダール わたしは、最早躊躇はしないぞ! もう、決して、躊躇はしないぞ! おお、誰に、わたしの痛みを計ることが出来ようか、 妻を見ることがもうできないなんて! グンター 俺の故郷に帰るのだ、 綺麗な娘達のいるところへ モラルト わたしの故郷に帰るのだ、 熱愛するローラの元へ! ゲールノート 俺の故郷に帰るのだ。 俺の貞節なドロッラのもとへ! モラルトとゲールノート おお、何という幸せ、殿が承知してくださった、 殿の頑なさが、解きほぐれたぞ。 (あたりは夜になった。アリンダールが独り残る) アリンダール (独り) いまはもう、永遠に、おまえから離れなければなおらない、 なのに、愛しい妻よ、おまえは姿を見せてはくれないのかい? 愛する夫が別れて行くのに、おまえは口付けの一つも、 一粒の涙さえくれないのかい! おお、残酷な女よ、さらばだ、永遠に、さらばだ! 祖国の為に、わたしは戦いに臨む、 わたしが望むのは、死だけだ! (退場しようとして、体の向きを変えたとたん、急に体の力が抜けたようになり、傍らの岩の上に徐々にくずおれる。) だが、どうして、体から力が抜けてゆくのだ? わたしは、行こうとしているのに、足が言うことを聞かない! 目が塞がってゆく!これは、忍び寄る死なのだろうか? そんな感じがする!さようなら、わたしの愛しい妻、 おまえの夫はこんな風にして死んでゆくよ!ごきげんよう! (彼は眠りに落ちこむ) 場面は素晴らしく美しい妖精の園に転換、背景には輝くばかりの宮殿。リトルネロ*が奏されている間に宮殿から、アダが、煌びやかな妖精の装いで現れる。(*1) アダ なんと切ないないことなの、 さもなければ、尊く美しいものであるはずの あたしの不死が、 こんなに悲しい過酷な運命になるなんて! たった一人のあの人への愛のためになら、 あたしは、不死なんか喜んで手放すのに! だけど、心底あの人のものになるのが、 こんなにも、辛い難しいことだとは! あたしには、嘆くことしかできないの、 そして、自分の運命に涙するだけ! あたしは、あの人を失うのよ、 そして二度と醒めない眠りに就くのよ! (アリンダールが徐々に目を覚ます。) アリンダール ここはどこだ?ああ、なんと心地のよい所へ 美しい夢がわたしを運んでくれたのだろう! やや、夢じゃないか、あれは、わたしの妻では? アダ あたしが分かる?愛しい人、恩知らずね! あたしを置いてゆこうとしたの? アリンダール アダ、おまえにまた逢えたのだろうか? 嬉しくて気が違いそうだ! おまえがまた、すっかりわたしのもとに帰ってくる、 歓びに満ちた幸せがわたしのものになる、 すべての困難や、酷い苦しみを、 おまえの腕の中で忘れるのだ! アダ ああ、そんな風に熱くならないで、 喜んでる場合じゃありませんの! ものすごく辛い、新たな苦しみのことで、 あたしは、今、あなたの前に現れたのよ! アリンダール おお、なぜ苦しみなんだい、おお、なぜ悩みなんだい? おまえは永遠にわたしのものだ、 そして、おまえと共にすべての歓びがあるのだ! アダ 可哀想な人、ほんの束の間の歓びなのに。 その後で、あたしは、アリンダールから 永遠に引き離されてしまうのよ! アリンダール わたしはおまえを絶対に放さないよ 絶対におまえの傍から離れないよ! アダ (心配そうに) あと、たった一日だけ、 そして、あなたは、あたしを見捨てるのよ! アダとアリンダール まだ、あなた/おまえは、わたしの腕の中にいる、 でも、運命があなた/おまえを、わたしから奪ってゆくのだ。 もし、ふたりの愛が運命に打ち勝てぬときには、 永遠の破滅が、わたし達を見舞う! (グンター、モラルト、ゲールノート、コーラスが仲間達とやってくる。) モラルト 目を覚まされよ、アリンダール殿、われ等と共にここから去ろう! これはどうしたことだ?やや、我々は一体何処にいるのだ? グンター あそこに美しい女がいる! ゲールノート 俺は、ここにあるものを、全部知っている! 殿の妻、美しい魔女が、彼をまた虜にした。 もうこれでお終だ、殿はわれらに従われますまい! 合唱 本当に、女神のように美しい! モラルト あんな穏やかな魅力を持つ女がこの世にいようとは! 合唱 あれほどの魅力の持ち主を見た事がある? モラルト 殿の気持ちが分かるというものだ! アリンダール どうしよう、わたしの国へいっしょに帰ると すでに約束してしまったのだ! モラルトとゲールノート あの人の美しさに、目が眩む、 あの頬の輝きのすばらしさ! ゲールノート へっ、こいつは全部まやかしだよ、 あの頬だって、化粧してるに決まってる! アリンダール どうしよう、わたしの国へいっしょに帰ると 約束してしまったのだ! どうやって約束を果たそう! どうやって、ここから離れることができる? モラルトとゲールノート 殿に、われ等と共にここを離れるようになどと 自分にはとても言えない。 全く女神のように美しい人だ! あれほど魅惑的な人を見た事があろうか? あんなに穏やかな魅力を持つ人が居ようとは、 殿の気持ちが分かると言うものだ! アダ どうしよう!もうすぐあたしの苦しみが始まるのよ、 お父様の死を、知らせにくるのよ! (アダの国から妖精たちの祭礼行列がやってくる、先だってファルツァーナとツェミーナがやってくる。 ファルツァーナ あたなたのお父様は 寿命ある人間の運命を甘受なさいました。 ツェミーナ 遠いあなたの王国から あなたの民がやってまいります、 女王になられたあなたに、ご挨拶するために! 合唱 われらの女王様万歳! 美しいアダ様万歳! われらを統治する君主様、 われら臣下の祝福をお受け下さい! (遠くから、忠誠を誓う歓呼が 高らかに湧き上がる) われらの女王様万歳! 美しいアダ様万歳! アダ ああ、こんな歓呼の声など、 決して耳にしたくは無かったのに! あたしの不幸な運命に、 新しい足枷が加えられたようなもの! ツェミーナとファルツァーナ これで彼女は、改めて不死と しっかり結び付けられるのよ。 もし彼女が本気で死のうとすれば、 彼女は自分の王国も失ってしまうのよ。 グンター 俺は、以前に、これほどの大騒ぎを 見たことがあっただろうか? モラルト これは一体何事なのだ、 わたしには、何がなんだかよくは分からん。 ゲールノート こんなのは、全部妖怪の仕業だ だまかしの嘘っぱちだ! アリンダール ねえ、おまえ、言っておくれ、 これは一体何の騒ぎなんだい? アダ あたしを女王って呼ぶのを聞いたでしょ、 その事は、もう判ったでしょ。それ以上は訊かないで! だって、あなたには喜ばしいことに思えるでしょうけど、 あたしには、酷い苦痛以外の何物でもないの! あたしは、また、あなたから離れて行かなければならないの、 あなたは、あなたの国の人たちと一緒に故郷にお帰りなさい! とにかく今は...、永久にって言うわけではないけど! ああ、あなたに全部打ち明けられればいいんだけど! それは、あたしの今の境遇が許さないわ。 アリンダール 教えておくれ、 何時亦君に会える? アダ もうすぐ、明日!つらい再会だけど! アリンダール もうすぐ、明日、あした!なんたる幸せ! アダ わたしに会ったら、あなたは不幸になるのよ! ツェミーナ (そばのファルツァーナにむかって) 知ってるでしょう、彼は今、彼女に誓わなければならないのよ、 絶対に彼女を呪ってはならないって! ファルツァーナ (脇を向いて) 彼、絶対に守れないのよね、 だから、偽りの誓いが彼を破滅に導くのよね! アダ ようく訊いてね、今からあたしの言うことを。 あなたが、明日どんなことを見ようと、 あなたの身に、どんなに恐ろしいことが起ころうと、 どんな災いがあなたに降りかかろうと、 ああ、アリンダール、決して あなたの妻を呪ったりはなさらないでね! アリンダール 何ということを言うんだね、わたしを笑いものにする気かい! アダ じゃ、男らしくなさってね、そして、誓ってくださるのよ。 (慌てて) あっ、誓わないで! アリンダール わたしは、おまえに誓うよ! ツェミーナとファルツァーナ 皆、聞いた?彼、誓ったのよ! モラルトとゲールノート 殿が誓った! アダ (驚愕して背を向ける) 助けて、彼が誓った! モラルトとゲールノート この誓いには、何か恐ろしい 秘密が隠されているらしい! 殿にこの誓いをたてさせた、 人があんなに怯えている! ツェミーナとファルツァーナ 彼はあの子に誓ったのよ、 もう、後に引くことは出来ないわ、 誓いが彼を破滅に導くのよ そして、アダを彼から離なすの。 アリンダール わたしが誓ったことは、 忠実に守られるのだ! わたしが妻を深く愛しているように、 わたしの誓いも、揺るぐことはない! アダ ああ、決して誓うべきじゃなかったのよ、 あの、厳しい恐怖の誓いを! あの人は決して守れないわ そして、そのために、破滅してしまうのよ! 合唱 あなたに向かってわれらの歓呼は響く、 ようこそ、われらの君よ! 高らかに天地に響け 女王を讃える歌よ! 万歳、美しいアダ様!われらの女王様万歳! モラルトとゲールノート いざ、われらと共にお国にお戻りください、 ご自身の王国に戻られるのです、 ここに長居なされていては、 王国も殿の妹御も破滅です! いざ、王よ、われらと共に、 殿の故郷にお戻りください! アリンダール さて、おまえをこの腕から解放せねば、 幸せに満ちた再会の時まで、 おまえへの忠誠の誓いを、わたしは守り抜く。 わたしの身にどんなことが起きようと! ごきげんよう、わたしの妻よ、 わたしは永遠におまえへの忠誠を守り抜く! ツェミーナとファルツァーナ さあ、彼の腕をふりほどくのよ、 あなたの民は、あなたの戴冠を待っているわ! 民の表敬に答えるのを、 これ以上待たせることは無いわ! さ、いらっしゃい、 さぁ、アダ、あたし達と一緒に、 歓びの宴に加わりましょう! アダ そう、あなたを、わたしの腕から開放するわ、 まもなく、また会う時がくるのよ。 ああ、あなたの誓いを守ってくださいね、 さもなければ、あたし達は二人共滅びてしまうのよ! ごきげんよう、あたしのアリンダール! 永遠に、忠誠を守ってくださいね! アダを、凱旋車が連れ去ってゆく。 ERSTER AKT Feengarten. Chor der Feen, unter ihnen Farzana und Zemina. Ballett CHOR Schwinget euch auf, schwinget euch nieder, glücklicher Feen zarte Gestalten! Denn unvergänglicher Schöne nie verblühender Hauch durchweht die herrlichen Welten, atmet froh dieser Kreis. Farzana und Zemina treten hervor FARZANA Warum, Zemina, seh ich dich so traurig? ZEMINA Soll ich, wie du, mich dieser Feste freun, da ihre Zier für immer bald verschwunden? FARZANA Schon für verloren hältst du unsre Ada, weil sie, um den verweg nen Sterblichen, dem sie in toller Liebe zugetan, für immer zu besitzen, freiwillig der Unsterblichkeit entsagt? ZEMINA Du weisst, dass sie noch sterblich werden kann, da sie entsprossen zwar von einer Fee, ein Sterblicher jedoch ihr Vater ist. FARZANA Doch weisst du auch, was ihr und ihrem Gatten vom Feenkönig auferlegt? Glaub mir, nicht kann s der Sterbliche erfüllen, Und Groma selbst, der Zauberer, sein Freund soll weichen unsrer Macht, und dann kehrt Ada ewig uns zurück! ZEMINA Lass uns vereint dann streben, sie zu retten! ZEMINA und FARZANA Ihr Feen all! Ihr Geister all! Vernehmt, was wir verlangen! Die Feen und Geister versammeln sich um beide Reicht Hilfe uns zu unsrem Werk! Den Sterblichen zu trennen von der geliebten Fee! CHOR Wir geben Hilf und Beistand euch! Unsterblich soll sie bleiben! FARZANA und ZEMINA Reicht Hilfe uns zu unsrem Werk, den Sterblichen zu trennen von der geliebten Fee! CHOR Wir helfen euch bei eurem Werk, den Sterblichen zu trennen von der geliebten Fee! Alle ab. Verwandlung Wilde Einöde mit Felsen. Gernot kommt von der einen, Morald und Gunther von der anderen Seite GERNOT Was seh ich? Morald, ihr, und Gunther, du? MORALD Wie, Gernot? GUNTHER O komm in meine Arme! GERNOT Was Teufel, sagt, wie kommt ihr doch hierher? GUNTHER Erzähle du, wie dir s ergangen ist. MORALD Ja, Gernot, melde eilig mir, wo ist dein Herr, wo Arindal? Von unsrer Heimat komm ich her, wo alles traurig ich gelassen. Der greise König starb dahin aus Gram um den verschwund nen Sohn. Der wilde Murold, unser Feind, verwüstet fürchterlich das reich, begehrt die Schwester Arindals, die heissgeliebte teure Lora! Das einz ge Mittel ist geblieben Ihn, der jetzt König ist, zu suchen, und dazu bot Groma uns die Hand, er, der seit alten Zeiten her Beschützer ist des Königstamms; er lehrt uns, Arindal zu finden. Doch sage du, was ist geschehn? GUNTHER Erzähle, Freund, erzähle uns! GERNOT Nun denn, so hört mir beide zu! Ihr wisst, schon ist s acht Jahre her, dass ich mit Arindal verschwand. Zum Jagen zogen wir hinaus, und schon begann die Nacht zu dämmern, als eine Hirschin sich uns zeigte, so schön, als nimmer man gesehn. Der jagte Arindal nun nach mit unermüdlichem Bestreben, und als er nimmer sie erreichte, gelangten wir an einen Fluss, in dem die Hirschin uns entschwand. Verzweiflungsvoll stand Arindal, bis eine Stimme wir vernahmen, die mit entzückend holdem Klang den König mächtig nach sich zog. Da sprang er plötzlich in die Fluten, und ich, als treuer Diener, nach. GUNTHER Unglaublich! MORALD Fahrt fort, mein Freund! GERNOT Vor Schrecken wär ich fast gestorben; doch als ich endlich mich gefasst, war ich in einem schönen Schloss, und Arindal lag hingegossen zu eines schönen Weibes Füssen. Sie sprach zu ihm hinabgewandt "Ich liebe dich, wie du mich liebst, doch eh ich ganz dein Eigen bin, hast du noch viel zu überstehn. Vor allem magst acht Jahre lang du nimmer fragen, wer ich sei!" Trotz meinem grössten Widerstreben ging Arindal das Bündnis ein! Wer sie getraut, ich weiss es nicht, doch schon zwei Kinder zeugten sie. Acht Jahre flossen so dahin, und ob ich schon nach Haus mich sehnte, lebt ich in Freud und Herrlichkeit, bis gestern der verliebte Prinz, von heftiger Begier getrieben, in seine Gattin drang, zu sagen wer und woher sie sei. Da hörten plötzlich Donner wir erschallen verschwunden war sie, und mit ihr das Schloss und ihre Dienerinnen. In diese öde Felsengegend sind wir versetzt, und Arindal sucht in Verzweiflung seine Gattin. GUNTHER O Wunder über alle Wunder! GERNOT Doch, saget endlich denn auch mir lebt meine liebe Drolla noch? GUNTHER Sie lebt und weinet oft um dich! MORALD Und dass du bald sie wiedersiehst, muss Arindal mit dir uns folgen! GERNOT O seht, dort naht er schon! Wie ein Besess ner sieht er aus! MORALD So eilen wir von hier hinweg, und du, verschweig ihm unsre Gegenwart! indem er mit Gernot und Gunther abgeht... Denn wisse Groma lehrte uns wie wir von hier hinweg die letzten Worte hinter der Bühne... Arindal kommt ARINDAL Wo find ich dich, wo wird mir Trost? Entflohn bist du, und all mein Glück mit dir! In jede Gegend, in jeden Raum hab ich mein spähend Auge gerichtet; in jedes Tal, in jede Höhe drang meiner glüh nden Sehnsucht Seufzer! Weh mir, vergebens all Bemühen! Die Wildnis tönt von ihrem Namen, das Echo spottet meiner Qual, nur " Ada! Ada! " ruft es aus! Und keine Antwort nennet " Arindal "! Dein auge leuchtet mir nicht mehr! Dein Busen, ach, erwärmt mich nicht! Kein Kuss stillt meiner Lippen Durst! Dein Arm umfängt mich nimmermehr, nur Todeskälte haucht mich an! Weh mir! War alles denn ein Traum? Wo bist du, ach, wo bist du, wo weilst du fern von mir? Wohin send ich den Blick, der dich erreichen soll? Bei dir ist meine Sonne, bei dir allein ist Leben, doch fern von dir ist Tod und grausenvolle Nacht. Ach! Lass mich das Leben finden, lös mich von Todesangst! Wo bist du, ach, wo weilst du, wo weilst du fern von mir? O ende meine Qual, und nimm mich auf zu dir! Gernot kommt und betrachtet Arindal GERNOT Da steht Ihr nun, so recht bejammernswert! Was wird wohl all das Klagen euch noch helfen? Verlasst den Ort, und folgt zur Heimat mir! ARINDAL Ich sollte meine Gattin lassen? Schweig! GERNOT Ihr Eure Gattin? Liess sie Euch nicht sitzen? Sie war so lang für Euch, als ihr s beliebte; jetzt, da sie Eurer satt, läuft sie davon! ARINDAL Welch albernes Geschwätz! GERNOT Mit einem Wort, die, die Ihr Gattin nennt, ist eine Hexe, so eine alte böse Zauberin! ARINDAL Sei still! GERNOT Deshalb verliesst Ihr Reich und Land, weil Ihr in eine Hirschkuh Euch verliebt? ARINDAL Du Lästermaul! GERNOT Ja, wie Ihr sie nachher gesehn, das war nur Lug und Trug! ARINDAL O diese Schönheit also zu verhöhnen! GERNOT O welche Schönheit! Nächstens seh ich Euch wohl selbst mit einem stattlichen Geweih! ARINDAL Du reizest meinen Zorn! GERNOT Auf einen Hirsch darf ich nun nicht mehr jagen, denn wer steht dafür, dass so nen König ich erlege? ARINDAL Halt ein, du frecher Bursch! Zu meiner Qual kann deiner Scherze Rohheit nimmer passen! GERNOT Habt von der Dilnovaz Ihr schon gehört? ARINDAL Was soll dies hier? GERNOT Hört zu, ich will s erzählen! Arindal sinkt erschöpft auf einem Felsenblock Romanze War einst ne böse Hexe wohl, Frau Dilnovaz genannt, die war so hässlich und so alt, als es nur je bekannt! Doch trug sie einen Ring am Finger, der machte jung und schön, als hätte man in seinem leben nicht Schöneres gesehn. Sie kam zu einem König so, betört ihn allzumal; er machte sie zur Königin, er nahm sie zum Gemahl! Er war so blind in sie vernarret, dass er nicht hört und sah, und dass er nimmermehr gewahrte, was um ihn her geschah. Einst traf er sie in fremdem Arm in arger Liebesglut; da zog er seinen Degen schnell und hieb nach ihr voll Wut! Doch traf er nur den kleinen Finger, an dem sie trug den Ring; da sah er bald in der Geliebten ein altes hässlich Ding. Gunther kommt in der Gestalt eines alten, ehrwürdigen Priesters, indem er seine Maske durch gravitätischen Gang und Gesang begleitet. GUNTHER Arindal! ARINDAL O welch ehrwürdige Gestalt! Sag an, wer bist du, was begehrst du? GUNTHER O welcher Schelmenstreich! Wer mag den Schalk erkennen? Den heiligen Priester nennt man mich und Liebe treibt mich her zu dir! ARINDAL Ich staune! Rede, heilger Greis! GERNOT Ich möcht ihn selbst für heilig halten! GUNTHER O König, du bist übel dran, von einem bösen Weib umstrickt! Ich kam hieher, dich zu ermahnen, aus ihren Banden dich zu retten mit grossen Pathos Wer sich für immer ihr ergibt, fällt ab von Gott und seinem Reich! ARINDAL Entsetzlich! Was muss ich vernehmen! GERNOT Was macht der Kerl für schöne Worte! GUNTHER Du siehst die wilden Tiere wohl, die sich in diesen Klüften bergen! Sie waren Menschen einst, doch jetzt sind sie von diesem Weib verdammt. Folgst du mir nicht sogleich von hier, droht gleiches Schicksal dir! GERNOT Ihr wisst, ihr wisst! Das Hirschgeweih! ARINDAL O Himmel, wär es möglich, ich sei von ihr getäuscht? GERNOT Haha! Das ist zum Lachen, solch närrischer Betrug! GUNTHER Wirst du sogleich mir folgen, sollst du gerettet sein! Wenn du noch länger zögerst, so musst du untergehn. ARINDAL So soll ich ihr entfliehn, die ich so heiss geliebt. Indem Arindal von Gunther fortgezogen wird, wird dieser unter Donner und Blitz plötzlich wieder in seine eigene Gestalt verwandelt. Was seh ich! Gunther du? GERNOT Was Teufel! GUNTHER O weh! Was ist mir geschehn? GERNOT Nun ist der ganze Spass vorbei! ARINDAL Welch unerhörte Freveltat, so jämmerlich mich zu betrügen! O dank, geliebte Ada, noch liebst du sicher mich! Den Trug seh ich vernichtet, durch deiner Liebe Macht! GERNOT Nun ist schon halb verloren die gutgemeinte List! Er bleibt bei seinem Sinne und folgt uns sicher nicht. Die Dämmerung ist eingebrochen Morald tritt auf, in der Gestalt von Arindals verstorbenem Vater. MORALD Arindal! ARINDAL Gott, was erblick ich! Dort mein Vater! Welch neue Täuschung findet statt? GUNTHER und GERNOT Wie täuschen ist das Wesen, die Gestalt! ARINDAL Sag an, bist du mein Vater nicht? MORALD Dein Vater bin ich nimmermehr, ich bin nur deines Vaters Geist! Ich starb dahin aus Gram um dich, da ich dich für verloren hielt! ARINDAL Hier waltet keine Täuschung mehr! O Gott, mein Vater ist dahin! GUNTHER und GERNOT Mich fasst fürwahr ein Grausen an, so ähnlich sieht er seinem Vater! MORALD Als Geist komm ich, dich zu ermahnen, dieweil dein Reich in arger Not! Der wilde König Murold fiel nach meinem Tod in unser Reich; verwüstet ist es rings umher, nur eine Stadt ist noch geblieben; sie wird von deiner Schwester jetzt mit ihrer letzten Kraft beschützt, derweil du in verliebtem Wahn dem trägen Müssiggange fröhnst! ARINDAL O, welch entsetzliches Geschick! Dein Vorwurf, Vater, trifft mich schwer! GUNTHER und GERNOT Wie s ihn ergreift Nur zu! Nur zu! MORALD Darum verlasse diesen Ort und folge mir nach deinem Reich! Dein Arm gebricht dem Vaterland und deine Schwester ruft zu dir! ARINDAL O Himmel, wär es möglich? Mich trifft so schwer Geschick! MORALD Wirst du sogleich mir folgen, so rettest du dein Reich! Wenn du noch länger zögerst, muss alles untergehn! ARINDAL So muss ich sie verlassen, mich ruft die harte Pflicht! GUNTHER und GERNOT Dies wird ihn wohl erweichen, er folgt nun sicher uns. Als Arindal im Begriff ist, Morald zu folgen, wird dieser unter Donner und Blitz plötzlich wieder in seine eigene Gestalt verwandelt. ARINDAL Wie? Morald? Wiederum Betrug? GUNTHER und GERNOT O weh! Auch ihm ist es missglückt! Nun ist der ganze Spass vorbei! ARINDAL O, Morald, teurer Freund, auch du verspottest mich durch solchen Trug? MORALD O Herr verzeih! Die beste List ist jetzt durch fremde Macht vereitelt. Erzürne nicht, und lass als Freund zum teuren Freunde jetzt mich sprechen! ARINDAL So ist es wahr, mein Vater starb? MORALD Aus bittrem Kummer über dich. ARINDAL O hartes Schicksal! Wehe mir! MORALD Was ich in jener Truggestalt von deiner Heimat dir gemeldet, sei jetzt von deinem Freunde dir als schlimme Wahrheit wiederholt! In Trümmern liegt das schöne Reich! ARINDAL Genug, halt ein! Ich folge euch! Ach, was allein zurück mich hielt, ist mir für ewig ja entschwunden! Geht denn beiseit und pflegt der Ruh, ich folge morgen euch von hinnen! MORALD und GERNOT O welches Glück, er willigt ein! ARINDAL Hinweg von hier ruft mich die Pflicht! MORALD und GERNOT Sein starrer Sinn hat sich erweicht! ARINDAL Ich zögre länger nicht! Ich zögre länger nun nimmermehr! O, wer ermisset meinen Schmerz, ich soll die Gattin nicht mehr sehn! GUNTHER Nach meiner Heimat ziehe ich, zu unsren hübschen Mädchen hin. MORALD Nach meiner Heimat ziehe ich, zur heissgeliebten Lora hin! GERNOT Nach meiner Heimat ziehe ich, zu meiner treuen Drolla hin! MORALD und GERNOT O welches Glück, er willigt ein, sein starrer Sinn hat sich erweicht! Die Nacht ist eingebrochen. Arindal bleibt allein zurück. ARINDAL allein So soll für immer ich nun von dir scheiden, und du, geliebte Gattin, zeigst dich nicht? Nicht einen Kuss, nicht eine einz ge Träne hast du für deinen scheidenden Geliebten! O Grausame, leb wohl, leb ewig wohl, zum Kampfe zieh ich für mein Vaterland, und meine Hoffnung ist allein der Tod! Indem er sich zum Abgehen wendet, fühlt er sich plötzlich ermattet und sinkt allmählich auf einen Stein nieder. Doch was bemächtigt meiner Glieder sich? Ich will hinweg, doch weigert sich mein Fuss! Mein Auge sinkt! Ist dies der nah nde Schlummer? Ich fühl s! Leb wohl, mein Lieb, dein Gatte scheidet so! Ade! Er entschlummert. Die Szene verwandelt sich in einen reizenden Feengarten. Im Hintergrunde ein glänzender Palast. Ada tritt während des Ritornells aus dem Palaste im reichsten Feenschmuck. ADA Wie muss ich doch beklagen, was sonst so hehr, so schön zu traurig hartem Lose wird mir Unsterblichkeit! Weil ihn allein ich liebe, gäb ich so gern sie hin! Doch ganz ihm zu gewinnen, wie ist s so hart, so schwer! Mir bleibt nun nichts als klagen und weinen um mein Los! Ihn werde ich verlieren, um ewig tot zu sein! Arindal erwacht allmählich. ARINDAL Wo bin ich? Ach, in welche sel ge Räume hat mich ein schöner Traum wohl hingeführt! Und dort, ha, träum ich nicht, ist meine Gattin? ADA Erkennst du mich? Geliebter, Undankbarer! Du wolltest mich verlassen? ARINDAL Ada, dich seh ich wieder? Übermass von Wonne! Mir wird das freudige Glück, dich wieder ganz zu besitzen, all schweres, bitt res Leid in deinem Arm zu vergessen! ADA O dämpfe deine Glut, gebiete dem Entzücken! Zu neuer, herber Qual bin ich dir jetzt erschienen! ARINDAL O warum Pein, o warum Qual? Du bist für immer mein, und jede Lust mit dir! ADA Unglücklicher! Nur kurze Zeit, für ewig dann getrennt bin ich von Arindal! ARINDAL Ich lasse dich nimmermehr und weiche nie von dir! ADA mit Angst Nur noch ein einz ger Tag, und du verlässest mich! ADA und ARINDAL Noch halt ich dich in meinen Armen, doch dich entreisst das Schicksal mir. Verderben wird uns beiden drohen, Wenn unsrer Liebe Macht nicht siegt! Gunther, Morald, Gernot und der Chor ihrer Gefährten kommen. MORALD Auf, Arindal, komm jetzt mit uns von hinnen! Was seh ich? Gott, wohin sind wir versetzt? GUNTHER Und dort, das schöne Weib! GERNOT Ich kenne alles! Sein Weib, die hübsche Hexe, hat er wieder; nun ist s vorbei, er folgt uns sicher nicht! CHOR Fürwahr, welch göttlich schönes Weib! MORALD Solch milden Zauber sah ich nie! CHOR Sah ich wohl je so hohen Reiz? MORALD Ich kann den König wohl begreifen! ARINDAL Weh mir, schon hab ich es versprochen, nach meiner Heimat mitzugehn! MORALD und GERNOT Wie blendet ihre Schönheit mich, wie ihrer Wangen holdes Licht! GERNOT Ach, das ist alles ja nicht echt, und ihre Wangen sind geschminkt! ARINDAL Weh mir, schon hab ich es versprochen, nach meiner Heimat mitzugehn! Wie soll ich mein Versprechen halten! Wie kann ich fort, wie soll ich los? MORALD und GERNOT Den König wag ich kaum zu mahnen, dass er von hier uns folgen soll. Führwahr, welch göttlich schönes Weib! Sah ich wohl je so hohen Reiz? So milden Zauber sah ich nie, ich kann der König wohl begreifen! ADA Weh mir! Schon naht der Anfang meiner Leiden! Man kommt, des Vaters Tod mir zu verkünden! Ein festlicher Zug von Feen aus Adas Reiche tritt auf, vor ihnen her Farzana und Zemina. FARZANA Dein Vater hat das Los der Sterblichen geteilt. ZEMINA Aus deines Reiches Fernen strömt alles Volk herbei, zu grüssen dich als Königin! CHOR Heil unsrer Königin! Heil, schöne Ada, dir! Gegrüsset sei als Herrscherin von deines Volkes Schar! Von fern ertönt der Jubel unsrer frohen Huldigung. Heil unsrer Königin! Heil, schöne Ada, dir! ADA O hätt ich diese Jubels Klänge wohl nimmermehr gehört! Ich fühle nur die neue Fessel an mein unselig Los! ZEMINA und FARZANA Dies fesselt sie mit neuen Banden an die Unsterblichkeit; denn will sie wirklich sterblich werden, verliert sie auch ihr Reich. GUNTHER Hab ich wohl je etwas gesehen, was diesem Treiben gleicht! MORALD Was soll ich wohl von allem halten, ich kann mich fassen kaum. GERNOT Das ist nur alles toller Spuk, Betrug und Heuchelei! ARINDAL Sag, meine Gattin, mir was soll dies Treiben all? ADA Du hörst mich Königin wohl nennen, dies wisse denn, doch frage nicht! Denn das, was Freude dir erscheint, wird mir zu schwerer Pein! Ich muss von dir jetzt wieder fort, du folg den Deine in dein Land! Für jetzt... wenn nicht für immerdar! O, könnt ich alles dir vertrauen! Doch dies verbietet mein Geschick. ARINDAL So sprich! Wann sehe ich dich wieder? ADA Schon morgen! Bittres Wiedersehn! ARINDAL Schon morgen, morgen! Welches Glück! ADA Zu deinem Unglück siehst du mich! ZEMINA beseite zu Farzana Du weisst, er muss ihr jetzt schwören auf keinen Fall sie zu verfluchen! FARZANA beiseite Doch da er s nimmer halten kann, so muss der Meineid ihn verderben! ADA Vernimm denn, was ich dir verkünde was du auch morgen sehen magst, was dich für Schrecken auch bedrohn, was dir für Unheil auch begegne, o Arindal, lass nimmer dich so weit verleiten, mich, deine Gattin, zu verfluchen! ARINDAL Was höre ich, du spottest mein! ADA Sei standhaft dann und schwöre mir s, schnell ach, schwöre nicht! ARINDAL Ich schwöre dir s!" ZEMINA und FARZANA Habt ihr s gehört? Er hat geschworen! MORALD und GERNOT Er schwur! ADA wendet mit Entsetzen sich ab Weh mir, er hat geschworen! MORALD und GERNOT Ein schreckenvoll Geheimnis verbirgt wohl dieser Schwur! Die ihn dazu vermocht, steht jetzt geängstet da! ZEMINA und FARZANA Er hat es ihr geschworen, und kann nicht mehr zurück; der Schwur bringt ihm Verderben und trennt von Ada ihn. ARINDAL Was ich beschworen habe, sei treulich auch bewährt! So wie ich heiss sie liebe, bleibt heilig auch mein Schwur. ADA O hätt er nie geschworen, den harten Schreckenseid! Er wird ihn nimmer halten und durch ihn untergehn! CHOR Dir tönet freudig unser Jubel, als unsre Fürstin sei gegrüsst! Es schall hinauf in alle Räume der Preisgesang der Königin! Heil, schöne Ada, dir! Heil unsrer Königin! MORALD und GERNOT Auf, komm mit uns nach deinem Lande, zu deinem Reiche kehre heim, lässt du noch länger hier dich halten, muss Land und Schwester untergehn! Auf, König, folge uns nach deiner Heimat hin! ARINDAL So lass ich dich aus meinem Armen bis zum beglückten Wiedersehn; ich schwur dir Treu und will sie halten und sollt ich druber untergehn! Leb wohl, du mein Gemahl, ich bleibe ewig treu! ZEMINA und FARZANA So reisse dich aus seinen Armen, das Volk will dich gekrönet sehn! Lass länger nich zurück dich halten, der Huldigung entgegengehn! Auf, komm! Auf, Ada, folge uns zum frohen Feste hin! ADA So lass ich dich aus meinen Armen, wir werden bald uns wiedersehn; o mögest deinen Schwur du halten, sonst musst du mit mir untergehn! Leb wohl, mein Arindal, und bleibe ewig treu! Ada wird in einem Triumphwagen davongezogen. All rights reserved © Kimiyo Wagner,Richard/Die Feen/II